SSブログ

薄桜鬼 風華伝  相馬ルート プレイ感想 2 [ゲーム]

薄桜鬼 風華伝  相馬ルート プレイ感想

相馬くんルートは、本当に新撰組の一員になったとはいえ、刀を持ちながらも主力戦力~というわけではなく千鶴と同じく新撰組の秘密を守り、彼らの様子を伺う・・という立場に近い故に、物語の展開も大きく変化を見せているのが面白い。
表ざたにはされていない小話ゆえに、今まで必要なかったよな~このキャラ・・
と思えるキャラの背景がより浮彫りにされてくるというか・・
それでも、やはり、この目の前で好き勝手に自分の事情だけをまくしたてて剣を暴れさせるこの男を好意は抱けない(笑)
私利私欲に溺れて他人に暴虐無人~にふるまう人は苦手です(苦笑)
その分、危うくも、新撰組長の剣を裁き、受け止め「そんな濁った剣筋は恐るにたりない」と、いってみせる相馬君のカッコよさがどんどん際立ってくるといいますか・・♪
この男の叫ぶ学や時流は、本来は強さには関係ないもの。
真の強さってのは何にも囚われない心こそ誠の強さなのでは・・と思えてしまう。
だって、学や時流があっても、自分さえよければお前のことなんてどうでもいい・・
なんて思える男はお世辞にも心の強い男とは、とうていいえないわけで・・
復讐に心奪われ、それを実行しようとする心程愚かな行為としかいえません。
悲しみに心囚われるな、憎しみを抱くな・・
なんてことはいいません。
だって人ですから・・
苦しみや痛みを抱えて生きている生き物・・
寧ろ、それが人としての行き方・・
ただ、その憎しみや悲しみに負けてしまっては、犯罪者と同じ所に落ちてしまうのだということを・・。
人の命を奪うものは、奪われる覚悟をもつものだけだというけれど・・
私自身、殺されるのは嫌だから、人を傷つけたり殺したりなんて行為はしたくない・・
と、思うのです。
殺されるのも、自身が殺人者になるのも、どちらも怖いものは怖いし、そうやって命を重んじて生きていきたい・・
それが人の生き方かな・・なんて思いつつ・・。
千鶴ちゃんの機転でなんとかこの場は無事しのげ・・。
そして・・
平助君が薬をのまざるおえない状況になり・・・
そんな彼の口から出た、彼の名前・・
他キャラルートでも、たびたび出てくることはあったけれどその詳細はこの本編で明かされることはなく・・
て、私もゲームでプレイしたはずなんですけどね~
お浚い感覚で平助君の口から改めてきかせて頂くことに・・(笑)
ああ・・確かにそんな出来ごとあったよね・・
と、おぼろげながらに思い出しつつも平助君の話しを聞き終わります・・。
本当、高い志は大事だけれど、志では食べていけない・・
そんな現実というのは確かにあるわけで・・
世の中難しいものですね。
便利に見えて、それ故の不条理も出てきたりして・・
でも、そんな嫌なことばかりでなく捨てたものでもないのが人の人情って奴で・・
そして、今度新撰組が出来る前の昔語り・・
夢を追う若き頃の彼ら・・
純粋に力を求め、真の誠を求め腕を磨く彼らは誰よりも強く輝いていたんだろうな・・と・・
同じ志を持つ仲間達と・・・
立派な武士になると・・・
そう、真の武士とは立場や身分ではなく志で決まるのだと・・
上辺だけの権力や身分なんて、ただの驕りでしかない・・
力あるものこそ正しき道、力の使い方を誤ってはいけない・・
けして独裁者などになってはいけない・・
日大の田中理事や内田のようなものはけして許してはならない・・
そんな語りを力強くいってみせる相馬君に、あの沖田さんの信頼まで得られるとは・・
こうして語り合い通じ合いながら絆は出来あがっていくのですね♪
自分が剣を握れるようになるそのときまで、近藤さんの子と頼むよ・・て・・・
自分の命よりも大事な人を他人に任せるなんて、あの、ひねくれものの沖田さんの発言としては、なかなかありえません♪
そして、その後の相馬君の言葉は・・
何も持っていないからこそ、何か得るために努力をした・・
だからこそ何にも変えがたい何かを手に入れる・・
簡単に手に入る物ほど薄っぺらいものはない・・
何もない所から何かを作り出すことほどに難しいものはないんです。
だから、新しいものを自分の手からで生み出すことは凄いこと・・。
そして、だからこそ、その大切さと思いの強さは人一倍で・・
努力して成果を出せた人は努力するのが好きなのは、努力すれば成果を出せることを知っているから・・
そうでない人は、努力の先にあるものを知らないから・・
勿論、何でも努力すればあ得られるわけじゃない、沢山の挫折や苦しみもあって・・
だからこそ努力を惜しまない自分を求めて、更に強くなっていくのでは・・
そう、私は、何も持ちえていないけれど、諦めない根性だけは、きっと人一倍強いんだろうな・・なんて思ってみたり・・(笑)
だから、新撰組の皆の思いに共感できる部分も少なくなくって・・・♪
そう、自分はまだまだだと思っている間は、人間は何処までも成長できるんです。
自己満足しちゃうと、そこでストップしちゃう・・・
だから人は生きる上で目標を持ち続けなければならない・・・。
それと、誰にも譲れない強い信念・・・
私だったら・・・
自ら人を殺めたり傷つけないこと・・
て、出来て当たり前のことだけど、だからこそ大事かな・・なんて思います。
だって、これを平気でしてしまったら、きっと人生一生を後悔することになると思うから・・
後、やる前から出来る出来ないをきめず、者は試してから判断すること・・
してもいないうちに出来る出来ないを判断するのは苦手ですから(笑)
そして、新撰組土方さんや近藤さんにとっての信念は・・
自分の信じた道を貫き通すこと・・・
彼らにとっては死よりも大事にしなければいけない誇りであり・・
死ぬのが怖いわけじゃない、けれど、それよりも、もっと大切なことであり・・
一度でも、そんな信念を曲げてしまえば自分が自分でなくなる・・
そういってみせる近藤さんの気持ちも妙に共感できて・・
本当、こんな人が上司だったら、どんなに幸せだったことか~
喜んで私も近藤さんの背中を信じついていきますとも~~
な~~んて思いつつ・・・(笑)
そして、あのシーンがこんな視点で描かれるとは・・
そう、あのときの騒動がこんな形でここに繋がってくるとは・・・
そうして、思った通り相馬君は落ち込んでしまって・・
まっすぐで真剣な子だからこそ・・
信頼されていたのに、その約束を守れなかった・・
それは相手の信頼を裏切る行為であり・・
でも、沖田さんは近藤さんのことになると、とたんに視野なると思えば・・・
そう、他人を攻めてもどうにもならない・・。
他人を攻める前に自分がしっかりしていなかったから・・と・・
本当に守りたい物がいると誰かを責める領域を通り越しちゃうんですよね・・・
自分だったらきっと・・と・・・
でも、それが出来なかった自分がはがゆくて・・
そして、そんな沖田さんの望みは叶わないと分かっているからこそ、相馬君は悲しみに泣き崩れます。
そうして、そんな彼を千鶴はそっと抱きしめます。
不器用なくらいにまっすぐな彼だからこそ、抱え込んでしまった悲しみ・・
その心を癒すように・・
自分一人で抱え込むな、一人で何もかもなんて出来るはずはない、貴方は一人じゃないから・・と・・
こうした触れ合いで、二人の心の距離が急激に近づいていきます。
相馬君相手だからこそできる言葉、接し方なんだろうね、千鶴ゆえにできる・・。
本当、誰か一人の責任じゃないんだよ、千鶴がいうように彼一人だけだったわけでもないのだし・・
仕事だってそう、一人のミスはその一人だけのミスでは収まらないもの・・
他人のミスは自分のせいでもある・・その認識が持てないのは人間は無責任な人間・・とでもいえるかもしれませんね
日大のお偉がたの存在のように~~~(苦笑)
本当に新選組みの皆みたく、心を一つに、お前の責任は俺の責任でもある~~て、いえる組織だったらここまで問題が次々と発生しまくることもないでしょうに~!日大の学生さんは立派な子達ばかりですが、その組織を作る大人の学習能力のなさに呆れますす
そう、近藤さんみたいに、部下の気持ちを何より大事に察してくれる人・・
それ故に、己に厳しく突き進んでいく人・・
それこそがTOPの人間が持つべき有り方ではないでしょうか・・♪
近藤さんも土方さんもかっこよくて・・
ぐだぐだいい訳したり、いらんこと言わないのがいいですよね♪
そうして、お二方の許しを得た二人は心新たに新撰組と共にあることを、己の出来ることをやりとげる誓いあうのです♪
そう、その誓いの仕方が又可愛くもありました・・・♪
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム