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ガンダムSEEDディスティニー 47~49話 [アニメ]

ガンダムSEEDディスティニー47~49話感想になります。
改めて、ミーアという少女を見てみると・・
この頃の女の子って、自分の憧れる人物に対する依存度って、こうまでに強いものだったろうか・・
自分の時はどうだったろう・・・
と、哀れなミーアを見ていて凄く思います。
だって、自分は自分であって、他人になった地点で自分ではなくなる・
そのことの意味なんて、理解していないんだろうな・・・
どんなに他人になりすましても、愛され慕われているのは自分じゃない・・
そのことに気づいたときのむなしさって、彼女が想像する以上のことで・・
だからこそ、彼女はその事実から目をそむけた・・・
その結果が、この悲しき結末なのです。
恋は盲目・・という言葉そのものというべきでしょうか・・。
自分には自分の魅力があって、それを研くのが人の生きる道なのです
他人の生きざまなんて、所詮真似事であり意味なんてないもので・・・。
参考にするのは良いし、素敵な人のようになりたいからと学び真似してしまうのはよくあることですが・
その人に成り代わることには何の意味もない。
徐々にラクスとしての活動をし始めればし始める程に、ミーアはミーアの色合いが濃くなる。
そのことに、彼女は気づいていない。
というか、テンションや感情が深くなっていけばいくほどに、女子高生らしく浮ついた思考回廊や、声のトーンになっていく度に、彼女の愚かさが浮き彫りにされていって・・
本当、他人に言われたことを何の疑いも抱くことなく、行動するだけの生き方に責任はなくって・・
そんな生き方程に楽なものはないんですよね・・。
彼女はきっと、これが自身の夢だと、夢を叶えられているのだと誤解している様が痛々しくて・・
けれど、憎めないのは皆からの愛情、そして皆への思い・・
彼女の中にある優しさは幼く、拙くともちゃんと存在している・・
きっと、デュランダルの手に落ちなければ彼女は、もっと素敵で純粋で優しくイイ子になっていただろうな・・・。
と、思わずにはいられません。
戦争は大変だ・・・なんて、彼女はいうけれど、本当に大変だと思うのならば・・
本当の大変さを理解していれば、大変だ・・なんて言葉には出来ない・・・
むしろ難しくて、辛くて苦しい・・・という言葉が最初に出てきそうというか・・
言葉では表現できないかもしれません・・
何故人々は議長の言葉に耳を傾けないのか・・・
戦争は何故終わらないのか・・
それは、人にはそれぞれの思いがあるからこそ、ミーアが思う程に、それらを一つにまとめることは簡単なことじゃない、並大抵のことじゃない。
そして、許せない、や、悲しい、そんな感情のままに流されているようでは、ミーアの言葉はずっと、ずっと議長の掌で殺転がされ続けていた・・。
そして、世界を動かしているのではミーアではない。
だって、彼女は彼女の考えにより発言しているわけじゃない、他人の言葉をただそのまま行動に移すだけでは自分の言葉にはならない。
自分の言葉というのならば、そこに疑問を浮かべなきゃ駄目なのです。
そんなことないと、アスランの議長は危険だという言葉を頭ごなしに否定しているだけじゃダメなんです。
後で気付いて後悔したって遅い・・。
後にならなければ気づけないことだってあるだろうけれど、後になって気づく前に気づくことだってできたのです
本当、あの時、アスランがミーアにこんなバカげたことはやめろと、もっと早くいっていれば、もっと違った結果になっていたでしょうに・・・。
そんなミーアの純粋なまでの愚かさに、ラクスは美しき涙を零すのです。
ほとんどみずしらずの娘だけれど、かりにも、彼女に憧れ、彼女になりそうまそうとした娘です。
まったく感情が揺れない方がおかしいのかもしれません。
そして、そんな悲しみの中、議長の侵略による発言は、どんどん膨張していきます。
そんな議長の言葉に、国は、人々はわけがわからず、戸惑い故に緩慢な動きになっていく・・。
人は、戦ってはいけない生き物だけれど、同時に戦わなければ生きていけないものでもある。
そう、不必要な戦いはさける。
さけて通ることの出来ない戦いには立ち向かわなければならないものもある
そして、それが、今まさにその時であり、カガリやラクスはたちは立ち上がる。
だって、生きるだけの人形になることなど、彼らは望んでいないのですから・・
そして、本当に戦場をかけるラクスの堂々たるした姿・・・
戦闘をやめ、道をあけなさい。
こんなことは無意味なのです、下がりなさい・・
と、いってみせては、戦場をかける戦士の足を一瞬でも戸田お間らせてしまう・・
そんな人の導き手となるべき凛とした佇まいにほれぼれとさせられちゃいます♪
そして、レイのどこまでも盲目的な姿・・
彼はラクス達のことを言葉の通じない人間だというけれど、彼らの言動に疑問を抱か公としなかった貴方も同じく人の話気功としていないじゃん・・
自分たちに反発するものはすべ悪だと頭ごなしにいってみせる君の行動は正しいのか?
と、思わずにはいられない・・
勿論、普通ではない身の上だからこそ、思う気持ちも色々あるのでしょうけれど、だからといって何をしても良いというわけではなく・・
結局は、互いに互いのエゴをぶつけあうのが戦争なんじゃないか?
なんて、レイの言い分聞いてると思わずにはいられません。
レイと議長の戦いは、国を守るものではなく、己が欲望をみたそうとしているだけなのでは・・
て、戦争ってのは、そういうものかもしれないのですが・・
そんな議長達とは違い、キラやクラディス館長の思いは、ただ、目の前の無意味な戦争を終わらすことだけ・・
思いが同じだからこそ衝突することもあるのかもしれません・・。
そして・・・
戦争で分かり合えぬ者たちが刃を向け合うと共に、分ちあえる者同士が手を取り合い一つの目的へと進んでもいき・・
けれど、そんな彼らの目の前に現れた化け物はとんでもない怪物で・・・
そして・・
そんな脅威を見せつけた上で、議長ははっきりいったのです。
消えてもらおう、ラクスクライン・・
と・・
まあ、それって、平和でもなんでもないですよね。
平和を求める人間を消そうと悪事をあたらいて、何が平和のためか・・
な~んて思いつつも・・
ガンダムSEEDディスティニー後2話で終わりです!!!
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ハートのアリス 全3巻 三浦ひらく [漫画]

ハートのアリス全3巻 三浦ひらく
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この方の作品は、(愛×野獣(らぶわんこ)でごひいきさせて頂いている作家様ですが・・
久々のビンゴ作品です♪
別にレディコミ本ならなんでもいいわけじゃない、内容のあるものなら、少女漫画だろうが、青年誌だろうが少年漫画でも、何でもいい~
という読者ですので・・
近年のレディコミ本の内容なし、ご都合主義ゆえのご都合展開、読者置いてきぼり~な内容に、買わなきゃよかった~という作品の多さに、あれ?三浦ひらく先生、どうしちゃったの?
と、思っていた所でので・・
おお、レディコミじゃなくて普通に内容のある少女漫画もかかれるんだ~
と、ちょっと新鮮な感動による出会い~でしたので、凄く嬉しいです♪
ラストの終わり方はご都合主義といえばそうかもしれませねんが、少なくともキャの感情表現&感情移入にいたっては凄く満足度の良い作品ではないかな・・
と、思います♪
内容は・・
自分がどこの誰かもわからい少女・・
そんな彼女にアリスと名前を与えてくれら青年、御曹司ヴィンセント。
身よりのわからない彼女に、家での生活を与えてくれて、何の不自由もなく幸せに瀬克させてくれる彼に、何か恩返しがしたいけれど、何時もその好意は失敗して・・
そんな日々の生活の中、ふと浮き上がった不安・・
彼の背中へと、彼を引き留めようとする不思議な声・・
自分にはわからない出来事・・・
この出来事も、彼なら何か知っているのかな?
彼は私のことをよくしてくれるけれど、自分は彼のこと何も知らない・・
そんな思いにかられ、時折引き籠り状態になる彼へのアトリエへと、こっそり忍び込んだことで知ってしまった真実。
彼女は人ではない・・
彼にとって特別な存在・・。
君は、何も出来ないんじゃない、まだ何も知らないから、これから沢山知って覚えていく段階なのだと・・。
ゴメンなさいよりも、有難うの言葉を・
君の体はからっぽだけれど、それには意味がある・・・
沢山の思い出を・・
アリスが生まれた理由を記憶するだめかもしれない・・
と、彼女に語り、教えてくれる。
それは何?
覚えのない記憶・・
それは、まだ何かわからない。
けれど、暖かくてどこかひきつけられる何か・・
そんなことを感じながら、ある女性の存在をきっかけに、彼女の中で何かが変わっていきます。
今までとは違う、胸があつくて、それでいてちくちくするような、不思議
心臓の代わりにには、暖かな心が・・
彼にとっての彼女の存在は何?
自分はヴィンセットにとってどんな存在なの?
そんなことを思うようになります。
外の世界にふれ、彼女にはない人の命の最後と、そこから生まれる悲しいという感情・・
人が死んだら、その心はどこへいくのか・・
人は一人じゃない、大事な人に二度と会えなくても、心の中の思い出があればいつでも一緒だと・・
悲しくて仕方がなくて、涙が出た後は、その悲しみに勝つために必ず笑って・・。
そんな暖かくも力強いメッセージ・・・。
そして、とある出来事からふと彼女の中からあふれ出した記憶・・
その記憶は、あるはずのないもの・・。
だって、彼女のその記憶は、ヴィンセントが密に想いを寄せていた少女の記憶のはずで・・。
だからヴィンセントは少し混乱する・・
同じ顔で同じ言葉・・
彼女はアリスであり、彼女の変わりなどではなくて・・
ヴィンセントと一時的に離れることになったアリスは、そこで又色々学んでいきます。
自分に出来ること、ヴィンセントに守られているばかりだった彼女が、誰かのために何かをしてもらえた有難うの言葉。
人って、守られてばかりじゃ強くなれない
ヴィンセントの傍を離れて、新しい環境で、新しい人と新しい生活をすることで、アリスはどんどん成長していきます
純で無垢で、でも何も知らないわけでもないし、何も出来ないわけじゃない、目の前のことに一生懸命な女の子・・。
そんな彼女と、や無負えず共に生活をしていくうちに、心惹かれていくのも不自然なことではなくて・・♪
そうしてアリスは、とうとう真実を・・
記憶を一つ一つ取り戻していきます。
彼女そっくりの少女と、アリスの関係・・
そして、ヴィンセントとアリスの・・
彼女の体はからっぽで心臓はないけれど、変わりに小さく脈打つ心があるがある。
トクン、トクンと、心臓のように音がして、その時はきまってヴィンセントのことを思っている時・・・。
好きという気持ちを教えてくれた証拠・・・。
今の自分は空っぽじゃない、昔の記憶も、貴方がくれた新しい記憶でいっぱいにつまってる。
もう、一人でたてるから・・。
だから、今度は私が貴方を守る・・
そんな思いからとった、アリスの行動・・
そして、その後に語られたアリスと、アリスと同じ顔をした少女の関係・・。
それら全てを知った後、奇跡が終わって、ハッピーED!
という感じでしょうか~
5つ☆評価にすると・・

☆☆☆☆☆作画
☆☆☆☆☆キャラクター
☆☆☆☆☆物語構成
☆☆☆☆☆感情移入
☆☆☆☆ ファンタジー
☆☆☆☆☆ホノボノ
☆☆☆☆ 成長物

という感じでしょうか~
本当、最近の漫画って編集者の希望によるものなのか、作者さんのせっかくの持ち味を殺してしまう会社が多いのかな・・
同じ作者様でも、同じ会社でも・・・
きっと、編集者が変わってしまえば作品の持ち味も変化してしまうのかな
と、ますますレディコミ本の新刊購入~というのは本当に難しくなったものだな~と、思いました。
勿論、そういうレベルのレディコミが多いので、レディコミの新刊購入は、ここ数年していませんけれどね。
中古でまずは購入して様子見といいますか・・。
100円で満足するものもあれば、100円のお買い物でも満足できない~
という物が多い今日この頃・・
なので、出来れば中身のちゃんとしたレディコミ本を作って欲しいですね~
何時から、レディコミ本はお子様向けの作品になったんだ?
と、最近本気で思います・・
て、これはれでぃこみではんく、普通の少女漫画ですが、この方はどうしてもレディコミ作家~なイメージなので、つい、こんな語らいになってしまうのですが・・・(笑)
最近は本当にイチャラブ漫画ばかりで・・
よくもまあ、同じようなネタ作品が売れるものだな・・
なんて思います。
本当、今回のような作風にてレディコミ本作って欲しいかな~
な~んて・・♪
本当、中古だけど、安い値段ではなかったので・・
それでも、満足のいく内容、お買い物でしたので、本当に良かったです♪
私の欲しがる作家様って、少女漫画にしろレディコミにしろ、なかなか店頭購入~てのが難しいので、本当、思い切った買い物ができて良かったです♪
ネット上の評価だけじゃなく、直接読んでみなきゃわからないですね♪
と、改めて思う今日この頃です♪
タグ:少女漫画
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偽りのフレイヤ 4巻 [漫画]

偽りのフレイヤ4巻の感想です♪
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本当の勇気や強さを持つ人って、いつ、いかなる時でも輝きを失わない・・・
人に光や希望を与え、同時に失う傷みに涙を流す・・・
悲しさ、辛さ、喜び、幸せを経験しているから、フレイやは少女でありながらも王子として立ち上がり皆をひきつけることが出来るのだろう・
けれど、その光を支えるのは、一人の少年・・
本当の彼女を誰よりも知っている、唯一無二といってもいい存在・・
勿論、その思いは恋心というよりは家族的な意味合いが強いように思えるけれど・・
互いに戦で傷つき、ボロボロの姿での再会は、恋人たちの甘い雰囲気のシチュエーション・というよりも、もっと深い繋がりがあるように感じてならない・・
愛って、何も恋愛だけじゃない・・
彼女がいうように、今フレイヤがここに立つことができたのは・・
ここまで王子の代役をこなせてこれたのも、傷だらけになりながら自分を必死に守ろうと、隣でともに走ってきてくれた彼がいたから・・
勿論、彼以外にも、フレイヤの眩しくも暖かい光に心惹かれている存在は、他にいないわけではなくて・・♪
人に思われる人間になるためには、人を思いやれる人間にならなければまず無理なのだろうな・・
と、フレイヤを見て思います。
守りたいものがあって・・
守りたい人がいて・・
今までは手を引かれながら歩いていただけの・・
そんな淡い光を放っていた少女の影はもうない・・
誰かに守られるだけでも、彼に守られているだけの小さな光じゃない・・
彼一人だけに与えられていた、優しいだけの温もりじゃない・・
そんな彼女のまばゆさに目を細めながら、少女への思いを再認識させられる少年・・。
本来ならば、諦めていた思い・・
見守るだけでいいと思っていた思い・・
とっくに諦めていたはずの思いが、どんどん溢れてきて・・
ふとした拍子に、ああ、この作品は少女漫画なんだよね・・
なんて思わされるのですが・・(笑)
戦と、ほんの休息の合間の恋話・・
この絶妙な化け物ランスが最高に好きです♪
いくさの中じゃ、恋愛どうこうしている暇がないくらいに、目の前の戦いに必死で・・
でも、ふとした休息では、戦士ではなく、ただの少女を恋焦がれる男になる・・♪
そんな思いのまま突き動かされるまま、とってしまった彼の行動に対するフレイヤの表情がいい♪
困ったような、泣きそうな、嬉しそうな、頬を赤らめながら、混乱している姿は・・
なんて無垢な少女の姿でしょう・・♪
思わず逃げ去ってしまうけれど・・
そんな彼女の背中を見て再度誓ます。
絶対彼女の元を離れない・・
再び故郷の地を踏ませるまでは、この光は絶対に・・・
と・・・。
そうして、一つの戦は終わったけれど、それで解決という程に簡単な物じゃない。
戦などしなければ、穏便にすんんだものを・・
などと、世迷言を口づさむ男の姿・・・
民の生活などどうでもよい、貴族である我々の命こそが何よりも守るべきだとののしる見苦しい様は・・・
日本の政財かいと、地味にかぶって見えるのは気のせいかな?
自分たちの身を守るために民に苦痛を与えることで、危害を最小にとどめるなどと・・
そんなもの、その小さな苦痛が、いかほどの苦しみか理解できぬものの身勝手な言い訳にすぎないのです。
フレイヤはそんなことは望まない。
しいたげられる苦しみを・・
簡単に奪われてしまう人々の姿を・・
彼女は誰よりも知っている。
けれど、一人ではどうにもできない。
だから力を借りたいと願う・・。
一人よりも二人、二人よりも三人・・・
一人じゃ無理なことも、多くの協力を得れば困難も乗り切れるかもしれない・・。
それをあざ笑う物程愚かなものはない。
だって、自分では解決できないから放り投げて、無理だと諦めているような人間に、少しでも物事をよくしようと努力してみせるものの姿をあざ笑う方が余程醜く愚か
何が本当で、何を信じるべきか・・・
フレイヤは一つの可能性にかける。
そのために赴いた先は・・
本当、人が心を壊してしまうのって、本当に簡単・・
彼の心が壊れたのは、盛られた毒のせいか、それとも毒をもられたことのショックゆえか・・
けれど、心を閉ざし己の立場を捨ててしまった男にも、フレイヤの心の声が心を開かせてしまう。
自分は負けないから大丈夫。貴方の大事な人は孤独なんかじゃない、だから可哀そうなんかじゃない・・
自分も貴方のことを心より思っているから・・・。
と・・・
本当、笑顔のまばゆい娘です。
人の傷みや苦しみをちゃんと感じられて・・
言葉の真意が何なのか、ちゃんと受け止め理解しようと出来る娘でもあります。
でも、王子としての立場になると、男心には鈍くなるのか・・・
というか、暁のヨナでもそうでしたが・・
有能で自分の力になる従者を求める時の台詞ってのは・・・
一緒に来て、自分はお前が欲しい・・
というのが定番になっちゃうのでしょうか・・・(笑)
少なからず、陰ながらにもひかれつつあるであろう、男側からすれば、凄い殺し文句ですよね・・・(笑)
でも、愛してる~な愛の言葉よりも、もっと好きかもしれません、個人的には・・・♪
それを言われた時の騎士の反応は・・
お前は、既に俺のわが君ではない・・
だが、共にいくことは許してやろう・・
この台詞の真意は・・・
彼の中では、もう、彼女は自身の君主などではなく・・・
一人の女・・・・
又は一人のフレイヤという人物として・・
という意味ですよね♪
乙女な展開が徐々に色づいてまいりました♪
勿論、フレイヤは、そんな彼の言葉の真意をどこまで受け取ったのか・・
お前はそんな言葉で男をたぶらかすのだな・・
と、いわれて一瞬頬を染めているのだから、まったく理解できていないわけではないだろうに・・(笑)
なんて、少し和みつつ・・
彼女達が向かうべき場所・・
そこには・・・
という感じで4巻の終わりです!
いや~
暁のヨナと同じく、国のために戦う少女は凛々しくも美しいものですね♪
次巻は11月頃発売~
ということで、楽しみです♪
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あひるの空 24~25話 [アニメ]

あひるの空 24~25話感想になります。
学生の本業は、スポーツもだけれど勉強もおろそかにしちゃ駄目ですよね~
どちらかに偏っていてもいいのは、プロになってから・・
学生の本文は、社会に出るまでに社会のルールや仕組みを学び、自身で見つけた才能を努力で開花すること・・
なんて、空達を見て思わず思ってしまいました(笑)
というか、中間試験とか、なんて懐かしい響き・・(笑)
そして、一人の少年が頭を下げにきます。
空の本気の心を、自分の都合で傷つけ、裏切り・・
信じていたし、一緒にバスケがやりたいと思っていたからこその、最悪の裏切り・・
そして、そんな空の気持ちをなんとなく察して、視線を向ける仲間と、事情を知らずに戸惑う仲間達・・・。
バスケって、身長がものをいうけれど、その分動きが鈍くなっても駄目で・・
小さいからこそのリスクを上手くカバーするための、空のバスケ・・
なんだろうね、男の子って、喧嘩やスポーツで汗水流すのが一番理解しあうのが一番なのでしょうか・・
ていうのは、古い人間の考えなのでしょうか・・(笑)
そして、最近の話で、ちょくちょく出てくるのが自分の限界を他人にきめさせない・
勿論、自分の限界を自分で簡単に決めてしまうのも駄目・・。
見る人が見れば、二人がどれだけ真剣に試合をして、スタミナを使っているのか、そうでないのかわかってしまう。
本当、人からの期待って重くて苦手だし、失望されるのも悲しい・・
けれど、彼のいうように、もっと嫌なのが、自分の限界を自分で決めて諦めてしまうこと・
そして、一番悲しいことは、大事な人の思いを無くしてしまうこと・
そのこと程に、後を引く思いはないといいますか・・
あのときこうしていればとか、思っても意味はないんですよね
けれど、自分の過去の行いを悔いて前に進むための材料にすることは凄く大事・・・。
そうして、不器用ながらに、彼は一歩を踏みます。
本当、はたから見れば、何の話?どういうこと?
と、思われちゃうかもしれないけれど、きっと、彼なりの気持ちの整理・・・。
そして、そんな彼に対して許せない思いを抱くと同時に、彼のいった嘘が嘘であったことに素直に喜んで見せる・・・
どこまでバスケ好きなんでしょうね、この空という少年は・・・♪
練習するためのコートも無事確保したし、部活動に関する問題はとりあえず解決したけれど・・・
本当、元不良っだったり、バスケ一直線なバスケ馬鹿がほとんどなので、ほとんどお馬鹿さんばっかり~~(笑)
というか、ノートとらないとか、ありえん(笑)
そして科書食べたら暗鬼出来る~とか、あさりちゃんのネタであったような気が・・・・(笑)
そして、マネージャーによる、スパルタ指導の元、バスケと勉強の両立に励みます~~!
そんな中、円ちゃんが空君のお母さんに会いにきたのですが・・
なんだか、酷く悲しい事実が・・。
まさか、そこまで深刻な状況になっているとは・・
本当、明るい美人さんで、表情や話し方からは病人だなんて思えないのに・・
そして、それを知ってしまった円は・・・。
空君はどこまでしっているのだろうか・・・。
それを知ってしまったら・・
バスケチームとして、最後のピースは埋まったので、新たなチームメリト達との連会プレイが楽しみ~
という所で折り返し地点にてOP,7EDが変化~~
しかも、EDは宮野真守
というか、OPもスタイリッシュでカッコイイですね。
この透明感のある色彩はCGアニメならでは~
と、CG編集をフルに使ったOP~とでもいいましょうか・・
そして内容の方は・・
やはり、試合慣れしている、していない~というのは実力以上に相手チームとの差が出てくるものです。
縮こまっていては実力の半分も出せないもの・・
あの、空君でさえ緊張しちゃうくらいなので、他のメンバーはそれ所じゃないプレッシャーでしょう!
でも、試合に緊張はつきもの~
そういう時は、場慣れしている人間に、しっかりひっぱってもらえればいい!
なんだかんだで、この男のスマートなフォローの仕方には惚れ惚れせずにはいられない!
やはり、本当にうまい人っていうのは、技術だけじゃないんだろうな・・
余裕も備わってこそ・・
なのではないでしょうか・・
最後のメンバ-の一人、バスケ名門校卒~というだけのレベルを持っている要君でさえ、惚れ惚れさせてしまうのですから・・・
この男のカッコよさは本物でしょう~~
そうして、ガチガチに固まっていたメンバーの緊張もほぐれてきた所で、いよいよこれからだ~~
という所にて待て次回~
と・・・
25話はテンポ良すぎて30分があっという間でした(笑)
他校のメンバーも色々集まってきたし・・
ベタランから、素人の寄せ集めから立ち上がってきた~クズ高メンバーと同じようないで立ちのチームもあれば・・
お馴染みの強豪校でさえインターハイ1戦目からの敗戦・・
うん、インターハイの壁は高い・・
だてに高見を目指いしている人達が集まるだけのことはありますね~
今後も、ハラハラドキドキ~
の展開を楽しませてもらえるのでしょうか・・
ワクワクです♪
タグ:あひるの空
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蝶の毒 華の鎖 藤田 プレイ感想 [ゲーム]

蝶の毒 華の鎖とうとう、藤田君攻略まできましたが~
色々と不意打ちをしかけてくれるルートです(笑)
攻略キャラなのに、食事の誘いを拒んでくるし・・
でも、後ですまなそうな顔で反省しつつも、主と執事の上下関係は絶対だ~
なんて、頭硬くしていってくれるし・・(笑)
でも、そこが彼らしくて好きではあるのですけれどね・・♪
そして、そんな使用人の藤田へと、悪戯っぽい仕草と態度で彼へと積極的に行動する百合子。
使用人としてではなく、長くともにしてきた家族の一人として・・
いずれ嫁いで離れ離れになってしまう前の、ささやかな思いで作りのために・・
といいますか、藤田ルートでの百合子はお転婆姫度がUPしていて、本当に無邪気で可愛いですね
二人の会話も主人と使用人というよりは、親子のような雰囲気が又よくて・・
このゲーム、キャラの個性が、凄く確立していて、まったくかぶっていないので、それぞれ雰囲気の違うルートを楽しめるのが良いです
同じ展開でも、キャラが違うと、こうも雰囲気に変化を出せるのですね~
これはこれで面白い・・♪
完全に百合子の無邪気な遊びを拒み切れずに振り回される藤田が死ぬほど可愛い♪
そんな彼女へと、仕返しとばかりの何気ない仕草を返してみたり・・・
他キャラのルートでは、百合子は年頃の娘扱いとして攻略キャラは接してくれていたけれど、今回はあくまで、彼にとって百合子は大事な存在とはいえ、主であり、まだまだ幼い少女・・
いうことの利かない子供をあやす父親のような仕草が・・・
妙にぐっときてしまうのです、彼の場合・・
お姫様だっこじゃなくて、おんぶをしちゃうんですから~(笑)
とはいえ、どんな形であろうと密着シーンは密着シーン~
男くさい藤田の匂いを妙に意識してしまったり・・・
普段とは違う和風姿にときめいたり・・♪
普段、プライベートな話は一切しないしない、そんな彼がら、ふとこぼれた彼のプライベートを聞いて、もっと彼のことが知りたくなって・・
百合子は、気持ち的にも彼へと一歩、又一歩と踏み込んでみる。
普段自分が彼に対してどんな風に思っているのか・・
こういう機会でもなければ、なかなかいえない言葉・・
そして、彼女にとっては、使用人とか関係なくとも、藤田にとってはそういうわけにはいかない。
かたくなで、がんとして譲らないしせいも、身分の差があるから・・
百合子のことを主として見ていると同時に、気づかないうちに大人に成長した彼女を、心のどこかで女性として意識している部分もある・・
そんな彼の心境が、ポロリとこぼれ落ちる会話など・・
仕事では大人で落ち着いて見える彼の、少し頼りないような、戸惑ったような表情が・・ すご~~~く可愛くて・・・・♪
百合子いわく、とても人間らしい彼の一面がもっと知りたくなる・・。
それは藤田も同じなのか・・
百合子に対しての接し方が、とても人間味あふれた雰囲気になっていきます。
そう、悲しい事件が立て続けに起きた彼女を心から気遣うように・・・
今までは、彼女に対しての対応はスマートに、まるで正確に動く機会のようにこなしていたのに・・・
それが、とたんに、こんなにも不器用で、遠回しな対応で百合子に接してくるのは、意外であると同時に、百合子の突拍子もない行動に心を動かされている・・ということを思えばこそ、納得出来るものなのかもしれません・・♪
今まで藤田の行動って、百合子が感謝したり文句をいったりであって、百合子を困らせる・・なんて行動はとらなかったですしね。微妙に百合子の言動に感化されつつあるのかしら・・・(笑)
というか、単純に他キャラルートの時では、藤田と二人きりで接する機会がなかったから、彼のこんな一面に私がは気づけなかっただけなのかな?
彼の百合子への深い愛情のこもった優しい瞳は何度も感じましたが・・♪
その視線が主人に向けるものなのか、家族的な物だけなのかが、それだけのものではないのか・・
今までの紳士的な対応とは違う、何処か人間臭い彼の態度が、さりげに語ってくれた気がします♪
というか、はしゃいで百合子に抱き着かれて顔を真っ赤にするとか、本当、見た目によらず可愛いといいますか・・
そんな彼の辛い過去を聞くきっかけを持つことで、今まで以上に二人の距離感が確実に近づいて・・
斯波の時のような激しいときめきも情熱もない、ただ穏やかで優しく心温まる時間・・
藤田ルートでは、斯波の存在は、彼女の中では、すっかり蚊帳の外~状態で・・
完全に恋愛対象以前の状態・・・(笑)
けれど、恋愛対象外扱い扱いされるのは百合子も同じ・・
二人きりの時間を重ね、彼という人物を知ることで、知らず知らず藤田という男に淡い恋心を抱くようになるけれど、藤田は決して主人と使用人の枠を超えようとはしない・・
恋愛対象以前に、家族同等の扱いをよしとしない・・・
近づけば近づくほどに、その落差が激しくなり、百合子の心を切なく締め付けていく・・
見合いをしても、相手を藤田と比較しては嫌悪し、感情的に怒鳴り込む斯波を無感情な藤田と比べ不覚にも好感を抱いてしまう・・
女って、恋心に関しては、どうしても我儘に、身勝手になってしまうものなのか・・・
理性よりも感情が先橋って、どうにもならない百合子のようすが切ないがゆえに、色んなものが見えなくなっていく。
百合子がなんと思おうと、藤田が彼女を大事に思っていることには違いない。
何も言わずに姿を消されれば、度重なる不幸に今度は百合子までもが・・
そう思えば理性がはじけて、初めてむき出しの感情で彼女へと声を荒げてみせたり・・
そんな藤田の激情に、百合子の抑え込んでいた感情もあふれ出す・・・
けれど、どんなに叫んでも彼の中から主従関係は取り払われない・・
そんな自分がみじめで、もう、これ以上は無理だと限界を感じたとき・・・
人の心からの思いって、言葉にするよりも気がついたら勝手に体が動いてしまうもの・
藤田の予想外な行動は、藤田本人すら予想外な展開のようで・・
なんだか、本当にぎこちなくて、やるせない・・
だからこそ、面白く感じるのですが・・・
好きな男よりも、自分を好いてくれる男との方が幸せになれる・
と、結婚前に言われた友人の言葉なのですが・・・
欲しい言葉をくれない、思い切って殻をあ割ろうとしない・・そんなもどかしい片思いの相手よりも、積極的に自分を求めtえくれる相手の方が・・
なんて、揺れる女心・・
ある意味臆病で、利己的な生き物・・
それが女というものでもあり・・・
何時までもほったらかしにされていては、愛も覚めるというもの・・
一番が駄目なら二番目へ・・と、少しづつ心変わりもしていくもの・・
好きと愛は違うからこそ、それぞれの幸せの形があり、女はそれを論理的に見定めてしまう生き物でもある
押しの弱い男よりも、押しの強い男に本能が無意識に働いてしまうのかも・・・
野生の動物は強い雄を求めて求愛をし、少しでも強い生命を残すために・・ともいいますし・・。
力強く守ってくれそうな男に、無意識に惹かれるなり、飛び込んでしまいたくなるものなのかもしれません。
そして、想像以上に藤田という男は、みかけとは違い・・・
情けないが故に、母性本能がくすぐられてしまいそうになる・・・
ギャップ萌えではないですが、なんともいえない・・
百合子に男らしくない、みっともないと馬頭されて初めて、我を忘れる程の激情を・・
本当、捨てられることに慣れ、諦めることに慣れ、大人ぶったふるまいを今までしてきただけだったのかな・・
本当は、こんなにも頼りなげな幼子のようで・・
でも、体張るときはちゃんとはってみせる・・。
そう、瑞人、秀雄、斯波ルートでも本省を現した彼の姿・・
彼の言動を見ることは出来ても、もしかしたらこの家に恨みでもあるのだろうか・・
という朧気な憶測が徐々に輪郭を持って持ち上がってきたかと思った所で、再び彼は姿を消してしまうのだけれど・・
今までぼんやりしていたものが、藤田ルートで微かな手ごたえをゲッド~
という所でしょうか・・
後は、全キャラ&ノーマルEDを攻略で心臓が明らかにされるのか・・
といった感じでしょうが・・・
そして、この二人、いつになったらベッドシーンにもつれこむのか・・
と思っていたら、ようやく~という感じです。
正直、どんな形で、この二人は正真正銘結ばれるのか・・と思っていましたが・・。
互いの身に命の危機を感じてようやく~
という感じです♪
でも、まあそれも生真面目な藤田らしい一線の超え方で・・♪
にしても、この屋敷が借金まみれだったのは、贅沢な暮らしをしていたからではなく・・
他のルートでのぼんやりしていた真実が、色々明快になっていくのが面白い♪
そして・・
身も心も結ばれて、二人新しい人生を歩む生活の中・・
環境は大きく変化しても、この二人の関係性は全然変わらないんだろうな~
厳しくも優しく、抱きしめてくる藤田・・
甘やかしてくれる暖かな温もりに甘える百合子・・・
呼び方もしゃべり方も今も昔も変わらず、変かしたのは屋敷では抑えていたらしい理性が、タカがはずれたかのように激しく求めてくる所・・・
でしょうか~~
いや~相当~等回しな恋愛だったので、これぐらいラブラブでも、この二人の場合はいいかな~
なんて思いつつ・・・
バッドEDの方は・・
意味深です・・・
藤田の声が・・
バッドとハッピーEDでは、こうもキャラが変化するのでしょうか・・
あの、生真面目潔癖そうな、この男が~~~
でも、そういう彼も見てみたい・・・
なんて思いつつ、もう一つのEDは・・
なんだか、百合子が藤田に対して冷たいというか、悪女というか、最低な女に成り下がっている・・・(苦笑)
なんだか、健気な藤田だけでなく、傲慢に見える斯波までもが哀れに見えてきて・・
その分、斯波は斯波なりに、百合子のことを真剣に愛していたんだと感じさせられる展開でもあるかもしれません。
そして、それゆえに、何も知らない、兄の言葉に何の疑問もなく信じてしまっている、愚かなるヒロイン・・
そして、衝撃手なCGイベント~~
犬・・
でっかい犬~
これはもはや、主従というか・・・(笑)
こういうEDもありなのか~
というか、藤田を見る目が最後の最後で変わってしまいました・・(笑)
年齢指定ではどんな感じになるのだろう・・
と、改めてPC版の方に興味を抱きつつ~
次で、全攻略キャラクリア~~
ということで今日の感想はこのあたりで!
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グリザイアの果実 12~13話&総合感想 [アニメ]

グリザイアの果実・・
この作品は、天音ルートへの力の入れようが半端ないな・・・と思わざる負えないです。
本当に、どんどん皆倒れていきます。
まともに動ける人間なんてほとんどいなくて・・
一人、一人と命を落としていく・・
衰弱死・・
毒物の咀嚼により命を落とすもの・・・
意識が完全に壊れてしまったもの・・
頬はやせこけ・・
一度でも肉を口にしたがゆえに、食に対する執着心が増してしまう・・・
そして、更なる悲劇は・・
救助に出たはずの先生一人だけの期間・・
これで、彼女らの望が絶対的に途絶えてしまう・・
生きることの苦しみに耐えきれず命をたってしまったもの・・
そして、残されたものには、そんな命に対する思いやりを注ぐ余裕なんてなくて・・
誰が命を落とし、その分誰が生き残れるか・・
そんな頭を脳が侵食し・・
それがピークに達した地点で、完全に人が人でなくなってしまう・・。
そう、天音と一姫以外の人間は全て、もう人ではなくなってしまった・・。
恐怖を紛らわせるために快楽を、肉欲を求める・・
けれど、その周りに転がるのは、無残な姿になった肉の塊・・・
叫びながら獣のように追いかけ、ただ食を求めるように天音達を追いかけてくる。
弱者と強者・・
生きるか死ぬか・・
捕まるか、逃げ切れるか・・・
その道しかなくて・・・。
もはや二人手に手をとって逃げる余裕もなくて・・
二人が選択した答えは・・・
その結果が今だ・・
残酷な人間による避難中傷、他人の出来事だから好き勝手、面白おかしくいうメディア、クラスメイト達・・・。
本当、自分の身に起こらなければ、理解できないのです
理解の超えた出来事には・・・
一人生き残った苦しみや葛藤、後悔も天音しか理解できない
周りから攻められれば自分が悪いと、生き残る価値の命ではない、幸せになんてなっちゃいけないのだと、ずっと自分を攻めて、せめて、罰を与えてくれる存在を求め続けて・・
そして、雄二という男と出会い、今の天音が目の前にる・・。
最初は、恋愛感情なんかじゃなかった・・。
ただ、傍にいて、彼につくして、少しづつ罪が軽くなったようになって・・
少しづつ彼のことを好きになっていった・・
でも、それじゃ駄目、幸せになんかなっちゃ駄目だから・・・
そういってみせる天音に対して雄二の出した答えは・・
けして、彼女に対する慰めの言葉なんかじゃない・・
軽い慰めの言葉なんかで救われる程彼女の過去は生易しいものじゃない・・
雄二自身が、過酷な人生を送ってきたからこそ、理解し、言える言葉・・・。
そう、理解し、全てを受け止める・
てことは、ヘタな慰めなんかよりも、ずっと人の心をさせてくれる。
そして、雄二という存在が天音の過去を戒める存在だというのならば・・・
自分を罰してくれる人間がいなければ罪を償うことが出来ないというのならば、彼が彼女に罰を与え、彼女の望を叶えていく。
けれど、彼女にとっての本当の救いは、自分自身でなしとげなければならない・・。
全てを理解し、受け止める雄二の腕の中で・・
時間という流れが、きっと、その答えにたどりつかせる・・・。
自分が自分を許すことで、初めて罪を消すことが出来るだどろうと・・・
そして・・
そんな雄二の支えにより、天音は決断する・・
過去との決着をつけるために・・
その行動が、最後の悲劇を呼ぶことになるのですが・・
話の本筋は変わらないのだけれど、原作と大きく違うのは、この事件が起こる場所と、関わる人間の数・・
原作では雄二と天音と、そして、不幸のどん底に落ちたが故に狂ってしまった一人の男・・
だけでしたが、アニメ版では、美浜の学生生徒達全員がかかわることにて話は流れる・・
それゆえに、ラストは上手く大団円に結びつきつつ・・
原作の残酷さを違う方向性に変換して、これはこれでありであり、面白い展開でもある・・・
そんな、原作を元にオリジナルに仕上げた作りでのラストな仕上げ方により・・・
迷宮、楽園へと話をつなげる~
という終わり方に~
てか、残念なことに、迷宮と楽園は放送されないのが残念ですが~~
という感じの終わり方でしょうか・・。
全話みさせて頂いて、圧倒的に話数が少ない・・というわけではない・・
3話あたりまでは物語構成の仕方、不自然のない範囲でのイベントシーンの削除&つなげ方・・ このあたりは完璧なのですし・・
駄作ではけしてない、ただ、原作ファンとしては、惜しい作りだったな~という感想で・・。
特に、みちる、榊ルートは3話分にして欲しかった
他キャラは、5~10分程の追加あれば完璧だったかも・
と、いう感じでしょうか・・
まあ、何にせよ、終わりよければ全てよし?
と、言いたくなるほどに、天音ルートだけは完璧でした!
よって、今回の5つ☆評価は、それぞれのキャラルートにてわけちゃいます(笑)!

共通
☆☆☆☆☆キャラクター
☆☆☆☆☆ギャグ、ホノボノ
☆☆☆☆ 感情移入
☆☆☆☆☆斬新
☆☆☆☆☆物語構成、完成度、満足度

みちる
☆☆☆☆ キャラクター
☆☆   感情移入
☆☆☆  物語構成
☆☆☆  完成度
☆☆   満足度


☆☆☆☆☆キャラクター
☆☆☆☆☆シリアス
☆☆☆  感情移入
☆☆☆☆ 物語構成、完成度
☆☆☆  満足度


☆☆☆☆☆キャラクター
☆☆☆☆☆シリアス
☆☆☆  感情移入
☆☆☆☆☆斬新
☆☆☆☆ 物語構成、完成度
☆☆☆☆ 満足度

蒔菜
☆☆☆☆☆キャラクター
☆☆☆☆☆シリアス
☆☆☆☆ 感情移入
☆☆☆☆ 物語構成
☆☆☆☆ 完成度、満足祖

天音
☆☆☆☆☆キャラクター
☆☆☆☆☆シビア、過酷、サバイバル
☆☆☆☆☆斬新
☆☆☆☆☆感情移入
☆☆☆☆☆物語構成、完成度、満足祖

という感じで・・
総合的にみると・・・

☆☆☆☆☆キャラクター、作画
☆☆☆  感情移入
☆☆☆☆ 物語構成、完成度、満足度

という感じで、決して悪いアニメじゃない。
ただ、ファン向けというよりは新規の方向けの作りかな・・・
とか思いつつ、なんだかんだで繰り返して見返すと、比較満足度の高いアニメだった・・
と、いう感じでしょうか~

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蝶の毒 華の鎖 尾崎プレイ感想 [ゲーム]

蝶の毒 華の鎖 尾崎プレイ感想になります♪
プロローグでの彼との会話が、ここにつながる。
何気ない会話、今まで百合子は気にもとめていなかったこと・・
自分も彼も、もう何も知らない子供ではいられないこと・・
そして、大人になるということ・・
女としての務め・・
男としての務め・・
自由恋愛が許され始めた時代でありながらも、それを許されない身分や立場な人々・・
不器用ゆえに素直に伝えられない思いに・・
まだまだ幼さの残る少女には、そんな彼の複雑な心境が理解できるはずもなくて・・
なんとももどかし気な二人の距離感と関係が嫌いじゃない雰囲気です♪
幼馴染という間だからこその微妙な距離感・・・
近いようで遠い・・
けれど、腹を割って話してみれば、変わったようで変わっていない所も確かにある。
人の根っこ部分なんて、変わろうと思っても、年月がたっても、そうそう簡単に変わるものでもなくって・・
百合子の何気ない好奇心に・・
少しだけ素直になって見せた秀夫の優し気な眼差しと、かいま見せられた本音・・
そう、互いに作られていた壁で気付けなかっただけで、気持ちは同じだった・・。
それが、現状の二人には、何よりの喜びでもあって・・
他キャラルートでは疎遠になっていた秀雄君も、百合子の身に起こった身の上もあって、頻繁に彼女を気にして足蹴に通ってくれるようすが健気で・・♪
そして、時には無邪気にもなる。
というか、立て続けに起こる不幸にふさぎ込んでいる百合子を元気づけようと、つれていく場所が動物園とか・・
なんとも可愛い発想じゃないですか・・・♪
ほの暗さとはかけ離れた、凄く癒される時間を見せてくれる、二人の逢瀬は、本当、穏やかで可愛い・・・♪
年頃の娘と青年・・
というより、彼女がいうように、動物を目の前にしてはしゃぐ姿は、幼き頃の二人のようで・・
それからというもの、二人は頻繁にでかけるようになるのですが・・
本当、百合子のいう通り、彼の立場を考えれば、素直に喜んでいいものか、女としては複雑・・・。
自分の将来すら自分でき決めることの許されない、籠の中の鳥・・・
野犬に殺されたりする危険も、食べ物もなくひもじい思いをすることもないだろうけれど・・
翼があるのに、自由に飛ぶことを許されることのない哀れで美しい鳥・・
時代が違えば、もっと簡単に幸せになれていたかもしれないけれど・・・
そんな二人だからこそ、そんな当たり前の時間がとても幸せで大事・・・
そんな初々しくも見える二人だけれど、ふとした瞬間に思い出す、互いの立場・・・・
いけないとわかっていても、今、この静かな時間を密に望んでしまう二人の心・・
そして、その思いは、心だけでなく・・・
今の時代ならば、結婚前の男女が~なんて言葉はきっと古臭くて・・・
どちらかといえば、結婚してから夫婦以外の異性と・・・
という批判が多い。
不倫もネタの肥やし・・・
なんて時代もあったし・・・
もっと昔をさかのぼれば、男は自由に女の家に忍び込んでは、あっち、こっち~と恋人を作って~
というのが、当たり前に存在した時代もあることですしね~
同時に・・・・
何時死ぬかもわからない・・
戦、戦争・・
そういう物と隣り合わせの時代もあった・・
まあ、今でも、刑事・・なんてお仕事もあるので、まったく無縁・・とはいえないでしょうけれどね・・
それでも、今に比べると人の命は軽く和使われていた時代だったのかな・・
そんな立場故に、とってしまった男の選択・・
本当、男って自分一人で決断して、自己満足して~という所が昔も今もありますからね・・。
女の気持ちなんて二の次で・・
本当に、そんな選択しかできなかったのか・・
でも、決まってしまったことに、今更文句いっている時間もない・・
だって、時は一刻一刻すぎていくのですから、残り限られた時間ならば無駄にしちゃいけない・・。
そう、もう二度と会えないかもしれない・・
決して死にに行くわけではないけれど、そんな覚悟を持たずして戦地に向かうことは難しい・
だからこそ、最後の最後で二人は身も心も一つになる・・
その様が又初心で初々しくて・・・
女物の着物の脱がせ方がわからず戸惑う所とか・・
眼鏡をはずすと百合子の全てが見れないからといって、外そうとしない所とか・・・
いちいちお伺いをたてながら百合子の着物を脱がせていく所とか・・
なに、この初心さ100㌫は~
か・・可愛いすぎてたまらないんですが~~
そして、そんな彼の帰還をただひたすら待ちわびる様子の百合子の健気さが・・・♪
本当、瑞人&斯波ルートでは駄目兄でも、他キャラルートになると、優しく情の熱いいい兄貴になるね
この人・・
そして、どのルートでも変わらないのが使用人の藤田・・
何気ない、ほんのちょっとした仕草一つが、百合子という主を大事にしているな・・
というのがにじみ出ていて、それが又凄くいい!
そして・・
女同士の会話・・・
一人の男を二人の女が真剣に思いあうからこそ、嘘偽りのないまっすぐな瞳と言葉・・・
多分、きっと、百合子がはっきりとした態度をとっていなければ、きっと目の前の彼女も百合子の存在など認めず、秀雄を自分のものにしようと・・杠しないと、宣戦布告になっていたかもしれない・・
女同士って、妙な所で通じてしまうものがある・・・
得に嘘には敏感だったりするので、腹を割って話した方が通じやすいのかもしれません・・。
そんな女同士の語らいが終わった後・・
どのルートでも、やはり、最後には黒幕の彼が出てくるのですが・・
そのピンチを救い、真実をつきつめるのも攻略キャラの役目~
個人的には、あんなみすぼらしい親父にではなく・・
見目麗しの彼に組み敷かれる百合子の所に、救世主秀雄君登場~~
てのが理想でしたが・・・(笑)
うん、悪くないハッピーED~
ですが・・・
個人的にはバッドEDの方が燃えてしまうのですが~~
切ない・・
はいからさんが通る・・
の、1シーンを彷彿とさせるような・・
戦地から帰らぬ男を思い、嘘つきと涙にくれながら、外に飛び出した真っ白な雪景色の中、彼女は寒さも忘れて夢を見て・・
そして、もう一つのEDは・・
女同士の真剣な話に、誠実になれなかったが故の、百合子の愚かなる行動により、せっかくの秀雄の決意も台無しなことになる・・
その結果は・・
というか、百合子が選んだ結末は、秀雄のような潔癖で生真面目な男に難しい・・
もっと、割り切って人生生きれば、ここまで苦しまずにすんだかもしれないのに・・・
変化においつけづ、いつまでも子供のまま、半分、DV男化している秀雄と・・
環境に馴染みつつ違う気持ちではありながらも二人の男を思いながら、秀雄の行為を許す百合子と・・
と、こちらのEDは、なんだか途中まで切なくはありましたけれど・・・
でも、ハッピーEDよりは、なんだかんだで好きかもしれません・・・(笑)
普通の甘く優しい恋愛物語になると、どうしても悲恋展開を望んでしまうようですね~
ハッピーEDを望む際は、もっと激しくも切なく、悲しくも狂おしく・・・
という展開だからこそ、私はハッピーEDを好む傾向にあるようです~
なので、斯波ルートはハッピーEDは凄く好きで・・
バッドEDは切なくて~
でも好きなんですけれどね・・・
結局は悲恋が嫌いじゃないということでしょうか・・
ということで、次の攻略キャラは藤田あたりで~♪
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白猫プロジェクト ZERO 1話 [アニメ]

始まりました、新番組、白猫プロジェクトzeroの1話感想です!
元がアプリゲーだし、声優、キャラデザ、世界観等、軽い気持ちの視聴でしたが、思ったよりも中身はしっかりしていそう?
何より、主人公の生き方や考え方・・
そして、そんな彼に対する周りのキャラの接し方に違和感なく、すんなりと入っていける雰囲気・・・
だいたい、OPの印象の良しあしで作品の良しあしというものが、あらかた見えてくるので・
というか、OP微妙な作品って、9割がた中身の出来が悪いのが増えつつありますからね~
躍動的な音楽、映像、作品ににあっていそうな重みのある雰囲気・・
とにかく、OPは私のイメージ通りのカッコ良い仕上がりで好印象
そして、公式に書かれていた内容の、墓を掘る少年・・
そして、彼が黒の王と名乗るまでの過程が描かれて行くのですが・・
まだまだ、物語は1話なので主人公への深い感情移入というものは存在しませんが、目の前で大人子供関係なく無残に化け物に食いつくされていく様に、立ち向かうことも出来ずに後悔、悲しみにくれる少年の姿には共感は出来る・・。
そして、元集落だった場所で、彼は人々の墓を作るために大きな、大きな墓をほり続ける・・
寝ることはあっても、食するものなどなく、気まぐれに表れ手を差し伸べてきた男の食べ物へと食ぐらいの空腹がある状態で・・。
そして、彼は思う、この国を守るべき王は何をしているというのか・・・
多くの人が目の前で死んでいくのに、何もしない王など王としての役割をはたしているのか・・
と・・
けれど、それは、まだうら若い少年ならではの意見。
全ての人が幸せに暮らせる世界の創造・・
いうならば簡単・・
では、世界中の人が幸せに暮らすとはどういうもの?
そのためにはどうすればいい?
人々が幸せに暮らせればそれだけで世界の秩序はたもたれるのか?
何の犠牲もなく、皆が平等に・・というのは間違った意見ではないでしょう・・
けれど、その答えが正しいかどうかという結論にたどりつくには、結末を見てみないとわからない・・。
多くの人を幸せにしたいのならば、剣を手に取り力を手に入れる・・
それも一つの生き方だろう・・
けれど、世間に絶望し呪うしか出来なき、このか弱き少年に力を得ることなど出来るのだろうか・・・
正義と悪、真実と嘘・・
世の中は矛盾で出来ている・・
そして、その先にある真理とは・・
目に見えない物を追い続け、つかみ取ることだけが正しいとはいえない
人を幸せにすると思いも、けして間違いではない・・
私個人としては、むしろ良き思いではあるけれど、実際そんなに簡単に口に出来るものでもなければ、実現なんてなおsら簡単なことじゃない・・。
しかも、彼が求めているのは全ての人々・・・
目の前にいる人達だけが対象ではない。
人の幸せなんて千差万別・・
身近にいる人だけでも難しいのに、なんとも大きな願いを持ってしまったことよ・・
それは彼自身よくわかっている・・
だからこそ、今彼はもがいている・・・。
大きな理想を持ってしまったものには・
それが見えてしまったものには、それを成し遂げるために命をかけるだけの覚悟が必要・・
そういって傷を負っていた男は倒れる・・
若者に 未来を託して・・・
誤った世界だと思っていても、真理にはたどり着くことが出来ない・・
人の存在なんてものは、その程度、ちっぽけな存在・・
けれど、そんな世界だからこそ、少年は立ち上がる・・
闇の王として・・・
そして・・
白の王国では民を守るために若き王女が勇敢に立ち向かう・・・。
本当、背中に翼をまとい戦場を舞う姿の、なんと華憐なことか・・
そして、その白き翼に身を包み込んでは、鎧を外した姿になる瞬間の美しさといってたら・・・♪
けれど、そんな王女も、まだまだ若い・・・
何度も繰り返される先の見えない戦に、少々お疲れのようで・・
そんな中、闇の王の名を受け継いだ少年は、男に言われた通りの場所に赴き、彼の従者といえる存在と剣を交えることになる・・
歴然とした力の差に、地にはいつくばる主人公・・
けれども、彼の瞳は、まだ未来を見ている・・・
自身の貫き通したい信念を・・・。
そんな彼の瞳に心を打たれたのか、青年も構えをといて・・
一方、白の王国は・・
なんでしょう・・
この光の王女と、魔導士の関係、立ち居振る舞い、アンジェリークのアンジェとロザリアに凄くかぶる所があります♪
共に王となるため競い高めあったライバル同士・・
心優しきアンジェは王女となり、勝気なロザリアは彼女の補佐官となり・・・
立場はあっても、砕けた雰囲気があって・・
いいたいことも、はっきりといいあえる・・・。
この二人は特に互いに見えている未来や先が違うからこそ、真逆の意見をぶつけ合える・・・
そんな二人が先行きを語り合っている中、突如現れた危険な存在が・・・
という所で、待て、次回!
そして、EDは・・・
色彩を抑えたモノクロに近い色合いで、光王と闇の王との静かなる歩み寄りを、しっとりと描いていく雰囲気が凄くいい・・♪
一部分だけをカラーにする演出が、とても美しい演出になっていて良いですね♪
この作品は、OP,EDともに好印象♪
二人がどんな出会い方をし、どんな形で恋に落ちていくのか・・
今後の展開が非常に楽しみです♪
思っていた以上の、好感触の白猫プロジェクトZEROでした♪
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フェアリアルガーデン 全5巻 [漫画]

フェアリアルガーデン 全5巻
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まもって守護月天桜野みねね先生による10年近く前の作品~♪
しゅご月天等~他作品の新シリーズの合間に書かれた作品になるでしょうか・・♪
本当、この方の作品って、どこか優しく、暖かな雰囲気の作風がとても好ましく思える作品であり・・
登場人物も、色んな意味で純で優しい子たちばかりだな・・
と、改めて思わせて頂きます♪
舞台は、植物から妖精(=フェアリア)を生み出す技術が発達している世界。
主人公・西園寺のあは、そのフェアリアの研究第一人者の息子であり、彼以外の家族も、それに携わる一家でる。
だが、のあ本人は、過去のある出来事から、そんな彼らへの不信感に心を閉ざし、フェアリアの存在を遠ざけていた・・
そんなおり、偶然拾った花からも、妖精らしき小さな少女が生まれ「妖精とは二度と一緒に暮らさない」と誓っていたはずの、のあの心が、そのフェアリアとの出会いにより徐々に変化が訪れ始め・・
といった雰囲気のお話です♪
いや~全巻500円にて購入させて頂けた割には、なかなか素敵な作品で~♪
一言でいえば、心を閉ざしてしまった少年が、新たな命との出会いにより成長していく・・という雰囲気でしょうか・・・♪
普段はクールで落ち着いた性格だけれど、決して心無い冷たい少年ではない・・。
幼い時には、色んな命にふれたり世話をしたり・・
そういう環境は命の大切さや、心をはぐくむのにとても大事な時期・・
けれど、彼は研究員である家族たちに、純真な子供の心を打ち砕かれてしまったのです。
だから、フェエリアとの出会いも、最初は彼にとっては煩わしいというか、興味を持てない存在であり・・
けれど、生まれたての小さな命は、そんな彼の愛情をもらいたい一心で彼に尽くそうと一生懸命になります・・。
言葉も通じない相手だけれど、そんな小さな命の一途な思いに、のあの心もやがては変化していき、彼もこの子のためにできることを・・・と、考えるようになります。
命から目をそらすということは、いきることから目を背けるのも同じもの・・。
命の尊さを感じることができなければ、人は心を失い、無機質になってしまいます
もしくは、他人の痛みに気づけない冷酷な人間になってしまう可能性も・・。
それは、人から孤立していくことを意味します。
そうして、自分は一人ではなく色んな人に支えられ生きているということを、見失っていくのです。
物事に興味を持つということは、物事を知るということ・・。
知ろうとしなければ、知らないままで・
何が大事でそうでないのかも、勿論わからないまま・・・
間違った認識を、間違ったまま育てていくことはとても怖いこと・・。
本当は、そんな些細なことはどうでもよくて、本当に大事なものは、もっとこっちの方で・・
出来ないから何もしないのではなく、できないからこそ、一生懸命にならなきゃいかねい・・
頑張りたいという思いだからこそ、伝わらない言葉も伝わることがあって・・
そんなことを、沢山感じ、間あげ学んでいく・・
そうやって、色んな感情や思いを重ねることで、のあは一般的な人としての感情表現を取り戻していく・・。
人として、喜んだり、起こったり悲しんだり、イライラしたり、照れたり・・
今まで感じることを捨てていた彼が普通に戻り・・
初めて、今度は男の子として、成長していきます。
そう、一人の少年との出会いと出来事によって、今まで気にならなかったことが、気になりなり始めていくのあ・・
けれど、人が誰かを好きになるという感情は、決して良いものばかりではありません。
嫉妬したり、疑心暗鬼になったり・・
相手を一方的に攻めて傷つけてしまったり・・。
反対に、そんな相手を責め返すことなく、受けとります。
うけ止め真剣に悩んでみたり・・
愛情表現は様々で・・
中でも一番素敵な愛の表現は・・
誰かのために何かをしようとすること・
今までの自分では、ありえない行動ならば猶更のことであり、相手に対しての思いがなければなかなかできないもので・・。
大事な物って見つければ見つける程、失うのが怖いものでもあります。
裏切られた経験があるならばなお更のこと・・。
人が人を思う心って、必ずしも直にわかりやすいものでもないから・・・
時には周りが見えなくて、誤解することもあって・・
本当の相手の気持ちや行動を読み違えてしまうこともある・・。
自由と命・・
どっちが大切だろう・・
身の危険から守るために一生、その相手を閉じ込めることが、相手のためになるのか・・
危険を承知で自由を与えることが大事なのか・・
この二択って、凄く難しい・・。
両方をかなえる方法を簡単に見つけられれば、多分、きっと苦労なんてしなくて・・・。
そう、苦労しないままなら、きっとできないまま・・
でも、その苦労や、大きな一つの勇気で変えることだって可能・・。
守るべきものを危険にさらしたくないのならば、自分が変わりに危険と承知でも行動に起こしてみる勇気と覚悟・・
そうして、のあは、今まで長い間逃げていたものへと、ちゃんと向き合います。
奪われたものを取り返しにいくために・・
お前は俺が守るから・・・
という台詞と共に~
そう、物語はまだ、ほんの少しだけ続きそうなんだけれども・・
その先は読者の皆さんの頭の中で映像化してください~~
という、昔ならではの、読者の想像力を膨らませる~~
そんな雰囲気の終わり方が最高にいい!
昔は、こうい作りの作品が多くあったからこそ、読者の感性も磨かれていく・・。
なんでもかんでもラストまで絶対書かなきゃいけない~というわけじゃないと思うんです。
ラストの結末がわからないからこそ、続きは多分こんな感じで・・
こういう作りって、本当、作家様のセンスのよさを物語っていると私は思います
最近は風呂敷広げるだけ広げてまとめられなくなっている作品や、風呂敷広げるだけの知識のかけらのない漫画も多く存在していますからね~(笑)
物凄くテーマを掘り下げている
わけじゃないけれど・・・
作者のいいたいことを、ピンぽいんとで分かりやすく伝えてくれる作品って、何気に好きです♪ 考えるよりも、感じさせてくれる作品ですね♪
少し心が寂しいな~と感じたとき、少しだけ心温めたいな~
自分どうしたらいいんだろ?
そんな風に感じる時に読むと、そっと背中を押してくれる作品かもしれません♪
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久喜めいら キズアト甘くなれ [漫画]

キズアト甘くなれ 久喜めいら
DSCN0270.JPG
久喜めいら先生には珍しい、純愛、学園ラブロマンス作品
体に残る手術痕の深い傷のせいで、心も深く傷つけられ心を閉ざし、孤独に日々を過ごしていた主人公桃桜。
そんな彼女が一人、湖で水浴びをしている所を、一人の少年見られてしまう。
その少年は、なんと桃桜の学校の転校生で、一目ぼれした、などと口説きにかかる始末で・・。
勝手に迫ってくる彼を、最初こそは相手にしていなかった桃桜だけど、どんなに拒絶しても諦めない彼に、次第に心は彼へと揺れていき・・
といった作品。
よくある展開、物語ではありますが、この作者が描くと一味違う作風になる。
そう、この人の作品は、ラブストーリーであっても、甘くなりすぎなくならないのが良い
純愛だけれど、少し癖のあるヒロインが凄く良いんです
甘々ではないけれど、程よい甘さを醸し出してくれる・・。
胸の傷後が原因で、人とふれあうのに臆病で、クラスメイトとも少し冷たいくらいの距離感をとっている彼女。
恋人も、友達も必要ない・・
自分の胸の傷後をみたら、きっと誰だって・・
そんな風に思っている彼女の心の扉を、転校生の架月はものともせず、ずかずかと彼女の心の中に入っていく。
その強引さが不安で、怖くて・・
でも、冷たく突き放すことで自分から離れようとしたけれど、結局は後悔している自分がいる・・。
そして、改めて彼の桃桜への思いが、いい加減なものではないと知ると同時に、彼女が隠し続けていたものが彼に知られてしまい・・・
近づいては、距離をとって・・
距離をとったかたと思えば、もう一歩踏み込んでくる・・
今度こそ嫌われたと思ったのに・・
桃桜が距離を取ろうとすればする程、ふとした出来事や、きっかけで彼が踏み込んできて・・。
彼との近づいていく距離感が嫌じゃなくなっていき・・
彼から目が離せなくなっていく・・
そして、そんな自分の気持ちに気づいて、ようやく結ばれたかと思ったら・・
彼女の心を閉ざさせる原因が再び・・・
という感じなのですが・・
本当、この作者様、男も女もみっともない所は、変にカッコ付けづに、みっともない姿はみっともなく書いてくれるのが面白いな~なんて思ってしまいます♪
基本的には、可愛いし、カッコイイ表情なんですが・・
まあ、人間余裕がなくなれば、カッコ悪くなるんです
余裕がないのにカッコイイなんて、そんなの、本気じゃない証拠かな
なんて思うので・・
そういう意味で、キャラの心情が、生々しくてリアルだな
と、ふと思わされる・・
そんな作風です♪
人に裏切られたから、人を受け入れたくない、受け入れるのが怖いというのもわかる。
それが信じた相手だったならばなお更のこと・・。
と、ラストで彼女がどうしてここまで心を閉ざしたのか、ただ胸の傷だけが理由じゃないということも描いてくれていたのと、それらの伏線を、チラホラとはっている、上手にほのめかしてくれているのが凄くいい・・♪
二人の関係が、どんな風に変化していくのか・・
その過程に、自然と夢中になって読ませてくれる作品・・
そんな感想です♪
因みに、5つ☆評価にすると・・

☆☆☆☆☆キャラ
☆☆☆☆☆作画
☆☆☆☆☆感情移入、心理描写
☆☆☆☆ 糖分
☆☆☆☆☆純愛
☆☆☆☆☆青春
☆☆☆☆☆物語構成、満足度

という感じでしょうか~♪
この方の初期作品の優等生の遊び方~は、かなり強烈な作品で,そちらはそちらで、まったく違った意味合いでもの凄く好きなのですが~♪
DSCN0274.JPG
この方の作品は執愛的な物が多いので、ラブコメや青春物はなかなかに新鮮かつ面白くて、これも又結構お気に入り~といった状態でしょうか・・・♪
以外と、なんでも書かれてしまわれる作風が、非常にお気に入りの作者様です
やはり、ジャンル幅の広い作者様が描く作品は視野が広くで面白い~て、ことでしょうか・・♪
だって、一つの物をつきつめて制作するなんて、努力すればだれにだって出来てもおかしくない・・
難しいのは、色んなジャンルを手掛けるセンスを磨くこと~
ですからね・・・♪
因みに、私は執愛系を作るのは得意で、ギャグ系は一切かけなかったですからね~
友人はギャグ、私はシリアス・・
お互いに、なんでそんなのかけるの?尊敬する~~
と、互いに互いの真逆の方向性の作品に、突っ込み入れてた記憶がありますからね~
そして、双方の答えは・・
いや、別に苦労してないし・・
好きだから・・
みたいな回答という・・(笑)
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