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赤い砂堕ちる月 洛泉 プレイ感想 [ゲーム]

洛泉の属性の水にてプレイ開始・・・
冷静沈着、頭が切れていて・・
彼のような冷たさは持ち得ていないけれど、一番しっかりた属性のキャラクターに見えるでしょうか・・
彼のような近寄りがたい雰囲気はまとっていませんが・・
彼の冷たさは、相手によりけり・・
ただの冷酷な男ではなく、寧ろ、弱き物に位は温情を・・
仲間の忠誠には褒美を・・
裏切りには制裁を・・
と・・・
厳しさと温情を持ち得ている男かな・・
と・・。
キャラの雰囲気的に、ギャルゲーのあいよくのユースティアのジークににているでしょうか・・
情は厚いけれど厳しい男でもある所など・・
他キャラ攻略中の時は、春霧のことを欲していたけれど、攻略対象となると、雰囲気が少し変わるといいますか、冷酷さが際立っているといいますか・・
多分、それは彼の胸の内にあるもの・・
というより、野望があるから・・
他キャラルートでは明るみにされていなかった所が浮き彫りになってきたからこそ・・
という奴でしょうか・・・
ここに登場してくる攻略キャラ達は、多かれ少なかれ、色んなものを背負い、それを内に秘めていて・・・
汪明ルートに比べて、かなり好感度低めな展開で物語が進んでいきます。
汪明は、契約結びたいけれど結べない・・
けれど、こちらのルートは完全に仲間になるのを拒否している所からスタート・・
けれど、別に、それは春霧のことを頭ごなしに毛嫌いしているのとは又違い、ひょんなことから彼女を守るため主の契約とは違う形で、彼の元にいることになったりもして・・。
うん、冷静沈着な彼女にしては、とんでもないミスを犯したが故の展開となりますが・・
やはり、頭は切れていても、まだまだ子供で世間知らずだった・・
けれど、知識や技術としては、名の知れた師匠を持つだけあって、腕も知識も確か・・
そういう部分は認めていないわけでもなくて・・
この人は冷酷なのではなく、いたってクール・・
たまに冗談めかした会話を春霧に向けてくるし、微かに表情を崩してみせる場面もあったりなので・・
返って、主人公に対して甘すぎない対応が嫌いじゃない洛泉の印象・・♪
この微妙な関係、距離感が好きです♪
春霧も彼を主とするには、彼の野望への加担があまりにも彼女の理想と違うため、彼を主として選ぶことは新手目ている所ですが・・
彼の全てを否定しているわけではない。
病に苦しむ人々を助ける彼の姿には少なくとも好感を持っている・・
だから、彼が主としての素質のあるならば・・
そんな感じの二人の距離感・・
それは、小さな出来事の積み重ねで少しづつ地縮んでいく。
本人ですら感じていなかった、胸に巣くう微かな感情・・。
その身を危険にさらした分だけ彼の信頼を得、心の内を、見の内を知ることができ・・・
彼女の心にも芽吹く熱い物が生まれてくる。
失われるもの、救えなかった命、背負う過去の重み、苦悩・・
誰に頼るこなく歩いてきた男だからこそ、背中を預けても大丈夫だろう、そんな風に思える存在が出来た瞬間、それはなによりのよりどころとなっていく・・。
言葉に出来ない、制御しにくい熱い思い・・。
そういうのって、気がつくと芽吹いてきてしまうもの・・。
それは、恋愛感情以前に何があっても揺らがない信念・・
どんなに愛しい人につき離されようが、彼女の心にある思いは人つ。
それを阻もうと目の前に立ちはだかる相手が、たとえ誰であろうともたち向かう覚悟・・
春霧は、親を亡くして一人道に迷うような、そんな幼い少女ではない。
自分で自分の道を選べる、個々との強い女の子・・。
けれど、人である限り、どんなに強く見えても弱さはあるもの・・
そして、それを守りたいと思えるようになるのは、恋にしろ、家族にしろ、確かな愛がそこにあって・・
惹かれあう瞬間は些細な物でいい・・
そして、そこに、心が結びあうための小さな出来事の積み重ねで・・
唯一の肉親の変わり・・といってもいい、春霧にとっての存在・・
自分を守ってきてくれた人が自分に刃を向ける瞬間・・
そんな彼女の恐怖心と、彼の身内に捨てられ、信じようと思ったものに裏切られ死を覚悟された瞬間・・
彼の求める主従関係は、決して彼女の心を傷つけ、道具として扱うようなものじゃない。
愛し、慈しみ、信頼のおける存在・・
互いの気持ちを分かち合い、失いたくないという存在・・
そして二人は、とうとう契約を結ぶ。
彼女の全てを彼にささげ、彼女の全てを彼は全身全霊をかけて守ると・・。
やっぱ、藍の告白は後半に入れてくれるのが一番dえすね。
四六時中、愛してるだの好きだのいってくる男は信用ならないので、彼くらいにクールな男の方が、ずっと信頼性が高いといいますか・・♪
そういう人に好きだといわれるからこそ、胸に響くといいますか・・♪
命がけで助けてくれたり・・
自分でなんとか出来ることは自分でさせてくれるけれど、本当に助けが欲しい時にこそ助けにきてくれる・・
そういうヒーローが何よりカッコイイと私は思います♪
なんだかんだで落ち着いて見えても、春霧という少女は、巫術師という立場の割には、優しすぎる。
それが仇となる時もあるけれど、それをフォローするのが洛泉といいますか・・♪
そして、そんな二人を中心に存在するとりまき・・
最初は巫術士なんて・・
と、見下していた洛泉の仲間達も、彼女の強さ、そして、彼の彼女に対する接し方を見ているうちに、危険を顧みず飛び込んできてくれるようになり・・
それは、彼女自身の力であり、魅力であり・・・・
勿論、彼女一人の力ではないでしょうけれど・・・
そんな過程が非常に心地よい♪
そして何より・・
命をかけるのは恋愛ではなく、己の信念
例えこの身がはてようとも、貫き通したいのは己の覚悟・・
愛する者を失うくらいならば、己の命をかけて、愛する物を守りたい。
例えこの温もりが、今日最後の物だったとしても・・・♪
もう、これっくらいの生涯がなければ萌えられません!
そして絆・・
それは人同士の物に限らない・・
主と守護者・・
人と人ならざる物・・
互いに互いを必要とし、支え信じあっていた確かな絆・・
その絆をたちきってまでしなければいけない男の姿・・
命をかけて戦うのは、何も洛泉だけではなく・・
男同士の戦い・・
という奴なのでしょうか・・。
罪とは、直接手を出した者だけにいえるものではない
自分は何も知らなかった・・ではすまされないことの方が、大人になってから多いというべきでしょうか・・
国家公務員がよくいう、部下がしたことで自分は知らない、知らされていなかった・・
そんな言葉で許されるような立場じゃないのです。
そんな一言で、罪を他者に押し付けるのは愚かな罪びと以外ない。
そして・・
小さなすれ違いは放っておくと大きな溝になる
それこそ、取り返しのつかない程の・・。
けれど、話し合える時間があれば・・
互いに歩み寄りたいという思いがあれば、そんな溝を埋めることだって不可能じゃない。
勿論、簡単に来る時と、そうでない時とがあるでしょうけれど・・
そして、得たハッピーEDは・・
これこそ、何もかもが上手くいったルート・・
全てが明かされ、過去の蟠りも綺麗に消えて・・
罪人に与えるのは死という罰ではなく・・
として、バッドEDも、二つ目の物は凄く良かったです。
続きを見せられたい・・なんて思う程・・♪
そして、おまけのお話は、ハッピーEDのその後というより、エピローグ前あたりのお話・・???
墓の前で亡き人を思い干渉に浸るという雰囲気。他のその後のアhなしがどんなのか気にしつつ、それは全キャラ攻略とに!
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