SSブログ

プラチナエンド 6~7話 [アニメ]

理想と現実。
悪と正義
何が正しくて間違っているのか・・
世の中、奪ってよい命なんてない・・
そう、いえるのが確かだし、基本だけれど・・
けれどもし、自分の大切な人が目の前で殺されそうになっていたとしたら・・
自分に向けられる刃の状況になったとき、身を守るために刃を向けることは罪なのか・・
だったら、守るべき者を守るためにはどうすればいいの?
そう、問いかけずにはいられなくなる。
勿論どんな命でも奪のは罪であることには限りませんが・・
大を救うために小を犠牲にすることが間違いなのか、正しいのか・・
時と場合による気がします。
かれど、どんな理由であろうと、どんな状況になろうとも、主人公にはそんなことが出来ない。
彼にはその覚悟がない・・
だって、奪われるばかりで、奪う側になったことがない・・
同時に、だからこそ命の重みを、奪われる恐ろしさをよく理解している・・。
本当、彼の気持ちは今の状況においては、矛盾している。
まあ、人の心なんて時には矛盾だらけかもしれませんが・・
そう、彼の気持ちは分かるけれど、素直にうなずくことは出来ないのも私の本音。
人を騙すなら、騙される方がいい・・
人を虐めるよりは虐められる側・・
人の命を奪うよりは奪われる側がいい・・
そう、彼はいいますが・・
私は、騙すのも騙されるのも嫌・・
虐めるのも、虐められるのも嫌・・
殺すのも、殺されるのも嫌・・
だからといって、その場でどこまで覚悟が出来るのか、今の私にはわかりません・・。
そう、彼の言葉は聖人君子としては、本当に正しいし、そんな暮らしで一生過ごせればどれだけ幸せなことか・・
けれど、そうじゃないからこそ人が生きるということで・・
人を愛する分だけ憎む感情もあって・・
そう・・
人の命を奪ってもいいのは、奪われる覚悟がある人間だけだ・・
それは同時に人の命を奪ってもいいのは、命の重みを背負える人のことかな・・
なんて思います。
勿論、何度もいいますが、人の命を奪うのは罪
でも、どうすることも出来ないことって世の中にはあります。
自身の感情をコントロールすることで、それを回避できることと、出来ないことがある・・
とでもいいましょうか・・
そう考えると、普段から命の重みをちゃんと考えられている人だけ・・
そういう意味では、彼に今回の計画を遂行する資格は、あってない・・
とでもいいましょうか・・。
だからこそ、彼は弱い・・。
反対に、死を覚悟した人は、本当にどこまでも強くあれるのかもしれません。
自分を犠牲にしても守りたい者の存在・・
そのための覚悟・・
何も出来ないよりは、罪をかぶってでも守り通したい存在・・。
本当の悪とは何・・
そんな葛藤の中、次々に無垢な少女の命が奪われていく・・
それを歯を食いしばって見つめ、やがては自分の大事な物へと刃を向けられる・・
そんな現状を黙って見ていたくはないから・・
迷っていれば、命を奪われるのは・・
そして、ミライ君の攻防が始まる。
何故、彼はこんな言動をとるのか・・
もう、目の前で人が死ぬのは嫌・・
だから殺さなきゃいけないという選択肢も嫌で・・
それゆえの行動には違いないのでしょう。
そして同時に、彼のそんな予想外な行動と、能力・・。
人の命を簡単に奪える人間の行動を、奪う側の人間の気持ちなんて理解できないのはあたりまえだし、理解する必要もないでしょう・・
と、いいたいけれど、今回にいたっては又複雑で・・。
だって、目の前にいる男は、大事な人を失ったが故の行動で・・
奪われた重みや痛みを知っている・・
立場的には、悲しいの経験としては同じ悲しみを背負っているはずですが・・
そう、それゆえの結末、選択が違っただけのこと・・。
率直にいえば、善意的な思考の持ち主よりも、悪意ある人間の方が悪知恵が働く・・
ごく、当たり前のことかもしれませんが・・
悪人の行動は読みにくいけれど、善人に行動は、どちらかといえば比較的に読みやすい・・
と思えるのは、私自身が他人を傷つけるのを拒む人間だからでしょうか・・
駆け引きを見るのは面白いですが、駆け引きをするのは基本、苦手です・・。
相手の腹を探る・・みたいなのは特に・・
そう、相手の言葉にのるか、のらないか・・
嘘なのか、真実なのか・・
一歩間違えればどうなるか・・
なんてものを背負うのは、今の私にも彼にも重い・・
にしても、彼の異常な能力・・
矢は相手の命、心を奪う物のはずですが、それ以外の使い道があるとは・・
剣にもなれば縦にもなる・・。
飛ばずに相手の矢を自身の腕で弾き飛ばす。
というか、個人的には、接近戦と遠距離攻撃との攻防をすれば、どうなるのだろう・・・
そして、ミライ君の一瞬の隙が、目の前の敵を逃がしてしまう。
それは彼の弱さ・・
彼は優しすぎる・・
だから、それが弱点ともなる・・・
けれど、本当の優しさというのは強さになもなる
目の前の現実を受け入れた上で、他人を傷つけたくないという思いと行動・・
何故人を傷つけたくないのか・・
幸せになりたいから・・・
自分だけじゃなく、皆に幸せになって貰いたいから・
彼は、ずっとそんな風にしていたし、そんな風に教え育てられた・・・。
人は競争の中で生きてこそ、努力をすることを学び、自身の願いにたどり着く、その喜びを得る
幸せになりたいのならば、努力しなきゃいけない
それが出来ずに、幸せになりたいなんてのは、傲慢で身勝手なんです。
彼はそれを知っている。
けれど、それが殺しあいにより得られるものだと、到底理解がおいつけない・・。
彼は、こんな世界に足を踏み入れるには、心が優しすぎる。
非道になりきれない・・
割り切ることが出来ない・・
そんな彼の気持ち理解できないわけではないけれど、けれど理解できない・・
なんだか見ていると、とてももどかしくて、ほっておけないような・・
複雑な気持ち。
そんな彼の姿を見て、彼女の最後の一言・・
それは、好きだけど好きになれない・・
自分のせいで彼が傷つくのならば・・・
そんな思いによる言葉だったのかな・・
なんて思いつつ・・
色々、人間関係というより、心情心理が複雑になりつつ~
次回を楽しみに待て!
以上!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ