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月姫 プレイ感想5 [ゲーム]

ギャルゲーのヒロインが・・
というより、私の好むギャルゲーのヒロインが・・
というべきでしょうね・・・
なんなんでしょう、この面白すぎる破天荒っぷり・・
毎回、毎回登場のシーンがルート確定になってからは、想定外な形で登場しては主人公に心労を与えるというか、増やしていくといいますか・・
彼にとって、当たり前の日常ってのが何なのか、シリアスにもギャグ展開においても、異質なものになりつつあります(笑)
普段の日常を当たり前に生活できているのが、普通のはずなのに・・・
普通ではない出来事が起こっているのに、普通に行動してしまっている自分・・
他の誰よりも、その普通じゃない出来事を詳しく知っている彼だからこそ、今の行動は不可思議なもので・・
そんな、真面目でシリアスな空気を、いつだって彼女は,、良い形でぶち壊してぶち壊してくれて・・・
でも、それが又、プレイヤー側からすれば憎めないし、可愛いんですけれどね~
当の本人、主人公としてはいい迷惑、又はそれ以上の存在ではあるのでしょうが・・・
毎回、この二人の間にある常識のブレに対する言い合いは、非常に面白くてしょうがないです・・(笑)
事件絡みになると、いっきにシリアスで重々しい雰囲気になりますからね♪
そして、変化は彼だけによるものではなく・・
自分でもわからない感情って、どんなものなんでしょう・・
誰かに対して、そんなに強い思い・・
理由のある好きは本当の好きじゃない・・
そりゃ、友達の好きには理由があるのはごく自然なことかもしれないけれど・・
なんて、これから命の奪い合いをするというのに、緊張感がないのはお互い様・・・
こんな時にまで彼女は、彼の一喜一憂に微笑んじゃうのですから・・♪
心底楽しそうに・・
主人公のため息なんてまったく関係なく・・
空気を読んでいるのか、読んでいないのか・・
多分、この二人は一緒にいることに心地よさを感じているのだろうけれど、その心地よさの感覚が又、個々それぞれで違っているのも面白く・・♪
そして、そんな彼の言動に頬を膨らませたり拗ねたり・・
はたから見れば、立派な痴話喧嘩にしかみえないんですよね・・
多分、本人達は気づいてないのでしょうが・・・(笑)
誰かを助けるために咄嗟に動く感情、行動・・
本来それは自身が望まぬ行為とはいえ、守りたいものを守るための本能・・
嫉妬・・・
独占欲・・・
ともいえる現象ですが・・
普段冷静な彼だからこそ、爆発する感情・・
結構、それって、彼女のためだけに存在・・というよりは、彼女にしかみせない彼の一面・・・
とでもいいましょうか・・
クールで落ち着いた雰囲気も、彼女がかかわる度に変化していくといいますか・・(笑)
そして、そんな彼の思いに無自覚かつ無垢な少女。
戦いにおいては、怖いくらいに冷静で論理的、鋭い視線を向ける彼女ですが、彼の前でだかへ普通の少女・・
のように、私には見えて致し方ありませんね♪
けれど、それも二人のことを理解していない、ごく普通の人間側の意見であり・・
彼らの存在を知っている物や、感じている者からすると、きっと異端な関係・・。
彼自身、最初はそういう感覚だったと思うんですが・・
今では、真逆・・
彼の中では、何が悪で正義化が明確になってきている。
それは、人とか、そうでない物とか、わかりやすい線引きではなく・・
けれど、彼の思惑とは別に、彼のおかれた現状は非常に難しい立ち位置になりそうで・・
多分、彼自身が一番気づいていない・・・
真実と・・
彼の中にある明確な変化・・
プレイヤーとしては、何かある・・・
そんな予感はさせられるのですが・・
今まであげられていた伏線が見えてくるような・・
そして、感じていた彼が極端に自分自身に無関心というか、他人事のような物の考え方・・
あまりに冷静で、あまりに淡泊で・・
本人すら気づいていないのか・・
彼の大丈夫の基準は、一般の人とは異なっている・・・
その原因はきっと・・
見え隠れする彼の過去・・
けれど、その過去を知っている人物は・・
今まで彼女がここまで彼に対して厳しく接してくるのも、そして、彼のそれまでの生活も、もしかすると・・
色んな疑惑が想像できますが・・
かのものは何時もとおり・・
それどころか今まで以上に彼へと急接近・・
自分じゃ理解できない感情というものは、彼一人ではなかったようで・・。
なんだか、本当にむくれる姿と、そんな彼女に思考停止状態の・・
ラブラブカップル・・・(笑)
そんな二人が語り合う内容は・・・
時に真面目な話が入るのですが、その内容が又哲学、心理学、生物学的ともいいますか、凄く感じさせてくれる・・
本来、人とは違う価値観の彼女の言葉に、共感なんて覚えられるはずがないけれど、その理由には私達が生きている原理と繋がるものがある・・
だから彼女の言葉は凄く納得させられるんです。
ただ、対象物が違うだけという奴で・・
本当、人間程娯楽に長けた生き物はいない。
高等な生き物といえばそうだけれど、反対にだからこそ残忍で非道な生き物ともいえる・・。
肉食動物ならば、肉か魚を選ぶことは出来ても、そこに植物は入らない・・
生きるため以外の食べ物、デザート等いったおかしを食べるのも、人間という生き物であり・・
意味のない遊びに意味を持たせるのも人間という生物の特徴であり・・
そんな人間に変われているペットたちだけにいえる特権でしょう・・。
人の生活や価値観に一番感化させられる生物たちでしょうから・・。
ゆえに、自然界においてそんなことが出来るのは、人間と近い知能を持つ生物に限られもしており・・
目の前にいる彼女という存在は・・・。
食するために命を奪うことは自然の摂理
けれど、世界では、イルカや犬を食べる国だってあると聞いて嫌悪感を抱く経験がありましたが・・
そう、私にとって犬や、イルカは愛玩動物であって、食べるべき生き物じゃない・・
そして、愛玩動物ってのは人が思うよりも知能というものがあって・・
最近の犬猫は、ご主人様の真似をして、自分でベッドに入って、フトン被るだけでなく、部屋の電気を消して戸締りに、熱ければ扇風機のスイッチを入れてしまう~
と、人間と何ら変わりのない行動をとれてしまうくらいの知能を持っていて・・
だからこそ、それらを食する文化が存在することを兼をするのかもしれません・・
そんな話を、彼は彼女からきかされる彼女の言葉を受け入れがたい。
彼にとって、彼女と人ならざる物は別であり、同族を食するのが禁忌とされるならば・・
そう、最早彼女は人ならざる存在じゃない。
人に害を催す存在ではなく、仲間としての定義が彼の中に存在している。
というよりは、そうありたいと心のどこかで思っていて・・
つかの間の幸せな時間・・
という所にて、今回の感想はこのあたりで~。

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