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三国恋戦記 ノーマル、双明  [ゲーム]

三国恋戦記~
総合感想の前に、双明&ノーマルのプレイ感想です♪
花ちゃんがカッコイイです。
ふしぎ遊戯の主人公のように、この国の平和のために、彼女なりのやり方で・・
そう、決意した彼女が本の導きにより連れてこられた。
そこで花は今までのように、ただ今後起きる悪しき出来事を回避するだけではなく、その根本をどうにかするべきでは・・
と、今までなら、元の場所に帰るためにはどううればよいか・・と、思案していたときよりも、もっと、戦乱の世について彼女なりに真剣に考え始めます。
そして、今まで彼女がやむ終えない理由とはいえ、反乱軍に加担していた事実がどういうものか、社会的立場から見るとどういったことになるのか・・というのを、明確に、初めて表現されたお話になっていきます。
今までのルートでは、良くないことをしているのだけれど、それを明確に問われるシーンがなかったので・・
リアル感が少し強くなった感じでしょうか?
勿論、氾を犯そうとする人たちにも、ちゃんとした意見もある。私利私欲に溺れる政財界にうんざりしてなんとかできるものなら・・
という気持ちは理解できなくはないですからね。
勿論、その行動は罪に問われることだけれど、国を守ろうとしない国家にも大きな責任もあり・・。
本来ならば、反乱軍のような意思、すべての人が幸せに暮らせる世の中を・・
と、政財界のおえらいさん方が考えて雨後かねばならない。
それができないからこそ、市民から反発がおこる。
まあ、日本人は大人しいので、なかなか大それたこと今の時代では起こそうとする人はいないかもしれない(衝動的で後先考えない人の暴動はありそうですが/苦笑)。
それも、まあ、文句いってても生活できているのは確かだし、贅沢できている世の中でもあるからでしょうけれどね。
だからといって、今の日本の政財界への不満が消えることもないのですが。
だからこそ、花のような存在は、捨て駒のような生活を虐げられている民達にとっては眩しい・。
体は小さくても、夢現のままにしない。
夢を夢のままではなく現実の物にしようと意思を硬く持つ一人の少女は大の男がほれ込むに十分な程の存在価値で・・
そんな扱いされている花が、なんだか誇らしげに感じてしまいます♪
そして、ノーマルEDだからこそ、今まで見えていなかったもの、違う視点で物事を見れる。
どちらをどうしたいとかではなく、全ての国をどうあるべきか・・
花のいうように、もしも玄徳が皇帝ならば・・
私たちの世界でいう総理大臣ならば・・
税金を無駄使いせずに市民のための政治をしてくれろのかな~
でも、そういう志のある方に限って腰が低めだったりもするし・・
なんて、ふと思ってしまうのでした(笑)
いえ、本当、玄徳さんのような方が総理大臣になってくださればな~そして、そんな志に心ひかれるような尊い志の部下達で集まっていれば、この国の市民の不満もなくなることでしょうに・・
と、ついつい、そんな夢を見てしまいます。
けれど、世の中を上手に渡るには、玄徳のような高い志だけでもだめ。
理想をかかげるための手段というものも又必要。
無駄な争いをしたくないからといって、争いをさけ続けているだけでは争いは終わらない。
だからといって、争いを終わらせるために争いを無駄に起こすというのも又、戦争の火種を生むのもでしかなく・・。
極端なのは駄目というか、選ぶべきときに正しい選択と決断をしなきゃいけないというか・・
そう、人が死なない方法で戦を終わらせる・・・花なりに行動してきたものの、その完全平和主義は、そう簡単には旨くいかない・・。
それを経験して、花は理想だけでは生きていけない覚悟を学びます・・
なかなか、高校生の女の子には得られない覚悟で、立派です。
その覚悟は中途半端なものでなく、ちゃ~~んと、彼女自身がきかせた機転にて、ことの成り行きを旨く運んでしまうのですから・・
口だけじゃないのが本当に立派!
そして、その理想を適えるための手助けとなっているのが、花自身の過去の行動・・
それが予想外な形で繋がってしまいます!
あのときの出来事は、その場限りのものじゃなかったんだな~~
という、展開のシナリオに感動してみたりもして・・(笑)
彼女のいう、敵も見方もない、誰も敵だと思わない、誰とも戦わないという彼女の理想。
それがたまたま玄徳と同じだけだっただけのことで・・
そして、その夢物語を自身の手で成し遂げてしまうのです!
あくまで、その一歩ですが・・
今も昔も長年続いてきたシステムを新しく変え、それを受け入れるには人間の頭は固すぎる・・
そのための方法と・・
そして、それは彼らとの最後の時を表し・・
そんな彼女が最後にあい、話を選んだ人は・・♪
その会話がなんとも名残惜しくて・・♪
その最後は、まさに不思議遊戯(笑)
そう、それぞれの生活があって・・
て、なんだか、ちょっとあっさりしすぎているので、個人的には、もう一つのEDのほうが好きかな~~なんて思いつつ・・・(笑)



てなことで、双明ルートに向かいます!

彼のルートでは・・
そう、何も出来ないと嘆きながらも悩んでいる彼女へと、師匠が優しく教え諭す・・そんな雰囲気で、あるいみ一番普通の女子高生らし花ちゃんの姿が見れるといいますか・・。
そう、自分で自分力量を勝手に推し量って躓いている状態の彼女。
でも、自分のことって、自分が一番わかっていそうでわかっていなくて・・
人のあり方なんて型にはまらない・・だったら、自分の生きてきた道を振り返るのが自分を見つめ直すには最善の方法
人に助けられなければ何も出来ないというけれど、なんの美徳もない人に人は手を貸したりしない・・。
今まで何が出来て、何が出来なくて、何がしたかったのか・・
考えるだけ無駄な時間なんてなくて、だめもとでやってみなきゃ何も始まらない
何事も頭を使い、よく考え、経験する。それは力になり武器にもなる・・
そういうものの考え方は、まさに私の考えそのもの・・
その思考がなきゃ、いざというとき、一歩も動けなくなる
考えてどうにかなるときは、本当~~にとことん考えるべきです!
そして、物語は~
ノーマルEDと粗同じストーリーで中盤すぎまで物語は進んでいきます(笑)
そして、花は本の導きにより、かの人の幼き頃と出会い、ひょんなことから共に行動し、反乱軍の勢力に入り、成功させ・・
そして、再び元の場所に戻ってみたら・・。
運命って、どこでどう、つながってるかわからない・・
あのときの出来事が今こうしてこうなるんだな・・なんて・・♪
そして、ようやく乙女ゲらしい、定番のイベントシーン♪
なんか、こうしてみると、師匠・・確かにちょっと可愛いかも・・
いつも気まぐれで、いないと思ったらひょっこり現れては姿を消して、好きなときに好きなように絡んでくる・・、本当、ノラ猫のよう(笑)
そして、そして~
ノーマルEDでもそうでしたが、こちらでは、同じでありながらも、また一味違う展開にて予想外な再開と支援の軍勢が~
うん、本当、この作品、何気にちゃんと辻褄というか、1本の物語の構成~というのがしっかりしていて良いですね。
特に、ノーマルと師匠ルート!
そして、そんな、先の先を見据えた師匠の行動と起点のよさに憧れていく花ちゃん・・と・・。
それが、ただの師弟関係・・という枠を超えたものだ・・と、この時の花ちゃんは知るよしもなく・・(笑)
ただの師弟関係なら師匠に思い人がいることは、喜ぶか驚きかはすれ、悲しむ必要はないでしょうからね。
その思い人ってのは多分・・
イタズラにしても、こんなスキンシップとるわけがないですしね♪
けれど、それに気づけないのが片思いという立場・・。
なんだか、健気で可愛いです・・♪
そう、全てが旨くいき、本のページの空白も埋まる。
彼女は、もうこの世界には必要とされない存在となる・・
そして、彼女の選んだ道は・・
本当~に、ラストの展開だけでいうなればこの話が一番好きです!
一番抵抗なく、一番納得出来る物語の終わり方・・
少しだけ、師匠への高感度あがった~~
そんな感じのラストでしょうか・・♪
純愛っていいですね。
時間も場所も越えて・・
最高のラブストーリー♪
ということで、ようやく、本編攻略完了~!
おまけ感想は先にUPさせて頂いたので・・♪
次の総合感想にて、三国恋戦記の感想が終わり~となりますね♪
いや~本当、いいゲームでした♪
ホノボノと糖分とシリアスのバランスが、非常に良い作品だったかな~と・・・♪

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