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千の刃濤 桃花染の皇姫 古社音 ルート プレイ感想 [ゲーム]

千の刃濤 桃花染の皇姫 古社音 ルートプレイ感想でう

はい、エルザルートとは彼女を助けに向かう~とうのとは違い、彼は彼の任務を全うしにいきます!
にしても、オーガスト作品をプレイして思うことは・・
たち絵の引き伸ばし、縮小ををフルに使っての背景の演出、奥行き間の出し方とか、オトメゲにはなかなかない演出方法~てのが魅力の会社だな・・と思います。
同じ台詞でも、バストUP、UP、ロング、+背景+効果にて挿絵がなくともたち絵を加工することで、イベントCGのように見せてしまう工夫がすごいな・・と、ふと感じさせられます♪
そして、物語はさらにすごい真実を明かされていきます・・。
今まで悪の根源だったと、思い込まされていた人物・・
そう、最初は何か糸があってこんなことをしでかしたのでは・・
意味があって悪に徹しているのか・・なんて、一瞬想像していたけれど、そんな思いさえ打ち消すほどにこの男は悪に見えた・・
そう、見えるように、私もまんまと騙されていたのです・・・。
そして、さらに、さらに明かされる真実は・・。
戦後、宗仁に助けられたこと、そして、その助けた人物・・
それら全ては・・。
そして、いきなりの攻撃に戦火は広がり・・
血しぶきお数だけこと切れ物言わぬ肉の塊となっていく兵士達・・
けれど、やまない砲撃、見切りの見えない戦いに・・
その場を託すもの、託されるもの・・・
宗仁達は仲間を神事、それぞれの行くべき場所へと向かっていきます。
向かっていくのですが~~~~!
敵側も、そうたやすくはいかせてくれません!
同時に宗仁も簡単にはやられない!
朱瑠達を背に庇いながら、鬼神のごとく~~な見とれるほどの戦いっぷりなのですが・・・!
やっぱ、こういう時の敵の手ってのは美しくないといいますか、ズルイといいますか~~~
けれど、こういうとき、どたんばでかけつけてくれた見方はカッコイイ~~~
そして、そのままの流れにて。ことがうまく収まればよいのですが、また、予想外な方のご登場で~~
物語はどんどん過酷な展開になっていきます!
そう、生きて帰れるかわからない戦況、けれど彼らは行きぬかねばならない・・
どんなに仲間を失おうとも、置き去りにしようとも、この身が傷だらけで果てそうになろうとも、宿願をはたすまでは武士は死ねない!
そして、それを見届けねばならない君主も心との戦いです!
そんな瀕死の状態で見る夢は何なのか・・
時折入るあの言葉の意味・・
その言葉の向ける相手は・・
和やかな雰囲気・・
無骨で人の心が理解できぬ青年が・・
限られた命と永遠の命・・
そして、起こる変革・・
戦争・・
失われる命・・
不可思議な謎の男・・
涙に代わる桃の桜の意味・・
切なき主従関係・・
というか、ここまで切ない主従愛になってしまうとは、想像もしておらず・・
ネットでの評価が悪かったので期待していませんでしたが、話が進めば進ほど物語は色身を濃くしていき・・
色んな謎や、疑問に思っていたことが少しづつつながり、解き明かされつつある感じです。
それゆえに複雑な乙女心も・・
過去と現在・・
どちらが大事かなんて明白なはずだけれど、今の絆が深ければ深い程に確かめたくなってしまうもの♪
本当に、主従という言葉は女心が絡むなかなかに面倒な呪縛になるものです。
姫である前に一人の少女と、どこまでも武人であり続ける男・・
それゆえ、乙女心に疎い無骨男に振り回されたり・・・(笑)
あくまで古社音ルートですからね、おいしいサービスシーンは古社音ちゃんに持っていかれるわけで・・・朱瑠ちゃんは、そんな二人にやきもき状態~(笑)
なかなか主従関係を超えられない、片思いモードなのが少々じれったいですが・・(笑)
その分、この主従関係というか友達関係というか、目の前の宿願をはたすためにいろいろ奮闘してる姿がほほえましいを通り越して笑えて仕方がないです(笑)
たまに入ってくるコミカルなネタというか展開がおかしくて仕方なくなってしまいますね(笑)
この二人の漫才コンビが一番最強だったかもしれません(笑)
だがしかし、古社音ルートでありながら・・・・・
これは、いわゆる三角関係・・・ということになっていくのでしょうか・・
宗仁も、主の主らしからぬ行為に戸惑い主を守る刃からただの男へと・・・!
その、人としての感情が彼の記憶を呼び覚ましていきます。
壮絶で苦しくも悲しく、永遠に繰り返される悪夢を・・
そして、そんな過去の記憶に古社音の意識が夢を通して知ってしまえば、彼女にとっても彼の苦しみは他人事ではなく・・・。
宗仁の武士としての覚悟と同じように、彼女もまた巫女としての覚悟を・
愛するもののためにかける命とはいかほどのものなのか・・
平和ボケした私にははかりしれないものだけれど・・
けれど・・
親が子を思う、家族が子を思う気持ちがあるのだからきっと・・そのときになってみないとわからないかもしれないし、はっきり物言える思いでもあるかもしれなくて・・
けれど、それ程に思える愛があることは誇らしくも幸せなことかもしれなくて・・
けれど、それが許されないのが主という朱瑠の立場・・
この三角関係の描き方、すごくいいと思います!
他キャラルートではいまいち、心変わり早すぎるだろ、主人公~~と思っていたのに・・
このルートは、本当に、どのキャラにも感情移入しやすくって・・・
もう、切ない恋と使命の葛藤~~が描かれていてすごくよいかと!
古社音と朱瑠それぞれの思い・・・
立場は違えど思いは同じ・・
そして、かけられるものも同じ
焦り、不安、反対に強い意思と自信・・・それら、女性人の強い思いがぶつかっては重なり
呪術と巫女のあり方・・
大きな力は便利なだけではなく必ずしもその代償、または歪がくることなど・・
そう、この世の断りを捻じ曲げていまええる程の強気力・・
それは一歩間違いが生じれば恐ろしいことで・・扱い方を間違えてはならぬものでもあり・・
と、いろいろつじつまあわせが非常にしっかりとしたものに描かれており・・。
やはり、過去があるから今があるのだと、痛感させられます。
そして~~ようやく古社音ルート本格的に突入です!
ここで彼女の案を受け入れるか、受け入れないかで、朱瑠ルートに入るか入らないか~~~になるのです!
そして、そうして選んだルートは、もはや、三角ならぬ、四角、互角関係~~とでもいいましょうか・・。
心に愛する女と、宗仁を慕い彼のために身を捧げたいと言い出す少女と・・
まさか、そういう葛藤が主人公に押し寄せるなんて~~♪
男女の会話という奴ですか・・
宗仁は徹底的に主従関係でごまかそうとしているけれど、女の勘は侮れない~~!
もう、ドキドキハラハラの展開です!
そして、再び火蓋をきった戦火も・・
戦にて、守られ生き残らされるもの、守るために死んでいくもの、それぞれの思い・・
重い、命に関する会話や物語構成はすごくいいんですよね~
そう、その分恋愛過程が、一部おざなり~になるので無理に本当、朱瑠以外のキャラは恋愛EDにする必要ないと思うのです・・
そうすれば、あいよくのユースティアにつぐ神作品になっていたであろうに・・
なんて思いつつ、物語を進めていきます~
ああ、この二人の主従関係はどこまでも好きです♪
もともと剣の腕を磨いていた彼女・・彼の遅れをとるどころか、彼の背中を守る程に強くなっていく姫君・・♪
守られるだけの姫様じゃない・・
彼女はいつの間にか宗仁の主人として彼を見守るだけでなく、彼とともに戦場をかけることで共に戦い会えることの出来る君主へと成長していったのです♪
けれど、結局結ばれるのは当たり前ですが、古社音~
そう、結ばれたあとの話はよいですが、結ばれるまでの細かい展開が足りなさ過ぎる・
どうしても、あくまで仲間同士の絆の流れで体重ねちゃった~~感がしてならないのが惜しい・・
絆が異性としての愛に変化するシナリオというのがほしかったな~~
なので、恋愛過程面はこのこのシナリオも0㌫に近い感じです
その分、朱瑠がもの凄くいい女にすぎて
複雑な心境でしょうに~~私だったら耐えるの難しいかもしれません(汗)
こんな感じですので・・
残る、朱瑠ルートにかけるしかない~~ですね、今回のゲームは・・。
巫女としての古社音の彼女はすごく大好き~なんですけれどね♪
そう、この作品、キャラはいいんです~~
ただ、無理やり感な恋愛物語さえなければ~~と、何度も思わずにいられません
最初は親の敵と憎しみに心囚われていた朱瑠も君主として国を守ること、自身の地位よりもそれを優先させること・・
巫女も武士とて同じく命をかけて仕えたいという強気意志・・
その血と汗と涙の思いが新しい国つくりに発展したという展開には文句なし~~て感じです。
そして、巫女として主に誓える・・という立場を失った今後の彼女の行き方・・
いきなり新しい国制度についていけずかすかな戸惑いを見せる彼女の真情もイイ感じに描いてくれていて・・
そして、もちろん何もかもすべてが順調にいくというわけではない・・
新しい風を求めるものと、古きよき時代を求めるもの・・・
長きにわたる因縁も、そう簡単に消えるものでもなく・・・
けれど、それも小さな日々の積み重ねで少しづつ変化していく・・
そう、彼らの人生はこれから・・・
という感じの終わりです。
どちらかというと、今回のシナリオは、恋愛EDよりも、おまけの皆でワイワイ~~してるお話の方が個人的には肌にあってるかも(笑)
ドジしながらも皆に愛されている・・というところが憎めないといいますか・・。
食い意地がはってて、無邪気なくらいに瞳を輝かせてはしゃいでみせて・・(笑)
本当、恋愛方面の話は、本編では友情以上恋人未満で終えておまけで恋人同士にさせるか・・・
最後の最後で恋愛に目覚めて、おまけで恋人どうしになったばかり・・とか、そういう展開が個人的には好みですね。
周りの仲間たちに冷やかされながらワイワイしたりとか・・
恋愛以外の仲間同士のやりとり~もいいと思いますし・・。
体を重ねる前後にすぐ恋愛感情に変化する~というのは個人的NG~~なので・・
やむ終えず、成り行きで体を重ねてしまったことで、相手を異性としてなんとなく意識するようになり、その思いが積もり募って~気がついたら自分でも気づかないうちに・・
というのが個人的理想です!
ということで、最後、本命の朱瑠ルートに向かいます!

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