SSブログ

緋色の欠片 1~3話 [アニメ]

緋色の欠片 1~3話

この作品は、一言でいって、キャラデザ、背景、演出、それら全ての作画が美しい・・
としかいいようのない作画力だな~
という印象です♪
そう、舞台が都会から離れた田舎の村~
ということで、緑に囲まれた、とても安心できる雰囲気が漂う風景なのですが・・
その緑の山々・・・
そして、緋色の欠片という題材に似合った紅色の紅葉や夕焼け、彼岸華
の作画が本当に垢ぬけて美しい・・
そして、その色を作品のテーマとして、丁寧に作ってくださっているな・・・
というのに、酷く関心させられた印象です♪
そして、キャラの表情は勿論、作画・・
目じり等の目元、そういう奥行きを丁寧に書いてくれており、アニメだけれど中二っぽい今時のCG作画とは違う丁寧さ・・・
本当に美しい絵、丁寧な絵とは、こういう人のデッサンを細かに描けているもののことをいうのだろうな・・
今どきの人はCGアニメに見慣れすぎているせいか、見て暮れの綺麗さに騙されて、美しい絵と、単純に上手い絵との区別がついていない・・
そう、ふと思わされるときもあって・・♪
特に、男性陣の目元みるとわかりやすくて素敵ですね♪
で、女性陣の方は、唇・・
薄く唇にリップがひかれていたり・・
そう、男女共に口元のラインが凄く丁寧で、何気に立体的な作画で描いてくれている~~
というのも、特徴です♪
で、キャラの動きも、必要以上に動かさないけれど、神や服の揺れはさりげなく細かく丁寧で・・
違和感のない動きだな・・
という感じと・・
後は、会話のUPのカットの入れ方
背景入れての立ち姿の合間にキャラクターのUPを入れたり、会話の途中で背景を映すことにより、無駄なコマ入れを削減したり、収録時間を上手に埋め合わせるようなカットの仕方・・
エヴェァンゲリオン等で使われるような演出の手法が、妙に印象を与えてくれる演出カットなのが非常に好ましい♪
そして、アクションシーンの作画が尋常じゃなくハイレベル
とにかく美しく、そして華やかに!
今どきのアニメと比較しても引けを取らないレベルのクオリティの高いアクションが素晴らしい!
としかいいようのない出来栄えの作品です♪
元々が乙女ゲーというシナリオゲームということもあり、文章と立ち絵&背景のみで物語を進められていく中、動くアニメによって、臨場感が、ゲームとは違ったテンポの良さで流れていくのが素晴らしいくらいの出来栄えかと思います♪
間合いの作り方も悪くない
少し、台詞と話が短いゆえに、多少の台詞に急~な部分はあるにしろ、原作でのヒロインのモノローグを極力カットすることで、返ってよいテンポになっていたり・・♪
仲間同士のやりとりも、本当に面白可笑しく、ノリ突っ込みが本当に素晴らしい作りに・・♪
そんな流れにて、5人の守護者が球妃の元に集まり・・
そんな彼らの複雑な立場や思いを知ることになる。
そして、人ならざる生き物とはいえ、人の血を流している彼らが化け物や、玉依姫のための道具扱いするなど納得いかない。
彼女にとって彼らは、あくまで仲間であり、道具ではない・・
そんな心の葛藤が、無駄な台詞やモノローグではなく、彼女の動きと表情で見事に演じていて・・♪
とにかく、どのキャラも愛おしい・・
ゲームプレイ中では、特に興味のなかった子にまで、魅力を感じさせる・・・。
そう、あの慎司訓でさえ、
アニメーションとして、動く映像でみせられると、可愛いな~
て、声も顔も両方、改めて思わされちゃうのですから、アニメってすごい♪
なんて思いつつ・・
こうしてみると、守護者5人、本当、球妃に対する接し方は様々なのが又、悪くない
なんてことも思わされます。
それは、基本が拓磨ルートをもとに、他キャラを~という作りのおかげ、それぞれのキャラの個性のおかげでもあり、良い意味で個性の強さが演出されているかと・・
個人的には、拓磨の球妃への心配性っぷりが凄く好きです♪
でも、それはけして彼女自身の身を案じているというよりは、玉依姫を守る守護者としての責任ゆえに怒こっている・・
けれど、それも、彼らを一人の人として認め、その上で頑張ろうと彼女なりに体をはろうとしている姿を見ているがゆえに、彼の心も優しくほどけていく・・
といった感じで・・。
その再のキャラ達の言動・・・
共通ルートにて、それぞれのキャラを攻略している最中の台詞を総動員して、1シーンにまとめつつ、物語を違和感なく進めていく・・
そして、ちょっとしたオリジナルシーンにより、これまた上手に物語つなげていくのは流石だな~
と、改めて思わされつつ・・・♪
くじ引きで球妃の護衛を誰にするか~という展開と、その後のくじびきの結果での、拓真の反応が、いかにもらしくて好きだったりもして・・♪
物語の展開も、オリジナルとは違う場面で起こすことで、尺の幅を省いていたりとかもしますしね♪
にしても、本当、仲間同士のやりとりを見ていると、本当に心許しあい、信じあっている間柄だな~
今どきの表面上だけの、お友達ごっこにはない砕けたやり取りが本当に見ていて気持ちいいな~
と、この作品見ていてつくづく思わされます・・(笑)
本当の友って、何もかも~とはいわないけれど、ある程度のこといいあえてなんぼだろうな・
気を使わなくてもいい所にまで、気を使っているのって、ちょっと違うといいますか・・。
本当の友達同士のやりとりって、こんな感じだよね・・
と、思いつつ、懐かしく思わされつつ~
と、いう感じでしょうか・・♪
ロゴスの登場とか、部面的に、もっと語りたいシーンもありましたが・・・
この作品、30分~
という時間が非常に短く感じるのは、それだけ物語に没頭しているせいでしょうか・・♪
なんて~
今日の感想はこのあたりで・・♪

タグ:緋色の欠片
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ