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薄桜鬼 風華伝  斉藤一 ルート 3 [ゲーム]

薄桜鬼 風華伝  斉藤一 ルート 3

本当に、薄桜鬼という作品は・・
戦争というもの・・
死の重みというもの・・
そういうものを綺麗ごとなく、訴えかけてくれる作品だと思います。
千鶴ちゃんが武士ではなく一般の人間であるからこその綺麗な考えと、武士だからこその斉藤さんの思いと信念・・
それ故に、どちらが正しく間違っているのかなんて答えは簡単にで出てこなくて・・
どちらが間違い・・というものもきっとない・・
どちらのいってること、思いも、多分、きっとその通りで・・
本当、目の前の死から目を背けては語れない作品ですね、ふとした瞬間、考えさせられる作品・・
そして、歴史における知識も色々教わるおとの出来る作品でもあります。
今でこそ、死刑は電流流して~な処方になり、死刑に種類なんてものはない時代ですが・・
でも、この時代、武士という人たちが生きていた時代は違う・・
首切りと切腹・・
この二通りの刑罰があることは知っていましたが、そんな意味合いがあったことを、改めて知りました・・
そう、古来、人の魂は腹部に宿ると考えられ、腹を切り開くことで己の魂の純潔を申し立てる意味合いがある・・と・・
又、喉を刃で突いたり切り落とされるよりも苦悩ははかりしれず、その痛みを乗り越えてもなお訴えたいものがある・・・・
そんな意味合いがあるらしい・・
しかし、斬首りは文字通りの刑罰であり、申し開きも許されず首を落とされるだけ・・
罪人には言い分など許されない・・そういう意味合いらしく・・。
そう、大切な仲間が、罪人として処刑され・・・
その時の様子を、唇を嚙み、息をつまらせながらはき捨てる土方さんの言葉に、思わず胸が締め付けられそうになります。
百章風情が武士の真似事するな・・と、見下されながらも、彼はその刑罰に逃げるでもなく静かに受け入れて・・
本当、日大の愚かな理事さんや山根会長とは、まったく達とは違いますね。というか、比べては失礼なくらいでしょうか(苦笑)。・・
自身の罪を受け入れず、恥ずかしいまでに逃げて隠れて・・
こういう、覚悟を決める・・・という男らしいことは出来ないのです・・
他人に大声で罵声をあびせて・・
そうする方法でしか自分の言い分を通す方法を知らない、哀れな者・・。
器が小さいから大声で自分を少しでも大きくみせようとする愚か者のする好意・・ 権力と金がなければ何も出来ないし、多分、誰もついてこない・・。
けれど、そういう人物を作ってしまう周りの人間もダメです
金でもみ消してくれる~そこに甘んじていくから、こういう独裁者が生まれてしまう
頼る人間を間違えちゃダメなのでは・・
誰か覚悟を決めるられる人がいれば、こんな独裁者あ生まれなかったのでは・・
そんな風に思います。
本当に、新撰組の間には身分とか関係ない・・・
武士という肩書きだけ背負っては、その権力を見せびらかすような者は武士ではない・・
立派な人間になるというのは大人になることではない、人の志を、きちんと持った人だけが大人子供関係なく立派な人といえるのであり・・
そうした思いにかられながらも、新撰組の立場は、上からの無慈悲な命令、裏切り、仲間の脱退等~いった、めまぐるしく変化、悪化していく状勢一君も思い決断を出します。
別に死ぬ事が嫌なわけじゃない、自分の求める武士の有り方が今の新撰組ではなしえないのだと判断するのです。
そんな決断をとる斉藤さんへと、寂しげな視線を向ける土方さん・・
やはり、長い間共に生きてきた人たちとの別れは寂しいですね。
別れることではなく、同じ道を目指すことができなくなったことが・・
そうして、思い出に語る斉藤さんの横顔が妙に好きです♪
男同士、拳と拳ならぬ、剣と剣を交えて理解しあう・・て、奴ですか・・♪
ある意味、腹の見せ合い・・みたいな感じになるんでしょうかね。
お互いの実力を確かめあうというか・・
そうして、一君以外の皆は土方さんの下に・・
そして、ヒロイン千鶴は、愛しい人の元に・・
それは、これから戦場になるこの場所では、死を覚悟すること。
怖くないといえば嘘になるけれど、それ以上に彼の傍にいたいから・・
ここで別れれば、再会できる約束なんてないぢょうし・・
そして、その理由を、土方さんは何気に悟っていて・・
等の本人の一君は・・というと・・・・・て感じですが・・(笑)
本当に、土方さんって、イイ兄貴分~て感じでカッコイイです♪
沖田さんや風間さんの次に実はタイプかもしれない・・・
なんてことを思いつつ、一君と千鶴の同行を見守ります。
そんな二人の関係はただ優しく甘いものではなく、彼女の身を案じるからこその、この冷たさが心地好い。
寧ろ、少しでも大切に思う人に軽々しく傍にいてくれ・・なんていえるものじゃないのでしょう・・
お互い無意識にひかれあっているとはいえ、まだ恋人同士でもなんでもない関係ですから、余計に束縛なんて出来ないだろうし・・。
そして・・
本当の意味で強い男とは、自分の弱さを認め、ごまかさない男
そう、今彼は本音で向き合い千鶴と語ります。
お前が求める完璧な武士でいつづける自信はないし、みっとない姿をさらしたくないかないから別れたほうがいい・・
と・・
そして、そんな彼に千鶴もいいます。
別に、完璧な彼だけを求めているのではない、彼が悩んで苦しみ出した結果なら全て受け入れる・・と・・
そう、これが女の包容力~て、奴なんですよね♪
そして・・
そんな一途なまでの思いに・・・!
好いた女にそんなこといわれたひには、もう~~て、感じですね。少なくとも私が一君の立場なら、いちころ~ですね(笑)
そして、その後の会話は・・
愛してるとか、そんな言葉よりも、もっと、もっと、甘く胸にしみこむような言葉・・・♪
そして、明日をもしれないこの身を思いながらも・・
死地に赴く二人の門出・・
ひと時の優しく甘い幸せな時・・
そして、これから、一君の千鶴ちゃんへの愛のリミッターがじょじょに外れていきます(笑)!
今までだったら、絶対こんな台詞、彼から出なかっただろうし、行動もしなかっただろうに・・
両思いになると~て奴でしょうか♪
というか、明日をも知れぬ身だからこそ、今、このひと時を大切に・・て、奴なんでしょうね♪
空も海も、虹も好きだという彼・・
私も、虹や海、星空を見るのが好きです。
彼がいう意味とは、似てるようで微妙に違うけれど、でも・・
自分の悩みなんてちっぽけな物に見えて、悩んでるのが馬鹿らしくなる・・ていうのは少し理解できる♪
そう、都会ではなく山奥の夜空など私はとても好きなのですあ・・。
人の手が加えられていない緑の香りにつつまれて、みたことのないような満天の星空はなんともいえない程に綺麗で、我を忘れてしまいます。
海に向かって悩みを大声で・・なんてシチュエーション持ったことはないけれど、やってみると気持ちよさそうかな~なんて思うし・・
自然の偉大さに包まれると、人間の小さいこと・・(笑)
そんな雰囲気にひたりながら、ひいては返す波を意味なく見つめ、なんだか気持ちが安らいじゃうんですよね♪
雨上がりの虹も、何処からスタートで何処まで続いているんだろう・・どんな仕組みで虹が生まれるんだろう・・なんて・・
勿論虹の出来る理論は理屈ではわかってはいても、やはり自然って不思議で大きな存在・・
なんて思うんです。
そう、一君にとっては心の安らぎであり、とても大きな存在・・
それは新撰組や近藤さんへの思いでもあり、そして今は、彼女の存在が、一人の男を・・武士としての志を支える・・。
千鶴に自覚がなくても、愛し信じあう人間って、そういうものなんじゃないかな・・。
そこにいきつくまでが難しいだろうけれど・・
この二人のように、沢山の喜びだけでなく、辛いことや苦しみを乗り越えて・・
そして、今がある。
今の彼らに未来は約束できないけれど、そんな過去の思い出があり、それは変わらぬ二人の絆の証・・
千鶴のことは何があっても守る。誰の命令でもない自身の思いとして・・
そんな熱い言葉を言われれば、女心が黙っていられず・・
言葉だけでは足りない、その思いを・・♪
そうして、二人で夜を過ごした翌朝・・
予想外な懐かしのあの人と再会!
そして、予想外なのは彼らだけではなく、襲ってきた連中の素性が!!
その結果が又、一君の心に新たな闘志を・・・
一瞬、又闇に落ちたのかと思いヒヤヒヤしましたが・・・(汗)
そして、又現れた鬼~~
そして更に、少年ジャンプな展開がここでも
後は俺達がひきうけた、お前は俺達を信じて構わずいけ~~て、私の大好きな展開です♪
そして、その後は、皆仲間力あわせて~がカッコイイ
本当に、どう頑張っても一人じゃ切り開けない~てピンチにかけつけてくるのが!
もう、平助君の、俺達は命かけて戦ってるんだ、薬で命削れるくらい今更怖がるかよ
は特に男らしくて・・♪
そして、今回の終わり方今の所一番好きかも!
争いをなくすことは難しいけれど、それをなくすためにどうするべきかを考える・・
それこそ、人が生きていく姿です
人同士のつきあいには、出会いとともに、いつか別れれがくる。それを寂しがるのではなく、次あったとき恥じない自分であるために・・・♪
このEDは、彼の真っ直ぐな生き様の結果・・なのかもしれませんね♪
く気持ちいいラストでした。
本当、無印で二人仲むつまじく夫婦やっていたシーンが省かれているのが、寂しくもありますが・・
でも、これはこれでありかな・・と・・・♪
以上、斉藤さんルート終わりです♪
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