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コードリアライズ プレイ感想 フラン3 [ゲーム]

コードリアライズ、フラン、プレイ感想のラストです♪
ヒロイン、は待っているだけのお姫様じゃない・・!
カルディアという少女は、自分の身は自分で守れる強い女の子。
けして、お荷物なんかじゃなし、お荷物のままでなんていない・・
勿論、何もかも一人で解決できるわけじゃないけれど流れに身を任せず逆らって走っていれば、そんな自分を見つけ手を出しだしてくる人だっているかもしれない・・。
諦めれば、そこで終わり・・ですからね。
そして、犠牲者の上にある幸せなんて、ただの独裁者にすぎない。
多数のためには少数の命の犠牲を・・というのも、理屈では理解はできても、納得なんてできやしないし、けして正しい行いだ・・なんて、とても思えないわけで・・。
そして、どんどん明かされる過去の戦争と、今、彼らがたっているその場所の存在理由の先にあるものは・・。
憎しみを憎しみで返しても、新たな憎しみを生むだけ・
それは、解決ではなく、ただの一時しのぎだけだということ・・・
誰もかれもが幸せに、何もかもを手に入れて・・
なんて欲張りはご都合主義で、綺麗ごとかもしれないけれど・・
そういう青臭い考えも、時には嫌いじゃない。
苦しい思いも、取り返しのない過ちも経験してきたフランだからこそ、そのご都合主義~な台詞だって、信じてみたくなるというもの・・♪
だから、カルディアにも、そんな彼の恩恵を受けて欲しい。
人は優しすぎると返って人の心が理解できなくなる・
それは、相手のことを思いすぎるがゆえに、相手の気持ちを量り間違えてしまう・・。
たとえば自分がいなくなっても、彼だけは生きて欲しい・・。
けれど、彼にとっては彼女のいない世界なんて、生きる価値はなく・・
優しすぎるのって、時と場合によっては臆病の裏返しなのかもしれない
それは、心に深い、深い傷というトラウマを抱えてしまっているカルディアだからこそ・・。
彼女は人一倍、生きることの悲しさ、人の温もりも汚さも見せられていた子だから・・。
人一倍不安や失うことの怖さを誰よりも知っているから・・。
だからどうぞ、優しく包み込んでくれるフランの手の温もりを信じて、身を委ねるほんの少しの勇気と共に彼と共に歩く未来を描いて欲しい。
たとえ限られた僅かな可能性だとしても・・
それくらいのわがままを、彼女はいってもいいかな・・なんて私は思うから・・。
そして、そんな彼女との生きる未来のために、武器を構える相手に武器を持たずに立ち向かう彼の信念は・・
きっと、武器を持って戦えば、力で平和をもぎ取ろうとしている彼らと同じになってしまう・・
それが嫌だから、どんなに身をボロボロにされながらも、自身の手と足だけて立ち上がり続ける・・。
戦いって、刃を向け合うものばかりじゃない・・
心の戦いだってあるんです
守りたいものを守るために、命ではなく自身の信念に誓いをかけて・・。
そう・・
それぞれの思いがそこにある。
カルディアは普通の体になって、フランと共に生きていきたいという願い。
フランは彼女を助け彼女と共に生きて生きたいという願い・・
そして、そんな彼らに刃を向ける者たちにも、守りたいものが確かにあった。
強い信念を擁くほどに・・
ただ、その方向を・・やり方を間違えてしまった・・
それをとめてくれるものがいなかっただけで・・・
どうにもうまくいかない現状に膝を折って、現実から目を背けてしまった一人の女性と・・
そんな彼女の支えになろうと、ただ心を捧げてきた愚直なまでの男の思いと・・
そして、想像と違った凛々しい女性の幼き頃・・
優しくも聡明だった少女・・
その、聡明さがあだとなり、守るべきもののために彼女は修羅の道へと身を捧げ続けた哀れな女・・
理想と現実とは違う・
そのことを、彼女は誰よりも知っていて・・
そんな彼女を誰よりも見つめ、見守り続けてきた男・・
本当、皆同じなんですね。
フランとカルディア、そして、このナイトと女性も・・。
弱い自分を押し隠すために鎧を身にまとい、誰かを傷つけたくないよう、守るべきものを守れるようになるため・・
そのために必死で今まで虚勢をはって・・・
死は償いではない、それはただの逃げ、自身の苦しみから逃れるための言い訳でしかないんですよね
だって、死を選べばそれで終わり、その後はないから何もしなくていいですから。
愛する人のためだといって、その命を自らたつことも、結局は残された人を悲しませるだけのものでしかない。
本当の意味で責任をとるというのは、罪も苦しみも全部背負って生きてこそとれるもの・
それくらい、大変なんです。
命の責任ってやつは・・
一生苦しむくらいに重くて辛いこと・・。
その過程には、信じるという行いもあって・・
人を信じ続けることは、人を信じることを諦めるよりもずっと難しいもの
自分が自分でなくなる恐怖、その身で愛する人の命を奪うかもしれない絶望・・
そんな中では、愛する人すら信じる勇気すら失ってしまう・・
けれど、そんな中でこそ、信じずに何を信じようというのか・・
愛してくれる人
愛しいと思える人
自分を助け共に生きたいといってくれた人
共に生きたいと思える人
そんな人を悲しませないためにも、カルディアは柔らかくも暖かい温もりにつつまれながら・・・♪
そうして、全ての出来事は幕を下ろし・・
それぞれの新しい道が開ける。
それぞれ、違う目的で共にしてきた、インピー、ルパン、サン、ヴァン
そして、フランとカルディアだけれど・・
そう、元々は皆違う目的で一緒だったのだ・・
そこに、カルディアという少女の体内にある毒を消すという目的も、利害が一致し共にしていただけのこと・・。
その、問題が解消されたというのなら、互いの元々の目的のために、再び動き始めるのもごく自然なことで・・。
それが寂しくもあり、まだ攻略されていない彼ら視点の物語に期待を膨らませてくれる・・
そう、早く他キャラも攻略したい~~衝動に、なぜかウズウズさせられつつ・・(一度プレイしたから、もう一度早くみたいんでしょうね、彼らの旅立ちの理由とか目的の詳細が/笑)
それに、寂しくても彼女には何より愛しい人、フランが傍にいるわけだし・・
これで二人ははれて恋人同士~ということで二人きりになったとたん、かなりの甘~~い雰囲気・・・♪
けれど、まだ全てが完全に解決した・・というわけでもありませんが・・
まあ、世の中、何でもかんでも、そう、全てが解決できるほどご都合主義じゃないし・・
今はまだこれくらいの状況下で・・
というのが、私にはちょうど良い雰囲気です♪
そう、彼らの幸せの人生も、彼女の毒の解決方法もまだまだこれから・・
ここからが、フランとカルディアの人生のスタートライン
これがトゥルーED!
ということで、次ハノーマルEDの回収です!
はい、少しばかり彼を拒絶する選択しをしてみましたが~~
想像以上にフランが健気・・・
健気すぎる!
てか、カルディアちゃんが後ろ向きすぎて・・・(笑)
というか、フランルートの冒頭でフラン拒むと、殆どの選択肢がなくなっていく~~(笑)
そして・・最後の選択でも拒絶を選ぶと・・
ものの見事バッドED~~???
ああ・・カルディアよ、なぜにその選択をした・・・!
てか、フランの絶叫が胸にしみる・・・!
そして・・・
皆の旅立ちも幸せEDと大きく違い・・
こちらは皆がバラバラになっていく・・
そんな物悲しくさが・・
そして、サンの言葉も、プレイ経験者としては、凄く意味深・・
そう、彼のなくなってしまった役目とは・・
そして、今後の彼の生き方は・・
愛する人の思い出を一生胸に抱いたまま、けれど、悲しみにくれるのではなく、ちゃんと前を向いて歩いていこう・
という、そう、これがノーマルED~~~
思わずバッドと間違えてしまったじゃないか~~(笑)
という感じて、フランルート終り~次の攻略キャラいきます!
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