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呪術廻戦&鬼滅の刃、流行にのれなかった理由 [アニメ]

少年漫画のジャンプひいきだった私が、そこまで面白いならとアニメ視聴した鬼滅の刃と、呪術廻戦ですが・・
この二作に、まったくはまれなかった理由を冷静に振り返ってみることに~
因みに、呪術の方にいたっては、8話で完全にストップ・・(苦笑)
本来ならば、最後まで視聴しての感想といきたかったのですが、これ以上見続けると、どうしても作品に対して避難中傷めいた言葉ばかりになってしまいそうなのでストップ~。
その上での感想をご了承下さい。
因みに、あくまで私の価値観であるということを踏まえての内容となることも誤認識を~。
そう、鬼滅と呪術には、私なりにはまれなかった共通の理由があり、それらは以下の通り。

1、主人公に共感できなかった、最初だけが面白い
2、上辺だけのカッコイイ台詞が多い
3、見た目の設定のみが斬新
4、話しが深く見えて、実はもの凄く薄い
5、他者の言葉の受け売りの言葉が多い
6、物語構成がややご都合展開、状線なしに話が進みすぎる
7、作者の年齢が若い
8、ジャンプも時代の流れで様変わりしてしまった


と、いった感じです。
順をおってではなく、鬼滅と呪術とまとめての文面になると思いますので、順番はややバラバラになりながらの分析となります。

1、主人公に共感できなかった、最初だけが面白い
これは、作品はまれなかった一番の理由と思いますが、かいつまんでそれぞれの主人公において書かせて頂こうかと思います。

鬼滅の場合は、主人公というキャラクター性は比較的好き、又は妥協範囲ですが、シナリオや物語展開がその個性を殺してしまったがゆえに、徐々に好感度というより、共感度が低くなっていったこと・・・。
詳細はすでに鬼滅にも書いてあるので簡単にいいますと、ご都合主義な状況判断による、行動判断と思考回廊の不一致。
ようは、主人公だけが納得できる思考により判断し行動するがゆえに視聴者的においてきぼりになってしまう点。
切羽詰まって焦っている状況のわりには、台詞が無駄に説明的で違和感。
ようは、状況を絵と主人公の行動や表現により、上手く表現出来ていないから説明文的な台詞に頼り勝ちで感情を揺さぶられなかったということになります。

呪術の場合は、こちらは。とにかく主人公の価値観が私の視点とかけはなれすぎているということ・・・
最初のうちは、確かに斬新で面白そう、今後の展開どうなるのかが、微かにあったのですが・・
腹の下を真っ二つになった人間を救おうとか(救えるのか?両足切断ならまだしも腹を切り落とされて助けられるものなのか?)、そんな状態の息子を泣いている母親に合わせたいとか、私だったら思えない。
私が母親ならば、どんな姿の息子にでも会えればいいというわけではなく、多分、彼がいうように人とでない死を与えられた無残な姿になった息子を見れば、より一層、悲しみに暮れてしまうかと思います。
亡き人の顔を冷静に見つめられるのって、仏様のような、まるで安らかに眠っている・・
その顔を見れるから、まだ残された者の心は救われるんですよね・・
それを、あんな無残で、苦悩にみちた表情の我が子を見せrることが、本当に母親のためになるのかどうか・・
そういう特殊な状況判断ができる程に、彼は人生たけているのか・・
母親の思いを理解しているのか、出来る程に関わり合いを持っているのか・・
人間、情を持つことは大切だけれど、中途半端で浅知恵程に罪な行いになる・・てこともあると思うんです・・
優しさは必要だけれど、相手の思いによりそってこそ、優しさになれるんです・・。
もし、私が母親で、あんな息子の姿見せられたら絶望しか感じられない。
そもそも、主人公が人の死を、人の死でない死が残酷だと強調するのならば、そんな人ならざる死に際を母親に見せていいのか・・
そう、感じた瞬間、この作品ならば面白いかもしれない・・
そう思えていたき持ちは一気に引いてしまいました。
という所でしょうか・・
以下の分析にも繋がるのですが・・


2、上辺だけのカッコイイ台詞が多い
5、他者の受け売りの言葉が多い
6、物語構成がややご都合展開、状線なしに話が進みすぎるへと
とにかく、状況ににあった行動と発言になっていないということ・・・
鬼滅の場合は、とにかく戦闘中主人公がカッコイイ台詞をいってくれますが、彼自身の行動にて、今一歩説得力がないがゆえに、どうしてもおかざりの言葉になる。
何処かで聞いたようなセリフ、私自身子供の頃自身によくいっていた台詞をコピペしたような感じで・・
家族の絆って、仲睦まじいだけが全てじゃないし、他に言い方あるんじゃないか?
いう場面はあるのじゃないのか?という疑問点がかなり膨らんでいきます。
物語構成も単純な上、深堀する必要もないからこそ、所々出てくるほころびが目立つ
家族の絆をテーマにしている割には、家族の絆を見せるシーンが粗頭のみで感情移入しにくい・・
これでは説得力がないというもので・・・
妹を助ける~という台詞もいつの間にかなくなって、あれ?
という展開に・・。

呪術の場合だと、え、このタイミングでその台詞なの?
というのが、1、でもあげさせていただいた時のシーン。
ぶっちゃけ、助かる道のある者に対してなら呪術師の彼の言い分もわかります。
でも、助かるみこみない人間の生きていたら~な、たらればの話をしてる暇があるのでしょうか・・
彼らには、他に救うべき人間がいるので、主人公にいうべき台詞はもっと他にあるのでは・・
そもそも、この状況下で犯罪者だとかいう設定はいらなかったのでは?
私ならば、そんな設定入れないし、主人公に向ける言葉は「救えない命に囚われている時間はない、俺たちにはまだやるべきことがあるだろ、それを間違えるな!」
という台詞にするでしょうか・・
多分、作者的には最近の、無謀な車運転による犯罪に関しておもうことがあり、それを語りたかったのかもしれませんが・・
もっと違う場所、違う台詞でいえなかったのか?
もう少し工夫して台詞をいわせるべき・・
その台詞だってキャラクターのバックボーンを上手く表現しきれていないので、おいてきぼり感が強い・・・
後で、ああ、過去に何かあったから、主人公にあの台詞をぶつけたんだろうな・・
という感じですが、何分出すタイミングが個人的にズレてないか?
という印象です・・。
で、次の二つについては・・


3、見た目の設定のみが斬新
4、話しが深く見えて薄い

鬼滅に関しては、和をテーマにしていたのは珍しく、新鮮でした。
そこだけは凄く良かったのですが、結局はそれだけ~になってしまい・・・
話しも作り方次第によっては深く作れたのに、作りきれなかった・・
色んなものを入れすぎたがゆえに、物語の展開が浅いまま駆け足で進んでしまったのが残念。

呪術にいたっては・・
確かに新鮮、見た目だけは凄く新鮮だけれど、昔よくある話や設定やネタの寄せ集めだったり・・
よくも悪くもジャンプのいい所とり・・
先生と男女の生徒3人で学校とか、ナルトのカカシとサクラとサスケとナルトですし・・
後、水の上で歩けたりとか・・
化け物にいたっては吸血姫の神魔とデザインそっくりだったり・・・(笑)
作者自身がいっているように、ブリーチの台詞を意識しているというだけあって、台詞の内容が、思い切りというか、まんまブリーチの真似事台詞~
すぎるのが、少々頂けなかった・・・
参考にするのはいいけれど、それじゃ、作者自身の言葉ではなく、他者の言葉を、まんま受け売りにしただけ・・・
それでは、作者自身の声ではななくなってしまうと思うんですよね・・。
それゆえに、せっかくの話も薄っぺらくなってしまったのでは・・
という印象で・・

けれど、あえて主人公達を好きになれなかった一番の理由は・・
主人公二人の考えが、どちらも浅はか・・
両者共に、自身に実力ないことを理解していないうえで、今の自分では決して出来ないことを出来ると信じて行動しようとしていた所・・
いってみれば、現実が見えなさすぎている所が本当に頂けない・・・
何を根拠にできると思っていたんだろう・・・
多分呪術の方の主人公は、お祖母さんにお前は強いといわれて、その言葉をうのみにしていたんだろうけれど、自分の力を過信しちゃ駄目ですよ、本当に・・
そして、結局痛い目みる・・・
しかも、死を覚悟できもしないのに戦に頭突っ込んじゃ駄目だろう~~
という突っ込みが強く出てしまい・・・
と、いう感じでしょうか・・


そして、もひとつ余談として・・ですが・・
先生の力の発動シーン・・
確かに目がハイライト入ってキラキラで綺麗ですが・・・
男の人のまつ毛があんなにバシバシのキラキラなのって、カッコ良いの???
しかも、素顔が思ったよりも、想像していたよりも若すぎて、ちょっと残念・・
TVの報道番組で見たときは、思わず、これが主人公か(どう見ても先生というより先輩じゃないか?童顔??)~
と、ちょっと年齢層上の作品かな~と思っていたら、そうでもなかったということに複雑な心境を覚えつつ・・。
後、ギャグも、ただあわただしい物ばかりで、センス感じられるものはほとんどない笑えない・・
笑える所もあるんだけれど、それはほんの一握りだけで・・
というのも理由の一つでしょうか・・

そして、それらの全ての理由の全てが下記になると思うのですが


7、作者の年齢が若い・・
8、ジャンプも時代の流れで様変わりした

結局はそういうことなんだろうと思います
私達が少年少女達だった頃・・
又は最終回を終えていった歴代の作家様達・・・
自分と粗同じ年齢か、又は上の年代か・・
だからこそ、価値観もがっちしたけれど、流石の10歳そこら年齢が若くていらっしゃると、物の見る目や経験の差というものが露骨に出てくる・・。
まあ、それは、どの作者さんも、昔も今も変わらないのかもしれません。
けれど、今と昔では若者の価値観や視野やの広さや感染の豊さの、ありなしによる差がでてきている。才能のある若者が出てこなくなった・・
ということなのでしょう・・
自身で考えさせることなく、何でも悪いことは禁止
そういう、子供に考えさせる環境を与えなかった大人の間違った教育の結果・
のような気がします。
そして・・
時代とともに、ジャンプは完全に変わってしまった・・
視聴者の価値観が変われば作品も変わる・・
編集者も、読者も求めるものは、努力、友情、勝利~
というものでは完全になくなったんだな・・
と、通関しました・・。
何が面白い・・
というものが、時代と共に変化してきた・・
ということなのでしょう・・。
というか、今のジャンプは、そもそも大人が楽しめる作品ではない・・
と、いわれつつある世の中なので、そういうことなのかもしれません(笑)
ドラゴンボール、幽白、スラムダンク、地獄先生ぬ~べー、るろうに剣心、ブリーチ、銀魂、ナルト・・
過去作品に囚われすぎだといわれるかもしれませんが・・・
だって、これらには大人になった今でも面白い・・
その理由は、私の大好きな、努力、友情、勝利~が入っているから・・・♪
あ、銀魂、るろ剣心や、ぬ~べ~は努力系じゃなかったっけ・・・(笑)
でも、銀さんの家族や仲間への絆に対する台詞運びは凄く心に響くし、新鮮な言葉表現
自分が普段日常ではなかなか出てこなさそうな台詞回しで、それでも、胸にど~んと響かせてくれるのが良いです♪
幽白(たとえドラゴンボールの二番煎じだといわれようとも)、ぬ~べーは台詞よりも行動で示してくれるのが好きだったし・・・
ドラゴンボールは途中から努力じゃなくなりましたが、でも、キャラ作りがバツグンに上手いので今見ても面白い(セル戦までは・・/笑)
スラムダンクは名台詞が多すぎて、泣かされましたね~まさに、青春~~
という奴で・・
全てが全て話が深いというわけではありません・・
ただ、よく考えてあるな・・
とか、キャラの心情によりそいやすかったな・・・
と、改めて思いました。
やはり、今時の若い子の価値観は難しい・・
ということなのでしょうね・・・
という結論にいたりました・・・
便利すぎる世の中が、若者の感性をそぎ落としていってしまった・
て、感じなのでしょうか・・。
苦労したからこそ、生み出される素晴らしい物・・
そういういうのが、日々薄くなりつつあるのかな・・・
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