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プラチナエンンド 14~15話 [アニメ]

この主人公は決して強くはない。
だからといって弱いわけでもない。
確かに博愛主義者であるが故の弱点は目の前の戦うべき相手よりも多くあり、致命的な場所ではあるけれど・・
本当に危なっかしい・・
考えが足りていないようで、実はその裏をかけていたり・・・
能力が高いわけではないけれど、決して低いというわけでもなく・・
命を奪う戦法に行かない分、圧倒t系な強さは確かにはないけれど・・・
今回の展開はカッコ良かったです。
ただ、そこにいたるまでが、良くも悪くも含めてのハラハラドキドキ展開ではありましたが・・。
そして、ヒロインも、ただ見守られているだけじゃない・・。
ミライ君も、いつまでも綺麗ごとをいっているわけではない。
仲間のため、仲間の思いを思うがゆえに覚悟を受け入れる。
そして・・・
そんなミライの罠にはまった少年は・・
今更になって命乞いなんて見苦しい・・
結局この男も凡人にすぎなかったのだ・・・
というか、てっきり彼がラスボスだと思っていたのですが・・
余りにも無残な結末・・・。
そうして、そんな血生臭いシーンを見た上での、無邪気な天使のふるまい言動が、ある意味怖くもあります。
人ではないから、当たり前なのでしょうけれど、見た目と中身のギャップがきっと激しすぎるんでしょうね~
毎回同じことをついつい呟いてしまうのですが・・
物語はなんとも切なく・・
残され家族にとっては・・
仲間にとっては悲しい出来事でしかないのだろうけれど、きっと死んでいった本人は満足だろう・・
やるべきことをして、守るべき物を守れて、これ以上の幸せな最後は・・・・
なんて思わされます。
例え、それがはたから見れば自己満足でも、限られた命の在り方に意味が得られたのなら・・
というか、こういう流れになって初めて、OPや作画の演出以外、物語としてデスノートっぽいな・・
なんて思わされつつ・・。
人の死・・
人が望み選んだ結末・・
それはけして後ろ向きなものではなく、大切な人を守るための決断・・。
それを理解せずに、ただ亡き人のことを思い後悔をすることは・・
多分、亡き人にとっては一番辛いこと・・
もっとも、一番悲しいことは残された人間達ではありますが・・
その全てを否定すれば、亡くなっていった人の生き様を否定することにならないのかな・・
なんて、色々と心情的にも難しい場面になりつつ・・
物語は大きく変化していきます。
そう、神候補たちだけの間で繰り広げられるものではなく・・
とうとう、彼らの存在が、明確に明るみにされてしまいます。
そう、はたから見れば神候補達の存在は、一般の人間からすれば、謎の人物としかいいようがないのですが・・
そんな彼らの目的等が明るみにされてしまうのです。
一人の無邪気な少年によって・・。
そして、そうなるように仕向けられた事実も共に明るみになって・・
国も本格的に動き始めます。
というより、ようやく尻尾を掴もうとしているのか、なんというべきか・・
子供の無邪気さって本当に怖い。
自身の想いに素直すぎる卯故に、その罪深さがわからない。
毎日がつまらない、だからそれを楽しくすることは間違った行いではないけれど・・
結局、正しく使い方を教えないままに大人が子供に物を託してしまうことこそ、怖いことはない・・
何十冊もの漫画本を親に当たり前に買わせている子供。
スマホゲームを当たり前のように一日中かじりついている子供。
大金のお小遣いを手渡される子供・・。
今と昔では需要が違うとはいうものの、限度があるといいますか・・
世の中苦労なく欲しい物を手にすることは、子供達に努力をさせるということを失わせてしまう・・。
その結果がこのありさまではのではないだろうか・・
な~んて、思わされます。
そう、日本中の人間を巻き込んでの神候補戦いが・・
ここに・・・
登場キャラクター達の入れ替わりがどんどん激しくなってきますね。
神候補と同時に、新たな天使たちも出てきており・・
というか、皆なんとも個性的で・・
まったくかぶらないが凄いですね。
見た目も性格もですが・・・
生き方も様々といいますか・・
そんなキャラ達がどのように行動し、物語を動かしていくのが楽しみです♪

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