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AICO 7~11話 [アニメ]

話がいい感じに面白くなっていきます♪
ぶっちゃけ、隠し事がバレて非難の目にあおうとしているアイコを庇うように自分の責任だといってみせる青年のまっすぐな瞳・・。
その言葉に背中押されるように、アイコに続いて告白していく仲間・・
裏切られたという蟠りは、そう簡単にほどけはしないでしょうけれど・・
非難するものと、現状を受け入れるための違いは何なのか・・・。
よりよく現状を理解できているか、出来ていないか・・
目の前のことだけではなく、先のことを見通せているか、いないか・・
でしょうか・・・。
彼らが進む道はけして楽ではないし、そんな場所に巻き込むと同時に、アイコだってそれに負けないくらいに体の痛覚に苦しんでいるのは事実・・。
そんな、不安に震え苦しくアイコへの、何気ない神崎君の心遣いな仕草が好きだし・・。
本当、全ての現状を理解できているのは、この少年ただ一人なのかも・・。
彼も眠り続ける少女の存在と、アイコの身に起こっていることも・・
そして、初めて見る、神崎君の驚愕の表情・
そう、彼は全てにつながっている・・。
生身の体で生きていられるはずもない所で、スーツもきずに出歩くことができることも・・
そして、徐々に明かされていく謎・・。
気配もなく、痛みに襲われることのない化人型の存在・・・。
何かが起こり始めている異変・・。
彼女達を守ろうとし、戦の中、散っていく命。
それを見て、アイコちゃんは更に立ち上がる。
自分の体を傷つけながら、それでも襲い来る奴らへと銃口を向け、打ち続ける。
そして、これ以上、確証の持てない賭けに命をかける義理も義務もないと銃口を向けられる神崎君も、何も感じていないわけではない。背中を向けたまま何時もと変わらぬ声と素振りで、犠牲を出してでもこの計画をとめるわけにはいかないと、振り返った瞳には・・・。
彼のその瞳に宿る意思の意味・・
彼の秘密を一つ知ったがゆえに、彼の意志の強さを改めて感じさせられる。
真実を知っているのと、知っていないのとでは本当に何もかもが違って見えてしまうのは致し方ないのかもしれない・・。
彼女が目的の場所にたどり着き、彼の目的が達成された時、彼女は・・
本当に彼の心は読めそうでまったく読めない。
心がないわけじゃない、彼女を道具だといいながらも体をはって助ける彼の姿は決して嘘ではない・・。
彼の心は別の場所にあるのだろうか・・
信じたい、けれど微かな不安がぬぐいきれない・・
それでも彼女は彼についていく・・。
家族を目覚めさせるために・・。
そして、到着した目的の場所・・・。
語られる全てのこと・・。
流れ込む映像はアイコにはあまりにも残酷で・・。
頭では理解できても心では理解できない・・。
神崎君も、いっていることとやっていることがちぐはぐで・・・。
どんな形でも、自身で考え行動し共に過酷な道を歩んできた時間があるからか・・
ある人の死に涙る心があるのなら、言葉ではどんなに取り繕っていても、きっと思うことがあるわけで・・
望んでいたこと、やらなければならないはずのことだったのに・・
そんな混沌とした思いの中、彼女は、とうとうたどり着く・・
もう一人の・・。
意思があり、語りかけてくる・・
入れ物だけのはずの存在だった存在に・・
心はるのに、その心を否定する少年と・・
そして、そんな悲しみに心とらわれる一つの命。
そして、そんな彼女を見てもうひとりの存在は・・
何が正しくて間違っているのか・・
どれが本当の心で、本物の想いか・・
真実はここにあって、それは知らない方がよかったのかもしれない事実・・。
けれど、そんなのって許されるの?
罪を背負うって何だろう・・
彼の罪は嘘をついたこと?
心あるものの命を奪おうとしていること?
命なきものを命あるものと扱ったこと?
そこに、心を動かしてしまったから?
わからない・・
誰が悪くて誰が良いのかなんて、きっと判断できない。
彼女は、身動きすらできず孤独に、ただ一人いて・・
そんな長い時間が続けば、わからなくなる。
自分で自分がなんなのか、なんのためにいるのかさえわからずに存在し続ける理由が・・
命あるものの存在意義とは何なのだろう・・
何度もうったえかけたくなる。
そうして、一人の少女の存在によって、失いかけた心が取り戻される。
アイコは自身を犠牲にしなければいけない現実をしった。
同時に、ここから逃げ出して欲しいと訴えかけてくる存在。
犠牲になるのは・・
そんなの、本当は誰も望んでなくて、どんな命も助けたいと心の底で願っている・・
ただ、それを素直に伝えるには、色んなものが複雑に絡みすぎていて・・
遠のいていく存在に必死に手を伸ばせど届かない・・
眠りから目がさめて、彼女はただ必死に走り続ける・・
そして、とうとう、本当に求めていた場所にたどりつく。
ずっと救いたい、その思いだけでここまでやってきた・・
けれど、再び同じ言葉を向けられる。
自分達のことはいいから早くにげろ・・と・・。
それを聞いて、彼女は覚悟する。
そして又、そんな彼女を見て、心を揺らさずにはいられない人間がいる。
そう、人には心がある。どんなに頭で考え理屈を重ねても心は別物で・・。
時間の流れは人の思い、思想を変えるもの
そして、明かされる驚愕の真実。
人と人の思いがぶつかりあい、彼女が存在しているといってよいのかもしれません。
というか、その二人の男の野望の犠牲者とでもいうべきなのでしょうか・・。
途方もない計画、とてつもない技術・・
人が持つにはあまりにも自然の摂理に逆らい、手を伸ばしてはならないところに手をだしてしまった神の領域・・。
そして・・
あの少年が何故こんなにも彼女に執着するのか・・
それは、彼女が好きとかそんなの関係なく、彼は純粋に彼女を守りたい・・。
そういうきっかけ、些細な出来事が彼にはあり・・
けれど、それが好意として、わかりやすく表れるには彼には十分な理由であり・・。
同じ姿、同じ声・・
けれど、違う存在の二人・・
救うべきものは何か・・
望は何か・・
何が大事で必要がないのかなんて単純にはいえないもの。
それが出来ないのが人の心・・
こんな罪作りなことが出来てしまうのならば、進化なんて求める必要がないんじゃないか・・
なんて思ってしまいます。
現に、便利さに慣れすぎたが故に教育を放棄し始めている母親が増えつつある世の中ですしね。
面倒で、この方が楽だから・・
と、工夫しての楽ならば許されるけれど子供の教育によくない手抜きをしては、モラルの持てない子供が大人へと成長してしまう
親の堕落が子供を堕落させる
宿題代行、ゲーム与えておけば大人しくなる、現金でないキャッシュレルでない小遣いの渡し方の方が銀行に毎回おろしにいくよりも楽だから・・。
それらは全部、大人の身勝手な言い分。
そしてそれは、子供自身で考え、努力し、工夫するという思考を取り除き、ただただ楽な人生を歩むばかりではないのか・・
そんな教育だから、モラルのなっていない若者が増えてきているのでは・・・
と、思えてしょうがないんですよね。
科学の進歩は必要です。
でも、人の領域を超えてしまっては、いずれ何かがおかしくなる
堕落して楽になるのと工夫して楽にできるでは天と地程の差がある
お金下ろしに行くことぐらいで面倒臭がっていては、子供へのまともな教育なんてできなくなっるのではないでしょうか?
現に子供もこの方が楽だし・・
なんていってますしね・・。
お金の管理の出来ない大人にならないだろうか・・。
私の友人の一人はそうだったし・・(汗)
レシート貰ってこないではなく、貰ってこなければお小遣い渡さない、くらいの教育を今の母親はしなきゃ駄目なのではないでしょうか?
親が堕落すれば、そんな堕落した親の背中を子供もおいかけるわけで・・
そこからの学びなど一切ない・・・。
なんてのは、少々私の思い込みが強すぎるのかな?
なんて思いつつ・・
本当に有能な指導者とは、自分の身のすべtえを犠牲にしてでも民を守ること・・
今の日本の国会に必要不可欠なもので・・・。
そう思うと、この作品に搭乗してくる多くのキャラは、なんだかんんだでカッコイイんですよね・・。
敵とか味方とか、明確なものは存在しない。
それぞれの思想、求めるが違うだけで・・
その結末は・・
待て、次回最終回!
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