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こどものおもちゃ 79~91話 [アニメ]

ニューヨークを旅立つ二人・・
羽山への想いにとらわれることなく、気がつけばあっという間の時間・・
直純が声をかけてくれたから、今の沙南がいて・・
同じ飛行機の中でも、ここに来たときと、旅立つ今では見ていた景色が違うように見えるのは、二人が少しだけ成長したせいだろうか・・
そんなことを思いながら、中学生編の過去を振り返る~
という、総集編的な話が終わった次の回にて、ようやく日本に到着~
の前に、二人が旅立った後の、羽山達の様子が描かれます。
沙南の前で、風花が羽山との仲を見せつけるように手を握り、それにこたえるように握り返した羽山でしたが・・
羽山も彼女のことは嫌いじゃない・・
時間がたつにつれて、大切に思える気持ちも確かですが、やはり、心の奥底にある沙南への想いを消すことができない。
自分のことをあれだけ振り回すやっかいな女・・
むしろ、風花の方がずっとイイ奴だと、必死に沙南のことを振り切ろうとする・・。
そう、沙南のいない間はいいカップルだけれど、風花が思う程に羽山は浮かれることができない・・・
気がつけば、沙南のことを思いだしてはいらついてしまう。
忘れたくても忘れられない・・
外を歩けば、ポスターに、ブラウン管にと、目にとめたくないのに、嫌でも沙南の姿が目に飛び込んできて・・
そんな中、とうとう沙南と直純がニューヨークから帰国してきて・・
なんと、二人は気が付けば、公衆の面前での恋人宣言!
勿論、沙南的には、恋人とかそういう言葉はピンとこないけれど・・
共に苦労を乗り越え、自分を必要としてくれる直純という存在に又沙南も支えられ・・
すっかりと深めあった絆・・
少なくとも、仲睦まじい姿の風花と羽山の姿を見ても冷静でいられるまでになった・・。
多分、心の底から、あか抜けた気持ちではいられなくとも・・
そんな中、直純の新しいマネージャーとして現れた女性が、新たな波紋、展開を作っていきます。
このまま沙南に食われていく状態でよいのか。
恋人同士になったばかりの甘い雰囲気に浸っていた直純へと、鋭い一言を発する敏腕マネージャーの言動が、直純の沙南への意識を少しづつ変えていく。
そして、そんな傍ら沙南の方では新たな問題が・・
もう、沙南に対する周りの意識も、ただの売れる子役ではなく一人前の女優扱い。
だからこそ、彼女のミスに対する態度も、なかなかに手厳しいもので・・。
プライベートと仕事をどこまで割りきるのか・・
沙南のプライベートな内面なんて、身内にしか知らないことで、それを理由に仕事はできません・・
なんていうのは、一人前の女優がいうべき台詞でもないのですが・・・
沙南の気持ちを理解している視聴者故に複雑な心境・・
手を差し伸べたい直純も、マネージャーさんに押しとどめられ遠くから見つめるしかできずに・・
羽山のことを思えば思う程、どんどん沙南の立場が悪くなっていく・・
勿論真相を知っている友達は、そんなデマや嘘には踊らされ屋しないけれど・・
羽山とのことは、真剣に向き合ってきた出来事だからこそ、きっと本人にしかわからない複雑な心境で・・
大人達の子供への手厳しい視線や憶測による辛辣な言動は、何も彼女だけに向けられるものではなく・・。
親って、どうして子供の声を聞いてくれないのでしょう
愛しているが故の頑なな一方通行の愛情。
わが子の友達の言葉にも耳を傾けようとしない。
大人は、大人の言葉にしか耳を傾けようとしない・
これ、日本人の悪い癖・・
とでもいうべきなのでしょうか・・
まあ、実際年若い子は知らないことが多いから、間違った言動もあるかもしれない。
けれど、大人だって、大人だからといって間違いが一切ない~というわけではないのですから・・。
大人の身勝手に振り回されて、子供達は苦しんでます。
ただでさえ、好きあっていた友人の間に割って入って今のポジションにいるような少女には、つらい。
自分がかばえばかばう程、相手の立場も輪r九なる・・。
自分の知らない所で、いらぬ誤解で攻め立てられ、その責任をとらされて・・
そして、親からの一方通行な言葉・・
子供を守るべき大人が子供を苦しめて・・
なんだかかわいそうです。
まあ、芸能界にいる沙南ちゃん的には、なんともいえない。
芸能人だから・・
でも、芸能人にもプライベートやプライバシーがあるわけで・・
というのが難しい・・。
それでも、沙南ちゃんはへこたれない、強い子・・。
彼女は他人の痛みに寄り添い、悩み苦しんでくれるような子だから・・
だからこその、今回起こった問題は・・
お仕事の件だけでなく、彼女のプライベートにまで日々が入っていく展開・・・。
彼女は気づいていない。
自分の心の奥底の本心。
今感じている気持ちも、決して嘘ではないことも確かだろうけれど・・
なんとも思っていない人間の過去を思い、悩み演技ができなくなるまでになんてならない・・。
羽山の喧嘩騒動は、学校の一番偉い人が間に入ることで、なんとか丸くか収まったけれど、今度は沙南の方に問題が・・。
本当の好き、本気の恋の境界線って難しい
ただ、わかるのは今回の失恋は羽山の時のように悲しくて苦して・・
というものではなくて・・
それが、今の沙南の女心の結果。
人生経験に関しては、他の子供よりもずっと上で大人かもしれないけれど、恋に関しては周りの少年、少女達の方がずっと大人。
誰が誰を思い、どれが本当の気持ちなのか・・
皆が皆、それぞれ真剣に恋をしているから・・
相手の本当の気持ちを知ってまで、恋人ごっこは続けられない。
平気なわけじゃない、つらいけれど、それが彼女、彼らの出した結論。
そう、沙南の知らない所で皆大人になっていくんですよね。
けれど、それも又新しい恋の始まり・・
そして新しい出発・・
失恋の痛手を忘れるように、必死に今の自分磨きに力を入れる彼の姿は、あの頃の沙南のようですが・・
本当、失恋する度に一皮むけていい子ではなく、いい男になっていく彼・・
ますます好きになっちゃいます。
相手の知らない所で、がっつりフォロー入れてくれるとか、理想的な恋人候補といってもいいかも・・。
そんな彼をふってしまう沙南にたいし、少しもったいないことしちゃってるな~
なんて思いつつ・・
結局二人イイ雰囲気になると思いきや・・
という感じですが・・・(笑)
月日が軽く流れて、沙南へのバッシングも収まり、今や彼女は普通の女子中学生~を、満喫中~。
けれど、今まで、恵まれた仕事環境にありすぎた彼女。
今度は自分からそのチャンスをつかみにいかなければ・・
そう・・
今までの輝かしい永劫とはかけ離れたものになりますが・・
それでも、沙南を応援してくれている人がいる。
ならば、どんなに小さくても与えられた仕事に不満はない~
と、新しい一歩・・
というより、沙南ちゃんのゼロからスタートの芸能活動~
という所にて、待て続き~
という奴でしょうか・・♪
本当、色んな展開、てんこもり~
で、面白いです、この作品♪
やっぱ、上りつめる所までいったら、とことんまで落ちて、それでも自力で這い上がっていく、努力、友情、成長
な話はたまらなく面白い♪
そこに恋愛話が合間合間に入ると尚更
といいますか、こうしてこの作品を改めて見ると、結構昼ドラになりそうな程に濃厚な内容だな~
でも、教育番組的な要素もありつつ
だから面白いし、共感できたり、色んな感情芽生えさせてくれるんですよね♪
そういう作品が好きだし、そういう作品こそ良作だと私は思います♪
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