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コードリアライズ サン プレイ感想2  [ゲーム]

コードリアライズ、物語の核心~サンのプレイ感想の続きです♪
人が人を平気で傷つけられるのは、愛を知らないから
人は人の温もりをちゃんと知っていれば、傷つけることに少なからず心に痛みを伴うもの・・。
今時のネットであげられる迷惑動画、教師による教師虐め、スポーツ業界におけるパワハラを超えた暴力・・
そういうのを見ると、どうしてもそう感じずにはいられない。
というか、サンが自身の行いに心を痛めているのに、リアルな人間に、何故その心が持てないんだろう・・
愚か者の人間は二次元キャラ以下か?
なんて思わされてしまう程に、心を失ってしまう人々を見ると心が痛むというか、人として恥ずかしいな・・
そんな思いに、ついつい、かられてしまうのです!
そう、命の重みを知らないからこそ、人同士のかかわりを表面的なお付き合いしか出来ないからこそ・・
そうなってしまっちゃ駄目なんです。
サンはカルディアという少女の心とふれあってしまったがゆえに、決断に悩み苦しんでいる状況なのです・・。
感情なんてない方が生きるのは確かに楽。
人への気配りとか大変ですし・・
でも、そういう思いにとらわれなくなってしまえば、待つのは孤独死・・。
になるのではないかな~と・・。
人づきあい拒む人に対して、わざわざ関わり合いもちたい~という人はいないでしょうから・・。
そして、選択肢により迎えた展開は・・・
ぱっと見、バッドED??
と、思える程に、これが又切ないで・・
カルディアの純粋すぎる愛が・・。
自分の命でさえ、彼のために投げ出してしまえるように、ふるまおうとしている彼女の必死さが・・・
そんな彼女を、傷を負ってでも、その温もりを確かめあおうと、毒におかされた彼女の素肌にふれ、愛をささやくサンの姿が・・
人が人を愛するのって、幸せな気持ちだけじゃない
愛するからこその苦しみだってあるわけで・
愛する人を守るため、あえて過酷な道をたどる。
仲間の手を借りれば少しは楽にもなるだろうけれど、仲間の手を血で汚したくはない・・
そして、命を奪わせるわけにはいかない・・
と、いってみせるサンの眼差しがどこまでも優しく、切なく・・・
そして・・
そんな思いを抱いているのは、彼だけではなく・・・
てか、ここで、あの英雄~アーサー王と、円卓の騎士ランスロットの名前が出てくるとは~♪
本当、大まかな話の内容は覚えていても、こういう細かな部分までは覚えていなかったので、これはこれでテンションがあがったりもして・・(笑)
こして語られる、一人の女性が背負った悲しい過去・・。
愛するが故に背負い、背負わせてしまった罪・・
そんな彼女から零れ落ちた一言・・
人類が本来の歴史を逸脱するとき、大きな薬剤がおきる・・
これは、軌道修正・・
過ちを犯してしまう前に、過ちを犯そうとしている人類を阻止するために・・
という奴でしょうか・・♪
そんな中、ルパン一行を見て感じるのは・・
やはり、仲間っていうのはいつでも優しく守るだけじゃなく、時には厳しい言葉でちゃんと間違いを直す・・
それこそが、仲間のあるべき姿かな・・
と、いつもは優しいルパンも・・
仲間を信用できない奴に協力は出来ない。なぜ、もっと早くに言わなかった、方法なら考えればいくらでもあったはずだろ!
お前のことを大事に思っているのは、何もサンだけじゃない、俺たちだって同じなんだ・・
と、いって見せる厳しい表情と言葉・・
けれど、流石に最初は手厳しい言葉をいいつつ、後は、しっかり優しくフォローする・・・
これが愛情って奴なんですよ。
ちょっと手をあげただけで虐待だとか、子供の教育に怒鳴るの駄目だとか・
そんな教育が定着してしまえば人間は馬鹿になります
ようは、メリハリなんですよ
厳しい時は厳しく!
優しい時は優しく! 手を挙げることを手段にするのではなく、や無負えない場合もある!
言葉で全て理解できる子は頭のイイ子だけです! 言葉でいってきかない子には競合手段もや無負えないし、時と場合もある・
いわゆる、普段は怖くなくて優しいけれど、この時だけは凄く怖い・・
これぐらいのバランスなんだろうと思います。
教育的指導と、虐待は違う・・・。
その微妙な差を、今の和解親は理解できていない・・
それだけ知識が、今の日本人は浅くなってきている・・・
感性と、教養が低くなりつつある・・。
ということなのでしょう。
自分で考え、行動できる能力が下がっている状態では、まともな教育にならない
赤の他人に答えだしてもらうのではなく、親と相談し、自分でも考え学んでいく必要がが、今の時代の親には必要なんです。
子供にも個性はある、皆が皆同じやり方で良いはずがないんです
だから、自分の子供の相談は自分の親・・
自分をよく知り、自分の子供をよく知ってくれている親に相談してこそ、正しい子育ての学びになる。
しょせん、他人が自分の子供のことや家庭を理解なんてしてもらえるはずがない・・。
それができるならば、虐待で命落とす子供や、DV受ける主婦なんて出てこないんですよ・・。
そういうことが理解できないから、今の日本の法律やシステムというか、取り組みがおかしい。
IQが他の国より低いからどうこう~
といっている結果が、教養の持てない頭でっかちの教育者による、子供への暴行や教育指導不足になっているのでは・・
と、思います。
IQ[ばかりあってもしょうがないんですよ。
教養がなきゃ、教育者になれないし、人付き合いのなんたるかを理解出来ない子供が増えていってしまう・・。
そういうことくらい、何故今の日本は理解できないのだろうか・・
な~んて、話が物凄くそれましたが・・
それができるルパンは、人としても、男としても・・
本当~
に、魅力ある人だな・・と・・♪
改めて、ルパンに惚れ直させられちゃいました(笑)
そして、カルディアは、その名の通り命をかけた方法でサンを救出しようとする・・。
仲間の危険だからやめろという言葉にうなずくこともなく、今のカルディアにはそれ程にサンが必要であり、そんなカルディアへと向ける、ルパンの複雑なまなざしが・・
又、切ない、ルパン派の私としては、叶わぬ彼の思いが・・・!
ルパンは必ず彼女の毒を決してやると約束たけれど、彼女にはその言葉は心の奥底にまでは届くことなく・・
結局彼女が選んだのは、躊躇することなく毒に焼かれながら彼女の素肌に温もりを与えてくれたサンという男・・
はたからみれば、そんなことでというだろうけれど、生まれて初めて温もりを与えてくれたのはサン、ただ一人・・
カルディアにとっては、それこそが、何より代えがたい大切なこと・・。
そして、そんなカルディアの覚悟は人ならざる者の心にもしっかりと届く・・・
彼女らは、決して悪魔ではない。
ただ、世界の秩序を守るための存在。
むしろ、人の死や苦しみを知っているからこその行いで、この組織をたちあげ動いているのです。
そして、それは、遠い、遠い見たくもない未来を見据えることができてしまう彼女の思いと、願いなのだから・・・。
決して約束を違えるような者たちでもない・・。
こんなにも、互いを求め愛し合い二人の選んだ結末を条件付きで見届けてもらえることに・・。
けれどそれは、けして二人ともに臨んでいる結果ではなく、真実を知るのはカルディアと、約束を交わした彼女と・・。
それが切ない。
カルディアを愛し守るために、こんなにも傷だらけになっているサンを見ると・・。
DSCN0103.JPG
きっと、こんな深手を負った状態でないのならば、聡明な彼には築けていたのかもしれないけれど・・。
女は、愛する人を守るためならば平気でうそをつく・・
と、とある本で書かれていたけれど、それがまさに、今この時なのでしょうね・・。
そして、命をかけた戦いというのは、別に互いに憎みあっているからなるものとは限らない。
ただ、互いに歩み、見据える未来が違う・・
たった、それだけのことで刃を向け合わなければならないこともある。
そして、その戦いの結果は・・
想いが奇跡を起こすことだってある・・
想いの強さが不可能を可能にしてしまうことも・・
そして、それゆえの覚悟という血濡れた道を・・
けれど、そんな彼の動きをひきとめるためにカルディアが発した言葉は、今の彼にはあまりに残酷な真実で・・。
いっそ、彼女のために命を落とした方が、きっと彼にとっては幸せなことだったかもしれない。
そんな苦し紛れの慟哭が胸に突き刺さって・・・。
こんなにも余裕のない彼を、取り乱す彼を初めてみた気がします。
優雅で毅然とした彼の姿はなく・・
そこには、一人の愛する女と引き裂かれまいと、なりふり構っていられない、ただ一人の男の姿・・・。
そして、そんな彼らの己の命よりも互いを思いあう姿に・・
人間、最初から諦めていては本当に何も出来ない。
希望を捨てれば、そこで終わりで・・
最後の最後まであがいてみなきゃわからないものだな・・
と、深く感じられた展開へと・・。
そう、きっと、世界の習わしを知っているからこそ、人の情を、人ならざるものだからこその、カルディア達に向けた言葉・だったのかもしれない・・。
愛は世界を救う・・
ではないですが、愛は人の心を・・
世界を変えるかもしれない・・
そうして、不可能だったはずの幸せを、可能としてしまった二人の新しい人生が今始まる!
そんな感じのベスト~というかtゥルーED!
そして、バッドEDの方はほうで、又素晴らしい!
シナリの量はそれ程多いわけではないのに、凄く胸打たれる、涙流される展開に・・・
そう、愛する人のために、最後の決断をできなかったカルディアへと向けたサンの最後の慟哭と、最初で最後の涙・・。
これからもずっと、彼女のいない中再び孤独とあらがえない使命へと向きあう日々に・・!
そして、もう一つのED・・
ノーマルEDはというと・・
そう、彼が最初に望んでいた通りの・・
そして、カルディアが一番望んでいなかった結末・・。
それはきっと、最初からカルディアがこの結末を避けきれないと、先に諦めてしまっていたからなのかもしれない・・。
そして、彼女は新たな道を一人歩むことになる。
最後の彼の言葉に応えるために・・
この身が亡びる、そのときまで・・というシナリオ展開に!
初プレイの時は少なからず泣かされている程に・・。
ギャルゲでは泣かされても、オトメゲで泣かされることは結構少ないんですよね~てことで、次ルパンルート開放されたので、攻略に向かいます!

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