SSブログ

緋色の欠片 二期 12~13~話 総合感想 [アニメ]

緋色の欠片 二期 12~13~話 総合感想

とうとう、ここまできちゃいました~
そして、物語の流れは原作をベースにしつつも、完全なオリジナルともいえる展開へとなっていきます。
何がどう、原作と違うかといいますと・・
球妃が玉依姫としての責務に目覚める所と、拓磨が完全に力を制御する所・・
というか、正確には完全な目覚めの方法と、最後の戦いに挑むまでの流れというのが、前回あたりから良い意味で改変されているな・・
という感じでしょうか。
ゲームでは、拓磨と球妃二人による封印の戦いとなりましたが、TV版は、多分小説版によるオリジナル要素を軸に描かれていて、守護者全員が覚醒し、それぞれに戦うべき相手と戦いあう・・
という流れになっている~
という所と・・・
戦いに挑むときの球妃の立ち居振る舞い、そして、守護者達とのやりとり・・
本当に、はっとする程、玉依姫としての威厳と自覚を持ちつつの発言・・
本当に、守護者と主・・
みたいなやりとりが、凄くカッコよく・・
又、その身を玉依姫の衣装へと身を包んでいく光の粒や、使い魔であるおーちゃんが変化し、玉依姫の衣装の一部となっていく所など・・
アニメならではの、素晴らしい表現力に感動させられました。
あの文章だけで、こういう演出を想像できるあんて、流石プロだな~と、心底関心させられつつ・・・
後、何気に好きなのは、亡き人を思い皆でちゃんと弔い、敬ってみせる姿が、ああ、ちゃんと人の死を、亡き人の扱いをスタッフさんは理解されている・・
そういう感性にも、胸を打たされたりもして・・
そして、最後は、皆が玉依姫であり、球妃を守るために心を一つにすることで、真の姿に覚醒していく・・・
そして語られる、ロゴス達の過去・・
それぞれに、色んな思いや経験があり・・
ただ単純に、敵味方、悪と正義では推し量れない彼らの過去・・・
結局、人が悪に走るのって、自身の心に負けてしまった時・・
それは、自分自身に責任を持てないが故の、他者へのただの八つ当たりか・・・
自身への不甲斐なさに嘆くがゆえに、誤った道だと知りながらも力を求めてしまった人の心故のものか・・
前者と後者、それぞれの思いが、それぞれにあって・・
そんな彼らとの、初めて対等に戦いあえる力に目覚めた守護者達と・・・
そして、玉依姫の完全な覚醒・・
それは、言葉としての威厳だけでなく力も・・
そう、今までは守護者に守られてなんぼだった彼女でしたが・・
ロゴスの攻撃をも簡単に退ける・・。
しかも、その、退けてみせたときの言葉と立ち居振る舞いが又、凛としていてカッコよく~~♪
思わず、球妃惚れ直したぞ!
流石玉依姫~~
と、いいたくなってしまう程で・・・♪
そして、その戦いは、決して苦戦を強いるものじゃない。
勿論、感嘆に倒せる相手ではないけれど、玉依姫である彼女のから与えられる力があれば・・
決して不可能なことではなくて・・
最後は、気持ちの良い程の完全勝利・・
皆の心を一つにした。
寧ろ、苦しい戦いという意味では、心の戦い・・
とでもいいましょうか・・
完全なる悪と、悪とはいいきれない中での戦い・・。
本人の望まぬまま争いに身をおき、それに苦悩し、死を求めている彼の心を悟ってしまったからこその、勝利の後の苦しげな表情の真尋先輩や・・
倒すべき相手だけれど、それは決して殺したい相手ではない・・・
彼も又守るべき者を守るために戦い、そして傷つき死んでいった・・
そこには、人の心というものが確かにあって、そんな彼を思い涙するものもいた・・
だから、守護者達は彼の死を悲しむと同時に、目の前の悪しきよこしまな心の物を倒すことに心を一つにした。
そして、繰り出される、派手でカッコイイ戦闘シーン
どうやら、このスタッフさん達、色々とロボットアニメの制作に携わっていらっしゃる方々であり・・
だからこその、この完成度の高いアクションシーンなのだろうか・・
と、コメンタリーにて、色んなガンダムネタがとんできたのに、規制が入らなかったのは、そのためだろうか・・・(笑)
なんて思いつつ・・
本当、後半はオリジナルな展開が目白押しで・・
刀も封印ではなく・・
ゲームとは又完全に違った形の終わり方が又綺麗で・・
そう、綺麗に終わり過ぎたがゆえに、この終わり方だと、続編の3のアニメ化は出来ないな~
なんて思いつつも・・・
物凄い満足感とともに、ああ、終わってしまったのか~
という喪失感を感じさせられた作品。
ラストの、拓磨ルートでの、二人のいい雰囲気にさせつつも、大団円っぽい作りにしてくれていた所も又、スタッフさんのセンスなのだろうな・・・
甘い雰囲気にも笑いがあって・・・
しかも、ちゃんと球妃が帰ってききてくれる所まで描いてくれるとは~
大感激!
ここまで満足感の得られた作品は久しぶりかも・・
ねんて思いつつ・・
この作品を5つ☆評価で表すと・・

☆☆☆☆☆キャラ
☆☆☆☆☆作画
☆☆☆☆ 新規向け
☆☆☆☆☆原作ファン向け
☆☆☆☆☆アクション
☆☆☆☆☆シリアス、ホノボノ
☆☆☆☆ 感情移入
☆☆☆☆☆絆、恋愛過程
☆☆☆☆ 男女兼用
☆☆☆☆☆演出
☆☆☆☆ 物語構成
☆☆☆☆☆完成度、満足度

という感じで・・・
気がつけば、粗オール5つ☆~
という評価も、なかなか珍しい気がします♪
しかも、ゲーム原作で他にも満足のいく作品といえば~
となると、オルタンシアサーガ、コードリアライズ、薄桜鬼くらいでしょうか???
なんて思いつつ・・・
一言でいうなれば、この作品は、ゲームをプレイしていない人にもわかりやすく物語は作られていますが・・
ただ、いかんせん思い切りネタバレのオンパレードな感じで物語が進んでいくので(笑)見る人によっては、急展開・・
とんとん拍子に話が進んでいく・・
という印象になる方もいるかもしれませんが。
普通にバトルやアクション物がお好きな方には無難に楽しめる・・
そして、ゲームをプレイした後だと・・
ああ、ここでこのネタを持ってきちゃうんだ・・
とか、このキャラ、実はこの後こんな展開になるから実は・・
とか、このシーン、ゲームでは球妃のモノローグがもっと入っていて、だからこそ、この子が、今ここでこの発言をしたのか・・というのが、よくわかるんだよね・・
という印象を抱かせてくれる作品ですので・・
寧ろ、ゲームをプレイされた方には是が非でも未定頂きたい
といっても良い作品のかもしれません。
当時アニメにはまれなかったのも、こうしてゲームをプレイしながら、後をおうようにアニメを見始めましたが・・
同時進行形だったため、知っているネタと知らなかったネタが混合していたからこそ、新鮮な思いと、ゲームを振り返らさるからこそ面白い部分と・・
原作知らないからこそ楽しめたり、原作を知っているからこそ楽しめる・・
と、アニメを楽しむ要素って、原作知っているからこそ、又は知っていないからこそ、楽しめるし、楽しめなかった・・的なパターンがあり、緋色の欠片にいたっては、原作知っているからこそ、よりアニメを楽しめるになるのかな・・
と・・
まあ、世の中には、原作知っているからこそ楽しめない~
という作品もあったりで、物語構成ってのは、なかなかに難しく、だからこそ、センスのいるものだな~
と、改めて思わされております♪
あ、でも逆に知らないからこそ、わけわからなくて、余計に面白くない・・・
というものが、近年のアニメには多いかな・・・なんて思います(笑)
まあ、そのあたりはTVの報道番組、バラエティ、ドラマ等全てにおいていえることなのですが・・・
なども含まれるかと思いますが・・・。
本当、個々ルートや、共通ルート・・・
一人のキャラに完全に絞るのではなく、一人の攻略キャラを軸に上手い具合に他キャラのシナリオも、よいしょよいしょで組み込んでいく構成こそ完璧で、本当に申し分なし~~
といった作品になるイメーjいでしょうか・・(笑)
一期はホノボノシーンを踏まえつつ、二期は粗シリアス前回、人の心のドロっとした闇部分を引っ張り出してきたような構成になっているので・・・
本当、純真な腐女子さん向けではなく、以外と男性向けの作品でもあるのかも・・
少なくとも、オタクではない旦那が普通に見れていたレベルの作品なので・・
後、アニメ再作会社がスタジオディーンと、大手の所だったりもあって・・♪
という感じで・・
実は、旦那と一緒に視聴していたのですが・・
なんと、旦那から、面白い
との一言が・・
普通に面白いとか、ぼちぼち面白い・・
とか、ではなく、面白い・・
これは、旦那的には好きな作品の一つ・・
として、取り入れて頂けた~
という評価だったのが嬉しかったです♪
多分、ゲームをプレイしていない旦那からすれば、色々明かされていく物語の真実~
という所と・・
神話とか、そういうお話って、旦那は嫌いじゃなく、その辺りの構成もちゃんと考えられて作られていた・・
そして、最後の圧巻のアクション~
なんだかんだで圧倒的な強さを持ちつつ戦う男~
というのが旦那にも隙な部類なので、覚醒されてからの彼らの戦いに魅了された~
という感じでしょうか・・。
なので、男の人が見ても、案外楽しめる作風かもしれません
イケメンだけでなく、ちゃんと個性豊かな可愛い女の子達も出てきますし・・
ご興味もたれた方は、男女関係なく、是非に~
という感じでしょうか・・♪
という感じにて、緋色の欠片のアニメの感想はここまで~♪
ではでは、次のアニメ感想の時は、深夜アニメのプラチナエンドか、海賊王女の感想あたりかければいいかな・・
なんて思いつつ・・。
ではでは・・
タグ:緋色の欠片
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ