SSブログ

トータルイクリプス 1~11話 [アニメ]

トータルイクリプス 1~11話感想です!
1、 2話にて、本編では描かれることのなかったヒロイン、唯衣の過去、学生時の話があり・・
1話のホノボノ~といた雰囲気から、2話に進めば進むほど、どんどんいっきにシビアな展開になっていき・・
ヒロイン以外の仲間達は一人、また一人と・・化け物に、どんどん食い殺されていく・・(笑)
それはま~生々しい映像です!
いや~~ここ数年、生ぬるい深夜アニメばかり見ていたので、おお~~と、久々に良い刺激を与えてくれた作品です!
映画でいうジョーズ・・
いや、ゾンビ・・バイオハザード・・
とでもいうべきでしょうか・・
餌を求めてただただ目の前の人間の肉に群がりくらいつく・・
もちろん、生きたままです。
唯衣はその様を見て、思わず嗚咽をとっさに口を押さえてこらえますが・・
流石に、仲間が「お願い、化け物にこのまま食べられるくらいなら、いっそ私の命を・・お願い」と、懇願しますが、唯衣には、そのとどめをさすことができず、恐怖と絶望の色をこびりつかせたまま、仲間は彼女の目の前で・・
そして、彼女の足元に転がってくる残骸・・
もう、彼女は、これ以上ないという悲劇を味わい・・
そして、その、3年後の話が3話となります。
あの、無邪気で、無垢だった面影はどこへやら・・
髪を伸ばし、凛々しい表情の軍事口調で命を下す彼女には、あのころの無邪気な面影はなく・・
アメリカから派遣されたエースパイロットの上司となるわけだが・・・
そう、この話は戦場でドンパチするのが目的ではなく、あくまで機体の性能を高めるテストパイロットの成長と、壮絶な過去を抱えているからこそ今の立場にきっとたっているであろうヒロイン、そんな中での戦いによるアクションバトル・・・と、いった感じでしょうか
表だっての戦いばかりではない、裏方の話を描いている作品・・と、いってもいいでしょう。
私自身、表立った戦闘ばかりでなく、こういうお話自体すごく好きなので、素直に面白いです。
操縦士と、指揮官・・ともいえる、立場の人間。
アメリカではエリートとして扱われてきたユウヤだが、日本とアメリカでは機体の仕組み自体がまったく違い、アメリカでエース扱いされていた頃の面影は一切なく、機体の性能をコントロールできずに悪戦苦闘・・。
スポーツにたとえるとわかりやすいかもしれませんね。
日本人と国外の人とでは身長も違えば、身体能力も違うし、価値観や考え方も違う・・・。
ならば、扱い方も行動の仕方も変わってくる・・。
日本の機体はアメリカの力まかせなものとはまったく違い、もっとデリケートな扱いが必要になる・・。
それをすぐに理解することは難しく・・
また、エリートゆえのプライドが邪魔して仲間とのチームワークも最初は旨くいかなかったけれど・・・
些細なトラブルや出来事で、少しづつ仲間っぽくなっていくんですよね♪
そうして、周りの言葉をもう一度かみ締め直すことで、彼は気づきます。
力あるものとの一対一の戦闘。
訓練中とはいえ、仲間が全滅し、やられてたまるか~~というギリギリの境界線の中、ようやく、ユウヤは見えなかった応えをようやく見つけることができ・・
6話では、パイロットとしての成長や変化・・というよりも、元ギャルゲーということもあり、メインの恋愛要素へ~と、物語はう少し動きます♪
よくある話です、訓練を含めたゲーム・・
海の上で緊急事態に陥り集団から孤立、やむ終えず近くの島に避難するもボートは流され、移動時に体調不良や怪我により身動きが一人でとれず、ヒロインは主人公に抱きかかえ上げられながら、雨風をしのぐために洞窟にて男女二人~というシチュエーション!
この作品では、男女一対二~ですが・・(笑)
普段強気な上司も、男手が必要な状況下におかれれば一人の女の子にすぎず・・
そういう、普段にないスキンシップが二人の距離をぐんっと縮めていき・・。
もう、お姫様だっこの時の頬の染めようとか、彼へと接近いようとする他の女性にやきもちやいたり、異性としての意識が急速に高まっていく唯衣の様子が、なんとも愛らしくって・・・♪
やはり、男女の恋愛~な話は欲しいですね♪
どんなアクションアニメにしろ、サスペンスにしろ・・
世の中には男と女がいるのですから~~(笑)
にしても、ここに出てくるメインの女の子たちは大方私好みの美女なのはもちろん、男子も私好みの美青年~なのが目の保養です♪
そして、回をおうごとに二人の仲も、仲間の絆も深まっていき・・。
ツンツンしていた主人公のキャラも、少し丸い感じというか、熱血キャラ・・というわけではありませんが、仲間意識を持つことで、相手の言葉を聞き、考えるようになります。
そして・・・
初めて実践でのやりとりですが・・
本当の英雄・・てなんでしょう・・
戦場の最前線で傷だらけで戦い勝利する・・
どんなに多くの命を助けたとしても、後方支援で楽に勝利するのは、けして英雄とはいえない・・
そりゃ、仲間からどんなに賞賛されても、スイッチ一つで勝利を得る戦術は主人公がいうように、機体の性能であって自分の能力ではない・・
と、謙遜になるのも、凄く理解できます。
又、同時に、過酷な最前線で戦うと同時に差別や迫害を受けてきた彼女たちの、主人公達に向ける温室育ちおのお坊ちゃま・・の、台詞も同時に理解できて・・。
同情されたり、変にかばわれたりするのも又惨めだったり・・
人の立場や視点を変えるだけで、人にはそれぞれの思いが見えてくる・・・
だからこそ、どのキャラの心理にも寄り添うことが出来る・・
心理描写が凄くしっかりしているのが素敵な作品です♪
特に、主人公ユウヤと唯衣の変化・・
現場と指揮官としての間だからこそ、通すやり取り、意見の疎通・・
ぶつかり、話し合い、納得しあい・・
パイロットとしての彼を認めるがゆえに、彼の意思を尊重したい・・
と同時に指導者としての立場に悩まされたり・・・
その、小さな繰り返しで、彼女は彼という男への信頼をどんどん深めていき・・
ユウヤの方も上司として信頼し始めると同時に、何気ない所で女である所を意識してみたりして・・♪
彼女が機密情報を守るため、自分の命をかけようと覚悟したとき・・
人間、やはり死ぬ覚悟は出来ても、化け物に食べられるなんて、人としての最後とはとてもいえない死に様であり・・
そんな最後、誰だって迎えたくない。
そんな最後はごめんこうむりたいと、見苦しくもなるものが当たり前・・
化け物に食われるかもしれない・・そんなとき、彼女の心をよぎるのは、最後まで使命を全うできなかったこと・・。
そして、彼との今までの出来事が走馬灯のようにながれ・・
もう、駄目だ・・・
と、思ったところで、流石主人公~~
登場が最高~~にカッコよすぎる~~~!!
という所で、今回の感想はこんな感じで・・♪
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ