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スチーム プリズン エルトクリード プレイ感想 3 [ゲーム]

スチーム プリズン エルトクリード~一つ目のバッドEDです!
このルートはウルリクとの共通ルート部分と重なるんでしょうか~
いや~
シビアですね、彼のいう現実についての語りは、どれも凄く真っ当そのもので・・。
私も事情のよく知らないのに、さも知った風に語られた上で同情さると、流石に内心イラっとする時、正直なきにしもあらず~ですからね(苦笑)
だから、多くの物事を語るには多くの物事を良く知り学ぶ必要がある
上辺だけの適当な語りにならないように・・
人助けだってそう・・
誰かのために何かを行なうために責任を追う・・というものは、自分で責任をとれる、とれないの範囲を見誤ってはならない
厳しく冷たいことかもしれないけれど・・
目の前の人だけでも助けたい・・・その思いは確かなる善意のものです
でも、その目の前にいる人たちの数が自分の手に負えない人数だったら・・
一人一人を助けていくのは難しいもの・・
そして、組織的なシステムにおいて、それが自身の上司等に面倒を蒙ってし貰わなければいけない場合になったときは・・
それは最早自分の手に負える、追えないの判断をきちんと認識しなければいけないもので・・
と、大人になると、ヒロインのように正義感~~だけでは生きていけないのが悲しいところです。
正しいことをしているだけだけど、大人になる程に、その正しさを貫くためには色んな覚悟が必要なときもある
見過ごしていることが正しいわけじゃない、それどころか間違っている行為のはずなのに、それが許されてしまう・・
そこに理由なんてない、そういう世界だから肝に銘じろ・・なんて・・
政治の世界そのもののようですね。
上が間違っていることをしているのに、それを注意すれば自身の首が切られる・・・
何故上司の暴行が許されるか・・そこに理由なんてものは存在しなくて・・
そんな、身勝手な大人の言い分を浮彫りにされる・・
そして、もしかしたら、そんな身勝手な大人達の犠牲にあったことがあるのでしょうか・・ウルリクは・・
そんな彼の素振りを感じると同時に・・
自由ってのは、自由奔放に見えてそうでない。
自由だからといって何をしてもいいわけじゃない、枷がない分自分で判断し行動した分だけとらなきゃいけない責任というものがある
それが分からないうちは、自由だなんだ~なんて発言する人には、まだ早いのかもしれませんね・・。
なんてことを思いつつ・・。
制限されているからこそ、物事考えやすくもなるし、逆に、その制限を鵜呑みにしすぎるときもある・・
二者択一~どちらを選ぶかは、その人の資質次第のような気もしますね。
私は前後の中間でしょうか。
与えられた制限を護りつつ、疑問に思う所は疑問として、何故なんだろう?と、ちゃんと考えるようにしています
だって、言われたことを何も考えずしてるだけでは、根本的に物事を何理解できていないような気がしますから(笑)
それを学ぶ為に人は人同士の付き合いを深めます。
現に、ウルリクは上界人を毛嫌いし、そんな輩がどうなろうと、間の前で命を奪われることは当たり前だと、いってのけていた彼が、キルスの正義感~に触れて葛藤し始めます。
社会のルールが必ずとも正しいものでもなく、それは道徳として間違っていることもある・・
日本の法律~なんかはまさにそれ・・とでもいうべきでしょうか・・。
日本の法律は論理的な部分だけであり、そこに正義~のような人としての心は存在していません。かといって道徳のみで作りすぎると又難しい(苦笑)
正義感や信念は大事です
人が人である証の一つでもありますから。
世の中には色んな人がいます。差別する人、される人、裕福な人、そうでない人・・
それらにおいて、同じ事柄でも環境一つで意見や価値観は大きく変わってしまう・・それは仕方のないことで・・
だからこそ、自分だけは・・そういう貫き通す想いというものを失ってはいけない・・。
そんな気がします。
間違いを間違いだと声を大にしていえない世の中ならなお更大事にしていく事柄でもあるのかな・・
なんて、個人的理想~なんですけれど。
今の自分に出来る範囲~てのは、きっと、何処かにある筈でしょうからね。
そして、剣ではなく銃という武器・・
ガンダムでいうなれば、人の操縦しないロボットはただの殺戮であり戦争とはいえなくなる。
人の痛みを感じるからこそ人は命の重みを感じることが出来る・・
それと同じような疑問をヒロインは抱きます。
相手の顔をみなくても殺せる武器は、どこまでも残酷になってしまいそうだ・・と・・
そして、その武器を開発したのは・・
と、どうやらウルリクルートをまたぎつつ~エリクのバッドEDに繋がるようですが・・
ウルリクの予想外な過去が垣間見え・・
今の彼の性格に何やら関わってくるのか?
想像以上に過酷な人生を経験しているようで・・そりゃ、裕福に育ったお嬢様~なヒロインのことを毛嫌いするのもいたし方ないといいますか・・。
その代わりに、エルトとウリリクの関係性・・て奴が凄く浮彫りにされてきた話でもあり・・
ベストEDよりも複雑な組織絡みが出てくるようで・・
あんなに仲むつまじいウルリクとエルトが声を荒げて言い争いにならねばならない状況になるとは・・
上界と下界を繋ぐ1本の大きな柱により動き始めます。
ウルリクはエルトとは違った意味で自身を見失っているようで・・
どんどん、怪しい方に・・
そして、エルトの冷徹さ~も、凄い浮彫りにされるルートでもあり・・
普段の彼とのギャップが激しい分、少しだけ怖い・・
なんて思いつつ・・・。
本当に、文化の進歩は素晴らしい・・
素晴らしいがゆえに恐ろしくなる・・
車の進化も・・・
医術の進化もめまぐるしくて・・
本当、時々ついていけなくなるのです。
人の命を救う技術の進化は大歓迎です・・
でも、ながらスマホのように、人の脳の活性化を低下する技術はこれ以上発展しなくてもいいのかな>・・なんて思います。
技術の進歩だけ、人の心や感性を削り落としていくように思えるのは私のきのせいでしょうか?
他人の顔を見ずに会話できる環境は使い方によって素晴らしいです。
でも、顔が見えないからと、好き勝手にそれらを悪用する族がいるのも事実・・。
裏アカウントで陰口、罵詈雑言いうてのもその一つ。
どうせ顔が見えないからと、無責任に炎上する若者・・
それらの行いは全て現実をきちんと生きていけない人の言動ではないのか・・
そう思うと悲しくなりますね・・。
自分に甘くて、他人に厳しい・・・そういう視野の狭い人達の寄せ集めのようで・・
そう、この物語のエルクはそうじゃない。
私情を挟まず自分にかせられた仕事は、どんなに心が辛かろうと回りの人に当り散らすこともなく、涙を呑んで遂行する・・。
けして情が薄いわけではない・・
けれども・・
だからこそのこの終わり方が・・
切なくて、苦しくて・・
人は、自分に厳しく他人に優しくあれるのが一番なんでしょうね・・。
そして、時には自分に優しく、時には他人に厳しく・・
その境目というものは多くの人生経験をして育んでいくもの・・・
公私混合する愚かな市議や国家公務員さんにも彼らの爪の垢をのませてやりたい・・・
そんな風に思います。
世の中綺麗ごとだけじゃやっていけないけれど・・
だからこそ大事にしていきたい・・
していかなければならないものがある・・、
一つは人との繋がりを大切にすること
一つは残された物はその人の分まで前を見て生きること
かな・・と、思います。
本当、ラストの幼き頃のエルトとウルリクの回想シーンから、花束を抱えるエリクのスチル映像・・
このバッドEDでは、キルスとエリクはあくまで騎士と雇い主・・
それと同時にパートナ・・
心のつながりの部分は恋愛面とは、又違いますが・・
キルスは一生彼の代わりにエルトを支えると誓い、そんな彼女にエルトは心を託し前を向いて歩いていく・・
泣いている暇なんてないくらいに、彼のこれからの人生はまだ続いていくのです・・・
という、リアルの終わり方が・・
どうやって、バッドEDに繋がるのだ~~と、思っていましたが・・
想像以上~~な出来上がりです!
バッドというかトゥルーED扱いでもいいんじゃないか~~て、思うくらいですが、本当心いっぱい満足です♪
さて、バッドEDはまだ他にもあるので~期待してプレイしようかと思います♪

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