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恋する天使アンジェリーク 輝きの明日 8~12 [アニメ]

恋する天使アンジェリーク 輝きの明日 8~12(最終)話
本当、自分の気持ち押し付けるだけじゃ駄目なんですよね。
面と向かって人とのつきあいをしてこなかった、がゆえの顔だけイケメン君~
としかいいようがないです。
本気で女を口説く際は、言葉よりも相手の気持ちを察するのが何よりも大事だというのに・・
モテ男でありながら、情けないものです。
彼女の立場や使命がどういうものか本気でいっているのならば、この場で、そんな身勝手な行動や発言ができるわけがない・・
やはり口だけ男か~~~~と、いうことでしょう・・・。
そして、そんな彼の突然の告白に・・
可愛そうに、まだ使命に真ざめて浅い、うら若き少女はいきなりの展開に心さざめきたって、使命に集中できず・・
本当に、女の仕事の足を引っ張るなんて最低な男です!
と、たまらず、力いっぱいいってしまいました。
そう、使命に集中できずにいるエンジュに対し、期待ハズレだな・・
と、いってみせた次の守護精候補・
けれど、彼のいう期待ハズレというのは、私の思っていたものとは少しばかり違っていて・・
今までの守護精候補たちはエンジュのもつエターナルとしての輝きに一瞬魅了され、そして、彼女自身の裸の心にふれることで、彼女と共にいくことを決意してきた・・
そう、彼が望んでいることも、それだったようで・・。
使命を全うするエターナル以前に、彼が人が美しいと思えるのは人の心・・
押し殺したり抜け殻になっているのではなく、自分の心を飾らずに泣いて叫ばずにいられない強い思い・
使命にしろ、何にしろ、無理やり、イヤイヤさせられても結局はものにはならないし、できるものもできなくなってしまうのも事実
同時に、そんな状態では誰の心も動かすことなんて不可能なんですよね・・。
彼女には使命があるけれど、けれど彼女も一人の人間、愛し愛されることを拒む必要はないし、それは素敵なものだから、拒む必要はないし・
むしろ大事にしなきゃいけない
ありのままであるエンジュが一番輝いているし、愛されているのだから・・
そんな彼女だからこそ、目の前のことに打ち込み頑張れる・・
そう、それは凄く大事だけれど大人になると、これが又なかなか難しいもので、困ったものです。
大人になれば好き~とか、自分の思いのままに~できるときとできないとき、すべき時とそうでないときの、境界線がなかなかに厳しいものです♪
でも、だからこそ忘れずにいることが大事なのでしょう・・
そんなことを感じつつ・・
次の守護聖は・・
とても思量深く、使命感の高い青年で・・
けれど、だからこそいいたくてもいえぬ思い・・
そんな彼の思いも知らず、使命を快く受け入れてくれたと思う無垢なエンジュ・・・。
できることならば彼の願いをかなえたい、けれど彼がいなければ星と共に多くの命が奪われる重み・・・
本当、大人になると、やりたいことと、やらなければならないことが上手く重ならないものです。
子供のうちは我侭だけで通ってしまうものも、大人になると、そうもいかなくなるから・・。
大切な人と、大切な使命・・
選ぶ権利なんて彼らにはなく・・
どうすればいいのかなんて、エンジュにも彼にもわからない・・
そんな時に起こった、生死にかかわる事故・・。
あのとき、あんな我侭をいいさえしなければ・・
て、こういう場面にあい、初めて気づいてしまうのも人のおろかさで・・。
エンジュもそれは同じ・・
彼がいなければ、聖地はなくなる・・・
けれでど今はそれ以上に、ただ彼の命が救われさえすればいいと、願うばかりで・・
そんな彼女の、ひたむきな思いは彼にある言葉を届けます。
地球は広くて大きいけれど、全てが一つになっている
どんなに離れていても、誰かを愛する思いはその人に届き、それは宇宙へとつながる
愛しい人を愛することが、命を育み、命を救う・・・
と・・
確かにそうなんですよね、それはどんな風につながっていくか・・というと、数え切れない様々な形であり・・
例えば、誰かの命を救えば、その人も又他の誰かの命を救う・・
と、いったように・・
そうやって命は繋がっていくのです。
だから、傍にいられなくても悲しむことはないのだと、彼は悟ったのです。
まあ、鋼の守護聖は相変わらず大人げなくて、最後まで気に食わない小僧~でしたけれどね(苦笑)
どうも、不器用も度がすぎると困るというか・・
相手を思うあまり、相手を傷つけてどうするんだ?
と、思わずにはいられない~
いい加減大人になればいいのにね・・。
なんで、あんな子が守護聖に選ばれたのか、謎・・です(苦笑)
な~んて思いつつも・・
物語は、守護聖全員が集まり、とうとう囚われの女王を救出に~という展開になるのですが・・
そのための様々な試練・・
そう、最後の試練が彼女たちを向かえるのです。
再び目の前に現れた敵の目的は、戦争、自然破壊による人間たちの傍若無人が許せず、もう一度綺麗な世界へ生み出すために今の星を破壊するという・・
醜い人間の心が憎い生き物だ・・・
そう、むけられる言葉に、エンジュたちは自分の身も省みず仲間を救いながら言葉を向けます。
人は醜い心ばかりの人じゃない、大切な人を慈しみ守りたいという思いを抱くことだってできる・・と・・
現に、今のエンジュはまさにその姿であり・・
彼女は愛し、愛されることを知ることにより、新しい自分へと成長させることができた
人は、人との出会いにより大きく変化する・・。
よくも悪くも・・
悪い人間との出会いがあれば、心弱いままならば悪に染まるでしょう・・
けれど、良き人との出会いがあれば、与えられ、教えられることも多く、一周りもふた周りも大きく成長できる。
そういう生き物なんです。
一つの目的に向かって、みんなと心を一つにがんばっていく
その素晴らしさに気づいてからお彼女は、どんどん綺麗に、凛々しくなっています。
そして、その結果は・・
そう、人は弱い生き物、目の前に都合の良いものがあると、つい出来心で良くないと知りつつも楽な道に走りがち。
だから、それを改めるきっかけが今回・・というより、目の前に現れた立ち向かうべき存在。
結局は、人にとっての敵って、自分自身の心の中のこと・・
今はよくても、いつでも人間なんて弱い生き物は寝返えることが簡単にできてしまえるから・・
だから、今も未来もがんばって生きていかなければならない・・。
人は一人じゃない、支えあって生きているのだということを、忘れないで欲しい・・。
そういう、訴えだったんだろうな・・と思います。
結果、最後は皆で力を合わせて敵を倒し・・
滅びかけていた一つの星を、エンジュと、その仲間達の力と思いで救うことができた。
もちろん女王も・・
そうして、エンジュは一つの指名を追え・・
新たな人生を選ぶことになります。
元の一人ぼっちの生活になるか・・
それとも、エトワールとして、皆と共に星を救うために今後もがんばっていくか・・
その決断をし、11話にて本編は終わり・・
その後の話としてDVDにて完結編が追加され、合計12話にて本当のフィナーレ~
と、いう形です。
個人的には、ED後~
エンジュの元に誰が彼女を迎えにきてくれたのか~
はるかなる時空の中で~みたいに、それぞれのキャラとのEDが見れれば、もっと最高だったろうな~
と、思いつつ・・
二期は恋愛要素は一期に比べて高かったですね。
まだ一期は人として未成熟なエンジュが、二期にて立派なレディになることで、恋から逃げるばかりだった彼女ではなくなり、恋と使命の間に揺れ動く~そんなシーンが強く描かれていた気がします。
少女から女性へ成長していく過程・・といいますか・・
後、一期ではすでに仲間同士の結束が出来上がっていた状態だったので、二期はそのあたりの絆作りの過程~というものも丁寧に描かれていたのではないかと・・
そんな感想を抱きつつ・・
二期の5☆評価はこんな感じです♪

☆☆☆☆☆キャラ(主人公)
☆☆☆☆☆キャラ(光、闇、炎、風、夢、守護聖)
☆☆☆  キャラ(水、緑、地、守護聖)
☆    キャラ(旧、鋼の守聖)
☆☆   キャラ(新、闇の守護聖)
☆☆☆☆ キャラ(新、夢の守護聖)
☆☆☆☆☆キャラ(他の新、守護聖)
☆☆☆☆ 声優
☆☆☆☆ 作画
☆☆☆☆☆演出
☆☆☆☆☆物語構成
☆☆☆☆☆ファンタジー
☆☆☆☆☆成長物
☆☆☆☆☆絆
☆☆☆☆☆恋愛要素
☆☆☆☆☆使命
☆☆☆☆☆心理描写
☆☆☆☆  完成、
☆☆☆☆☆満足度

というわけで~
内容的には、ほぼオール5評価!
本当に、ここまで
はまってしまうとは、予定外でした~(笑)
1枚250円で暇つぶしで見たら、全館BOXつきだし、場所によっては高値で売り飛ばせるだろうし、元とれればラッキー~的な、軽いノリの視聴の予定だったのに・・・(笑)
二期のキャラも、ほんの一部を除いては皆魅力的なキャラが多く・・
知性的な青年、少年に・・
豪快だけれど根は優しく逞しい男性・・
無邪気な癒しキャラに・・
理性的すぎるがゆえに、以外と不器用な大人の男性に・・
と・・
個性的だけれど魅力的な新キャラ満載です♪
まあ、これだけ数がいると、一人や二人は苦手キャラ出てきても致し方ない~て感じかもしれませんが・・♪
他にもアンジェシリーズ、存在するようなので、も少しだけ集められれば集めてみたいかな~
なんて・・・♪
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