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源氏物語 愛と罪と~森猫まりり作に物申す(注意、源氏好きによる否定派意見)! [漫画]

NEC_0219.JPG ネット上では、評価の高いらしい、新しい源氏物語、愛と罪と・・のようですが・・ 正直にいってしまえば、純粋な源氏物語好き~の私としては、この作品を源氏物語という作品名に位置づけてはして欲しくない・・。 と、いう、一個人の意見として、失礼ながら名乗りをあげさせて頂ました。 別に、頭ごなしにどうこう~というつもりはありません。 あくまで、論理的に見ての意見であり・・ その上で、この作品を源氏物語だ~と、誤解して頂きたくないと思ったのです。 はい、私は源氏物語という作品が好きであると同時に、プチ日本歴史好き(上杉謙信、春日局、お市の方など・・)でもあるからこそ、いいたい所が満載で・・。 だからこそ、これはもはや、作品と登場人物名と、時代背景を雰囲気をなんとなく借りただけの雰囲気時代恋愛ストーリーです。 そう、多分、私もこの手の物語構成は嫌いじゃないし、むしろ好きな方なのです源氏物語という名がなければ、それなりに楽しく読めたかもしれません。 そう、なぜ、この作品が受け付けないのかというと・・・ 上記に書かれたとおり、名前は源氏物語ではあるけれど、源氏物語ならではの時代背景、キャラクターを完全に殺してしまっていること・・・。 所詮少女マンガなのだから・・と、いいますが・・ 現に、少女漫画でありながら、当時の世界観を壊さず、教科書代わり~とまでいわれていた、あさきゆめみし~という、源氏物語のコミカライズの代表作品が、実際にあるのです。 この作品は、子供にはわかりやすく源氏物語を教え、大人には大人同士の恋愛ドラマを楽しませてくれる・・。 そんな作品でした♪ もちろん、そちらの作品も、すべて原作を忠実にしたわけではなく、作者様なりに物語の流れがわかりやすいように設定を省いたりして、構成をととのえられています。 そう、昔の日本の雰囲気を、キャラの雰囲気を壊さず・・ もともと作者様が和の作品を好きでらっしゃっただけあって、知識の幅がとても広く深いです。 確かに読ませて頂いた上で、ああ、この時代では女性の生き方、男性のいき方はこうだったのだろう・・ と、少なくとも教わることができます。 その上で、まず知って頂きたいのが・・ 源氏物語というのは、昔の貴族の女性達が楽しんでいたものであり、子供向けの児童小説ではなかったということを、知って頂きたい。 そう、確かに、メインの登場人物たちは若い未成年です。 でも、年が若いからといって、今時の、私たちとは生む世界も、おかれた境遇、地位や責任等いったものがまったく違うのです。 好きな人が他にいるから、その人と結婚する~~なんて、家のために許されるはずもない時代。 勉強嫌いだからしたくない~なんて持っての他、容姿端麗、知性や教養がなければ婿の貰い手がなく、その家は没落していく・・そんな時代です。 現代人が生きるには、想像を超えた重く厳しい世界。 そして、他にもいいろいろ、昔と今では当たり前に環境が大きく違っているということ・・ そういったことを踏まえての突っ込みポイントをあげさせて頂きます。 1、 光る現時のスカート(着物の裾)めくり~は、多分、当時のご貴族様は、そのあたりの教育等いったものは行き届いているので、絶対にとはいえませんが、目上の女性にあの行動は微妙にありえないかと・・・(笑)下町の子供たちならしていた可能性もあるかもしれませんが。まあ、ここは悪魔で想像の範囲ですが・・2、猫を捜しに夜中、主上が女性の寝所に入り込むという設定もある意味不自然というか・・ この時代、夜、男が女性の寝所に入るのは夜這いか、夫婦の営みか・・・と、きまっておりますので・・。というかなんで夜中に猫を探しに忍び込んでくるんだ、昼間忙しいなら部下に探させるなりすべきでは?(笑) 3、 良い女は好きでもない男に押し倒される前にまず逃げる!それは貴族の姫君のたしなみ!ましてや男の顔をはたくなんてはしたない!姫としての品位が下がります(位の高い姫君ならばなお更)! 4、 和歌のシーンが一切ない。当時の男女の愛の語らいは断るにしろ受け入れるにしろ、歌が基本(貴族のたしなみ)のはず。 と、いう点です。 そう、何度もいいますが、源氏物語は子供が楽しむというよりは、貴族の大人たちの間で流行り、楽しんでいたもの。 今の世代の人間のような価値観は持ちえるのは非常に違和感があります! そして、更にいうなれば・・ 作者である紫式部は女性でありながら才女としての逸話がある女性であり、この物語は、そんな彼女が夫を亡くした悲しみに、現実から目を背けるために描かれた作品なのです。 そんな時に、こんなイチャラブなだけのお話~てのは、多分、きっとかけない・・ もっと登場キャラの心理も切なく深く心境を描いていたはず。 そのことを踏まえても、この物語の展開は突っ込み所が多く・・ キャラ設定も・・ 5、 藤壺の女御は優しく母性愛のある女性で男性の憧れ・・と称されている・・ 割にはこの作品の藤壺は、言動、思考回廊が幼すぎる。 というか、光源氏のことばかりで帝に対しての思いの向け方に、帝が哀れ。 亡くなった女性に劣等感わくような、心の狭い女性ではないかな・・と、個人的に思います。 どちらかといえば、彼女のこの言動は、源氏の気味の最愛の妻、紫式部に近いものであり、藤壺が帝に対して抱く感情ではないのでは・・・ と、思ってしまいます。 いや~だって、院は藤壺一筋でしたが、光源氏は最愛の妻と呼べる女性がいながらも、あっちこっちに女性関係作ってましたからね~どんなに器の大きい女でも、ヤキモチも焼くだろうし、不安にもなるだろう・・(まあ、紫の上と出会う前からのお付き合いの方が多かったですが、紫の上と出会ってからも、女性関係はたえなかった・・/笑)よって、藤壺が夫帝に不安を覚える必要はない。だって、理想的な帝として描かれている男性ですからね 6、女性の嫉妬のシーンが生ぬるい、当時は女の嫉妬はたえません。 後、源氏物語にかかせないのが、女の嫉妬、その描写があまりにも生ぬるい。 帝の寵愛を一身にうけるがゆえに、他の女性達の嫌がらせによる心労から病気がちになり、源氏を産んで他界する・・・という所への説得力に、かけてしまう。 そして、最大に許されない、大問題なのは・・ 7、 帝の年齢というかデッサンです! 8、 藤壺と親子程の年が離れているのに、どう見ても二十歳前後にしかみえない!というか、帝が全然年重ねていない! 桐壺と出会ったまま、時が止まりすぎだろ~~! 親子ほどの年の差離れてるなら、藤壺が14歳なら、帝は50やそこらのおっさんでなきゃおかしすぎる~~~!!! と、いう所でしょうか・・ なんといいますか・・ 読者受けを狙い、いろんな部分を作り変えてしまわれたのかもしれませんが、ここまで改変されるのならば、いっそ、源氏物語ではなく・・ 完全なるオリジナルキャラ、オリジナルストーリーにて作って頂きたかった・・。 同じ和テイストでも、ザ・チェンジや、なんて素敵にジャパネクスなど・・色々あるじゃないですか。 姫にあるまじき~な主人公もありますしね。 フラワーコミックという地点で不安もありましたが・・ ふしぎ遊戯、玄武のような作品も存在しますし・・ 絵も、そこそこに綺麗だし・・ と、思って手を出してみましたが・・ 残念でなりません。 源氏物語の名前につられて購入してしまいましたが・・・(汗) ということで・・ 源氏物語がすきだ~とか、日本の古き伝統を重んじる作品を重視されている方は絶対に手をだされませんように! そして・・ ただ恋愛漫画が読みたいから~という方にも一言。 この作品は、あくまで源氏物語とはこういう作品なんだ・・という思い込みはやめて、あくまで別作品だと思い、読んで頂くようにお願いします。 まあ、子供向けの漫画に大人が手を出すな~ て、ことなのかもしれませんが・・。 も少し冷静になりつつ購入するかどうか~を考えるべきかも? こういうの見ると、ネット上で配信されて人気作=未成年向けという、認識が宜しい~と、判断したくなってしまいますが・・。 でも、そうだとは限らないんですよね・・ 現に、50センチの一生もネット配信されているようですし・・・。 もう、最近の漫画は、連載がどこからスタートしているのかわかりません。 雑誌連載と同時にネット配信されつつコミック化しているのか、ネット配信で人気あるからコミックにしているのか・・ 少なくとも、ネット配信で大人気~~というのは、ハズレが少なくないような気がします(苦笑) 誰か、この状況を説明して下さいも、2巻でヒロインあっさりと旦那様に落とされちゃってますし・・。 わがやは祇園の拝みやさんも、今の祇園は、こんなに清楚な雰囲気の場所じゃないだろう・・。 という印象とともに、色々理由があったとしても、それで引篭りで学校休んじゃだめでしょ~~ 私だって、人生色々あったけど、引篭りだけは子供の頃に一度たりとてしたことないし・・ 夏目友人帳の夏目だって、見たくない物を見るの嫌がっていたけれど、引篭り~なんてことはしていなかったし~~ と、どうしてもリアル路線で見てしまうと・・(苦笑) 大人になった・・という理由も確かにあります。 大人になってまで・・と、実家にいけば言われるでしょうが・・(それいったら、旦那、義兄、姉、兄はどうなるんだ?て感じになりますが/笑) でも、確実に、視聴者の求めるものが今と昔では違っているのだと・・。 私は長期連載好きですが、今時の人は短期連載でないと飽きてしまう方も少なくないようですし・・ な~~んて、思ったのでした。 多分、きっと、雰囲気がよければいい~て感じなのかな~~ なんて、この本を読んで思ったのでした。 同じ源氏物語でも、あさきゆめみしでは泣けても、この漫画では全然泣けなかったですから~。 本当、雰囲気作品も、それはそれで良いけれど、源氏物語という名前を出すのはNGだったかな~ て、印象です。 まずは、この作品を5つ☆評価してみると、こんな感じです。 最後に、5つ星評価にすると 源氏物語としての評価 ☆☆☆☆ 絵 ☆    キャラ ☆    源氏物語 ☆    泣き系 ☆    時代物 ☆    満足度 源氏物語とは別作品としての評価 ☆☆☆☆ 絵 ☆☆☆  キャラ ☆    泣き ☆☆☆  時代物 ☆☆☆  満足度 こんな感じでしょうか? そう、源氏物語でなければ、それなりに面白かったのでしょうが・・ てか、源氏物語という名前でなければ、新人作家によるFCを購入することなどなかったのでしょうけれどね・・。 と、心底思いました。 だんないわく、読者層が私のような大人向けのリアリティ作品ではなく、中、高校生向けの雰囲気恋愛物だったのだろう・・・ という結論にいたりました。 うん、今度からはあわてて購入するのは、本当にやめよう・・。 ためし読み~で、絵柄と冒頭の雰囲気とか、チェックするべきですね・・この手の作品は・・・ と、勉強させて頂ました。 懐に余裕があると、たま~にこういう買い物をしてしまうんですよね(苦笑)
タグ:少女漫画
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鋼の錬金術師 fullmetal alchemist 41~43話 感想 [アニメ]

鋼の錬金術師41~43話 
まさに、そうは問屋が卸さない・・
と、いうべき展開になっていきます。
そう、誰が敵で見方なのか・・
何を考え、何をしようとしているのか・・
そして、どう答えて行動するのか・・
腹の探りあいで物語が進んでいきます。
そんな中、はたしてロイはどこまで真実にたどりつけるのか・・。
そう、何気ない部下との会話の中に入っている暗号らしき会話・・
物語はホムンクルス出生の秘密が明かされる・・・展開にもなり・・。
まさか、あんな毛むくじゃらの塊が・・・と、思いましたが・・
よく考えてみれば、あの闇の中に潜む陰そのものの姿ですから、人ならざる形をしていても不思議ではないかもしれませんね。
そう、なぜ、この化け物は作られたのか・・
ホムンクルスという存在の意味・・・
その力は・・・
そして、奴の過去・・。
人にすぎたる力は必要ない。
自然に逆らった肉体なども必要ない。
そんなものを持ってしまった先には・・
望まぬものを、望みもせずに与えられた結末・・。
彼が不死の力を得た物語が、こんなにも惨劇だったとは・・。
そして・・
彼の体の秘密が明かされる。
そして・・
この作品において避けきれない人の生死・・
彼らのような軍として組織に身を案じている以上もたなければならないのは・・
生きるか死ぬか、殺される前に殺すか、殺す前に殺されるか・・
今の日本は平和で、戦争や戦いというものは遠い存在ではりますが、それでも、殺人という死がまったくないわけではない。
だから、殺すか殺されるか・・なんて言葉は日常の中で認識するには難しく・・
だからこそ、彼らのような人間の言葉は重く深いですね。
軍人として殺さずをつらぬき通すなんてのは、現実的ではなく、ただの綺麗ごとだと、軍の人間でありながらも殺さずを貫こうとするエドを彼らは叱責するけれど・・
その叱責は消して彼を見下しているものではない。
そう、大人だからこそ、まだ若く希望にあふれているエドには理解できないことが理解できる
それは、人の命を奪うよりも生かすことの方がはるかに難しいと・・
だからこそ、彼ら大人にとっては、そんなエド達が若かりしころの自分を思い出される、眩しくも好ましい存在である・・。
本当、大人になると、本音と建前・・てのがないと、生きていくには難しい世の中なのものです。
そして、エドはそれを改めて実感することになるのです。
今まで何度も危険な戦いを繰り返してきましたが、本気で命と隣あわせの負荷でを追ってしまうのです。
そう、彼のいう青臭い、殺さずの信念を貫き通そうとしてしまった、甘さという隙のために・・。
あのとき、迷わず敵の命を奪ってさえいれば、こんな結果にはならなかったでしょう・・。
どんなに強くとも、生きるか死ぬかの現場で隙が一番の命とりとなるのです。
その結果、エドは自身の体の代償として自身の命を削る結果となる・・。
その行為は消して利口でもなければ、矛盾している行為のようにも見えますが・・。
今の彼にとって、何よりも大事なのは兄弟共に元の姿に戻ること・・。
そのためには、今倒れて命をおとしてしまうわけにはいかないのです。
そして、そんな現状を知らず、少女ウェンディ達は、錬金術の秘密を解き明かしながら歩みを進めていくのです。
けれど、その間にも敵は目的に向かって着実に侵略の下準備をしていきます。
暴動をおこして、地下に穴を掘って・・
それでも、人々は必死に生きていきます。
多くのものを奪われ酷い現状の中にも・・。
復興のために必死に働く男たち・・。
力仕事では何も役にたてない、自分にはこれしかできないからと暖かい食事と笑顔を用意する女性と・・
人の役割って色々です。
自分にできないことを無理にするのではなく、自分の今できる精一杯で目の前のことをこなす
それは、自身が思っているよりも人の心の救いになったりもしますからね・・。
そういった、何気ないメッセージが本当に素敵なアニメ・・
人が人として生きる姿・・
人の真似事をして生きている人ならざる生き物・・
彼らには何の心もないと思っていたけれど、まったくそういうわけでもないのか・・と、思うと・・
何気ない言葉や言動に向ける感情というものが本当に複雑です。
そして・・
人も生き物も、生き抜いていくには知恵が必要
消して力がないから負ける・・のではなく、力がないなら知恵を絞って戦う・・。
そうすれば、力なきものも自分より強気ものに勝つことも不可能ではないのです
一対一が無理ならば複数対一で・・
自分たちは弱い生き物だと見下している隙を旨くついて利用する・・とか・・。
そして・・
生み出す力があるのならば、壊す原理も確かにあるはずで・・
そういった駆け引きの中で戦い・・
そして、勝利します。
その、勝利した後~の人芝居が面白すぎて・・
ハガレンって、このギャグとシリアス~~のバランスが凄くいいんですよね~~♪
そんな、ほんの少しの穏やかな時間の中、真実もやがて彼女らの元に届くことになります。
そう、エドの消息不明の話を・・
そして、弟は決断します。
後ろをむかず、希望を失わず前を進むこと・・。
そして、一身上の都合上ともに行動していた彼らですが・・
今自分たちがなすべきことは何か・・
アルフォンスの言葉にて、それぞれの歩むべき道がはっきりとしめされ、しっかりとした歩みで歩き始めていきます。
一人は自国を守るため・・
一組は自国をあるべき姿に変えていくため・・
一組は自身の体のため・・
そして・・
更に明かされてしまった、恐るべき真実とは・・・!
という所で、今回の感想はこのあたりで~♪
タグ:ハガレン
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三国恋戦記 総合感想 [ゲーム]

はい、三国恋戦記の総合感想~5つ☆評価でお伝えします♪

☆☆☆☆☆キャラ
☆☆☆  キャラ(仲謀)
☆☆☆☆☆声優
☆☆☆☆ 物語構成
☆☆☆☆ シナリオ
☆☆   シナリオ&恋愛過程(翼徳)
☆☆☆  泣き系
☆☆☆☆ 恋愛過程
☆☆☆☆☆絆
☆☆☆☆☆戦略、戦術
☆☆☆☆☆糖分、ホノボノ
☆☆☆☆☆ラブコメ
☆☆☆☆ 三国志
☆☆☆☆ システム
☆☆☆☆ ボリューム
☆☆☆☆ 満足&完成度

総合的には100点満点中80点~という所でしょうか・・
泣きゲーというレベルにはいかないものの、キャラへの感情移入は普通に出来たし、ラストはなんだかんだで泣かされるシナリオもあったりで・・♪
ただし、一部のキャラのみシナリオの良し悪しに差があったのは難点で~それらは↑の五つ☆評価の通りです。
戦の中、仲間として共に戦い、信頼度と絆を深めていく・・そういう過程は凄く大好きです
必要以上に恋愛を意識させているわけではなく、共にいる時間の分だけ気がついたら深まっていた絆が恋愛になっていた・・
そういう展開が好きな私としては、なかなか捨て置けない作品のひとつになったように思えます♪
ただ、戦のシーンが多く、その分ラブシーンは比較的少ないので、乙女ゲーだ~~ということを、度々忘れてしまっていましたが・・・・(笑)
それゆえに感じられる絆の作り方というものもあるので、それはよしとし~~♪
だがしかし、一部の↑の☆☆評価のキャラにいたっては・・
もの凄い説明不足感がいなめなかったのが残念?
何かあるんだろうとは思ったものの、口先説明だけで映像はもちろん、そのときの情景が一切出てこないままでに、そういうことがりましたよ~~という、無理やり~な展開になっていたので・・
もう少し予兆を美味く出すなり、なんらかの表現方法があったかと思うんです。
なんでもかんでも個々ルートに入っていきなり~~は急な展開すぎ~てのが・・それだけが残念。
そこに入るまでの二人の自然な心の交流が完璧だったし、キャラ自身比較的好感の持てるキャラだったので、余計シナリオの欠落感がいなめず残念でなりません~~
けれど、乙女ゲだけど、オトメゲらしくない~~という意味では、ギャルゲ暁の護衛や、蒼の彼方のリフォームズと要素的には似ているというか、だからこそ、ツボポイントとの高いゲームになった・・と、いえなくもないでしょうか・・♪
ただし、ギャルゲに比べると、シナリオの量としては短いですが、まあ、乙女ゲならこんなもんでしょう~て所で、そのあたりは妥協しつつ・・(笑)
まあ、そんな感じですので、恋愛=ラブシーン確定!という価値観限定~の方には不向き~なゲームと受け止めて頂いても良いかもしれません~。
大人の攻略キャラにいたっては~ですが・・・(笑)
主人公と同世代の男の子達に限っては、どうしても年齢もあるし立場も同じ目線になりやすいので、恋愛要素~というか、ラブ展開には自然と早めに入っていく感じがします♪
スキンシップとかも積極的だし・・(笑)
てな感じで、まあ、なんにせよ、本来戦中に恋愛にほうけてる命知らずな人間が戦場にいたら、多分、一番に早死にしてそうだし、これぐらいの方が糖分の量としては調度良いかと思います・・♪
そして、SPは、ハッピーEDクリアした流れで、そのままプレイするのが一番ベストなプレイの仕方な気がします♪
で、不満点のほうはというと・・
個人的には、前作の乙女ゲ、吉原彼岸花にくらべると、バッドEDがあまりに短くてショボすぎる~という所です・・・
そこにいたるまでの、変化していくシナリオの内容がいいだけに、最後の締め方にも力を入れて、も少しボーリュームありにして欲しかった・・
ヒロインだけでなく、攻略キャラの様子もしっかり描いて欲しかった・・あっさりしすぎていて残念だった・・としかいいようがありません。
どうせギャラリーに残されるのなら余計に・・
あれなら、別にコンプするほどのバッドEDではなかったな~~と、いう感じでしょうか。
あれだけ盛り上げておいて、オチはこれか?という印象です。
それから、歴史の勉強には凄く良いけれど、出来れば、もう少しだけ噛み砕いた説明文だとありがたい~~という所でしょうか?
そのかわり、戦略時の絵図はすごくわかりやすくて助かるし、主人公が噛み砕いて説明しなおしてくれくるのも有難い♪
後、何の説明文もなくキャラの台詞で、ああ、そういう展開か・・という文面の所が・・・いえ、話の流れ的に、そういうことになっても不自然な状況じゃないから許容範囲ですが~
戦術考えるのは得意でも、アクションシーン書くのは苦手なライターさんなのでしょうか
戦闘シーンの部分も、展開早!という所が、ほんの一部だけですがありますし・・
それゆえに、え、いきなりそういう展開か?と、攻略外以外のキャラの行動について突っ込みいれたい所がほんの一部だけありましたが、攻略中のキャラに関してはなんの問題もなかったし・・まあ、こちらも許容範囲かな・・という感じでしょうか・・(笑)
システムも、好きシーン&選択肢のジャンプあり、好感度表示あり~~で快適にプレイできたので・・・
辛口評価の方ほど辛口ではないけれど、神評価されている方ほど神評価ではない・・
多少、ラストの展開は、ご都合主義といえば主義になるかな~~結局は、家族より恋人なんだね・・という展開になるので・・(笑)
バッドEDでは、ただ単純に家に帰る~のではなく、親と恋人の間で嘆き苦しみ分かれる・・みたいなラストとか・・
誤って元の世界に攻略キャラをつれていってしまって・・・とか、戦死とか・・な展開のシナリオもあると、バッドED用に一部変化していくシナリオを、もっと上手に生かされていたのでは・・
という感じでしょうか?
主人公と攻略キャラの恋愛による心のすれ違いにより~な雰囲気がちゃんと描かれているのに、ただ家に帰っておわり~じゃ勿体無かったです!
もっと効果的になるシナリオありそうなのに~それによって、この作品も、ご都合部分と、リアルな部分とで、いろいろバランスとれて更によいゲームになったのでは・・・と、思わずにはいられない~~
と、色々いっておりますけれど、なんだかんだで悪い作品ではないし、純真に、心から楽しめた作品ではあるかと思います。
そう、少なくとも、プレイしてよかったな・・と、思えるだけの作品ではあるかと思います♪
おまけのショートストーリーも、ただ単に数年後のイチャラブ~~というだけではなく、ED後のエピローグ~的に、それなりの内容で、意外とちゃんと作られていましたし・・・
それに、なによりキャラの生き方や価値観が良い・・
たぶん、そのせいなんでしょう、多少の突っ込み所はあるものの、キャラの感性がちゃんとフォローしてくれているせいか、意外と満足度は高目にプレイできた気がします・・♪
後、好き声優さんが多かったから余計に・・かもしれません♪
なので、あまり重きを求めすぎず、気軽なノリで・・
多少~~のご都合主義~な部分は、こういう作品なんだ~と、割り切りつつプレイされると、かなり良作のゲームになるのではないでしょうか・・・
多少のご都合はあるものの、キャラの台詞や言動は確かに、何をを感じさせてくれる作品です♪
後、気になる声優さんや、キャラが多く見られたのなら、なお更プレイされるのをお勧めいたします。
前作プレイが、どシリアスな吉原彼岸花~だったので、いい気分展開にもなりましたし♪
まあ、たまにはこういうノリの作品も悪くないです。
好きになれなれるか、好きになれないかで、嫌いになるキャラは、なんだかんだで一人もいませんでしたし、本編ED跡のSPの出来栄えが良いので、なんだかんだで充足感を感じてます(笑)
少なくとも、ピオフィオーレのような、雰囲気ゲーとは違うかな・・て、感じでしょうか♪
ただ、共通ルート部分、長いといえば長いので、二週、三週~~としていくと、プレイ時間は以外と短いかもしれません(笑)

因みにプレイ前の気になるキャラの順は
玄徳→公瑾→小龍→孟徳→雲長→文若→翼徳→中謀→孔明

プレイ後のお気に入りキャラの順は~
玄徳→公瑾、孟徳、文若、小龍→雲長、孔明→隠しキャラ→中謀→翼徳

お気に入りシナリオの順番はこう~
猛徳→雲長、孔明→公瑾、文若→玄徳→小龍→隠しキャラ→ノーマル→中謀→翼徳

好できキャラ=シナリオ~とは、やや違う雰囲気に・・(笑)
やはり、キャラ萌えや雰囲気だけのゲームでは、心に残らない・・
このゲームは、重すぎず、かといってただの気楽ゲームとは違いライターさんの伝えたい思いがちゃんとあって良いです
本当、最近はゲームも漫画も小説も、作者が好きなキャラをただ好きに動かしているだけで、中身のないものばかりになりつつありますからね~
良い意味でキャラを動かせていないといいますか・・・
というか、訴えたいものがあるからこそ、作品って生きてくるんだと思うし、創作意欲がわくんですよね
なので、近年の中身のない漫画、小説、ゲームの大量生産に、質よりも量、中身よりもお金儲け~になりつつあるのかな~な、世の中が少し切ないですね。
なので、本当に、こういった昔の作品~て、良いですね♪
多少、足りないところはあるものの、確実に良作ゲーの一つ扱いさせて頂いて良いのでは・・と、思います♪
基本は楽しく可笑しく~でもそれだけじゃない、適度に盛りこめられた戦争、その延長線上につながっていく恋愛過程を楽しめる~~
そして・・
何気に、クレイジージャーニーを見て思ったのですが・・
ヒロインが本の導きによって軍師として戦術を述べていたけれど、あれ、本当の史実というか、歴史?伝説?とされる話を基に作られていたのだな・・と、改めて知り、いまさらながらに驚き&感動していたりもするのですが・・(日本はともかく中国の歴史はさっぱりなので/苦笑)
うん、確かに歴史の豆知識にも丁度よい作品かも・・!
そんな雰囲気の作品に魅力を感じる方はぜひどうぞ!

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