SSブログ

薄桜鬼 風華伝  山崎ルート プレイ感想 [ゲーム]

薄桜鬼 風華伝  山崎ルート 

プレイ前は、まったく興味なかったキャラなのですが、なんでしょう、今回、攻略キャラになったことで・・
印象が微妙に変わっていきそうです・・(笑)
そう、素朴な安心感・・
素直に千鶴に向けてくる控えめな好意が妙に好感持てるといいますか・・♪
斉藤さんの落ち着いた物腰とも又違う温かみがちょっといいかな・・なんて・・♪
平助君と土方の中間というか、大人すぎない子供すぎない、落ちつきつつ素直な優しさがあるというか・・♪
そこが少し好感持てるのかもしれません♪
本当に、何気ない雰囲気や素振りが愛らしく感じるといいますか・・。
そして、プレイヤーが思っている以上に千鶴のおかれた立場を考え、見つめ、心配してくれている・・という一面が見れたのが密かに嬉しい・・と感じてしまったりもして・・♪
後、新撰組に比べて非力ながらも必死に千鶴を守ろうとする姿も、なんだかいじらしく感じられて・・♪
千鶴に医療の手伝いをさせたり、行く鯖に無関係な彼女の身を心より心配したり・・
そんな彼の気持ちがわかっていくからこそ、少し筒複雑な心境になっていきます。
戦場では何の戦力にならないのもわかってる。
今この場所は危険なのもわかってる。
けれど、大切な人をその場に置いて自分だけが安全な場所でいられない・・。
大切な人が傷つくのが分かっていて、何も出来ない、傍で見守れない不安・・。
健気に、彼の身を・・そして、新撰組の皆を心配する思い・・・。
千鶴は剣を持って戦うことは出来ないけれど、仲間を思う気持ち、覚悟は新撰組と同じものだ・・と・・。
本当の意味で、新撰組の一員として、彼に受け入れてもらえた
剣を持てない自分にも役割があるのだと・・
千鶴は彼に安心という名の信頼を与えると同時に自分の居場所を与えてもらった・・
やはり、人の繋がりってのは一方通行ではなく、互いに与え合ってこそ信頼関係というものは作りあげられていけるものなんだな・・
と、改めて実感させられると同時に、好意を抱いている相手に感謝や、ありがとう・・の言葉って、妙にくすぐったいものがありますね♪
安心をくれた・・なんていわれたら、乙女心は、喜びと同時に、くらっときちゃいそうです♪
そんな思いに浸ってる余韻もなく、千鶴は運び込まれる怪我人を手和えし続けては完治しないままに戦場に向かう隊士の皆を
見守る・・。
傷を治すために手当てをすればする程命を削りにいこうとする矛盾に憤りを感じずにはいられない千鶴。
そして、彼は彼で戦場を、仲間の闘い傷ついていく姿をみながら、伝達係りとしてその惨状に背を向けなければならないもどかしさ・・
その状況は、今の千鶴と、きっと似た立場で・・
私にも、そういう思いを感じたことがあるので、二人の気持ちは凄くわかる気がします。
そう、他の人と同じことは出来なくても、今の自分にしか出来ないこと、今出来る目の前のことに向き合うことも立派な戦い・・。
戦いって、ひとそれぞれのやり方と、役割ってものがありますからね♪
そして、貴方は頭でしょう、俺達のような用兵なら他に変わりはいます。けれど、頭は貴方しかいない・・
の、台詞が山崎ルートでは言葉をかえて伝えてくれましたが・・
他キャラのルートのときより、個人的には山崎ルートのときの方が話しの流れ的にはしっくりくる感じでしょうか。
無印のときとは違い、シナリオが追加された分、はぶかれているところも多いようですしね。
新撰組の完全なる敗北を目に、新撰組の未来に隠せない不安に戸惑う千鶴。そんな彼女の手をとり大丈夫だとささやき、お互い手を握り合い・・
話しが進むにつれて、そんな風に、ごく自然に二人の心の距離はぐっと近づいていきます。
そして、そんな二人へと我々はお邪魔かな?なんていいつつ(笑)見守る島田さんの一言が凄く好きです・・
土方さんに意見は絶対だった彼が始めて意見をしたり、自分の命は二の次で任務第一だったり・・・・
そんな彼の様子が、じょじょに変化しつつある様に、遠巻きに、千鶴という存在が彼に影響を与え、同時に必要な存在なのだと・・
な~んて台詞を、よもや島田君から聞かされるなんて・・♪
そんな彼の対応に、照れて慌てる山崎君が又可愛くて・・♪
その後も彼女は軽い怪我なら人ならざる力で直ぐに直るというのに、頭でわかっていても、千鶴をたてにすることなどできない。頭よりも体が先に動いたんだ・・
なんて・・・
考えるよりも先に動く・・・
これこそが人の、その人の本当の思いや本能・・
そして、まさかの山崎君まで・・
いや、土方さんいわく、馬鹿やろう~て心境ではありますね。
千鶴ちゃんの気持ちも、山崎さんの気持ちもわかるから、言いたくてもいえない複雑~な心境ですが・・。
でも、千鶴ちゃんは、貴方と生きる道なら闇に落ちてでも構わない・・
そう、いってみせたんです。
そう、女に幸せにしてあげるといわせた愛は本物だ・・
と、本で読んだ記憶があります。
こういう台詞は確かに男が女にいうべき言葉・・という印象があるので、女から口にするのは躊躇うではないけれど、なかなか口に出来ない台詞だからこそ・・なのかもしれません♪
そして・・
戦争、政においては、何処でもそうなのでしょうか・・
保身のため、自分のため戦ってきた新撰組を簡単に裏切り、見捨て、現実を見ようともせず、現場を知りもせず好き勝ってなことをいう人たち・・
彼らにつくすために戦い、新でいった者達がいるというのに・・
本当に、権力に覚えれ力を好き勝手するのも罪だけれど、何も知らずに好き勝ってする人間も罪深き者かもしれません。
そう、千鶴や新撰組、そして山崎君のように、自身の身の危険は顧みず、守りたい人を守り・・
そして、時には危険とわかっていても相手の気持ちが分かるゆえに思いを受け取り戦地につれていく・・
傍にいて、傍にいることが互いの支えあいになる。
自分には出来ないことを、自分の代わりにして欲しいと・・
けして楽観し出来る現状でも未来でもないけれど・・
だからこそ傍にいて、離れずに、ずっと・・
けれど、そんな思いを抱けば抱くほどに、人ならざる力を使い戦う旅に他の新撰組に比べて血に落ちていく色合いが濃いというべきか・・
それだけ純粋・・とでもいいますか。
そして、彼のルートでも懐かしのキャラが出てきて・・
雰囲気的には、平助君と、ある意味にた雰囲気ともいえなくないでしょうか・・。
それにしてもこの二人は何気に見つめあったり、手に手をとりあったり~というシーンが何気に多い?
なんて思いつつ・・
そして、千鶴の父親のイメージが微妙に変わった?
ただ一族の復興を望むのではなく、日本の小さき世界に絶望したが故・・
人ならざる道に走っていった・・と・・
それは、千鶴が幼い頃からずっと、こんなにも恐ろしく凶器な野望を抱いていたのか・・
娘の千鶴を実験体にするのを躊躇わないほどに・・
はい、この後半の展開は他キャラとも流れてき似ならざるおえない展開ですが・・
ここで、予想外の人、本命キャラの一人が登場です!
はい、凄く予想外で、思わずキャラと同じ台詞「貴方が何故ここに」と、心の中で突っ込んじゃいましたが・・
話し聞けば、近藤さん命の彼なら寧ろ当然の行動かも・・
なんて思いつつ・・。
そう、何時もの憎まれ口にしながら・・♪
ボロボロの姿で剣を構えながらいいます。
刀が持てなくても、足が折れてたてなくても、そんなものあの人を助けない理由にはならない・・と・・
けれど・・
その後、なんともいえない展開にんるのですが・・
うん、この作品はそういう作品ですからね・・
本当に攻略キャラ以外のキャラ達のその先行きが切なくて・・
そして、実際にそんな彼女らを救ってくれたのは・・
その際の会話で感じたのは・・
確かに、人ならざるものとなることで死を免れた彼の身と、人を救うための医術・・
同じ生きるにしても形はまったく違う・・
いや、人ならざる姿になって生きるのは人として生きているとはいえない。
医術は人を正常に戻すためだけれど、人ならざるこの力は人を狂わせ正常ではいられなくなさせる
これこそが人の、その人の本当の思いや本能・・
そして、まさかの山崎君まで・・
いや、土方さんいわく、馬鹿やろう~て心境ではありますね。
千鶴ちゃんの気持ちも、山崎さんの気持ちもわかるから、言いたくてもいえない複雑~な心境ですが・・。
なる程、人が生きるための治癒能力とは、こういう表現の仕方があっているのですね。
そして~
今度の吸血シーンが、まさかの・・・!
いや~何気に少女漫画展開に!
薄桜鬼でこんな展開を見れるとは・・!
そして、この後の戦いは、やはり千鶴の父親の目的を阻止して・・
新撰組ではない、新しい人生を生きること・・
ここでも土方さんはカッコイイこといってくれます。
先頭を歩く人間は迷いを見せるな、自分を信じついてきてくれる奴らを、その信頼を裏切らないために♪
これからは一人の男として、自分の意思と心に決めた誠を信じて生きていけ・・と・・
けれど、ここで経験した思いは忘れずにいろ・・と・・
そう、これからは人の命を奪うのではなく、人の命を守り生きる道。
形は違えど、守るものを守るために生きた証はどんな経験でもこれからを生きる糧になる
そういってみせる土方さんの瞳は、共に同じ志を生きてきた仲間を、家族を見送る、嬉しいけれど何処か切ない・・
弟を見送る兄のような・・
そんな眼差しが少し切なくも温かくて・・
そして・・人の命を奪うも生かすも重きものに変わりはなく
千鶴の、人を殺すのは一瞬だけれど、人を生かすのは文字通り一生かかる・・
この言葉をしみじみと感じさせて頂いた物語り・・
この作品においてはどのキャラにもいえることでしょうけれど・・
そして、時代は変わる・・
武士の誠を貫いてきた新撰組の有り方、存在を
かつての仲間の生死はわからない。
その思いはけして消えたわけえはないけれど・・・
最後の山崎さんの
俺の居場所はもう新撰組ではない。多くの人の命を助け、愛する妻と共にいきる・・
それが今の彼の人生、生き方・・
人は、多くの出会いと経験によって変わっていく・・
ものの考え方や行動・・
そして、今の自分にとって一番大切なもの・・
それを何より強く感じさせてくれたルートでした♪

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム