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三国恋戦記 雲長 プレイ感想 [ゲーム]

三国恋戦記、最後の攻略キャラ雲長となります!
そう、後を残すはノーマルEDにて恋戦記本編が終了となります~~!
この作品、すごく面白いのですが、何分攻略キャラが片手では数え切れませんからね~~(汗)
共通ルートも短くないので、少しだけ大変だったかな~なんて思いつつ・・(笑)
なんせ、微妙なシナリオ変化がちょくちょくあるので、共通ルート、全部飛ばしてプレイする~~というわけにもいかず・・・
でも、その分、キャラへの愛着は比較的もてたので、よしといたしましょう・・♪
てな感じで、雲長ルートでは、冒頭からシナリオに変化が!
そして、再び長めのスキップモードに突入し・・
雲長とのふとした交流~新規のシナリオが合間に入ってきます。
なんだろ・・キャラ的には、そこまで好き~~というわけではありませんが、彼の過去には何かありそうで・・
それが、妙に気になるというか、惹かれる・・そんな雰囲気・・?
彼はあきらめずにいれば何時か適う、あきらめればそこで終わりだ・・そんな思いをしたのでしょうか・・。
もしかしたら・・
と、色んな妄想が膨らんでくるのですが・・。
そう、本のこと、その不思議な力に対しての順応性も非常に高いのが余計に気になり・・
この世界に出会った幼き少年の素性というか、花との係わり合いも・・
いわれてみれば面差しが似ているかな~なんて思える所ですが・・
雲長ルートは、何か色々ありそうな予感です♪
そう、彼の心の中に何かひっかかるものがあるようで・・
そんな内面、本心を隠しながらも、本の力を駆りながらとはいえ、多くの人の命を、雲長の願いを無意識にかなえてしまった花への雲長の信頼度は、けして低いものではなく・・・♪
そして、そこから明かされる真実・・よもや・・と、思っていた妄想が確かなものとなります。
そう、この世界の新たな仕組みについても・・
そして、雲長の生い立ち・・というか、これまでのいきさつが静かに語られ始めるのですが・・
彼の口から開かされる度に、彼という存在の異質さが・・
そうすると、共通ルートでの、彼の、あの行動も納得せざるおえない・・。
彼は誰よりも、この本の存在が花にとって大切だったかを知っていたから・・・。
そして、花がこの世界に吸いこまれた理由と、本の導きによって架空の世界を行き来する理由が、明らかに!
それを知っているがゆえに苦悩する雲長と、そんな彼を救いたいと願う花・・
本当、虐待を受けた親は視野が狭くなるというのと同じで、おびえ臆病になっている間は人は自らの可能性を投げ捨てているにすぎないのかもしれない
先の見えない未来なんて誰にもわからない
だから、こうだから~という決め付けはまったくの無意味で・・
もし、そうなったとしても、それは、そうなったときにあわてればいい・・
旦那に昔言われたことがあります。
今考えてどうにかなる(出来る)ことなら考えればいいけれど、今考えてもどうにもならない(出来ない)ことを考えるのは時間の無駄だ・・
て・・
まあ、心配することは悪いことじゃないけれど、無駄に心配して考え込んでは時間の損だ・・ ということなんでしょうけれどね・・
確かに、考えて解決策が出て来るような問題でもない、自分がどうこうしてことが変わる出来事でもない・・
ならば、考えるほど鬱になるくらいならば、当日のギリギリまでは考えなようにして少しでも気を楽にした方が得~ていうのは、後々考えると、すごく正論でしたね・・(笑)
けれど、反対に考えなくちゃいけないことも生まれてくる
どんなにやっかまれてもおせっかいだといわれても・・
相手が本気で、心から思っている言葉ならば口出すする必要はないでしょうが、心に嘘をついているのだとしたら、また別。
けれど、もちろん、無鉄砲に突っ込んで上手いくこともあれば、上手くいかにこともあって・・
相手の言葉を受け取り、様子を見る・・という時間もまた必要で・・。
時をおけば、ささくれだった心も落ち着いてきたりもしますしね。
そうして、互いの意見のすれ違いにぎこちなくなっていた二人の距離が、ふとした、何気ない出来事で少しだけ穏やかになり・・
わだかまりが完全にとけきった状態ではないにしろ、共に戦場に足を向けることになる。
そう、とても抗えるとはいいがたい数少ない戦力で・・。
立派な、人の生き様とはどんなものだろう・・。
多くの人の命を救うために自分を犠牲にすること?
多くの人の導き手になり先導して働くこと・・
どれも立派だけれど、何も、人の価値っていうのはそれだけじゃない。
どんなに小さなことでも、目の前のことに努力できる人、人一人の人を守ろうという思いの持てる人・・
それだけで充分なのではないでしょうか・・。
そして、自分の価値のありなしなんて、自身が決めることじゃなくて、それは他人が決めること
自分にとっては自身はいらない存在だったとしても、そんな自身を必要としてくれる人がいる・・
それだけで、その人が生きる理由と価値になる
何も、自分で自分を否定する必要も意味もないんです。
自分にとっては駄目な所も、他者にとっては美点であり、それによって助けられたことがあるのならば・・
そんな自身を否定するのは、慕ってくれる人の思いまで否定すること
そう、花にとって彼という存在は、その程度の存在ではなくなっていたのです。
彼らと共に戦場に赴き軍法会議に出て、そして彼の素性を知って・・・
軍のためよりも、彼自身のために・・・気がつけばそう思うようになっている花の姿があり・・。
そして、彼女は自身の身を危険にさらしてでも、それを実行しようとする。
そんな行動をしてみせる彼女に雲長のの思いは・・。
そして、花の思いも・・
本当に弱い人間ってどんな人をさすのだろう。
逃げる=弱いとは限らない。
人間、いついかなるときお、どんな物事にでも、真っ向勝負かけられているのならば人生苦労はしない
時には上手に逃げる、引き際も強さの一つ
新しいチャンスをつかむための、ほんのひと時の逃げならば、時には必要
けれど、諦めるための逃げは弱さ意外の何者でもない
そう、彼の心の弱さを気づかせたのは誰でもない、花という一人の少女。
そして二人は・・
てか、ここでも、玄徳さんは素敵な兄貴だな~と、思います♪
いつでもどこでも、花達を見守ってくれている感じがたまらなく好きで・・♪
そして二人が結ばれたのは・・
そう、これこそ、ふしぎ遊戯の、あの二人のEDそのものといいますか、とても近くて・・・♪
凄く良いシナリオでした♪
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