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プラチナエンド 8話 [アニメ]

この作品を見ていると、虐めや差別って、世の中からなくならないのだろうか・・
なんて思わされます。
ちょっと根が暗くて人と違う・・・
クラスから浮いた存在・・
別に、誰かに迷惑かけたわけではないのに、ただそれだけで何故差別をするのだろう・・
そして、何故、そんなことを平気でいうクラスメイトを友達に彼女は持つのか・・
そんな風に彼女を見て思えるのは、今も昔も、自分がいじめられる側の人間だったからかもしれない・・。
虐められる子の気持ちがわからず、虐める子の気持ちがわからない。
勿論、大人になれば、いじめっ子の理由もおのずと見えてこなくもないので、まったく理解できないわけではないんですよね・・
そんな風に思いながらも・・
もし、自分が逆の立場で、目の前で虐められている子がいて、勇気を持って守ることが出来ていたかどうか・・
そう、ふと思う自分も、もしかすれば、虐目られる側ではなく虐める側の仲間になっていたのかも・・。
そう、けして直接手を下すことは絶対しない・・
けれど、自分が虐めの対象になるのが嫌で、直接虐めに加担しなくても、見て見ぬふりをしたり、虐めグループと一緒に影で笑っていたかもしれない・・。
そう思うと・・
虐める側ではなく、虐められる側で良かったのかな~
なんて、思わずにはいられない(苦笑)。
だって、虐められる側の気持ちの経験があるからこそわかる・・
けれど、だからこそ、軽はずみに死を選ぶ人の気持ちを受け入れることができなかったりもして・・
虐められはしたけれど、一人ではなかった・・
そう思えていたからこそ、今があるのかもしれません。
犯罪を犯せる、犯せない人の境界線って、そこなのかな・・
なんて、最近の事件を見て思わされたりもするのですが・・
て、それはそうと、こちらのクラスメート君は、想像以上に感がするどいといいますか、以外と直観力にすぐれているといいますか・・
根性が据わっているというべきか・・・
流石、彼と対話出来ているだけの人物?
あれだけの容姿に雰囲気、一般の人間ではなかなか声かけにくい雰囲気の彼の傍にいれるんですから・・
それだけでも、凄いことなのかな?
なんて改めて思わされつつ・・。
本当、ここに出てくる登場人物達は色んな方面において闇を抱えています。
何かあるだろうなと思っていたんです。
ヒロインのサキちゃん・・
何処か影を持っている、その理由が明かされます。
そして、虐めや差別を平気でしてしまえる友達と、友達出来ていることの理由も・・・。
そう、彼女は虐められる対象になりたくなかったから、そんな友達と友達ごっこをしていたのです。
そのことに、ずっと思い悩んでいて・・
私が彼女と同じ立場だったら・・
今のような自分ではいられなかったかもしれません。
ずっとひけめを感じていて、心の底から笑顔を向けることなんてできやしない。
やっぱり、人を虐めるのは嫌です。
他人を平気で傷つけるような人にまで優しさや同情を向ける気も、平等なんて言葉すら浮かばないけれど・・
何もしていない人相手を意味なく傷つけるのは絶対に嫌
勿論、相手がどんな人間であろうと、傷を負わせるなんてことはしてはいけませんが、私はそこまで聖人君子ではありません。
家族がいて、友達がいて・・
そんな人達は傷つけたくないし、そんな大事な人達に危害を加える人には、それなりの処罰があればいいと思えるのは、ごく自然のことだと思います。
勿論、あくまで思うだけですけれど。
なので、家族を守るために自分の命をかけて、人一人の命を奪う覚悟してみせる男を素直に凄いな・・
なんて思わされます。
そう、そんな男だからこそ、世界の平和のため悪を倒すための戦いに向かう・・
冗談にすら聞こえてしまう彼の台詞に驚きながらも、頭から否定することなく、けれど、少し困ったような顔を見せる妻の表情が色々物語ってくれます。
そう、こちらの夫婦には、確かな絆があって・・
まだ若く、虐めや差別、それぞれの立場として背中を向かい合わせている一人の少年と少女には、まだその絆がない。
互いを好いている思いは確かにあっても、それが絆という物には到達できない。
後ろめたい思いや悩み・・・
どんなに虐められても、どこまでも純粋で綺麗な心のミライ君と・・・
大人しい顔をして、そんな彼に彼女が影でしてしまっていた行為がああったこと・・
好意を抱いている相手だからこそ、そんな自身を否定せずにはいられない少女・・
そう、彼女はとても弱い。
愛しい人を守る強さを持てず、自分の身を守るので必死な少女・・。
その気持ちはわからなくもない・・
けれど・・
だからこそ、受け入れる気持ちになれないし、同情する気持ちにもなれない・・。
虐めという行為がどんなに辛くても、逃げちゃ駄目なんです。
本当に辛いのは彼女ではなく、虐められている彼本人なんです。
辛くて苦しい過去・・・
誰にもいえなくて・・
けれど、ようやく、その本音を彼に向けることができた・・・。
捨てられ傷つけられる覚悟をして・・
罪って、死で償えるものじゃない
それを望む権利は加害者ではなく、被害者のみに持ち合わされているんです。
どんなに加害者が死を望んだって、それは罪への贖罪にはならない、寧ろただの逃げでしかない
同時に、そんな加害者を救えるのは、皮肉にも被害者だったりもする。
心からの贖罪を望む人間に、死を求めるのではなく生きて罪を償わすこと
加害者の行為を許せる心の器
勿論、加害者はその優しさに甘えるのではなく、罪の意識を持って抱えて生きること・・。
人一人の命を奪ったり傷つけて死を選びたいなんて言葉を口にする人は、結局は本心ではなくただの口先だけだったりもするのではないでしょうか・・
というか、ただ現実から逃げたい人間の言い訳・・
どんなに辛くても、心の奥底では生きたい・・・
死ぬのが怖い・・
そんな自身の想いに向き合うことで、ようやく彼女は本当の自分と向き合い生きることが出来る。
彼女は弱い・・。
けれど、そんな彼女がミライという少年を好いているのならば・・
この子は、そんなに悪い子ではない。
心の内では罪悪感で一杯で・・
そんな彼女だからこそ、ミライも彼女のことを好きだし、好きでいられた・・
同時に、人の醜い部分に気づけない程に純粋なミライだからこそ、彼女の心の中の純粋な部分だけに惹かれていたのかも・・
辺だけではなく、人の内面をちゃんと見れる二人だからこそ・・
の、結末だったのかな・・・
そんな風に思います。
嘘も時には優しく相手を思いやるためにもなる・・・。
こうして、初めて互いの心がちゃんと繋がりあった二人・・。
それからの彼女は、ずっかり人が変わったように、晴やかな笑顔。
自分の意見もハキハキいえて・・・
守られるだけじゃない、自分も共に努力し成し遂げたいと・・・
本当、元々可愛らしい容姿だった分だけあり、本当の彼女になったことで今まで以上に愛らしい子になったかと・・。
そうして、そんな彼女に触発されて・・
なんだか、人間側が真面目なキャラが多い分、天使側がなんともいえず癒しキャラになっているといいますか・・・(笑)
真面目に会話している合間への突っ込みが非常に面白くもあり・・・
だからこそ、人の心の中の葛藤が・・
辛さや苦しさが非常にリアルに描かれていて・・・。
強い人だからこそ、弱い人よりも一人で抱え込まなければいけない苦しみが多いのではないか・・
そんな風に思わされつつ・・・
又新キャラが登場~~
て、これまたキテレツそうな男の姿が・・
てな感じで8話終わり~
待て、次回!
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