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月姫 プレイ感想2 [ゲーム]

何気ない日常、友人との会話にふと入り込んだ予想外な人物。
朝からの騒動。
そして、最後の彼女の何気ない言葉・・
それは、何も気づかない物には何気ない言葉だけれど、それは、再び遅かれはやかれ何かが起こりそうな予兆?
そう、とうとう彼は出会ってしまった・・
というよりもすれ違ってしまったのだ・・
魅入られるように・・
吐き気を催す程の眩暈と、凍るような冷たさと反比例して、体から噴き出す汗
焼けるようなのどの熱さ
湧き上がる欲情にまかせて・・
事件は起こる・・・
いや、起きたというよりも・・
いとも簡単に・・
人には出来ないこと、犯してはいけないこと・・
遠い昔かわした約束は遠く遥かかなた・・
見知らぬ通りすがりの一人の女を・・
そうして、再び目覚めた彼の目の前の現実は・・
夢なんかじゃない・・
夢だったらよかった・・
寧ろ夢である方が全うだ・・
そう思えるような事態になる。
だって、目の前にはあまりにも現実離れした出来事が・・・
その口から、またもや信じられない言葉を聞かされるのですから。
本来ならば、そんな簡単に許されるものじゃない・・
そんなことは、罪を犯した本人が誰よりも知っている。
逃げたい気持ちはあるけれど、現実から逃げること程に罪なことはない。
償うべき罪は償ってこそ人は生きることを許されるというか・・
間違った人生から更生することが出来る・・・
その構成が、あまりにも突拍子のないもの。
目の前の出来事も、謎も・・
そして、今町で起こっている事件の真相も・・
繰り広げられる言葉は、理屈では納得できても論理的に納得できない。
言葉は理解できても感情がおいつかない。
彼が犯した罪は死を持って償うべき行為ではあるのだが、彼が求めているのは彼女の求めているようなものではない・・
彼が求める謝罪は、人としてのもの。
人としてあり得ない形の結末を求めているのではない・・。
そんな混乱に、何をどう判断すればよいのか迷っている暇もなく危機が迫り・・
わけがわからぬまま、非現実の世界へと首を突っ込んでいくこととなるのですが・・・
シビアな展開ではあるものの、ヒロインのキャラが以上なまでに無邪気で明るく、彼とは違う存在であるには少し・・(笑)
そう、根が明るく憎めない可愛い娘っ子なので、いい意味でメリハリをつけて物語りが進んでいきます
彼女の目的がなんなのか・・・
人から見れば、彼女と、彼女を狙い彼女の敵である物との区別なんて、皆目見当もつかなく・・
その違いがはっきりわからなければ、目の前にいる少女が敵か味方かもわからない・・
そんな疑心暗鬼と混乱している彼をよそに、ならばと、彼女は自分達のことを更に詳細に説明していくのですが・・
これが又、主人公と同じく、プレイヤーである私自身もややこしく、説明も長いのでわかりにくいけれど、なんとなくわかった~
という認識にて説明は終わり、物語が進んでいくのは又丁度良いかもしれません、より主人公とシンクロしやすいといいますか・・(笑)
そう、私達が当たり前に思っている想像している〇〇〇の形・・
彼らの行動の仕組みを、特に考えてはいなかったので・・
成程、そういう説明づけをされると、漠然とした彼ら能力が明確になっていて面白くもあり・・
そんな説明の後、今度は彼女が彼に疑問、問いかけをするのです。
人でありながら、人ならざる物を簡単に・・
ただの高校生が出来るはずもなく・・
しかも、比類なく完璧なまでに・・
人とは違う存在の彼女からしても、それは未知の力・・・。
そして語られる、彼が身に着けてしまった、生きている者が目にしてはいけない物の力・・。
そんな力を持つ彼は、人ならざるものから見ても化け物と呼ばれるもので・・
けれど、そんな能力にも欠点がある・・
それは、彼がどんな異能な力を持ってしていても、体は人間。
身体能力だけはどうにもならず、人としての限界がある・・
彼は、闇雲に命を奪いたいわけじゃない・・・
ただ、人として当たり前の幸せを生き続けたい・・
その結果が・・
どんな形であれ、気休め程度でも証明された・・
そんな少女は、怖いくらいに彼へと無邪気な笑顔を向けて、彼とのひと時の時間を楽しいと語り合う。
多分それは、彼女に対するほんのわずかな変化をもたらすきっかけのようでもあり、以外な彼女の過去を知らされていくことにもなります。
けれど、それもつかの間の時間・・
恐ろしい惨劇が始まってしまう。
あまりに残酷な魔の前の現実。
足がすくみそうになる・・
体が恐怖に震え、吐き気を催す匂い・・
そんな現場に足を向けてしまった、彼に向けられたものは・・
ということで、今回の感想はここまで~
ではでは・・


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