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薄桜鬼 黎明録 真改 原田ルートプレイ感想1 [ゲーム]

一番最初に彼をプレイして感じたのは・・
隊士の中で、土方のように切れ者ではないけれど、物事を良く見つつも、器の大きい男・・
それが、原田左之助・・
という男に対する再認識・・・
という感じでしょうか・・
多分、年上の近藤さんよりもずっとしっかりしていて、自身の意思や思いも明確に抱いているし、言葉にも言動もちゃんと伴っている。
かつ、相手の気持ちもしっかり汲み取ってはフォロー出来てしまえると・・
て、こうしてみると、凄く理想的な旦那&彼氏像ではないか~♪
数年前の私には、そんな原田の魅力はよく理解できず、ただのちゃらいだけの男にしか見えなかったのに・・
やはり、年のせいでしょうか・・
当時は、確か沖田さんラブ~
だったような気がします・・(今でも嫌いではありませんが、昔ほどの熱量派内/笑)♪
男同士の友情って、女の私にはよくわからない。
まだまだ付き合いの浅い原田と龍之介の攻防に手助けをする原田・・
てっきり、くだらない子供じみたことはするな~と、注意すると思いきや・・
予想外な所で好感度があがった模様で・・(笑)
切腹・・・
隊士の掟を破った者は・・・
それは、流れ者であり、隊士でもなければ、関係のない龍之介にもいえることで、まきこまれ・・
本来は緊迫した状況が・・
真面目な話と、お気楽なドタバタ展開のメリハリがあって、商い物語構成が嫌いじゃないです♪
人が集まり、その人数が多ければ多い程に派閥も広がる。
頼みの綱でもある、新しい隊士が増えてしまったことが、事態をややこしくも、龍之介にとっては居心地の悪い物へと変わっていく中、色々事件が起こって・・
結局、なんだかんだでこの子は世間知らずで、自分のことしか見えていなくて・・
原田の言葉が凄く身に沁みます。
女は男より弱い、そんな女に手をあげて暴言浴びせて詫びすら入れる気持ちを持たない男は甲斐性なしだと・・
彼がカッコイイなというのは、男でありながら、女の身が前と、男の責任のとり方というものをよく理解してくれている所・・
そして、ちゃんと詫びを入れられれば、あとくされなくつきあってくれること
ずるずるいつまでも引きずらない所が原田の魅力であり・・
なんだかんだで、舞妓の小鈴とのいざこざのフォローも、面倒見のイイ兄貴顔~
になっているといいますか・・♪
でも、なんだかんだでお茶目な一面もあって・・
彼の腹芸は、今も昔も記憶に残るといいますか・・
妙な所で子供っぽいといいますか、熱血キャラといいますか、負けん気が強くなるといいますか・・♪
そして、ず~と傍観しだった龍之介が、ようやく自分の意志で動いて、彼らの約にたてるようにもなったといいますか・・
色んな事件を目の当たりにし、他人事ではなくなり、どんどん深みにはまっていく、そんな中でも、原田との絆は少なからず深まっていく・・
けれどそれは、彼が引き返せない所まで彼らの領域に足を踏み込んでしまった・・
土方さんさんの、長生きしたければ、これ以上首を突っ込む前に立ち去れ・・
その言葉が具現化してしまいましたが・・
それは、彼一人の力ではどうすることもなく・・
又それは、龍之介だけでなく、隊士の皆にはよくいえることで・・
人間、考えて解決できることと、考えても仕方のないことってのがある。
例えば、自分の生みの親が気に入らないといっても血縁を変えることは出来ない。
仕事や人間関係だって、自分で考え工夫できることと、出来ないことだって確かにあって・・
そういうのをわきまえている原田は、本当に大人だな・・
と・・。
親ガチャだと、ふざけたことを口にする子供や大人達とは大きく違う・・。
そういうの、平気でいえるのって、結局は周りが何も見えていない、自分中心の子供ばかりだと思うんですよ。
勿論、中には生きていくだけでやっとの生活をされている・・
そういう人達が思わず口にしてしまうのは、また別ですが・・
当たり前の生活出来ているのに、親ガチャなんていっている子供達は、ろくでもない人間だろうな・・と・・。
そう、不安な気持ちがないわけじゃないけれど、気にしてどうすることも出来ない、それは、自分達ではなく、それより上の人間がどうすることか決めること・・
その代わり、自分に出来る範囲のことをしっかり考えて、それを一つ一つなしていくこと・・。
それが出来るのが原田という男・・
そんな彼だからこそ、女の感情にも機敏で・・
男と女の在り方を、子供の龍之介へと教え諭していく。
男は夢に生き切る男・・。
けれど、女はそんな男の背中を見つめるだけ・・
支えになれればまだましな法だけれど、己の存在が邪魔だと悟ってしまった時・・
そして、それを諭せないように別れるのが男の心行きというべきか・・
女よりも夢を選んだ男の唯一出来ることなのか・・
男色の強い乙女ゲーで、唯一甘い色恋話になるのが、この小鈴という舞妓さんとのやりとりで・・
けれど、誰かに心より愛されたこともなければ、そんな経験も余裕もなく生きてきた彼には、とうてい応えられる程の覚悟なんてなくて・・。
そんな彼に、優しくも厳しいフォローを入れる原田が、やはり男前すぎて・・♪
どんなにつっけんどんで、愛想の悪い態度をとったとしても、原田の場合起こる所かそれがりゅゆのスケらしい、逆に素直になりすぎると、彼らしくない・・
そんな判断を出来てしまうのも、彼の本心を理解できるだけの、器の広さと思量深さ・・
思いが叶う、叶わないは関係なく・・
どんな結末でも、本人が選んだ結果にこそ、意味がある
他人の指図に従って、ああすれば良かった、こうすれば良かった・・
あいつのせいで・・
なんて思いにかられること程、嫌なものはないでしょうしね・・。
報われないとわかっているのならば、出来ることだけやるだけやって、それから諦めた方が、きっと気持ちのケジメになる
じっくりと、考えて考えて・・
そうして出した結論でも、納得いかないことだってあるかもしれない・・
けれど、それが人生という奴で・・
何もかも上手くいかないし、悩んで躓いて・・
それでも答えを求めなきゃいけないのが人が生きるってこと・・
時間をかけてもいい・・
その結論にたどり着くには、色んな犠牲や覚悟が必要かもしれないけれど・・・
だからこそ、自分から、目の前の現実から逃げちゃいけない・・。
普通じゃない道を、相手を選ぶってことは、きっとそういうことで・・。
逃げることは恥ではない・・・
と、今の時代いうけれど・・
真剣に悩んで、出来ることをしてみても駄目な場合ならば、それもありだけれど・・
何もせず、簡単に逃げることは、凄く情けないし、何一つ得る物はない、寧ろ恥ずかしいことかな~
なんて、個人的には思います。
第一逃げて解決できることと・・
逃げても解決しない、同じことの繰り替えしで、まったく何の進展もしなければ、無意味な逃げであること~
この二つの違いだけは、ちゃんと理解していなければね~
と、思います。
これが出来てないと、想像力も行動力も貧相で、自分一人では何も出来ない大人になってしまいます。
そう、苦しむことから逃げる人は、自然と逃げ癖がついてしまう・・
悪癖がつくのはよくない、それは、誤った判断へと導くから・・。
そうして、知るべきことを知る機会を失い、未来にとって、得られた得を失ってしまうのかも。。。
そう、どんな経験でも、いつかその経験が約にたつということがあるということも・・。
それは、取り返しのつかない失敗は駄目だけれど、取り返しできる失敗なら沢山しても大丈夫
勿論、同じ失敗ではなく、失敗したら、次は成功して、次の失敗は新しいしい成功へとつなげていく・・
みたいな?
そう、命ある限りやり直しは利く・・
命を落としてしまえば、やり直しなんてきかない・・
だから、人は、行動一つ考えなきゃいけない・・・
そして、時には、自分の行動が、誰にどう思われるのかではなく、その課程により、どんな結果が起きるのか・・
どちらか一つしか選べない道を、選べないからと、中途半端な選択をしてしまえば、それが取り返しのつかない結果になるかもしれないのだから・・
と、最近の若者の、後先考えない行動や言動見てると、凄く思います。
もう少しない頭使って、絞って、行動して欲しいです。
一度発してしまった軽はずみな言動は、一生消えないことだってあるのだから・・
なんて、思いつつ、今日の感想はこのあたりで~

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