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バリアブルバリケード 壱哉 プレイ感想3 幸せは山あり谷あり等価交換! [ゲーム]

はい、バリアブルバリケード壱哉プレイ感想の最後となります!
おお~~ようやくか~~と、いうのが素直な感想でしょうか・・♪
いつか、こういう日がくることを待っていたよ~~~と、思わず心の中で拍手~なシーンです!
だがしか~し、ここからがまた一難~
人生、そう簡単にはいかない・・・
人だって、そう簡単に変わることもできない~て奴ですね・・・(笑)
いや~簡単に変われれば苦労はしないといいますか・・・
苦労してきませんでしたよ~と、言いたい展開です・・(笑)
同時に、その展開がもう、笑いがマジ止まらない内容でもあり・・(笑)!
そう、乙女心は複雑です。
私も旦那と結婚したけど、別に恋心があってしたわけじゃない。
だからといって、今の生活に不満もなければ、むしろ満足で幸せな今がある・・。
そう、日常の幸せなんて、凄く些細なことなんです。
友達としてはいいけど、恋人にするには・・そういう微妙なラインも確かにある。
夫と恋人では求めるものも、まったく違うし・・
なんんとなく、人としては好きだけど、壱哉はヒバリちゃんの恋愛タイプとは違うのかな~なんて・・・(笑)
必ずしも・・・
良い所=恋愛の好き・・
というわけにはいきませんからね~
好意ってのは、友情~にも繋がるわけで・・。
そして、壱哉君もそれがわからないほどお馬鹿君じゃないし、少しづつではあるけれど成長はしてるんです♪
だから、気持ちを伝えるに必要な言葉の選び方は、とっても大事で・・・
壱哉もちゃんと考えます・・
そして、その考え方に、プレイヤーである私も納得させられたりもして・・♪
にしても、自分以外の第三者~の言葉って大事ですよね、本当。
本人、いっぱいいっぱいで周りみえなくなっているときに、頭を冷やしてくれるというか、結構単純なことを見落としているのに気づかされたりとか・・
傍にいてくれる人ってのは、やはり大事です♪
家族、友人、ご近所さん、なんでも・・
まあ、プライベートに鋭く突っ込みいれてくれる人程ありがたいものですしね♪
けれど・・
問題なのは壱哉ではなくヒバリちゃんの潔癖すぎるくらいの心・・
よもやここにきてまで、あの言葉を気にするなんて・・
こんなにもヒバリのことを思い、包み隠さず告白してくれた男を・・あんた馬鹿?と、思わずつぶやいてしまいました(汗)
いや~さすがに壱哉が可哀想でしょう・・彼にとっては過去よりも今なわけで、そんなどうでもいいことひっぱられても、とっさに答えなんてだせるはずもないでしょうに・・(汗)
最後のチャンスだと決死の行動を、ヒバリは己のわがままで打ち砕いてしまった・
本当、ぶっちゃけ、いつまでも過去のことを引きずっていても仕方ないし、意味なんてない。
大事なのは過去よりも今のはずなのに・・・。
約束された未来なんてない
友情にしろ、恋にしろ、大事なのは今を大事にし、それを、どうやって継続していくか・・
未来なんてものは自分で作るものですから
そういうところ、理解していないのが、ヒバリちゃんの世間知るず・・という奴なのかもしれませんね、壱哉ルートでの・・
まあ、この年になるまで恋愛らしい経験もなく、鳥籠の中で育てられたお嬢様なので、仕方ないといえばそうなのかもしれませんが・・。
そう、絶対的な運命の出会いなんてものはない・・
人同士の出会いなんて偶然のなれのはて、神様がめぐり合わせてくれるわけでもない
たまたま、あの時、この時間、こんな出来事がきっかけで・・今にいたる・・。
それが少しでも、一瞬でもズレていれば、違う出会いがあったろうし、そもそも出会いがなかったかもしれない・・・。
そういうものなのに、この子は現実に夢を見すぎていて・・・。
第一、 せっかくであった運命なのに先に別れの未来を想定することこそがおかしいのに!
人が人を好きになるのに必ずしも理由は必要ない
そりゃ、きっかけには理由があるかもしれないけれど・・
そこに理由を求められても・・というやつでしょう~。
壱哉はひとつも悪くない・・・
なのに、無意識とはいえ、ヒバリは彼を攻めた。
そんな彼女攻めるでもなく、ただ自分が悪いのだと思い悩むと同時に、ヒバリの心にブレーキが入っている理由も、今の彼には手に取るようにわかっていて・・
そして、その、思いつめた結果が・・
なんというか、もう、惚れた女を他の男の物にするくらいなら~~と、全てをすてて腹をくくった男ってのはとんでもないですね~(笑)
いえ、こういう展開を求めていたし、やっちゃうだろうな~~とは思いつつも、期待以上にテンションあがって仕方ない展開に・・♪
やはり、乙女的なシチュエーションとして、本当に凄く最高に燃えるし、この決断をした壱哉をカッコイイ~~
よくやった~と、心からいえるのです・・♪
だが、しか~し・・・!
なにぶん、元がラブコメ・・(笑)
その展開というのが・・
悲鳴をあげながら助けを求めるヒロイン、それを必死の形相でおいかける花婿候補&執事達・・
そして、己のした行動の大胆さというか、暴君っぷりに、もう、どうにでもなれ~と、すでにいっちゃっている壱哉(笑)
このドタバタ間が面白くないといわずなんという~~(笑)
だめです、本気で笑いの止まらない展開になっていきます!
イベントCGも可愛いミニイラストなので、コメディ感に拍車がかかってます♪
そして、その逃亡劇のラストは・・・
本当、ヒロインの突っ込む通りの、どこぞのサスペンスドラマ・・・(笑)
がけっぷちに追い詰められた壱哉とヒロイン・・
駆けつける仲間たちへと向けた壱哉の激情・・
そして、物語はどんどんサスペンスドラマのクライマックスへ・・(笑)
そして、そして・・
そのクライマックウスで叫んだ彼の、最後の、本当に最後の、たった一つの思い・・
それが、彼女の一番ほしかった言葉。
そう・・・
大人にあって、子供にはないもの・・
それは、地位や名声、大人が社会で生きていくうえに必要なもの・・
けれど、一番大事なのは・・
覚悟や責任・・
子供たちにはなかなか得られない。
親に守ってもらえる環境なので、大人程に何かを覚悟していきなきゃいけないわけでも、重い責任をおわされるわけでもない・・。
そう、子供は大人よりも自由で、子供のおこしたことを責任とるのは、もっぱら大方大人で・・
それに、子供の世界はとても小さい、大人のように生きる場所を失うとか、家庭をなくすとか、そういうことを起こせるほどに、大きな何かができるわけでもない・・。
子供たちってのは、小さな世界の中で、大人達に教わりながら、少しづつその視野を広げていくものです。
だから、子供たちが思うよりもずっと、大人は大きな責任と言う名の覚悟を背負わされているんです。
世の中は平等・・
全てが等価交換でなりたっている・・
対価をえる際にはそれに等しいものを捨て去る覚悟・・
大きければ大きい程に、その覚悟は必要で・・
壱哉は、社会的地位と、失ってしまうかもしれない彼女の愛、それゆえに傷つけられる己の心、そして自身の命と交換に、彼女の愛をがむしゃらに手に入れようとした・・。
愛を手に入れるために、愛を失う覚悟を持つ・・なんて、矛盾しているかもしれませんが・・
全てを失ってでも手に入れたい・・そんな風に思える情熱って、なかなかないです。
少なくとも、私は、そこまで覚悟を持ってした壱哉をカッコイイ・・と、思えますし・・。
最初はどうなることかと思っていましたが、最後の最後でカッコよくしめてくれた彼に拍手。
誰にだってできるわけじゃないんですよ。
大人は嘘つきで、ヘタレで、でも要領のいいふりができる生き物ですから・・。
というか、自分のためだけにここまでしてくれる人を・・
自分だけをここまで思ってくれる人との出会いなんて、一生に一度あるかないかの出会い。
きっと、未成年の子にはわかりづらいかもしれない。
大人になってみなきゃわからない大人の責任や理由もというもの・・・。
子供同士の自由なだけの恋愛にはない、大人同士の愛の形というもの。
家庭を持つことの意味や大切さ、難しさなんてのも、きっと独身の子が理解するには難しいことも多いだろうし・・・
結婚しなきゃ理解出来ないことも、沢山ある。
そういう、大人だって不器用で、お馬鹿で、情けなくて・・
でも、だからこそ必死なんです・・
そういう姿を、改めて教えてくれた物語・・・
だから、心からこの二人のハッピーEDを祝福できるのです。
他の花婿候補よりも、正直いって、深く、深く感情移入できてしまいました♪
まあ、それだけ私も情けない大人~~てことなんでしょうけれどね(笑)
でも、情けない部分を補うために人間は知恵と努力・・という言葉があるのですから・・
こんなに必死に頑張ってみせた彼の行いを、どうしてカッコ悪い・・なんていえるのでしょう。
自分にはカッコ悪いところなんてひとつもない・・なんていってる人は偽善で、何か見落としているのではないか・・と、私的に思います・・。
欠点のひとつもない人間なんて世の中今せんから・・。
そう思えない人は、きっと、相手の本当に気づいていないだけ・・。
そうでなきゃ、ヒバリの心を射止めることなんてできなかったでしょう、壱哉は・・。
最初は壱哉みたいなタイプは扱いに難しくて、リアルに自分の結婚相手にするには・・
なんて思っていましたが、最後の必死な彼の告白で、そんな気持ち全部吹き飛んじゃいましたね。
私もヒバリと同じ立場ならば、きっと、こんな不器用な彼の愛をうれしく受け止められたんじゃないのかな・・・と・・♪
多分、私もヒバリも、ある意味似たもの同士~な所があるでしょうから・・
だからこそ、本当に、最高~~のシナリオでした!
本当~~~~~におめでとう、二人とも~~!!!!
そして、その後の仲間同士のやりとりが又笑えて仕方なく~♪
もう、恋愛だけでなく、全てが旨くいったハッピーEDそのもの~~~!!
にしても、他キャラルートでは執事君の存在はあくまで彼女達の中を割く前提~の行動が大目でしたが・・
壱哉ルートでの彼は・・ああ、本当にヒバリのことを愛し、ヒバリが選んだ相手に彼女をささげようとしてくれていた・・
そんな雰囲気が凄く垣間見られたのが凄く良かったです♪
そして、何より、彼がいうように・・
ヒバリちゃんは一歩大人の階段を上ったのです♪
人を愛する勇気と愛してくれる人がいるということ・・♪
そして、執事以上に大事に思える人・・
彼という存在から、いつかくるであろう卒業・・という言葉を笑顔で受け入れられる彼女へと・・・とでもいうのでしょうか・・
そう、大切な存在に変わりはないのですけれど・・ね♪
そして、EDの後は、二人だけのラブラブな新婚生活~~
と、思いきや~~
流石ラブコメ~~最後までこのノリは忘れてくれないとみた(笑)
そして、一皮向けたヒバリちゃんは無敵です!
この様子だと、結婚したら、壱哉君はバッチリ彼女の尻にしかれそうですね・・(笑)
恋する乙女はまさに無敵~~!
更に、嫁さんはもっと無敵~~てね(笑)
いや~~本当~~~にイイシナリオでした!
4人の中で、個人的には一番良かった~~と、思える内容!
で、バッドEDの方はといいますと・・・♪
ヒバリちゃんが冷静・・・というよりも、ものすごいリアリストで、怖いくらいに強く強かな女の子に・・(笑)
でも、その強気があだとなり、敵に足元をすくわれる形に・・
て、流石メインキャラルートのバッドEDはイベントCGもついてるのね~♪
そして、残る壱耶ルートアナザーEDは~~♪
なんか、皆で仲良しこよし~な、ドタバタ展開になるかと思いきや・・
ちゃんと彼への愛情を認識しつつも・・
ああ~それでいいのか、ヒバリちゃん~~!
これはもはやある意味バッドEDでは?
という展開に思えるのは私だけ(笑)?
というか、二人が割り切って幸せならそれでいいのかな~な~んて・・
思ったよりも明るい終わり方なので、そんな風に思いつつ・・
壱哉ルート、プレイ完了です!
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