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月影の鎖モラトリアム 猪口 [ゲーム]

失礼しました、UPしそびれていた月影の鎖モラトリアム 猪口しそびれていたプレイ感想です!
望君とセット~な雰囲気がするので、本命その2~の猪口さん~♪
軽くスキップ機能を使えば早くも個々ルートに入っていくのですが~
はい、あの、清廉潔白~な彼も、今回はどこか違うようで・・
人の良さはあいも変わらず・・といったところですが、その分ヒロインのめぐみちゃんも望ルートの時に比べると心の闇~の浮き彫りが浅い感じ・・でしょうか・・
望ルートでは自身の存在を徹底的否定していたし・・
後、花街のまた違った詳細部分を見せられるのも良いです。
ああ、吉原彼岸花にも、こういう設定あったな・・とか、思いおこさせてくれると、物語によりいっそう深みが増していく気がします
そして、猪口さんの予想外な心の闇・・
もしかすれば、彼のルートでは彼女よりも彼の方が心に抱えている何かは深く大きいものなのでは・・
表面上の華のある彼と内面の彼の心の対比に新鮮さを感じつつ・・
本当に、アナザーストーリーというべきでしょうか・・
無印では見せなかった、もしかしたら、彼の家庭環境を考えれば、いっぺぽ違えばこんな心理描写もあったのかも?
なんて思いつつ・・
そんな猪口を、何気にめぐみも意識し始め、初対面の時とは違う印象で彼を気にかけ始めます。
何気ない出来事ややりとり、遠巻きから見た雰囲気の違う彼の様子を目に留めることで・・・
本当、印象の変化や気になり始めのきっかけってのは、ささいな出来事の積み重ねで、どんどん変わっていくものです
にしても、彼という男を気にし始めるきっかけというのが、他のサブの女性たちとは違う・・てのが、ヒロインらしくもあり、目の付け所がめぐみらしくもあるり・・・♪
彼女は、表面上や上辺だけの印象では他人に好意所か、興味~なんて持てないんだろうな・・
なんて、所在なさげに一人に立ち尽くす彼に興味を持つ彼女を見て、ふと思った瞬間です♪
そして、そんな彼女の思いは無意識のうちに募っていきます♪
にぎやかになれないのは、彼という華のある存在がいないから・・というだけではなく、今まで普通に目にとまることの多かった人がいなくなって、急に心までもが静かに感じられる・・ということなのでしょうか・・・。
彼という存在に出会う前までの普通が、普通じゃなくなっていく感覚と、募っていく焦りや不安・・。
そして、彼のほうは彼のほうで募っていく闇の心・・
それがお酒の力をかりてなのか、彼女と急接近してしまうことに・・
夜、花街の遊郭で二人っきり、畳の上に~~~という、まさに~なシチュエーションで!
その瞳は、彼女を見ているで見ていない、どこか空ろなもので・・
けれど、そんなふれあ合いよりもずっと、心の内・・
互いに抱えている思い、矛盾している心・・
何があっても守りたい物があるのに、どうすればそれを成し遂げられるかわからない心・・
猪口ルートの彼女は、闇の部分を露骨には見せていませんが、目の前の男がむしろ彼女の心の代弁者・・とでもいうべきなのかもしれません。
すべてが理解できるわけではない、けれど、自分にも思う、似た部分があり無意識に安らぎを感じてしまう
偽りではない、本音の自分を受け入れていく存在がいるということの安心感は、私にも経験があります♪
本当の自分を知らない人相手だと、取り繕うのってしんどいんですよね~(笑)
でも、それをやらなきゃ、世の中生きていけないし~~
なんて思っている中・・
同じ時と場所でも、その風景を見る相手が変わると、目に見えるものが大きく違うのだな・・と・・
彼があの時彼女を押し倒した理由や、気持ち。
彼の心理描写を追うことで明白にわかると同時に、なんとも心理学的ともいうえきか・・
表現しがたい思いにかれあれてしまいます。
前に進むべきなのに前に進む方法がない。かといって、このまま立ち止まっていられない・・
四方八方~ふさがれてしまうと、人間逃げ道を求め、無茶をしかねないですが・・。
まあ、一言でいうならば、こんな夢を見ればそりゃ~欝にもなりますね~
と、思わずにはいられませんでした。
そして、こういう場所ならば見目麗しい女性と一夜をともにすることで、日頃の鬱憤をはらす~
なんて、気軽に解決できるものでもないのでしょう。
自分を否定し続ける男に、女性を抱く勇気なんて、きっと出てこないでしょうから・・。
そして、ヒロインの心情も・・
個人的には相手に恋人がいるのに・・
という展開よりも、遊郭・・という場所・・
男と女が肌を重ねるのが許された場所でもある所・・では、恋人同行~以上に複雑~な心境が生まれてしまうものですね。
なんだか、やり場のない思いを抱く、めぐみの様子が、少し切なくて・・
その切ない思いを通り越して、苦しくて致し方ない現状へとなっていく。
彼女自身、一人だけの辛さならこらえることはできるだろう・・
けれどいわれなき身勝手な罵詈雑言をとめる術もなく、見守ることしかできない苦しみは、一人乗り切ればいいというものではなく・・
何が間違いで正しいのか・・
それすらも理解できずに、他者の心を切り刻んでいく住民たちの心ない言葉があまりにも胸が痛くて・・。
この世に生まれ出た命に、どう責任をとれといえばよいのでしょう。
目の前で命を絶つべきだと?
それであなた方の気持ちが治まり、全てが解決するのわけでもあるまいし・・
意味のない罵詈雑言は、物事を知らぬ幼いものの戯言でしかなくて・・・。
行き場のない思いや苛立ちに、他者を責める気持ちは人ならば持ちえるもの・・・
でも、一人の人間に対しその他大勢で力を誇示しようとするのは、心の弱い人間の集団でしかない。
いいたいことがあるのならば、一対一でいえばいい・・。
でも、一人では発言できないから、皆が一緒なら怖くない・・と・・自身の力を見誤っているにすぎないのです
集団の苛めと一緒、一人じゃ何もできないのに、誰かがいるときだけ強くなれる人間・・・
そういう連中を山のように、私は子供のころ見てきたので・・
なんともいえない現状ですね・・
色んな意味でリアルすぎて、本当、集団で強気になってる人間って怖い!
そして、醜い!
そんな中、一番強いのって、実は、その苛めに一人で立ち向かえる人間なんですよ
そういう人って、いざって時は一人で苦痛を乗り越える強さがある
集団でしか苛めを行えない人間には、とうていできない、心の強かさが・・
そして、そんな現状になり、彼の置かれている立場、中傷的だった思いが、今はっきりとわかったのです。
同時に、そんな現状察し、なけなしの勇気を振り絞って傷つけられている人間を守ろうとする行動も又、かけがえのない勇気であり・・。
けれど、悲しいことにその勇気が返って取り返しのつかない状態に!
物語の雰囲気はどんどん依存EDへと向かっているように見えますが・・
本当に、めぐみではなく猪口さんの依存度が凄いです!
自分と似かよった闇を感じたからこそ心惹かれたけれど、そうでなければ惹かれもしなければ求めもしなかっただろうと・・
それってつまり、めぐみ本人だからではなく・・
と、遠まわしにいっているようなものですが・・
それでも、他者から必要とされていない・・
そんな風に信じ込んでいる、似た者同士には惹かれずにはいられない言葉なのかもしれません。
それが真実の愛~とは、到底私には思えませんが・・。
本当、誰かに必要とされているかいないか~なんて、自身ではなく回りが決めるのでいいんじゃないかな?
なんて、この二人を見てると思います。
現に、めぐみ自身は、自分が思っている以上に彼女を必要としている、兄という存在がいるわけで・・
自分個人の価値観では盲目になりがちな気がします。
本当、井の中の蛙~という言葉そのものです。
自分の価値観だけが全てだ~~と、思っちゃいけない
世の中って奴は、狭いようで広い~ですからね~
女の嫉妬というのも、どこからどうd得てくるか・・・
集団いじめよりも、女の嫉妬のによるいやがらせ~のほうが、もしかしたらタチが悪くて面倒かもしれません。
この、誰がいつやったかわからない・・
もしくは、完全に外からは視覚の場所で他者からはわからないようなやり方をする・・。
まあ、私の苛めも、相当なものでしたが、そういうのって、自力での解決法方法ってなくもないんですけどね・・。
苛めに屈しなければやがて諦めもつくけれど、女の執念~は、そうもいかなさそうかな~なんて・・
普通の苛めよりも頭使ってきそうで怖い・・
という、個人的な意見です。
女性に嫉妬される~て経験はないので・・集団苛めは経験ありのベテラン~ですが・・(笑)
そして、そんな彼女の目の前に現れた彼と、向けられる言動はどこか幼子が母親の手を求めてすがついてくるような・・。
そして、そんな彼へと自分は必要とされるにふさわしくない人間・・と、いってみせるめぐみは・・
それって、君を思う兄の存在を忘れてない?
きっと誰よりも君を求めているのは、誰よりも大事に思っている義兄だ・・と、私は凄く思う。
きっと、彼が、めぐみの今の言葉を聞けば、どれ程傷つき悲しむだろう・・その結果が・・
そう、彼はめぐみに依存し、めぐみはこの地に依存し・・
そちらの選択もできない二人は・・という感じでしょうか~本当に、今回の依存EDは凄い綺麗な終わり方です♪
そして、純愛EDはというと~
めぐみ自身が、自身の今のあり方の原因を冷静に見てとり、そんな自身の本音を見抜いてくれたのが唯一、彼だけだった・・
という結論に到着する・・。
それゆえに、今の自分のままじゃいけないのだと頑張らなければならならなかったのだということも気づき・・。
遅くても、今気づいたのなら・・
と、怖さよりも自身を思ってくれる人達の思いを大事にする
そういう道を見つけられれば人は無限に強くなります
可能性だってひとつじゃない、選択肢を失えば新たに作ればいい
そのことに、めぐみはようやく気づくんです。
そして、その光は自分だけでなく目の前の愛する人へと注がれ・・・。
人は一人では生きていけない。
でも、人はけして一人で生きているのではないと気づけたとき・
初めて、見えなかったものが見えるようになるのかもしれません♪ そうして、まさに純愛EDへとまっしぐら~~
という感じで・・
強いですね。
真実の愛を見つけた女の覚悟というものは・・
自身の弱さも、現実の過酷さも全て受け入れた女の意思には、男の思いすら入る隙がないくらいに・・
どんな目にあっても、どんな境遇でも、愛する人が存在する・・
愛することは許されずとも、胸に秘める思いがあれば、それだけで生きていける・・
小さな幸せをどこまでもかみしめているめぐみがとてもけなげで、愛おしくさえ感じてしまいます。
そして、時は流れます。
人の噂も75日といいますけれど、それも、噂になった本人の行動次第。
何時までたっても、体たらく~なままでは消える噂だって消えない。
嫌だと思う環境だって、変えようという意思がなければ変えるなんてことは不可能なんです
人間、日々、必死に生きていかなきゃいけない。
何か一つのことでもいいから、大事なことにおり組む姿勢があってこそ、人生報われることも、光かざすこともある
それは、どんなことでもいい。
仕事や勉強、スポーツに打ち込むこと、家を守るおと、人に優しくすること、家族や友達を思う気持ち・・
他人をいじめや、虐待、人に嫌悪感与えるような動画をUPしている時間があるなら、そういうことに時間を使った方がよほど履行な生き方というものです。
そして、会えない日々というのは切ないけれど、消して結ばれてはいけない二人ではない。
募る思いや切なさも、いつか来るその時のためを思えば乗り越えられるというもの・・。
そして、時の移り変わりとともに、努力してきたものが、少しづつ変化していく
人の付き合い方、情勢、変化はほんの少しづつだけれど、確実に良い方へと変わっていく・・。
そのきっかけは、新しいことに踏み込むための勇気・
それが変化のきっかけ。
自分が他に求めるのではなく、自分が求めるものへと自身が変わることで回りが変化していく・
というやつです。
時間が解決することはあっても、変革は訪れない。
文句をいうなら、まず前に足を進めること・・。
その先にこそ、なにかがある・・。
そう、めぐみのように、何時か迎えにきてくれると約束した、その日がきっと・・
という、終わり方が非常に余韻残る雰囲気で凄く良かったです♪
こういう終わり方こそ、感性って豊かにしてくれそうです。
多分、昔の私ならば、その出会いがどんなものだったか・・自分で想像して本にしていたかもしれませんね♪
最近の若者は、何でもかんでもインターネットで簡単にすませてしまうから、人付き合いや、何か起こったときの対処方法とかがわからない・・。
だから、何dねも間でもパワハラ扱いする・・。
ライトノベルしか読んだことないから、深く物事考えたりする作品にふれられない・・
そうすることで、本当に感性が粗敷く、マニュアル通りにしか動けない人が多くなっていく。
一度、田中秀樹や、赤川次郎のような作品や、伝記や歴史小説とか読むべきですよ。
せいぜい、魔法や、異世界系の作品はせいぜい小、中学生で、高校入ったころには歴史や伝記小説を読んでいたものです。
それに、インターネットとおしてばかりでなく、リアルな友達も、ちゃんと作らなきゃいけない。
てか、今時の異世界系のライトノベルを読むなら、小学生高学年向きの、ふーことユーレイシリーズをお勧めします
子供向けの作品と思って侮っていると、ラストかなり泣けちゃう展開になって凄いですよ♪
~だって、今時のライトノベルって、字は大きいし、小説というよりは脚本読んでるみたいで、情景描写薄くて想像力がわかないんですよね・・。
というか、アニメは、そこそこ面白いから~と勧めても原作は進められなかった~という・・・過去があります(笑)
いえ、実際、アニメ面白いからと友人に勧めたのですが、アニメでなく本の方が手軽だからと原作よんだけど面白くなかった・・と、言われた記憶が・・(笑)
本当、文章って大事です。人物映像にしたって、コップ一つ持つ仕草から、キャラの性格や心情を表現でき・・
背景描写をかくことによって、いつ、誰が、どんな場所で・・リアルに表現され、想像力をふくらませるというもの・・。
漫画は絵ですでに答えを出してしまっていますからね~。
でも、そこで感じさせるものがあれば、それで良いと思うんですよね。
まあ、ライトノベルもいいけれど、もっと文字の多い小説を読むべきというか・・
リアルな人付き合いを増やすべきといいますか・・
表面上だけでなく、もっと内面の奥底を読み取れるような・・
もっと、心磨きをするべきかな~なんて思います
この作品のキャラの深い真理描写をぜひとも読み取って欲しいものです♪

ということで、月影のモラトリアルのプレイ感想~
これにて本当に完結です!

因みに、総合感想はこちらです~
https://otasosu.blog.ss-blog.jp/archive/20191210
以上です。
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