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スチームン プリズン イネス、プレイ感想 その1 [ゲーム]

スチームン プリズン イネス プレイ感想 その1

やはり、この男はキルスと似たもの同士・・
真っ直ぐ故に不器用で・・
妙に大人っぽい落ち着きがあって・・
そんな彼と共に時間をすごしている間に、かの元同僚さんがえらいことに・・
酷いことをされているというか、どんどん確実に狂い始めていきます。
暴力や死という単語に恐怖するあまり確実に神経がおかしくなっていく・・
元々純真ゆえに、だからこそ、その姿は怖くて、怖くて・・
人が心支配されるとは、こんなにも恐ろしいことかと・・感じてしまうシーンでした。
そして、愛に狂う人間は彼だけではないのだと・・
本当にこの作品は人の欲というか、腹黒い部分を惜しげもなくみせてくれる作品で、それはときに恐ろしい程残酷で・・。
そして、その腹黒い部分には愛情の裏返し・・というものが悲しいことに混じっている・・
愛するものを慈しむだけでよいのに、人間には野生の動物にはない知性というものがあるからやっかいですね。
いきるためだけに必死になれればどれだけ余計な行いをしないですむか・・
子孫繁栄のためだけに生きれば、こんな愚かな行いもなくなるのでしょうけれど・・
でも、そういう人間だからこそ人間の文化というものが生み出されているのも事実で・・
複雑ですね。
そして、どんなに相手のことを思っていても、言葉にしない伝わらないことは多い・・。
黙って去るよりも目的があって、必ずかえってくるから・・そういう一言による優しさ・・てのも人間は持つべきで・・。
それがあるのとないのでは再会時の運命も変わっていた・・
未然に悲劇を回避できていたのかもしれなくて・・
ほんの小さな心・・・けれど、その小さな心と行いで運命が変わることって、きっと多いんだろうな・・なんて思いつつ・・。
なんだか、ひょんなことがきっかけで予想外~な親睦を深めることになり始めます、キルストと、イネス殿~♪
ようやく穏やか~な時間が戻ってきたって感じでしょうか・・
親しくしてくれた者達を失った今、彼女は彼女なりの生き方で勤めをこなし、生きていかねばなりませんからね。
にしても、キルスにとって、彼の出会いはいいめぐりあわせだった・・というか・・。
本当や組織の有り方を考えれば、それなりの身分や立場がありながらも、腰が低く紳士的~な対応をしてくれるイネス殿は・・
本当にジェントルマン~て奴かもしれません♪
人の話しをちゃんと聞いて、目で見て接してくれる・・。
頭ごなしに決め付けて発言する尾偉いさんとは一味も二味も違う気がします♪
それに、彼の出身の話しとか聞かされると、凄く以外というか・・
その紳士なふるまいに、てってきり貴族様かな~と思ったら・・(笑)
それに思います、やはり仕事とプライベートな表情は違うのだな・・と・・。
仕事では厳しい上司も言えでは穏やか・・ともいいますし・・・。
私も職場では黙々と仕事をするだけで家に帰れば生真面目キャラ~から癒し系キャラ~になっちゃいますからね(笑)
人って、本当、話しをしてみないとわからないことって沢山です♪
話すことではじめて知り、初めて感じる感情ってものが生まれるものです。
キルスとイネスとの二人の間に生まれる心の小さな変化も・・・♪
疲れているとはいえ、人前で熟睡~できる様になったり、いつの間にかキルスに心許し始めている証拠でしょうね♪
そして、いつしか、彼は彼女への親睦も彼の意思により行われるようになり・・・
その行いにはなにやら目的・・らしきものがある様子・・
そして、表には見えなかった、彼の以外な心理を見せられたり・・・・
仕事とプライベートを、あまり混合するようなタイプではないらしく・・
熱愛的な恋愛というのもあまり経験がない模様・・
ならば、ふとでてくる女性らしき名前が誰なのか・・・。
そして、そんな小さな気になる部分~が、恋のきっかけになっていく。
そして、気になって見つめているから目に止まりやすい相手の予想外な一面を知っていったり・・、
勿論、キルスのうちに咲き始めた思いは、恋や愛には、まだ遠いもののようですが・・(笑)
けれど、そんな彼女の思いに半比例するように・・
イネス殿の想像もしていなかったシーン・・
そう、私もキルス同様、あの組織の人間でありながらも彼だけは特別だったと・・思っていたのですが・・
でも、やはり・・という所でもあるでしょうか・・
組織とはやっかいなもの・・上の人間の命令ってのこの世界では絶対であり・・・
てか、日本の有り方ににていますね。
絶対的服従姿勢・・とでもいいますか・・
けれど、彼にとっては、自分の意にかなわない行いだったとしても、意を叶えるための行動にもつながるわけで・・
なんだか、色々矛盾しています。
彼の元々はけして、このようなことをする男ではなく、そうせざる終えなく、それが当たり前だと思うことで、ああいった行動が出来る・・。
だから人情的に見えて、でも基本は淡白な人間なのかもしれなくて・・・
なんて思ってしまいます。
正義=正しい・・とは限らないのが世の中ですからね・・・。
法律は守られるべきですが、そこには矛盾が発生していたりもするし・・
そして、なんとも複雑な恋模様・・というべきでしょうか・・
いや、単純に貴方が好きだから傍にいたい・・なんて尺度でははかれない・・。
連れて行って欲しいといっておきながらも別れの覚悟を胸に秘める・・
好きという気持ちだけでは、どうにもならぬ心理や環境もあって・・
大切で、護りたいがゆえに離れるざる終えない複雑な心理・・
けれど、心と理性は別物で正しいと思っていながらも、心は苦しい・・
なんだろ、男の人の、あんなに強い女が泣くなんて・・とか、俺があいつを泣かせたのか・・
的な台詞を聞くと・・男性にとって女性の涙って、やはり扱いが難しいのかな・・。
好意を抱く女性ならばなおさら・・気になって仕方なくなるのでしょうか・・。
キルスのために苦しみ悩んでいる・・そんな彼の気持ちを思えばこんなこと思うの不謹慎だけろうれど、それが又切なく胸をしめつけて凄くイイ感じで・・♪
そして、彼が時折名にする女性は・・
彼が思うように、眼差しだけでなく、生き様までキルスとうり二つで・・
そう、彼のいっていた女性は確かに恋の相手ではなく、同士・・尊敬する人・・といった雰囲気でしょう・・・
そして、そんな人と同じ眼差しを向けるキルスの存在・・
彼女を護りたい、でも、彼女の自分を信じるという気持ちに応えたい・・・
その答えの結論は・・
共に死ぬ覚悟はあるのか・・
その覚悟があるならついてこい、俺は責任をとって君の未来を見てみたいから、その責任は俺が背負おう・・
と・・
あ~~~イイ、男らしすぎる言葉に思わず惚れ惚れしてそうになります!
そして、彼の明かされた目的・・
それが又、理不尽な罪をきせらっれて~という所や、そこに至るまでの過程が、主人公と類似していて・・。
そして、そして、予想外なことに、あの男の予想外な過去も明かされ・・
イネスの彼に対する印象ってのは、多分、この当時の彼を知っていたからこそ・・なんでしょうね。
だって、確かにキルスやフィン達に向ける男の行動は非道きわまりないけれど・・
でも、命を奪うことはしなかった・・
どんな暴行をしても・・・
それは彼の気まぐれかもしれないけれど、それだけではないのかな・・・なんて、改めて思ってしまいます。
うん、あの暴君男も黙って紳士的にしてればイイ男の部類に入ると思うんですよね・・。
いえ、この女性リーダーの方が男前でカッコよさげですが・・(笑)
でも、この男の今の有り方は力なき己に絶望したがゆえ・・
力なき人間が、誤った力の求め方をしたがゆえに今の彼ぎる・・
そう思うと、こころからこの男を嫌いになれなくなっていきます・・。
彼がキルスを殺せなかった理由も・・・
この決着の終わり方も・・
そう・・・力に物を言わせて支配するがままに歪で不安定なまま組織を立ち上げた結果・・
でも、彼のいうことは私もわかります。
甘さは人をつけあがらせる・・。
上司と部下の境目の理解できていない今時の社会人、大学生にもなって小学生気分の抜けない青年たち、犯罪に平気で手を染める少年・・。それらの多くは、回りに厳しく注意できるものがいなかったから・・体罰だなんだと騒ぎ立てて教育を放棄し子供を甘やかした大人の責任では・・なんて少なからず思います。
もちろん、何でも恵まれ便利すぎる世の中だからこそ、今の若者の価値観が普通ではなくおかしくなりつつある・・というのが根本的な理由のような気もしますが・・
そんな世の中ですが、だけれど・・やはり大事にしたいのは人の不思議なめぐり合わせ
本来出会うはずのなかった人間が出会う偶然・・
互いに信じる正義のまま同じ職場につき、出会い、縁あって一緒に行動することになる・・
本当、人のめぐり合わせってわからない・・
だから、最初から何もかもきめつけるのではなく、自分の中の可能性を広げていく・・
そういう意味では、キルスは両極端かもしれない・・
無実の罪をはらすためなら何でもするけれど・・
恋に関しては可能性・・というものを一度でも無くせば希望を捨ててしまう・・
かといって、綺麗に心の中で割り切れているわけでもなく・・
でも、そこが彼女の純真無垢な所とでもいうか、主人公らしいといいますか・・
恋のベテランなオトメゲーな主人公~は、正直興味ないので、コレぐらいの不器用さが丁度いいかと・・・(笑)
そして、同じく不器用なイネス~
なんだろ、話しが進めば進む程に、クールな男から愛嬌があって可愛いキャラに・・
でも、子供扱いされて怒るのではなく照れるあたり大人の対応・・て、奴なのでしょうか・・(笑)
にしても、やはり、キルスよりも年の功か洞察力があります。
私は他キャラルートでの、あの青年の真相~を知ってしまっているので、この無邪気さを、キルスのように信じ込むには怖さがあります・・・。
それから、たまに口にしていた彼女の存在・・
すっかり過去系というか、大切な人だったのですか?のキルスの疑問になんでもないような返答をしてみせたのは、キルスの方が今の彼にとっては大事な存在になりつつある・・
過去は過去として受け止め始めている証拠?
なんて淡い期待を抱いてしまいますが・・♪
でも、そんな淡い思いも現実は許されない・・
今回のことが上手くいけば、どのみちキルスとイネスは結ばれず定められた人間との婚儀が待つのみで・・
だがしかし、予想外な所で彼女と彼の接点が!
おお~~これぞ、出会うべくしてであった運命!
何故あのときのイラストは・・顔を隠しているのだろう・・
なぜこの絵のアングルだったのだろうと、気になっていたのですが・・
こういうことだったとは・・!
なんて喜んでいる暇もなく、そう、彼女のかけられた、あの事実真相が・・
いやな予感はしてたんですよね、一瞬どうなることやら・・と思っていればいいタイミングで救世主が入り・・
彼という存在が彼女の無実を認めたのなら、彼の権限でそれを公に出来ればキルスの無実は・・なんて色々考えつつ・・。
イネスの方は方で怪しい雰囲気に・・
なんだろ、人が良い人程に怪しく感じてしまうといいますか・・。
共通ルートというか、プロローグで感じた違和感は私の想像を、想像以上に~という展開に!
そして、そこに颯爽と現れたキルスが又カッコよすぎですよ!
そして~
オトメゲでありながら、少年漫画によくあるこの台詞~
背中は任せて下さい
く~~これだから戦う女の子はカッコ良くて好きなんです!
ただ護られているだけじゃない~て所がいい・・・♪
そして・・・
目の前に立ちはだかる敵は胸をはっていいます。
世の中全て綺麗ごとだけではすまない・・
多少手荒な方法でなきゃ、やっていけないこともある・・
でもいいたいんです、正義のためなら、どんな悪行を犯してもそれは正しいことになるか・・ それは違います。
悪を正当化しては、それはもう悪事と、なんら変わらない・・
そして、犯した罪は消えることはないけれど、同時に善良な行動も残るんです。
罪を犯せば、その罪をけすのではなく、これからどう生きていくか・・
それに気付かせてくれたキルスへのイネスの言葉、自分一人ではどうにも出来なかった、自分を助てくれて、信じてくれてありがとう・・・と・・♪
いや~ほれた男にこんなこといわれれば、女冥利につきませんね~♪
そんな中、ある人の助によりキルスの家族を殺した犯人と、その理由が明確に明かされます。
真実ってのは、蓋を開けてみなければわからない。
一番近しく信頼していたはずの人間が・・なんて、現実に起こると、これ以上にないくらい怖いですね。
夫が妻を殺す・・というのが一時期ニュースで目だっていた時もありましたが・・
身内に手を下したり、罪をなすりつけたり・・・
私には到底理解の出来ません。
人の命を奪う・・それだけで手足が振るえます。
こういうの見ると、人間、どこか壊れてしまうと、何処までも恐ろしくなるものだと痛感しました(汗)
そして、そして~~
物語では~ようやくイネスからの告白です!
未来を生きるならキルス、相手は君がいい・・といっていたように、全てが解決した今、彼女と共にあれる道へと、彼女についてきて欲しいと・・・
もう、普段クールなのに、基本堅物な性格の彼ですからね~
冷や汗タラタラ~と、ぎこちないというか、緊張しまくり~の様子が可愛くて、ギャップ燃えでツボってしまいます♪
後、以外と思い込みが激しく暴走しがちな所もあるというか・・・(笑)
そして、キルスもようやく・・
他キャラのルートにくらべて、一番乙女らしい行動を・・と、いう所でしょうか・・。
まだまだ、恋人同士の関係・・というのには無知な状態ではあるようですが・・(笑)
口付けで食べられようとしてるのか?とか、窒息する~~とか、何処まで無垢で乙女で子供なんだろう・・
でも、そんな彼女がたまらなく愛しくもあります♪
そして、イネスの最後の功徳文句・・・
剣は苦にに捧げても、愛と呼ぶものは君に捧げよう・・ですって~~♪
それに・・
君の知らないことは自分が全て教えよう~とかも言い出すし、それってキルスを女にするために手とり足取り、腰とり、手ほどきを~~(笑)
と、失礼~又も暴走が・・(笑)
本当、近年の家庭用ゲームは質がさがりつつあるので、どうしてもPCとか年齢指定向けのゲームと比較してしまうくせがでてすみません・・(苦笑)
そして・・
これこそ、真のハッピーED!
恋も友情も、世界の秩序も、全てが上手くまとまった~
そんな終わり方でしょうか・・♪
最後の懐かしの彼とキルスの再会のシーン~彼登場の仕方が、あれ、キャラが昔のままに戻ってる?
と、びっくりしてみれば、キルスにあえた嬉しさで元に戻ってしまったよで・・そのギャップが可笑しすぎるというか・・
いえ、これが本来の彼ですが、周りの仲間の反応がね・・(笑)
そうして、二人仲むつまじい新婚生活が~
てか、はたからみるとそんな風に見えてしまいます。
本当に、めでたし、めでたし~て感じで他のルート回収に向かいます(笑)



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