SSブログ

鋼の錬金術師 fullmetal alchemist 41~43話 感想 [アニメ]

鋼の錬金術師41~43話 
まさに、そうは問屋が卸さない・・
と、いうべき展開になっていきます。
そう、誰が敵で見方なのか・・
何を考え、何をしようとしているのか・・
そして、どう答えて行動するのか・・
腹の探りあいで物語が進んでいきます。
そんな中、はたしてロイはどこまで真実にたどりつけるのか・・。
そう、何気ない部下との会話の中に入っている暗号らしき会話・・
物語はホムンクルス出生の秘密が明かされる・・・展開にもなり・・。
まさか、あんな毛むくじゃらの塊が・・・と、思いましたが・・
よく考えてみれば、あの闇の中に潜む陰そのものの姿ですから、人ならざる形をしていても不思議ではないかもしれませんね。
そう、なぜ、この化け物は作られたのか・・
ホムンクルスという存在の意味・・・
その力は・・・
そして、奴の過去・・。
人にすぎたる力は必要ない。
自然に逆らった肉体なども必要ない。
そんなものを持ってしまった先には・・
望まぬものを、望みもせずに与えられた結末・・。
彼が不死の力を得た物語が、こんなにも惨劇だったとは・・。
そして・・
彼の体の秘密が明かされる。
そして・・
この作品において避けきれない人の生死・・
彼らのような軍として組織に身を案じている以上もたなければならないのは・・
生きるか死ぬか、殺される前に殺すか、殺す前に殺されるか・・
今の日本は平和で、戦争や戦いというものは遠い存在ではりますが、それでも、殺人という死がまったくないわけではない。
だから、殺すか殺されるか・・なんて言葉は日常の中で認識するには難しく・・
だからこそ、彼らのような人間の言葉は重く深いですね。
軍人として殺さずをつらぬき通すなんてのは、現実的ではなく、ただの綺麗ごとだと、軍の人間でありながらも殺さずを貫こうとするエドを彼らは叱責するけれど・・
その叱責は消して彼を見下しているものではない。
そう、大人だからこそ、まだ若く希望にあふれているエドには理解できないことが理解できる
それは、人の命を奪うよりも生かすことの方がはるかに難しいと・・
だからこそ、彼ら大人にとっては、そんなエド達が若かりしころの自分を思い出される、眩しくも好ましい存在である・・。
本当、大人になると、本音と建前・・てのがないと、生きていくには難しい世の中なのものです。
そして、エドはそれを改めて実感することになるのです。
今まで何度も危険な戦いを繰り返してきましたが、本気で命と隣あわせの負荷でを追ってしまうのです。
そう、彼のいう青臭い、殺さずの信念を貫き通そうとしてしまった、甘さという隙のために・・。
あのとき、迷わず敵の命を奪ってさえいれば、こんな結果にはならなかったでしょう・・。
どんなに強くとも、生きるか死ぬかの現場で隙が一番の命とりとなるのです。
その結果、エドは自身の体の代償として自身の命を削る結果となる・・。
その行為は消して利口でもなければ、矛盾している行為のようにも見えますが・・。
今の彼にとって、何よりも大事なのは兄弟共に元の姿に戻ること・・。
そのためには、今倒れて命をおとしてしまうわけにはいかないのです。
そして、そんな現状を知らず、少女ウェンディ達は、錬金術の秘密を解き明かしながら歩みを進めていくのです。
けれど、その間にも敵は目的に向かって着実に侵略の下準備をしていきます。
暴動をおこして、地下に穴を掘って・・
それでも、人々は必死に生きていきます。
多くのものを奪われ酷い現状の中にも・・。
復興のために必死に働く男たち・・。
力仕事では何も役にたてない、自分にはこれしかできないからと暖かい食事と笑顔を用意する女性と・・
人の役割って色々です。
自分にできないことを無理にするのではなく、自分の今できる精一杯で目の前のことをこなす
それは、自身が思っているよりも人の心の救いになったりもしますからね・・。
そういった、何気ないメッセージが本当に素敵なアニメ・・
人が人として生きる姿・・
人の真似事をして生きている人ならざる生き物・・
彼らには何の心もないと思っていたけれど、まったくそういうわけでもないのか・・と、思うと・・
何気ない言葉や言動に向ける感情というものが本当に複雑です。
そして・・
人も生き物も、生き抜いていくには知恵が必要
消して力がないから負ける・・のではなく、力がないなら知恵を絞って戦う・・。
そうすれば、力なきものも自分より強気ものに勝つことも不可能ではないのです
一対一が無理ならば複数対一で・・
自分たちは弱い生き物だと見下している隙を旨くついて利用する・・とか・・。
そして・・
生み出す力があるのならば、壊す原理も確かにあるはずで・・
そういった駆け引きの中で戦い・・
そして、勝利します。
その、勝利した後~の人芝居が面白すぎて・・
ハガレンって、このギャグとシリアス~~のバランスが凄くいいんですよね~~♪
そんな、ほんの少しの穏やかな時間の中、真実もやがて彼女らの元に届くことになります。
そう、エドの消息不明の話を・・
そして、弟は決断します。
後ろをむかず、希望を失わず前を進むこと・・。
そして、一身上の都合上ともに行動していた彼らですが・・
今自分たちがなすべきことは何か・・
アルフォンスの言葉にて、それぞれの歩むべき道がはっきりとしめされ、しっかりとした歩みで歩き始めていきます。
一人は自国を守るため・・
一組は自国をあるべき姿に変えていくため・・
一組は自身の体のため・・
そして・・
更に明かされてしまった、恐るべき真実とは・・・!
という所で、今回の感想はこのあたりで~♪
タグ:ハガレン
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。