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コードリアライズ ヴァンプレイ感想2 [ゲーム]

コードリアライズ、本命の一人であるヴァンプレイ感想の続きです♪
今まで、ずっとカルディアは他人への迷惑を考えるあまり、さけ続けていたわがまま・・
そう、彼女にとってヴァンという存在は、生まれて初めての我侭を通したいと思える・・
それは、彼女にとっての彼という存在が大きくなっていたあかし。
初めて、人形ではなく人として感じた強い思い。
男も女も愛で人になる・
と、いってみせたルパンの言葉そのもの。
本当に、カルディアはルパン達と出会い、人の温もりを知り少しづつ人としての感情を芽生えさせていったけれど・・
やはり、恋愛ってのは、人の心を一番強く揺り動かす一番の要因で・・。
それは、何も大きな出来事でなくていい。
たっち小さな出来事が・
その積み重ねが人の心を少しづつ動かしていく・・。
海に打ち寄せる波だって、最初は小さいけれど、その小さな波は打ち寄せていくうちに大きくなる。
波紋だって、最初は小さな波が大きく広がっていくのです。
人が恋に落ちる瞬間なんて、意外とささやかなこと・・だったりします。
私だって、恋に恋していた時期は・・
運命の出会いだ・・
なんてものは大げさに感じず、何気ない彼の言動が気になり始めたら、止まらなくなっていく・・。
そういうことで・・
孤独に生きるってことは、そういった出来事・・
人への好意や愛を知らないままに生きることではないでしょうか・・
なんて思いますが、それは酷く寂しいことです。
それって、誰も自分のために泣いたり笑ったりしない、同じ気持ちを共有してくれる人がいないということ・・
そんな環境で人ですが人らしく生きていけるのかは、個人的に疑問です・・。
というか、友達以外の人を好きになれたのって、高校生くらいだったし、クラスメイトにも明るくなったね・・
て、言われるようになったのも、多分、それくらいの時期だったかな・・
なんて、今、ふと振り返り思ったりもするのですが・・・(笑)
そう、出来ないからこそ、カルディアも又、今までお人形さんだったんです。
人って、愛されてなんぼのもの・・。
そして、愛されないってのは、それだけ自分も人を愛せていない証・・。
気にしてもらえなくなったら最後・・
注意してもらえなくなれば、それは見限られたのと同じこと・・
けれど、カルディアには、こうして彼女の我侭を聞いてくれる人が見つけられた・・
それは、彼女の身を心から心配し、怒り、泣いてくれる人が出来たということ・・
それだけ彼らのことを大切に思える彼女になれたからこその関係で・・。
お前一人分の負担なんてたいしたことはない、自分たちの身くらい自分で守れるから、お前は何もきにするな。ここは、お前の帰るべき場所だから、我侭くらいいっていいんだ
と、いってみせる仲間の台詞が胸にしみます・・♪
そして、ヴァンも・・
生まれたときから孤独だったわけじゃない。
むしろ若かりし彼は青臭いとさえいえるぐらいにまっすぐな信念を抱き、守るべきもののために頑張っていた・・。
家族の愛情や温もりを感じながら・・。
けれど、その、まっすぐすぎる信念が悲劇を生むことになる。
何が正しくて悪いのか・・
彼は、その思いを真正面からぶつけることで、ある人物に反感をかってしまう。
そして、守るべきものを守るために、一番大切な物を永遠に失う絶望を味わったのです。
そして、その絶望が憎しみへと変わり今の彼がいる。
それが、ヴァンヘルシングという、今の男なのだ・・・・
そして、そんな男の後を必死で追う少女カルディア・・
戦いの中、挟み撃ちで身動き取れない状況の中・・
仲間たちに、ここは自分たちがひきうけるからお前は先にいけ・・と、そんな彼らの言動に、一瞬カルディアはためらいますが、彼らの瞳と、その言葉を信じ再び走り出します!
そして、ようやくの再開。
今、彼女の中にある確かなる思い・・・
それが告げられるけれど・・。
その後に繰り広げられる現状はあまりに異常そのもので・・。
そして、4明かされる真実・・
なんとなく、あの時の声が彼に似ていたし、ラスボスはこの人だったかな~~なんて思っていましたが・・。
本当に、ラストのラストで明かされた~という雰囲気でしょうか!
そう、今の今までがあまりに友好的だったがゆえに・・
この人、こんなに良い人だったっけ?
真犯人は確か・・
なんて思っていましたが・・
なるほど、私の記憶は間違いではなかった・・
と、いうことでしょうね・・・(笑)
ヴァンにとっては、悲惨な事実で・・
これを機に、彼は再び一匹狼と戻っていく。
そんな彼をどこまでも、追いかけて追いかけて、あきらめないカルディア・・。
大事な人を一人にしてしまわないために・・。
どれだけ拒絶されようと、お前なんか必要ないといわれても・・。
それは、互いが互いを思いあう形。
本当、女と男では、愛の貫き方が違うのだと、心底実感します。
男って、やはり愛する物を遠ざけ傷つけたくないという守り方・・
女は心を救いたい、よりそいたいという守り方で・・ そう、男が女の死を恐れる程に、女は自身の死を恐れない
そして、それは、男女の愛し方が真逆ということで・・。
そして、最後の最後で互いの想いをぶつけあう二人・・
俗にいう壁ドン・・という奴ですが・・♪
そう、ただ、好きだの愛してるだのの、口説き文句に使う壁ドンは正直ひいちゃうし、何がそんなにトキメクのかよく理解できないんですけれど・・
行き場のない想い。
好いた惚れた以上の・・
相手を傷つけたくない、一人になりたい、一人にしたくない、助けたい、心配する思い・・
そんなどうしようもない想いが複雑に混ざって、いら立って・・
という演出にこそ、壁ドンはぐっとくる・・・!
というのが、個人的萌えポイントなのです・・♪
いや~だって、好きだ・・
ていうのに、わざわざ壁においつめなくても、言葉だけで十分ですしね。
というか、お例外の男の所にいくな~
て、時に壁ドンだと素肌の接触がなくして、どうやって相手への好意を伝えるのだ?
人への好意を伝えるにはまずスキンシップがあたりまえでしょ~~
それなら、手をつかむか、抱きしめるか~の方が伝わると思う・・
なんてこと思いつつ・・
ヴァンはカルディアに向けていいます・・
こんな俺を愛してくれてありがとう
その、一言だけを残し・・
彼女を気絶させて立ち去る・・
これって、今思うと、王道~な少年、少女漫画っぽい展開で・・♪
人の心とは移ろい変わりゆくもの・
彼にとっては家族の仇が今までは何よりだったけれど、彼女と出会ってしまったが故に、彼にとっての最優先が変わってしまった・
そんな自分に戸惑いながらも、ヴァンは・・
憎しみを抱く気持ちと、温もりを抱く気持ち・・
そして、それ故に、耐えられない孤独・・
生きることこそ地獄だという人の目には、世界はどんな風に見えるのか・・
私も生き地獄なるものはそれなりに経験してきたけれど、それでも死を選ぶ程に世を捨てきることができなくて・・
それを、人は本当の痛みを知らないからだと、軽くののしる人もいるだろう。
それだけ心の強い人だという人もいるだろう・・
そして、死への覚悟が足りないという人も・・
たった一つの行動ですら、人によってこんな風に違って見える・・
人の人生・・・
どうにもならないことも、時すでに遅くても・
それでも、諦めたくないんですよね・
本当、唯一いえることは、逃げたらそこで終わりなんだということだけで・・。
そう、だからカルディアは逃げない・・・
彼自身でさえ知らなかった真実を目のあたりにしても・・
彼の豹変した姿を見ても・・
結局、一人の人間の心を救うのは・
愛する者の命を守るのは、愛する存在・・
なのですね‥♪
にしても、ヴァンって、クールで落ち着いて見えるけれど・・
惚れてしまった女にはとことん弱い・・
というか、カルディア愛といいますか、デレ具合が凄く面白いです!
普段の彼からは想像も出来ない豹変っぷりに・・・!
そして、そんな彼の深すぎる愛情表現についていけなければ、気づいていない、無垢な少女・・。
これ、17歳以上~のゲームならば、ヴァンとカルディアの・・
な~んて感想を抱きつつ~
もう一つのEDは~
ハッピーEDで、こうなるんじゃないかと、恐れていた事態に!
そして、切なく悲しいラストになってしまったけれど・・
それでも、彼女を思って傍にいてくれる人は確かにいるんですよね。
そういう存在がいることが嬉しくもあり、余計に切なくもあって・・
な、ラストです!
ということでサンルートに向かいます!
本当はルパン攻略にいきたいのですが、彼は攻略制限がかかっていますので~(笑)
確か、全員攻略してからでないと攻略できなかった・・はず・・・(笑)
という感じで、ヴァン、プレイ感想終わりです♪
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