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私の幸せな結婚 9話 [アニメ]

コミカライズよりも、謎の青年の行為が好意的・・
とでもいいましょうか・・
コミカライズでは、もっと美世に対して手厳しい評価、態度を彼女にしていたのですが・・
こちらでは、彼の目的が明らかであり、それを隠そうともしない堂々とした態度・・・
そして、異形の活動がどんどん活発になっていき、美世の悪夢がどんどん進んでいく・・。
せっかく明るくなってきたのに、又昔の彼女へと後戻りしていく・・。
旦那様も、そのことを気にはかけているものの仕事の務めと、美世の身に怒っていることの調査にかかりっきりで・・
体を休め、休めというけれど何かしていないと気が落ち着かないであろう美世的には、きっとその言葉も複雑なのでしょうね・・。
そして、美世ちゃんのお食事~
これは冷や飯でしょうか・・
ご飯らしきものの上に夏野菜が乗っかっており、おいしそうなお汁が、この熱い夏をやりすごすのに、とても美味そうです~
私も明日のお昼はこれにしようかな~
流石に旦那の夕飯には、ちとさっぱりしすぎで使えなさそうですが・・(笑)
そして、語られる義姉さんの結婚の話・・
うちの旦那的には、テレビ版よりもコミカライズの方がいい・・
彼女を思って身を引いた旦那・・という話の方が妙に好感もてたみたいで・・。
そのあたりは、省かれているのか、それともコミカライズ版の肉付けなのか・・
そして、美世に語り掛ける言葉も・・
他人のことを大事にしすぎるあまり、自分のことを蔑ろにしすぎるのはダメだと・・
本当にそうだと思います。
自分を大事にできる余裕がなければ、他者に優しさを向けることなんてできない
自分を大事に出来ない人が、他者にどうやって優しくできるのか・・
大事にすることを知らない人に、大事にするという行為がどんなものかなんて、わからないでしょうから・・。
私も、自分の人生棒に振るっていた時期がありましたが、自分がどうしたいか、ただ一つの意志だけはあったような気がします。
それが楽しい感情からくるものでは決してありませんでしたが・・。
それにしても、なぜここまで美世は旦那様に嘘をつくのか・・
相手のことを思ってのことでしょうが、相手を思うからこそ素直に話すべきことがらだってある・・。
それを彼女は知らない。
気兼ねなく、対等に対話できる相手・・
彼女には、そんな人はいないというけれど、それは違う・・
彼女の中に心の壁を作っているからできないのであって、いないわけではない・・
と、強く叫んでしまいたくなる・・。
相手が自分と同じ思いでなければ、素直に気持ちを伝えることができないなんて、本当に勇気がなくて、不器用な子で・・
でも、我儘になって、自分の感情をさらけ出すのって、人によっては勇気のいること・・
それは理解しているから、彼女の行動を全面的に否定はしない・・
しないけれど、理解できているからこそ、じれったくなってしまう時もある・・
個人的には、何も考えず、直観だけで物をいえる人は羨ましく感じることは多々あるけれど・・(笑)
そうですね・・・
そういう人と、美世ちゃんのように、他者を思いやれるような人を足して②で割ったくらいが人として丁度良いのかも・・(笑)
そう・・
旦那様にふさわしいかどうかなんて、美世自身が決めるのではなく、旦那様が決めればいい
美世一人の勝手な思い込みによる価値観で、自身を否定することは、美世を好いている、思ってくれている旦那様のことを否定するも同じ・・だと私は思うのです。
そして、自分の問題は、自分で解決する・・
その心いきは立派ですが、人間なんでもかんでも一人でできるわけじゃない・・
できない所もあるからこそ、人ってのは支えあって生きている
寧ろ、夫婦ならなおのこと・・。
そんあなこと、美世は知らないし、教えてくれる人もいない哀れな少女。
結局は、彼女の長年生かされてきた環境による、視野の狭さ・・になるのでしょうが・・
だから、彼女は旦那様に固執する。
そんな彼女へ、謎の男が語りかける言葉は・・
あの男には与えられないことも、自分にならできるのだ・・
貴方はこんな場所にいてはいけない、もっと貴方にふさわしい場所がある・・
と、弱った美世へつけこむというより、旦那への宣戦布告・・
とでもいうような対応で・・
といいますか、思い切りの宣戦布告です!
彼女は魅力的であると同時に、そんな彼女をぞんざいに扱うような男には任せられない、貴方は彼女にふさわしくないと・・
あの、旦那様に向けていってのけるんですから!
そして、美世が街中で倒れかけたことを、その流れでつげられるのですが・・
この話、美世がちゃんと旦那様に話していれば、話はここまでこじれてはいなかったでしょう・・
彼女本人の口からではなく、他の男の口からきかされるのは、どんな気持ちだったことだろう・・
彼が怒るのも無理はない・・
何も知らなかったのは、彼女だけ・・
知ろうとしなかったのも彼女だけ・・
彼女の気持ちを組み取りきれなかったのも旦那様・・
でも、何もいわされずに、術全て理解できるなんて無理な話なのですよね・・
どんなに相手を思っていたとしても、人はそれぞれ違っていて全てを理解なんてできない・・・
人間は、本能だけでは生きられない、だから言葉を話せるのではないだろうか・・
そんな風に思います。
だからこそ、旦那様は旦那様なりに必死になっていて・・・
本当に、不器用者同士が夫婦になると難しいものですね。
身内にさげすまれ続けてきた美世と、いいよってくる女をさげすみ続けてきた旦那様と・・
どちらかが人同士の関わり合いに着ように生きていけている人だったのなら・・
なんて思いつつ、待て次回!
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アベイル×90年代りぼん作品 [入手~グッズ&円盤]

というわけで、入手しちゃいました!
https://puchipurabu.com/avail-ribon/
随分前に、ママレードのクッションが発売されていたことを知らず、かなり後悔した記憶があるので、思い切って入手!
こどものおもちゃ、赤ずきんチャチャ、トキメキトゥナイト、姫ちゃんのリボンの中から、選んだのは・・
こどものおもちゃ 腰当クッション!
クッションは、もう一種類残っていたので、非常に悩んだのですが・・
おすまし顔のさなちゃんの顔が可愛い~
ということで、悩みながらも入手!
DSCN2123.JPG
もう一つは
トキメキトゥナイト ラウンドクッション
個人的に、ブック形クッションでも良かったかな~
なんて思いつつ・・
なかなか、こういう商品って、売れ残りにくいんですよね~
私のように、なつかしさに購入していく人は、きっと少なくないんだろうな・・
てか、購入してる人とばったり遭遇して、お友達になりたい~なんて思うものの、そういう偶然はなかなかに・・(笑)
にしても、今期はお金色々と使いすぎていたので、アベイルにあえてよらずにいましたが・・
偶然立ち寄ってみて正解~
という感じでしょうか~
ママレードボーイの商品又ででてこないかな~♪
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るろうに剣心 ノイタミ 8~10話 [アニメ]

とうとうきました、逃走麗嬢~
公式で声聞いた時は、少し若すぎるかな~なんて思いましたが、以外に悪くない・・。
声に合わせてビジュアルも若返った感じで、これはこれでOKラインでしょうか~♪
にしても、薫ちゃんの演技悪くないけれど、今回のぎゃぐやドタバタは少し大人しすぎる感じがするかな~
なんて思いつつ・・。
今回は、私の本命のあのお方様が登場ですよ。
怪しげで謎の女・・
平成版に比べると言葉口調が砕けた感じになるのはきのせいかな?
そして、薫のおこり方の声色がものすごく可愛いくて、性格も可愛すぎる!
女の色香な駆け引き系はゼロ~
健康的美少女ヒロインまっしぐら~(笑)
もう、皆にからかわれて、遊ばれて~
目の前にいる女キツネの方が余程要領よく、器用にいきているというより、ずる賢い系?
一目で剣心の性格や強さを見抜いて、自身の身を守るために利用しよう~なんて考えちゃえるんですから・・
それにしても、令和版の蒼紫様は本当にイイお声で・・
ビジュアルは少し若返った感じはしますが、妥協の範囲という感じでしょうか~♪
無印のは、渋さがありましたからね~
でも、お声の雰囲気がイメージと違ったのですよね・・(笑)
そして始まる、新たに危険な戦いが・・
薫を危険にまきこんでしまうが、命がけで守ってみせる・・
と、いってみせる剣心がマジカッコよすぎです♪
薫の頬が可愛く朱色に染まるのも致し方あるまい・・
なんて思っていると・・
てか、弥彦はネズミかなにか?床下にずっと潜んでるとか、よくホコリまみれにならなかったな~
そういった矢先の奇襲!
出ました、超巨体~
そして、そんな相手に剣心達の戦いは・・
左之という男は、本当に頑丈・・
頑丈さでいえば、剣心よりもずっとタフなのでしょう・・
そして、体が大きい分、切れ味の良い動きのできる剣心の敵う相手ではない。
本当、薫のいう通り、謎の女は彼らの強さを知らないから、あんな言葉をいえるのです。
そして、敵も又、そんな剣心の強さを侮るから痛い目を見る・・。
弥彦だって負けちゃいられない・・
負けちゃいられないけれど、この頃の弥彦は、戦いに参戦できるだけの実力があるわけでもなく・・
結果、まきぞえを食うことになり・・
それを救ったのは紛れもなく謎の女で・・
てか、やはり、リメイク版の彼女は可愛いですね。
色気では無印の方がかもしだしておりましたが・・♪
そんな風に思えるのは、容姿もですが、声色のせいでもあるでしょうか・・♪
そして、語られる女の過去・・
重き罪を背負った彼女・・
知らぬ間に毒薬を作らされ、逃げることもできず・・
死を選べば楽になるでしょうが、それを良しとはせず生き別れた家族と再会するためだけに、罪を背負い続けた彼女の思い。
そんな彼女の気持ちをいとも簡単にくみ取り、そして受け入れられる器なのは、彼自身が人の命を奪っていた人間だからか・・
人の命を救うためのその身を血で汚している・・
という所も同じだからでしょうか・・
そんな彼に、彼女の心は一瞬で奪われてしまう女・・
頬を染めた表情がなんとも可愛い・・♪
薫の態度も、彼女をかくまうの許しつつも、検心に手を出さないのが条件よ・・的な態度が・・(笑)
そして、EDの後の話・・
どうも、このキャラの印象だいぶ薄いんですよね。
そういえば、こんなキャラもいたっけ~
という感じで・・
にしても、この作品、ギャグシーン上手いのかヘタなのか、やや微妙・・?
というか、このシーンは真面目なシーンなのかギャグなシーンになるのか・、どっちだ
・?
テンションの高さが、かな~りいっちゃっており・・・(笑)
本当、少年漫画によくある、ヒロインは見た目可愛いくて腕っぷしはほどほどにあるけど、めっぽう不器用で料理がヘタ~
という・・・(笑)
恋にも不器用、素直に好きだなんていえないですし・・。
恋敵の積極的なアプローチに押され気味だったり・・・(笑)
穏やかでにぎやかな時間・・
それも又一瞬で変わってしまう。
所詮彼女は囚われの身・・
どんなに抗っても自由にはなれない・・。
出来てしまった仲間の命を盾に身動きがとれなくなっていく・・。
無理やりさらうのではない、女の意志から薫達の傍を離れることを決意する。
そんな彼女の気持ちを理解し、受け入れているの剣心一人ではない。
寂しそうな瞳・・・
助けられた恩義もある。
だからほっておけない。
人が動くのに十分な理由。
人の心って、複雑であると同時に、非常に単純でわかりやすく好ましい所・・。
それゆえ、自身の欲望にばかり目がくらんでは、自分一人じゃ何もできない・・
誰かに守られていなければ、その拳を振り上げる勇気すら持てないような軟弱男の遠吠えは、まさに負け犬の遠吠え・・
とでもいいますでしょうか・・。
力の大きさって、心の器と比例するものだな・・。
と、改めて思わされます♪
にしても、なぜ、こうも男たちは戦いに身を当時、強い物とあたt会たがるのか・・
戦うことが生きることの全て、つわものとの闘いこそが喜び・・
戦乱の世は終わり、平和な世の中になれど、そんな時代になじめない哀れで、けれどそんな不器用なカッコよさがたまらない男たちの生き様・・
とでもいいましょうか~
そんな感じにて、待て次回~(笑)♪
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うる星やつら ジクソーパズル だっちゃ♪ [入手~グッズ&円盤]

深夜アニメがスタートしたうる星やつら~
もしかしたら、新しいグッズが出てくるかな~
と、思っていたら・・
公式サイトにUPされておりました!
https://uy-allstars.com/goods/
なかなか可愛いデザインのものが発売~
思い切って1000ピース「うる星やつら 大集合だっちゃ」の物をゲッドです!
DSCN1359.JPG
他にも300ピース、それ以下なものはあれど、500ピースのものがない~
てことで、お値段高めですが、奮発しちゃいました~
なんせ、300ピースですと、お値段分楽しめないですからね~(笑)
という感じで、又、おいおい~
制作させてい頂きたく思います~♪
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新機動戦記ガンダムW 26~33話 [アニメ]

改めてみさせてもらうと、ガンダムの搭乗者の中でカトルという一人の少年はあまりにも戦士らしくない・・
何処までも優しく、優しすぎるからこそ、仲間と認めた相手に刃を向けてしまった・・。
精神的に一番未熟だけれどそれは一番普通の少年らしい・・
きっと、ガンダムなんて戦闘機に一番のるべきではない、不向きな少年。
そう、思えるくらいに優しすぎるのです。
自分の仲間の身を案じ心配すうのは、普通の人としてはより良きことだけれど、戦士としては甘い。
任務を優先させるには、仲間を見捨ててでもつき進まなければいけない。
それが人として狂っているとしても、それが戦争・・
おおいに狂わなければ、狂った世の中を生きられない・・
そんなドクターの台詞と、ヒイロの言葉が酷く印象的で・・
戦争に正義か悪かを問いかけるカトルに対し、自分達の意志は間違っていないという思いを貫き通さなければこの狂った世の中は生きていけない。
という台詞が・・
やはり、戦争なんてものは、常識的な認識の人間ができるものではないのだな・・・
戦争は非常であり、人を狂わせるものなんだ・・
と、改めて感じさせられました。
けれど、その戦争をオズの代表、トレーズは美しいという・・
それは、彼にとっては戦うことは生きる意味・・
人間は、欲があってこそ生き生きとして生きているという・・
又、生きる意味なくして人は生きていない・・
それは、ガンダムのパイロット達のコロニーのための戦いそのもの・・
彼らの戦いが美しいといえるのは、きっと誰かをまきこんだり傷つけたりしない、彼ら自身が犠牲になることで守るべきものを守ろうとする姿勢だからではないだろうか・
人は、彼らの戦いは戦争ではないという人がいるけれど、彼らにとっては戦争なのかもしれない・・
決して組織tとしては大きなものではないけれど、同じ思いを一つにした仲間達が細々と集まってきて・・
紛争が戦争となっていっていることになるのかな・・
ならないのかな・・
本当に戦うことで平和が得られるのかどうか・・
カトルはヒイロの無謀な戦い方を見て、自分達の戦いに持ち始めた疑問を更に強くしていきます。
彼らの戦いは、決して犠牲を生み出すものではなかった・・
けれど、実際の戦火の中では、武力の持たない民間人がまきこまれ多くを失っていくのが見るに堪えなくなっていき・・・
そんな戦乱の中、完全平和を唱えるサンクキングダムにて一人戦う少女。
ヒイロの消息を元めながらも、彼女が歩き出した道・・
それは、戦乱の世の中、簡単なことでは決してない。
どちらかといえば実現不可能だとさえいっていいくらいのもの。
けれど、そんな綺麗ごとであっても、それを求める人は数多く・・
彼女のしようとしていることは、決して間違った行為ではない。
どちらが悪いかといえば、戦争が間違った行為であり、それをどう正していけばよいのかが難しいこと・・。
いつか時代の流れにより、武器を捨て誰もが平和的に暮らせる世の中がくるかもしれない・・
けれど、今はまだその時ではない。
平和を貫くために武器をとる、それは矛盾しているかもしれないけれど、平和な世の中にたどり着く前に死んでしまっては意味がないから・・
そういって、完全平和を求め、リリーナの傍に仕えながらも戦うことをやめることのできない人達・・
だからこそ、今の世の中にはリリーナのような存在が必要であり、平和の象徴・・
そして、そんな彼女を守るべき存在としてガンダムがいて・・
そんな事実を知ることのなかったリリーナですが・・
とうとう、その真実を知ってしまう。
その時の、彼ら、彼女らの対話が好きです。
完全平和を求める自分の理想論は、夢、それとも間違いなのかと、悲し気に問いかけるリリーナに対しヒイロの台詞は・・
夢でも誤りでもない、誰もが平和を望んでいる気持ちが誤りではない。
誰もが平和を望んでいる。その為に戦っているのさ。『自分たちの正しさで統一された平和な世界』を築くために・・
と・・。
そんな彼女はヒイロの心を揺さぶらざる終えない言葉を発する。
わたくしの一番身近にいる人たちと同じ考えになることも出来ないで、世界に共通の考えは生み出せない。
そして、いつか見出します。何がみんなを戦に走らせるのかを。
そういってみせる、リリーナの強いまなざしがヒイロを見つめて・・。
ここから、この二人の関係性が凄く好きになっていくんですよね。
ヒイロは戦う戦士・・
どこまでいっても孤高の生き方をしていて・・
そんな彼が戦うこと以外、命令以外に、唯一心動かす存在がリリーナという少女・・
彼女の彼へのまっすぐなまなざしと言葉は、今までヒイロが誰とも出会ったことのない、触れ合うことのなかった存在・・
けれど、彼は平気で彼女との約束を破って戦場に赴く。
きっと、戦争がなければ、戦う理由がなければ彼女との約束を破ることなんてしなかったでしょう・・
でも、それができない世の中であり、それができないのがヒイロという少年・・。
そして、そんな彼の気持ちどこまでくみ取っているのか・・
リリーナは、ヒイロとは違う戦場に赴くことになります。
そう、世の中は完全平和の道を歩もうとしている・・・
けれど、その平和主義をよしとするものもいれば、厄介事だととらえる存在も確かにいる。
戦いを美しく思っている物にとっては、彼女の理想は邪魔としかいえない。
そして、そんな彼らの野心をリリーナは強い意志で拒む・・
その結果、危険を伴ってしまう。
彼女が思う程に完全平和とは、それだけ、この時代では難しいことで・・。
けれど、そこで諦めてしまっては、ヒイロ達は何のために戦ってきたのか・・
戦うことができるものと、戦うことのできないものと、それぞれにきっと役目がある・・。
理想は夢ではない。
平和を求めるのはガンダムパイロットも、リリーナも同じで・・
ただ、やり方が違う。
現実をすでに知っているものと、現実を今から学んでいこうとしているものとの生き方の違いなだけかな・・
そんな風に思わされるお話でした~♪
本当、個人的に、このあたりから本腰入れて面白くなっていくと思うんですよね、ガンダムW という作品は・・
なんて思いつつ、今日の感想はこのあたりで~
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猫が僕に教えてくれたこと 1~5巻 [漫画]

DSCN2060.JPG
この作品は、家庭の事情で人付き合いが余り上手じゃない不器な少年が、色んな人とのふれあいで成長していく。
始まりは雨の日、一匹の白猫との出会い。
何気なく餌をあげたことで、今まで心の中の空洞が少しづつ埋まっていくような・・・
両親の再婚、父親に人付き合いは等価交換をすること。
大人には絶対迷惑をかけない。
そんな大人の顔色を伺うことを前提とした、教育方針の中、いつしか無条件の愛情があるということを忘れてしまっていた主人公。
自分の存在意義もわからない孤独の中で出会った存在はまさに運命的・・
ともいえたのでしょう・・
立った一匹の猫の存在・・
でも、彼にとっては命ある物の存在・・
自身を必要としてくれる存在・・
忘れかけていた暖かい命とのふれあい・・
その存在が、今まで閉じ込めていた対人関係が変化していく。
いやがおう・・とでもいうべきか・・
少し強引な時もあれば、優しく手助けしてくれる同級生達の存在・・
最初は戸惑いながらも、その温もりに手を差し伸べ・・
無償の愛というものに気づいていきます。
自分なんかのために・・
これだけのことをしたら、お返しをしなければ・・
彼らは自分に何を求めているのだろう・・
そんな疑念にみちていましたが・・・
人は何かして欲しいから何かをしてあげるわけではない・・
困っている人がいたら助けたい・・・
大事な人だから心配・・
そこに、何かのお返しなんてものを求めてはいないのです。
勿論、それ相応のお礼はすべきですが、それは義務ではなく、有難うと思える感謝の気持ちにより行うべき行動
そんなことすら忘れてしまっていた主人公ですが・・
喧嘩をしみたり・・
今までいえなかった家庭の事情を笑って話せるようになったり・・
今の自分はどういう状態で、何と向き合わなければいけないのか・・・
今まで見向きもしなかったこと・・
出来なかったとことへと向き合います・・。
それは全て、一匹の猫、ミィがもたらしてくれた奇跡・・
彼が戸惑い、行動すべき勇気ある一歩を踏み出せずにいたとき、ミィは彼の気持ちを察したように行動をしてくれます。
友達を呼び止めるような仕草をしてみたり、勇気をだせといっているかのように一声彼に向けて鳴いてみたり・・
彼はミィのことが大切で、ミィも彼のことを特別に思っていて・・
それは、普通の人とペットの領域を超えた深い繋がりをみせていきます。
そうして、主人公は少しづつ成長していくのですが・・
気がつけば、ミィがいるから大丈夫・・
ミィがいてくれたから・・
彼自身無自覚のうちに、ミィがいなければ何もできない・・
そんな依存性を持ち始めている自身に気づいたりもして・・
そんな中、変化は彼自身だけではなく友達にも・・
今までは、ずっと少年の成長を描いてきましたが、周りのことに目を向けられるようになり初めてからは・・
そう、少年少女らしい恋の話に・・
最初は、孤立している彼が心配で何かしてあげたい・・
そんな思いだけだったろうけれど、彼との心のふれあいを深めていくうち、友情以上の感情が芽生えてくるヒロイン・・
最初は、その気持ちが何なのか、ただ、彼が向けてくれる笑顔が嬉しくて、彼の飼っている猫を通しての触れ合いが嬉しくて・・
無意識に、自分以外の女性、自分よりも美人で気遣いができて、自分の知らない間に主人公との交流を深めている女友達に嫉妬心抱くようになり・・
彼の彼女に向けられる感謝の言葉が嬉しくて、胸から溢れそうになる・・
そこで初めて彼女は自身の気持ちに気づいて・・・
なんてお話があったり、友達の過去・・
大事な家族を失って悲しみを抱えているのは主人公だけじゃないこと・・
助けられているばかりじゃない、自分も人の手助けになれているのだろうか・・
そんなことに気が付いた主人公の周りの風景は、本当に大きく変化していき・・
さあ、これからは恋話な展開も出てくるのかな~
という所にて、なぜか5巻で連載がストップ~?
それ以降の巻数の情報が一切出てこない~~
という、状態に~
連載休止?
それとも打ち切り?
情報がネット上でにていっさい出てこないのが悲しいのですが・・
とある少女漫画みたく、数年後にて続きが出て完結~
と、なるといいのですが・・
冒頭の大人になった主人公と一緒にいる女性が、誰?
女友達のどっちかなのかな?
と、本当に気になる所なので、続きが出て欲しいな・・
と、秘かに思わずにはいられません。
本当にイイ作品なので・・。
本気で、命を大切さを教えてくれる作品かな・・
なんて思いました・・♪
最近の若い子は、自分に共感を得られる漫画が、学びを得られる作品だと思いこんでいる子が少なくないようですが・・
本当の学びって、自分の知らないこと、自分とは違う価値観や視点あることの発見こそが学びなんだ・・
てことに、気づいて欲しいな~
と、思いました。
まあ、共感できるのも凄く大事ですけれどね。
共感以外の発見あってこそ、気づきが増えて人間成長できるものなので・・。
そういう意味では、この主人公共感持てる所と持てない所の両方あるからよい学びになるのかも・・。
そして、そんな主人公に対してどんな風に接すればよいのか・・
てのも、周りの対応も色々教えてくれていいな~
と、思います。
まあ、何はともあれ、小さな命を預かる責任と、人が独立して生きる姿・
それには、きちんとした友情を築き上げること・・
又、本当の友情とはどういうものなのか・・
という物を教えてくれる作品かな~
と、思います。
保護猫を飼われている方、生きることが不器用な方に凄くお勧めかと思います♪
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新機動戦記ガンダムW 22~25話 [アニメ]

愛する人を思うが故に二人の人格を持つようになった一人の女性・・
一人は支配者としての頂点に立ってもらうため・・
一人は平和を導く指導者として・・
前者は、トレーズの今の在り方を支持するやり方・・
もう一つは、完全平和であり、いまだ理想論である形・・
そう、完全平和は望むべきものですが、その時期がくるには、まだまだオズとコロニーの愛dあには大きな溝がある・・
だからこそ、コロニーの預かりしらぬ形にて、表面上は平和という形の支配によっての平和共存の在り方・・。
彼らの了承のもと、戦争の道具を堂々と作ることができる。
そうやって、オズはコロニーの住人達をコントロールしていく・・・。
裏の真実を隠し、表の嘘を真実として・・
その、嘘さえ見破れない。
オズの言葉を無条件で信じしすぎてしまう。
勿論、何の疑いもなく全ての者が受け入れているわけではありませんが、結局はコロニー側にとって都合の良い点・・
利点しか目にとめることなく、その真意を見定める能力が薄くなっていく・・。
結局、人間って目の前の都合の良い餌につられて目が曇ると足元を救われる・・
ということなのでしょう・・。
何度も口にせずにはいられない、何が正しく間違っているのか・・
同じようにコロニーを思い戦っているはずなのに、コロニーを思うもの同士で戦いあわなければいけない矛盾・・。
オズの志願兵もそう・・
オズという組織の在り方が、コロニーのための行動だという刷り込み・・
まっすぐすぎる、純粋な人間程にその刷り込みが怖いわけですが・・
結局はガンダムパイロットとの接触により、自身で自身のあるべき、やりたいことを考え直すことになれるようになり・・。
本当、最近はやりの、ドン横に集まる若者が犯罪にまきこまれるやすいのって、結局は視野の狭さ。
目の前の事実が、本当に真実かどうか・・
自分と同じ目線の人達とのつきあいだけではだめ、それ以外の人との関わりを持ってみなければ、自身のおかれた状況がわかりにくいのです。
そして、人間は忘れていく生き物
コロニーの住人は、最初は何もない所から、何かを生み出す苦労と努力を積み重ね、ここまでやってきたというのに・・
その時のしたたかさはどこへやら、一度でも楽な道を選んでしまったが故の今の流れなのか・・
そして、そんなコロニーの住人の裏切りにより、人の心を失い、憎しみに支配されてしまった一人の哀れなガンダムパイロットの行く末は・・
強力な力は味方につけられれば、何より心強い味方になるけれど・・
そのガンンダンダムのパイロットの仲間の一人の期待と信頼を裏切ってしまうことになる・・。
それは、そのガンダムの意志であり、ガンダムによる洗脳である。
優しいから・・
誰よりもコロニーを思っているからこそ、彼の純粋な思いは、コロニーへの憎しみと変わってしまう。
そんな彼相手に、ヒイロは果敢にも仲間である彼と戦う。
仲間を殺したくないといいながらも、銃口を向ける敵となった元仲間にたいし、「俺は逃げない、俺の後ろにはコロニーがある」と、いって見せるシーンとヒイロの姿が妙にカッコよくて・・
又、残酷な言葉を向ける。
ヒイロへと止めを刺そうとした彼らの間に割って入った、負傷したパイロット・・
その存在がガンダムからの洗脳を解き放つけれど・・・
ときは遅し・・
仲間が死んでしまうと、我に返って彼はいうけれど、その言葉を否定したヒイロの言葉は「ああ、お前が殺した」
と、流石兵器としてのみ育てられたヒイロ・・
どこまでも戦争や、戦いの状況下において冷静で・・
仲間が死んでしまうことよりも、コロニーの身の安全・・
自身の使命を全うさせるためには犠牲はいとわない・・
敵な精神が、いかにもヒイロらしく、戦場って奴は、そう甘くはない所なんだと、改めて痛感させられます。
そして、そんな中消えゆくパイロットの言葉はあまりにも切ない。
コロニーはガンダムを裏切る形で一つの平和の在り方を得た・・。
それは、コロニーを思うがあまり、優秀に育てられた兵士達には余りにも残酷で辛く、けれど受け入れるしかない結末で・・
彼らの最後の戦いとは、己自身の心の在り方なのでしょうか・・
時代流れ、変化のない時などないのだと・・
時の流れについていけずおいていく哀れな戦士達・・
コロニーがガンダムを敵とみなした瞬間、彼らは必要のない存在とされてしまい、その戦士達の行く末は・・
その言葉を背に、ヒイロは狂ったお前を殺すといって、戦いをやめぬ姿勢をつらぬくけれど・・
これが戦争・・
ガンダム達の戦いというものなのでしょうか・・
そして、オズの代表として、その場にたってみせたトレーズの姿・・
昔は、彼の言葉を私はどのように受け止めtえいたでしょう・・
大人になった上で、言葉として語るのはなかなかに繊細で難しいですが、彼の言葉は嫌いじゃない。
どんな形でも戦争なんてものは経験したくないし、無くなって欲しいものですが、これからのオズが求める世界は、きっと戦争というものを失わせない世界。
それは、モビルスーツにのって戦士が戦うのではなく、モビルドールというこころなきロボットが殺戮を続けさせもの・・・。
そう、戦争は怖いものだと、悲惨なものだと、そこに人の心があるからこそ戦争の残酷さを知り、そしてそれを繰り返さないようにしていこうと努力する
きっとそれは、完全な勝利ではなく、敗北の痛みを知るからこそ感じられるものではないでしょうか・・。
それが、ガンダムのパイロットという存在・・
守るべきものを失い、守るべきものを失いながらも、それでも平和のために戦い続ける。
それは勝者の姿ではなく、敗北者の姿・・
彼は、その痛みを知り、歴史に人は学んでいって欲しい・・・
ということなのでしょう・・
これが、彼が求めてきた姿なのでしょう・・
そうして、そこで初めてレディーアンはトレーズの思いをくみ取る。
強さや、完全勝利を求めるのが彼の理想ではないのだということ・・
そこに、戦い続けることの彼らにとっての美学・・
理解はできなくとも、納得はできる・・。
そうして、囚われているガンンダムのパイロット達を開放してみせるレディ・アンの言葉・・
兵士としては甘くとも、人間としては厳しく生きてきたつもりだ・・
その言葉の意味には何があるのか・・
兵士は上のいう通りに動き戦えばいいけれど、人として生きるにはそういうわけにはいかない
自分自身に厳しくも難しい選択を時として選らんでいかなけれのは、なかなか難しいこと・・。
そういうことなのかな・・
なんて思わされました♪
前半部分は、語れる部分が非常に少なかったのですが、迷える戦士達あたり~からの語りにスイッチが入って、こうして語らせて頂くようになったのですが・・・。
BOX購入するだけで、ネット上での語り~はしていなかった気がしますので、こうして改めて感想UPさせて頂くことになったわけですが~
まあ、マイペースに語らせて頂きたいと思いますので、お付き合い下さいませ♪
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ブリーチの朽木ルキアのフィギュアだ! [入手~グッズ&円盤]

アニメ放送され始めてから、どんどんバンプレストによりフィギュアがシリーズ化されている中、とうとう出てきました!
BLEACH SOLID AND SOULS 朽木ルキア登場~!
まさか、死神装束姿のが出てくるとは!
ということで、早速箱明けして、刀を背中にさして写真撮影~
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うむ・・・
ルキアちゃんの瞳の形のでいか、カッコイイ感じに撮影できなかったのが残念ですが~
まだまだ集めていきますよ~♪
痕、夜一さんもゲッドしないと~
ですね♪

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原画展 BLEACH EX. [イベント]

BLEACH生誕20周年記念原画展 BLEACH EX旦那と一緒に.いってきました~~♪
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入場特典は、やや微妙~
一護か石田君等のメインキャラが一切でず・・(笑)
因みに、中での撮影は禁止~~
ということなので、瞳の中に焼き付けてまいりました!
平日というだけあって、思った以上に人が少なく、かなりゆっくり見させて頂いてきました~♪
やはり、生の原稿は印刷されたものとは違います♪
ペンのタッチや、トーンの削り方・・

瞳の細かな書き込みの美しさに・・
何より、アクションシーンの迫力が、印刷された漫画にはないものがあって・・
本当に勉強になりました♪
微妙に気になったのが、これはトーン削り?
ペン入れによる主戦?
どっちだろ?
両方?
と、細かい描写に、未だにあればどっちだったんだろ~
主戦いれた後にトーンはって削っているのかな?
なんてことを色々思わされつつ・・・
原作ではなく、どちらかというと、アニメ派でしたので、あ、アニメの今後はこうなっていくんだ~
という、ある意味嬉しいネタバレに感動しつつ・・(笑)
原画の横にある先生によるコメントに笑いながらも・・
最後のスペースでは・・
予想外な物を読ませて頂き感動!
あんなものがあったとは思わず~~
と、夢中になっている間に、あっという間に鑑賞が終わり・・
お買い物ブースへ!
あれが欲しい、これが欲しい・・
複製原画も気になりますが・・
Tシャツはサイズ大きすぎて着れないし、バックも肩ひもがなくて加減悪いし・・
ということで、最終的に入手したのが~
おせんべい!
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クッキーかと思えばせんべいで・・・
一袋3枚とも、柄の違うものでした~
で、旦那は文字のみのものを・・
私は一護を食べましたが・・
どこかで食べたことのあるお菓子・・
もそのはず、多分口にしたことのある和菓子屋さんとのコラボっぽいみたいですね♪
次はパンフレット
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映画館のパンフに比べて倍くらいのお値段はするでしょうか・・
でも、記念品なので迷いながら入手!
お決まりの?クリアファイル
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色んな柄がありましたが、構えと猛々しい表情がカッコイイ~なと思った一護を入手
そして、タペストリー
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ここまできたらお金のことは気にせず購入です!
石田君と一護の二種類を~
どちらか一つに選択できなかったので・・(笑)
大人になった一護と雨竜君の二人です♪
早速一護のみ、とりあえず飾ってみたらこんな感じに~
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いや=タペストリーは購入したの久々でしたが、購入してよかったです♪
以上!
タグ:BLEACH
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新機動戦士ガンダムW 1~21話 [アニメ]

子供の頃見ていた時は気づきませんでしたが、この作品は思ったよりもわかりやすく戦争をテーマにして描かれている
当時は、もっと複雑で難しい作品かな・・
それゆえの、強烈なキャラの個性による、萌えの作品の一つとしてしか見ておらず、程難しく見えていたのかも・・
なんて、今は思います。
ヒイロー早く私を殺しにいらっしゃ~~い~
という台詞以外にも色々とありますが・・
大人になって、世の中のニュースをよく見るようになり・・
バラエティよりもNHKの教育番組を面白く感じるようになってから、色々、今まで見えていない、感じられる部分が出てきた作品かな・・
と・・。
地球とコロニー・・
オズと連合軍・・
そして、内乱・・・
この作品は、そんな他国同士の戦争とは違い、どちらかというと宗教じみた戦い・・
内乱により描かれた争い・・
に、近いのかな・・
と・・。
同じ場所で同じ空気を吸いながらも、世の理をきちんと見えている物とと見えていないものの違い・・。
自分達を守るために戦っている物を敵とみなし、自分達を支配しようとしている敵を味方とし・・
なんだか、やるせない展開になっていく・・。
そういうシーンが少なくない・・
そう、コロニー側の人間であるヒイロ達も、まんまとオズの策略にかかり、平和の道のために戦っているのに、自ら、その平和を打ち砕いてしまっていく・・
あのシーンは、改めて見ると痛いな・・
和平を望んで会合していたノベンダの、早まるな若者よ・・
の台詞が今でも忘れられなくて・・
同時に、戦争による支配を美しくとらえすぎているもの・・
人の死は悲しいことであり・・で
無意味な戦争は望まないけれど、意味ある戦争はすべき・・
そんな思想のオズを率いる、トレーズという男・・・。
彼の言葉は、支配される側にとっては残酷であり・・
けれど、一部では彼の言葉も理解できる。
ただ違うのは、戦争はどんなに綺麗ごとをとっても、醜いものには違いない・・
と、私は思います。
どんなに言葉を並べたてても、人の命を奪う物以外の何物でもない
ボタン一つで終わらせるのは、人殺しの何物でもない、モビルスーツという人の手により起こす戦いは人の命を重みを感じられるから美しい・・
という理屈は凄くわかる。
私も戦場の中、戦士としてなり、指導する立場の人間となっていれば彼のように考えられるのでしょうか・・
なんて、想像もできませんが・・
彼は決して独裁主義者ではない。
ただ、戦うことへの美を追求しているのであり・・
だからこそ、明確な悪といえるべき存在でもない。
だからといって、戦争の中においては悪も善もないとは思うんですよね。
加害者と被害者・・
戦争おこす者と、戦争にまきこまれる・・というものは存在しますが・・
攻撃力のもたない相手への、一方的な攻撃・・などもそうでしょうか・・
けれど、そんなトレーズだからこそ、オズという組織の中で分裂がおこる。
今まで圧力に徹してきた老人たちにとっては、自国が勝てばいい、戦争に美学なんてない・・
そう思う古株の爺様方にとっては、トレーズという存在はなまじ邪魔な存在。
なまじ求心力が高いですからね。
そうして、生まれたのが、地球とオズの仲裁役としてのレディアンですが・・・
面白いのが、眼鏡をはずし、髪を結い上げた瞬間、支配者から平和主義者へと変化する。
又はその逆もありきで・・
本当、同一人物とは思えない程・・
キャラソンでも、そんなレディアンの特性を生かされた歌があったな~
なんてことを思わされつつ・・・。
先を見据える能力のないものは、本当に何が正しく間違っているのかすらわからず、目の前の現状に流され・・
コロニーのために戦っているガンダムは、悲しいことにコロニーの手によって、完全なる孤独の道・・
裏切者と化されていきます。
ガンダムの開発者がつかまり、ガンダムのパイロットの一人もつかまり・・
そんな彼らを障害として、仲間であるはずのヒイロが抹殺にいくのですが・・
この子の特徴として、昔から言われていたのが、命を奪うといってみせた相手の命は、結局は最後まで奪わずにいる・・
というジンクス的なことを、誰かと話たような気がします・・・(笑)
それにしても・・
この、平和主義者のレディーアンと、軍人としてのレディーアン・・
この二重人格ともいえる存在は・・
トレーズの意志をつぐためにできた平和論者の彼女・・
そう、トレーズにとって支配することによる、オズの管理下において作り上げる地球との調和・・
それを作りあげるために生まれたもう一人の彼女・・
ただトレーズと違うのは、その調和は支配ではなく本当の意味で作り上げようとしている有効関係・・
彼女の中では戦争は終わり、和平をつなぐべきときがきた・・。
だからといって、武器を手放すのではなく、不必要に力を誇示するのではなく、必要な時にのみ力をみせる・・。
その言葉はどこまでも美しく、何処までも正しくきこえますが・・
支配するという言葉にはなんらかわりませんからね・・。
何の疑いもなく信じてしまうのは恐ろしいことで・・
今や、真実を知るのはガンダムのパイロットと、戦争経験者のお年寄りのみ・・
今の日本もそんな感じで、戦争の悲惨さを知らない若者が多い
知っているからこそ、孫に教えるの可哀そう・・
なんていっているご老人がいらっしゃるようですが、怖さをいうものを教えるのも教育
それを無くしてしまえば、このコロニーの若者のように何も知らず、相手のいいように手ごまにされていきかねない・・。
そんな世の中になって、いざ困るのは若者なのにな~
なんてことを思わされたりもして・・(笑)
はだしのゲンの本だってそう、あれを無くしたら、どうやって戦争の怖さを教えるというのだろう。
戦争の怖さがなければ、再び戦火がおきてしまう・・
そういうことも考えてみた方がいいと思うんですよね、今の平和慣れしている日本は・・
なんて、昔では考えもしなかったことを、今はこうして語ってしまえるのですけれど・・
本当、こうしてみると、ガンダム乗りである少年たちって、本当に戦争の犠牲者だな・・
ヒイロなんて、戦争の兵器としだけ育てられ人らしい感情を持つことを許されず・・
そう思うと、改めてリリーナとの出会いは運命だったんだろうな・・
もしかして、ターゲットの命を奪えないでいるのも彼女との出会いがきっかけだったのかな・・
なんて、勝手な憶測が芽生えてきたりもして・・。
そう思うと、普通の裕福な家庭で育ち、それなりの立場にあるウィナーケの次期党首ともなるべきカトルにとっての、コロニーの裏切りは、耐えられない痛みだったでしょう。
任務というよりも、コロニーのため、そこにすむ人々のためだけに父親の静止をきかず、ガンダムにのりこんでしまえるような子ですから・・。
心が優しい分だけ、コロニーの非道な仕打ちは彼の心をとうとう壊してしまいます。
そう、あの病んだ瞳に高笑い・・
普段優し気な口調と面差しの少年ゆえに、そのギャップが印象的です・・
ヂュオは相棒を仲間に破壊され・・
破壊したトロワも無自覚な悲しみ故の涙を流したり・・
誰一人として傷ついていない少年はいない・・。
緋色は感情を表に出さないからわかりにくいだけで・・
そして、さらなる悲劇は・・
今でも忘れない、カトルとトロワのシーンを思いだしつつ・・
という所にて、今回の感想はこのあたりにて~
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