SSブログ

神凪ノ社 五月雨綴り 仁科 プレイ感想1 [ゲーム]

神凪ノ社 五月雨綴り~
二週目は、本命君、その2?の仁科君のプレイ感想となります~♪
ということで、さり気にお礼をいってみたり、料理を誉めたりしながら、好感度をあげていきます!
変わりに沢木君には当たり障りない返事をしつつ、仁科君へとさりげに積極的に行動していると・・
沢木君攻略時よりも、さりげないレベルで彼も愛想よくなりつつある中・・(笑)
個々ルートによって明かされる仁科先輩の過去・・ だから、この兄弟はこんなに仲が良くて、弟の葵君も優しくイイ子なのだな・・と・・。 やはり、苦労していると、兄弟、力を合わせていかなきゃいけないから、自然と支えあい、愛情深い、しっかりした子供になっていく・・というか、なりやすいものなのかもしれません・
なんて感じつつ・・。
それにしても、何気に食玩のおもちゃ見ては、お菓子そっちのけで喜ぶ子供時代の瑞希を見ると・・
情けないことに、現代の大人は子供とさしてかわらないのだな・・と・・
だって、インスタ映えするからといって、ろくに食べずに写真とってポイ捨てするような、食べ物を大事にしない、罰当たりな大人は、子供以下の精神年齢な気がします。
食べ物大事にしない人に、ろくな人間はいないだろうな~と、個人的に思ってみたりして・・。
いい大人だから、瑞希みたく注意してくれる人もいないのが、情けないことこの上ないですね・・。
本当に、エチケットやマナー以前に、人としての最低限の行いができなさすぎる現代人が情けない~~
と、古き良き時代を大事にしてそうな、このゲームを見ていると、つい思ってしまいました(笑)
にしても・・
やっぱ、ここに登場してくるキャラって皆好きです!
何がどうとかいうわけではありませんが・・
ちっちゃな葵君の、子供なりに精一杯励まそうとしている姿とか・・
不愛想ながらにも、瑞希のこと心配してくれる仁科先輩とか・・
心配のあまり瑞希に電話越しで怒鳴っては、最終的に完全にスネモード・・体は大きいのに、やっていることが小さな子供で可愛い・・(笑)
なんだか、そういう風景が、とても暖かく感じられて・・。
仁科兄と弟と、瑞希と・・
なんだか3人親子?兄と姉と弟とでくつろいでいるような風景が和まされます。
少し、家庭の事情が、ほんの少し切ないですが・・
子供って、本当に無垢で無邪気で、怖いくらいに純粋で・・
いい子だから、余計にかわいそうになってきてしまう時もある。
自分のわがままいいたい放題いえる子の方が、幸せというか、本人にはわからないことだろうけれど、それは、とてもありがたいことで・・。
そう・・
例え、どんな親であろうと、小さな子供にとっては絶対的な存在
だって、小さな子供は。親がいないと生きていけませんから
もしかしたら、生きるための本能で親に子供はすがってしまうのでしょうか・・
そんなことを思いつつ・・
3人で一晩過ごしてからの、仁科先輩と瑞希の関係も、軽口叩き合えるくらいのレベルにまで打ち解けては、やはり喧嘩腰~になっちゃうようで・・・(笑)
でも、個人的には佐々木君のような優しげな男の子よりは、これくらいはっきりいってくれる男の子の方が好きかもしれません。
まあ、多少腹たつこともあるでしょうが・・
嘘で飾ったお世辞言われるよりかは、ましかな~と・・(笑)
そして、さんざん馬鹿にされ腹がたった勢いで、ついつっけんどんな態度をとってしまいましたが・・
うん、素直じゃない男の子の優しさって、不器用でわかりにくいけれど、わかってしまうと気持ちが良いものです(笑)
本当に・・
瑞希の姿が見えなくなって、何かあったんじゃないかと汗だくになりながら必死に探して・・
大切な人を失った、こらえ切れない悲しみを・・無理しているのをちゃんと感じて受け止めてくれたり・・
いい男がしてくれる言動を、しっかり持ってくれていると・・♪
厳しいようで、本当は凄く優しい・
このバランスがたまらなく魅力的で・・♪
そして、クール!
ヒロインは、あの一件以来、彼を無意識に異性としてみるようになってしまっているのに・・
何があっても、マイペースで動じない男です。
成り行き上とはいえ手をつなぐことになろうが、頭をなでることになろうが・・
取り乱してみせたのは、彼女が姿をくらましたときのみで・・(笑)
何を考えているのか、なかなか底がつかめない男です(笑)
こんなに女の子オーラだしまくっている彼女見ても可愛い~とか、戸惑うことはないのか~(笑)
でも、素知らぬ顔して親切なんですよね、この人・・
多分、瑞希限定で、他の女子とは無意識に扱いが違う~てのが良いです♪
それが、特別にかわいがるとかいうのではなく・・
彼の中で、彼女という存在が、女子とか、そういう認識の範囲を軽く超えている・・
とでもいいましょうか・・。
家族・・みたいな雰囲気になりつつあるのでしょうか・・
というか、すっかり葵君の姉であり、先輩の妹・・
そんな立ち位置に確定されているような・・
けれど、なんにしろ、一人だったら憂鬱な気分でも、一人じゃないというだけで楽しくなれる・
そんな間柄って。凄く素敵な関係・・。
そう、温もりなんてものは、血筋なんて関係ない。
本当の家族の方が、ずっと冷たい・・そんな家庭環境があることが酷なことで・・。
子供との約束を平気で裏切る親・・
そして、そんな子供の純真な思いを傷つけたことすら気づかない愚かな親・・
仕事等の都合は、まあ仕方ないです。
次を作ろうと思えばできなくもないわけで・・。
けれど、彼らの場合はそういうわけにもいかない。
子供を捨てるという親の罪深さを、大人は知らなければ、少しでも考えなければならない。
けれど、そんな親に育てられたからこそ、今彼らはここにいて出会うことができていて・・
て、それは結果論でしかないのですけれどね。
又、それも運命というやつなのでしょうか・・
なんて思いつつ・・
結果、そんな出来事があったからこそ、二人の中が更に進展したわけで・・。
そして、甘い雰囲気とは違う、二人の心のよりそいあう雰囲気が色濃くなってきて・・♪
そう、それは彼らにとって何より大事なものを失ってしまった故の結果であり・・
失われたものを取り戻せることができるのか・・。
ある決意と共に、行動し始めます。
てか、その目的を達成した後のシナリオの一部だけ、どうしても突っ込みたくなってしまった私。
そう、腕から血を流していて、転んで怪我・・という理由はどうなの?てか、その言い分で納得してしまっていいのか?
なんて思いつつ・・(笑)
悲しい事実がつきつけられることになり・・
まあ、こういう話にはよくありそうな内容ではありますが・・
個人的には、もっと酷く、残酷でもいいのですけれどね・・
生き埋めとかいろいろ・・
こういう話、昔語りにはよくありましたからね。
昔の人は今よりも迷信とか、たたりとか、そういうの酷く信じられている時代がありましたから。
まあ、化学の発展~なんてものもなければ、知識を知らないから、何でも神様のせいに・・せざるおえない時代・・
妖とか物の怪の存在が信じられていたのも、人間以外の生き物・・生物等を知らなかったりとか、そういう理由もあったのかもしれません・・。
でしょうし・・。
後は、魂は人以外の者にも宿る・・なんて信じられていた時代です。
長く共にした物は、持ち主の魂が少しづつ移っていく・・とか、そんな理由だったきがします・・。
でも、それだけ、昔は物を大事にしていた時代・・ということで・・♪
にしても、仁科先輩って、本当にえらいですね。
働かざる者食うべからず
ということを、本当に肝にめいじられていて・・
私の子供の頃よりもずっと立派。
まだ高校生の身の上で生きていくためにはお金が必要で、そのお金というものは社会人になって初めて自分のお金が手に入る。
お小遣いやお年玉はしょせん、自分ではなく大人に与えられたにすぎないもので・・。
なんの努力もしていないのに簡単にもらえるなんていうのは、本来贅沢極まりないはずなんですよね。
今の子は、一回のお小遣いでゲーム1本購入できたり、万単位のプレゼントを貰うのが当たり前だったり・・。
なんの苦労しなくても簡単にお金が大量に子供の手元に入っては、欲しいものをやすやすと入手できる・・
そりゃまあ、今時の若者が世の中なめて育つわけですね・・。
彼の爪の垢でも煎じてのんだ方がよいのでは・・と、思わずにはいられません。
生活のために、何かをあきらめる・・なんてことも経験ないでしょうしね・・・。
自分より大切なものの存在とか・・
て、私も学生時は、そんな人いませんでしたが、まあ、お金の有難みだけは、小学の時すでに感じていた気がします。もらえないなら、もらえる努力と工夫を~てね・・(笑)
そうして、心が近づけば近づくほどに、大きなすれ違いや相手を傷つける出来事も生まれるもの。
でもそれは、相手を思うが故・・
何の痛手もなく人と理解しあおうなんて、それは世の中を知らない子供だけがいえること・・。
そして、さらなる悲劇が二人の目の間に襲い・・。
彼女が選んだ道は逃げないこと
逃げても何も解決しない、時には時間が解決してくれることもあるかもしれないけれど、逃げきれない問題だって、きっと出てくる
そういう辛さに立ち向けたとき、その心の痛みの経験の元、人を支えられる人間でありたいと思えるようになる
痛みは傷を与えるだけでなく、人の心をはぐくむものでもあり・・。
けれど、仲間の忠告をまもらなかったがゆえに・・
てか、こういう終わり方は悪くないけれど、どうせなら、イベントCGが~~
その後の二人が凄くみたかったのに・・・
てか、メインキャラなのに~なぜ沢木ルートにはバッドイラストがあって彼にはないんだ・・
なんて思いつつ・・・
ハッピーED攻略に向けて~
てことで、彼から与えられる好意を素直に受けつつ、好感度をどんどんあげていきます!
そして、無事にたどり着いた結末は・・
そりゃそうですよね、幼いころは、どんな親でも親にすがってしまうもの。
それが生きるための本能だったとしても、心は確かにあるわけで・・
そういう経験も彼はしているからこそ、弟を暖かく思える気持ちがある。
子供のうちは、悲しいときは泣いて、泣きはらしちゃってもいい
でないと、大人になったとき、泣きたくても泣けない人間になっちゃうし、何時でも好きな時に泣ける立場も時間もなくなってしまいますからね・
大人になるって、そういうことでもあり・・。
そうして、思いをつげあう瞬間、人の温もりが感じられるのは幸せなこと・・
それは生きている証拠だから・・・
とでもいいたくなってしまう、甘く切ない雰囲気で・・・。
ハッピーEDの終わり方~というか、告白ノシーンは、沢木君ルートよりも、こちらのルートの方が好きかもしれません!
いや~互いに惹かれあっている・・て、気づくと、こういうタイプは、とたんに甘くなる・・・というべきでしょうか(笑)
いえ、やっていることは、何気に好きな子を虐めたくなる、小学生~と似ている感じなのですが・・
周りから突っ込まれて、ちゃんと反省しているということは、悪いことをしている自覚~なんてものはあったのでしょうか~(笑)
なんだか、外野に二人きりでイチャついている?所を突っ込まれて、照れる彼の素振りが可愛いです♪
瑞希も定番のヒロインっぷりの思考回廊が可愛くてたまりませんし・・♪
そして、ラストは、雰囲気的には、今のところトゥルーEDっぽいかな・・と
妖を封印する方法と、彼の父親がなぜ姿を消して今になって表れたのか、それらは冒頭のサブキャラ達の、何気ない言動が謎の解明に結び付き、それは結果的に、妖にとりつかれた多くの人々を救うことができて・・
けれどそれは、大切な家族を守ると同時に、失うことにもなる・・。
理不尽なことは世の中沢山あるけれど、それだけではないはず。嫌な思い出も悲しみも全部、今の自分がここにある証拠
と、私が感じていることを、改めて物語ってくれた作品のように思います。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム