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文明開華 葵座異聞録 誠司 [ゲーム]

とうとう最後のキャラにまで到達!
彼のルートは弐週目以降、プレイ後のデータ引き継ぎつつ頭からプレイ開始~ということで・・
彼を選択した所で、大きなシナリオの変化が・・
そう、今までの出来事を誠司目線にて物語が進んでゆきます。
彼が葵たちの知らぬ所で何をどうしていたのか・・
彼女が助けねばならなぬ状況においやった・・
その最初の事件の様子・・
彼女達の活躍を様子見していた彼の状況と、見つめる視線の意味・・
そうして、少しばかり彼視点の話はいったん区切りとなり、葵座の中での葵ちゃんのドタバタ、和気あいあい~
な雰囲気へとシナリオはかわり~
そこで、彼と葵は出会うことになります。
そう、いちゃもんつけて絡んでくる面倒な男から、さっそうとヒーローのように現れては、ヒロインを助けるという、乙女ゲー安堵少女漫画王道の展開♪
そして、可愛い名前だね・・という、定番の口説き文句!
実は、この作品では一番の王道キャラだったりするのでしょうか?
人の良い好青年で、気配りが届いていて、優しくて・・
見目も麗しいタイプだし、時と場所が違えば女子に持てそうですよね♪
にしても、葵ちゃん、今まで以上に無防備で無邪気で、本当、イイコ度が今まで以上に高くて、これが又可愛いですね♪
不用心といえばそうかもしれませんが・・(笑)
にしても、彼のルートだけは金太郎飴~な所が少なく、新鮮な気持ちでプレイできるのが地味に嬉しい♪
そして、何気に、葵の親父ギャグを真向から受けては、ちゃんと笑ってくれる唯一の人・・
軍服なんて堅苦しい洋装の割に、中身は大分フランクなキャラのようで・・♪
それに、軍服以外の、フォーマルなスーツ姿って奴かな?なかなかお似合いです♪
後、葵ちゃんの制服姿の立ち絵も可愛い・・
髪おろすと又印象も変わって・・
新たな可愛い葵ちゃんの姿の発見!
て、本当、この時代の人達にとっては、ミニスカートやノースリーの衣装って、ヘタしたらはしたない~部類になるんでしょうね~
そして、誠司君~
フランクだけど、やはり、こういう所は真面目というか、スケさんやハチだったらどんな反応するだろう・・
なんて思わされる場面も・・
いや、この時代の人ならば、多分彼のような反応が普通~なんでしょうけれどね。
そして、ようやく個々ルートでもおなじみのシーンに~となるわけですが、なんだか皆今まで以上に察しが良く、テンポが非常によろしいようで、台詞回しが全然変わっているのが嫌いじゃない
後、彼らとの交流は、悪魔で仲間のまま・・
心配して、思ってくれる存在・・
そんな彼らのことを嬉しく思いつつも、ふとした時に、彼女の心をふとよぎる存在が別にいて・・♪
それは、葵座の皆からすれば、可愛い妹に手を出すやからは~という心境か、なんだか、皆して色んな反応みせつつも葵の兄弟というか、本当、ある意味一家団欒モード・・(笑)
それでもって、葵ちゃんの天然ボケ度がかなり増しているというか・・(笑)
本当、誠司の葵ちゃんラブ度は、はたからみても明らか~なのですが、多分きっと、彼の、そんな心情なんて、彼女は知る由もないんでしょうね~(笑)
男から誘うはずが、女の方が強要するとか・・
てか、親父ギャグ好き好んで発する割には、冗談と本気の区別のつかない、まっすぐすぎる娘さん・・
でも、言われたり、やった後で初めて恥じらう所とかは、やっぱり乙女で・・(まあ、普通はする前に間接キス~と気付くだろうけれど・・)♪
だけど、そういう所鈍い割には、人の心とか感謝にはちゃんと反応できる・・
人情味を忘れない葵ちゃんが本当に好き・・。
子供ながらに親を思うこと、心配しても、まだ小さいから助ける力なんかなくて・・
でも、子供のうちは親に迷惑かけて、それで沢山色んなこと教わって、大人になったら恩返しして・・
こういう当たり前だけど、忘れがちな人が今の現代忘れがちなのが切ない。
ニュースで問題として話題になってしまう人達がまさにそう・・
後、政治家に、調子に乗ったスポーツ選手に、業界に、コロナで騒動起こす人達・・。
本当、そういう人達って、お金にケチ臭くて、器が小さくて、自分のことしか考えてなくて・・
結局何も考えてなくて、何も見えてないから愚かな行為をしてしまう、なんとも情けない人達よ・・。
子供の頃の教育なのか、大人になってからなのか、人って奴は自分に甘えちゃ駄目だね、こんな子供のように強い心が大事。
でも、その分、そういう子に限っては大人がちゃんと甘やかしてあげる場面も必要♪
そんなことを小さな子に葵は教えながらも、彼女の心には誠司への思いが募り始める。
そう、巡業中の宿先にて、真夜中にいきなり忍び込んできた彼に対して、会いたかったと見つめる・・
そんな姿は、まさに、二人きり、恋人同士の逢瀬のようで・・・。
でも、彼が何故この場所にいるか・・と、考え、それに気づけばきっと、こんな安らかな気持ちでいることもできないのでしょうけれど・・
そして、そのことを踏まえつつ、彼はどんな気持ちで葵と顔をあわせているのだろう・・。
きっと、彼の過去の生い立ちをお思えばこそ、彼にとって、葵という少女の天真爛漫な姿・・。
家族に愛され幸せにくらしてきた証そのもの。
自由で生き生きしていて、どんな時もまっすぐ見つめてくる瞳と、向けられるその笑顔は眩しく、尊くて・・
きっと、彼が過去の人生にて経験できなかったものであり、日本という国の中では出会ったことのない少女。
そして、お互いに、言いたくても言えない秘密があること・・。
相手を知りたい・・
でも、自分のことは明かせない・・
明かすことが怖い・・
知らず知らずのうちに思いあう相手だからこそ、生まれる矛盾。
でも、出来る出来ない関係なく、人が人を思うことだけは自由
家庭や恋人のある人を好きになっても、思うことは自由。
そこに、人を裏切ることで傷つけるような行為さえしなければ・・。
それは、恋愛だけじゃなく、自分自身ではどうすることのできない問題に差別を作っては人をなじることも同じで・・。
金髪の髪の毛、葵瞳、血筋・・
髪の色はともかく、それ以外のことは、何をどうしようとも本人の努力でどうこうなるものじゃなくって・・
語られる、少年の過去の生い立ちが妙に切なく苦しい・・
そして、苦しいだけではない、彼の真実・・。
時と共に募っていく、せない葵への気持ちと共に、嫌われることを承知で告げられた真実。
きっと、これがくだらない理由でならば、私だったら嫌いになっていたもしれないけれど・・
長きにわたり縛られた呪縛というものは、本人の意思だけではなかなか解くの難しく・・。
私だって、両親の呪縛からとけるのに何年かかったことか・・(汗)
そして、どんなに親しい友人にだって、自分の生い立ち全てをいえない・・
それを語れるのは同じ境遇の人間でもあり・・
だからこそ、それでも素直に受け入れ、彼の背中を覆うとする葵。
でも、追いたくても追いきれない。
人間、一人で生きているわけじゃない。
今、葵の傍に家族はいないけれど、その代わりとして自身を支え頑張ってくれている人がいる。
愛する恋人のため、自分一人の我儘のために仲間を裏切るなんて薄情なこと、情に熱い彼女にはできるはずもなく・・・。
同時に、彼の身に危険が迫っているかもしれないということを知れば、守られているだけのお姫様ではいられない。
仲間のためにできることをつくしたい・・・。
同時に、愛する人も自分の手で救いたい・・
どんなに苦しい恋でも、逃げずに向き合うことのできる葵ちゃんが、本当に愛おしいです♪
女って奴は、愛を知るとどこまでも強く、貪欲になれちゃうものです♪
そして、今まではケンスケが兄貴分的な立場だったけれど、この回では、見た目ぐ~たらだけど、色々事情通なナナミが死ぬほど頼もしくカッコイイ!
そう、愛する人が何時でも傍にいてくれるわけじゃないですから・・。
いえ、それ以前に愛しい人は、葵のためにと自ら彼女の傍を離れようとする始末・・。
本当、待ってくれる女がいるのならば、腹くくって足洗って、葵の傍にまで来てあげてもいいのに~~
と、完全な、悲恋物、少女漫画の展開に~~♪
そして、それ故に仲間同士の友情の結束が強い!
今までは恋仲となるべき相手が葵座の一人だったので、別に恋愛面に関しては仲間は二人の問題としつつ、変わらぬ友情を向けている感じでしたが・・。
今回は、いわばロミジュリ・・
恋をしてはならぬ相手との恋仲・・
彼女の、恋しい人を思うが故の言動も、一つ間違えば危険なことで責められるのは当たり前のこと、結局は皆に心配され愛されているからこそ・・
一人で抱え込まず、仲間として頼って欲しかった・・
そういう葵座のメンバー達の深い愛情が、今まで以上にもの凄くダイレクトに伝わってきているのが凄く心地よい展開でもあり・・♪
いいですね、本当、葵ちゃんは一人じゃない、愛されるべき存在~てのは、主人公にとって、とても重要な要素!
主人公好きになれなきゃ、そもそも物語なんて楽しめませんから!
そして、そんな葵ちゃんの手を・・
そう、今までの展開ならば、他の攻略キャラが誠司の手をとって走り出していたのだけれど、今回はそうではなくって・・
本当、恋愛における優先順位って何なのか・・
その人にとっての幸せの優先順位なんて存在するのだろうか・・
自分気持ちか、相手の気持ちか・・
自分の幸せか、相手の幸せか・・
何が幸せで、何が一番いいのか・・
それをとっても、彼にとっては辛く苦しいことだけれども、唯一彼女を救う方法があるのだとしたら・・
葵がどちらを選ぼうとも、彼が苦しいと思える選択ならばいっそ・・
と、なんだか思いあう二人が、互いのことを思いあうがゆえに、互いに自身を追いつめていっているというか・・
そういう時にこそ、仲間の存在って助けになる。
優しくもあり、厳しくもあり、そして何よりも心強い存在になる。
今まで彼女は彼らと共に頑張ってきて、頑張っている葵を見て、そんな彼女だからこそ困っているのなら助けてやりたい
損得関係なく動いてくれるのが仲間というやつ・・♪
そして、最後の戦いへと赴いた先では・・
初めてのかれの神器としての力の発動・・
そして、その狂人的な力・・
そう、皆が束になってやっとの敵を・・・!
そして、定番の別のシーンとなるのですが・・
彼の場合だけ、何故か~予想外な展開に!
これは、彼の持っている力故の特別な結果なのでしょうか?
というか、エピローグ~も少し色々欲しかったかな・・
なんて思いつつ・・
ノーマルEDの方は・・・
なんだろ、大団円的な恋愛EDというべきでしょうか・・
というか、どっちもハッピーEDに見えて、どっちがノーマルか、ハッピーEDかなんて、よくわかりません(笑)
というか、イチャラブ度でいえば、一番高いEDでしょうか・・
なんて思いつつ・・・(笑)
てか、こっちのエピローグも短(笑)
もうちょっと浸りたかったです~~(笑)
ということで、ようやくコンプリート~
なんだかんだで地味に満足です♪
なんせ、250円でプレイできたので・・
というか、これくらいはまるなら、750円の再演の方購入しておけばよかったかもしれません~~
多分、あっちは、私の思う、ここにCGイベントを~という所にCG入れてくれそうだし・・
なんて思いつつ・・
次は、総合感想~となります!
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