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グリザイアの果実 蒔菜 プレイ感想2 [ゲーム]

グリザイアの果実 蒔菜 プレイ感想の続きです♪
彼は蒔菜のために、榊からのアドバイスを元に、ある決断をし、ことを起こそうとするのですが・・
どんなに特殊な環境で育ったとはいえ、所詮はただの学生でしかなく・・
一大企業という組織をどうにかすることなどできるはずもなく、あの風見雄二が掌の上で転がされるなど・・
更に、自体はどんどん最悪な方向に・・
蒔菜自身に向けた攻撃ではなく、周囲を巻き込んでの精神攻撃・・
こういうのされるのが、一番やっかいなんですよね。
自分のせいで他者がまきこまれること・・
きっと、蒔菜も、雄二自身も一番望んでいなかった結果であり・・
蒔菜にとっての、人生の第一歩がもろくも打ち砕かれる・・
なんだか、凄く切ない。
生まれたてのひな鳥が何も知らず母親に育てられ、空を飛びたてる日が来るかと思ったら、翼をもがれて地面に落とされてこしまうような・・
そんな行き場のない思い・・。
でも、そういうときこそ、仲間同がいるといないとでは違います。
勿論、何もしてあげられることは出来ないけれど、きっと一人で悲しみに心とらわれ閉じこもっているよりは、ずっといい
一人になりたいと口ではいっていても、一人は心細いから・・
そうして・・・
二人は今までこえなかった一線をこえてしまう。
辛くてどうしようもない時、求めてしまうのは肉体関係。
愛情って、言葉だけで伝わるけれど、それだけじゃ伝えきれないものがある。
愛しいから身も心も一つになりたい。
一人じゃ耐えきれないから、共に支えて欲しいという思い。
蒔菜という少女は、言動、行動、発想全てが幼い少女そのものですが・・
でも、雄二を思う気持ちだけは、いっちょ前の女なんだな・・。
なんて感じさせられつつ、二人がそういう雰囲気になっていく過程は、思いの他自然な感じでドキドキさせられて・・・♪
いきなり文章が切れるのではなく、そういう雰囲気になって、そういうことがあったんだな・・と、上手い感じで年齢指定のシーンを省いて文章つなげているな・
という所に思わず感動♪
これなら、年齢指定のゲームじゃなくても、ちゃんと雰囲気を味わえて良い♪
そして、その、情事の後の翌朝の雰囲気が・・
経験すると、少女は女に代わるというけれど・・・
雄二と肌を重ねることで心に強い覚悟を決めて、そっと立ち去っていく蒔菜を思い、今度は雄二の方がもの恋しく思い始めるる・・なんて描写が・・
たまらなく素敵です♪
こういう、男と女のやりとりが・・・
なんて思いましたが、すぐに、その甘酸っぱいシナリオも、2、3分後には・・(笑)
ですが、そのおちゃらけた雰囲気も一瞬のもので・・
人生生きるにおいて、何が大事で一番かは人それぞれ
それでも、やっぱ忘れちゃいけないのが人の人情なんだよね・・♪
本当、普段は氷のようにクールな榊も、いざってときは情に厚く、イイ女だな~
と、思わずにはいられません♪
後、家柄的に、それなりの権限もあって、頭もよく、社会状勢にもそれなりに通じていて・・♪
さりげなく、雄二と蒔菜の決断をちゃんと後押して・・・
自分たちのことは大丈夫だから、好きにすればいい。でも、貴方たちの帰ってこられる場所は残しておいてあげるから・・
ですって~♪
本当、私が雄二の立場なら、蒔菜とそういう関係じゃなきゃ、きっと由美ちゃんに惚れちゃってそうですけどね・・・(笑)
そして、由美だけでなく、他のメンバー達も・・♪
心配するもの、寂しがるもの、信じて待つというもの・・
皆、それぞれの送り方が・・
それは、ぱっと見何時も変わらない風景だけれど、雄二と蒔苗はこの学園を・・
けれど、これが最後ではないと・・
又会えると信じてくれる人がいる・・
その、存在一つが、力と、心の支えとなる。
そんな皆に対する頷きは、確約できるものではない、嘘になるかもしれない・・
けれど・・
それでも、二人で生きていく糧になるかもしれないし・・
けれど、そんな二人を・・
正確には雄二を思うがゆえに、暖かく見送る出来ない人もいて・・
惚れた女のためになら死ねる覚悟はある
自分のことはそれ程大事には思っていない雄二だからこそ、初めて自分から見つけた生きるための理由を守り通したい。
人は生まれた瞬間に守る理由ができる
それは、自分の命。
自分が生きるために、自分の命を守り、そうして生活の中で他人のため、自分以外の者のために生きていく道を見つける
そこで初めて、人は求めずとも変化を求めていく・・。
その望をかなえるためならば、選びたくない選択だってせざるおえない・・
そうやって矛盾した思いに悩みつつも、つきス寸dねいくのが人の人生・・。
けして、雄二の行いは正しいものでも、間違っているものでもない・・
ただ、目の前に現れた彼女は、彼を失いたくないだけ・・
親友を亡くした生い立ちがあるからこそ、無駄に命を投げ出しては欲しくない・・
上司と部下という立場を超えて・・
彼にとっての一番は彼女ではないけれど、彼の一番を失った時に支えてくれたのは紛れもない彼女で・・
なんだか切ないですね。
女の涙には、流石の風見雄二も弱いというか・・
もう、内面のモノローグが、女を熟知している大人の男すぎて・・・(笑)
それでも、折れないんですけれどね、そんな彼だからこそ、彼女も馬鹿なんだから・・と、泣かされてしまったわけで・・。
なんだか、こういう男女のやり取り見てると、妙なドキドキを感じちゃいます・・(笑)
そんな余韻に浸るのも一瞬・・
雄二の強さって、過去のトラウマと紙一重だったといいますが・・
記憶していたよりも、もっと壮絶で残虐・・
ちゃっちいピンを抜くだけで爆発してしまうような・・
そこまで危険性の高い男だったは・・
守りたい物が存在する限り、一歩間違えれば簡単に悪魔になりかねない・
そんにも危うい男だったとは・・!
確かに、それは強いようで究極の弱さなのかもしれません。
結局、今の彼があるのって、過去の出来事から逃げて、でも、それをコントロールしてくれる人が現れて・・
けれど、その人物はもういなくなった・・
いってみれば、見た目よりも凄く不安定な心理状況であり、蒔苗という存在ができてしまったから・・
と、いうことなんですよね。
大事な物を持つこと程重荷はないです。
大事な物を持たなければ、その重荷を背負わなくてもすむかもしれない・・
けれど、重荷を背負わずにいれば人はやがて闇に落ちる
自分だけの殻に閉じこもって、間違った考え、行動をするがあまり、まともな人付き合いができなくなり・・
その先は・・
そう、風見雄二という男の幼少期はまさに、そんな人生そのもので・・
本当、この作品の物語には、最悪の展開だ・・
という言葉が何度でも出てきそうな程に、ヒロインと、主人公を窮地においこんでいきます。
そのうえで、絆を改めて確かめあえるのですが・・
だからといって、守りたい存在が傷つく所なんて誰もみたくないわけだし・・
切なくて・・・でも、流れる涙は後の戦い・・
本当、痛みがあるっていうのは、心も体もまだ生きている証で、それが感じられなくなった時こそ危険なんですよね
そして、自分の子供すらお金儲けの道具としてしか見れなくなったら、もう、人として終わってるような気がします。
見た目は可愛いのに、蒔苗の母親はあまりにも残酷で、自分以外の生き物を道端に転がっている小石程度にしか見ていないのが、なんだか腹立たしいやら、悲しいやら・・
こんな親に育てられれば、そりゃあ、当たり前の社会常識すら身に着けてもらえなかっただろうな・・
と、思わずにはいられません。
けれど、たとえそんな親でも・・
他に蒔苗を救う方法がなかったとしても・・
雄二のとってしまった選択は・・
そう、罪は罪・・
雄二は、一人の愛する少女のために、その身に代償をうけて・・
という~バッドEDなのですが、歌詞も、ふとした瞬間切なくなるような内容で・・・
そして、ED後の蒔苗は・・
多分、あの黒いゴミ袋の中には雄二の~~!!
なんて思いつつ、次はトゥルーEDの攻略を~~
てか、バッドEDが強烈すぎます・・・(笑)
一度プレイしていたはずなのに・・
人によってはトラウマになっちゃうんでしょうか?
個人的にはこういうラスト、ご都合主義っぽくない所、個人的には好き~なんですけれどね・・
折角の緊迫した雰囲気だったので・・
闇にとらわれた雄二を止めることなく、突っ走っちゃいましたよ~♪
なんだか、映画のレオンみたいで凄く良かったです♪
そして、トゥルーEDは・・・
すいません、バッドEDが強烈すぎて、普通に凄く良いEDでした~
としかいえない~~~(笑)
あ、でも、しめ方は凄く良かったと思います♪
というか、うことで、次は、その後~
アフタールートの感想から~
て、こう、1パック仕様もいいですね~
本編の後、スケジュールすぐにアフタールートプレイできるのは、地味に有難い・・♪
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