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七つの大罪 憤怒の審判 3話  [アニメ]

生きていれば・・
命ある者の存在は・・
もはや、そこに敵、味方はあれど、善も悪もないのかも・・
そう思わずにはいられない展開になっていきます。
そう、守りたい者のために戦っているのは、メリオダス達だけではなかった・・
そして、そこに愛する者がいて、その物を守るために戦う行いに悪も正義もきっとない。
あるのは、互いに守るべき正義という奴で・・。
ただ、生き方や求める道が違っただけの結果・・
一人は他種族同士の戦いをやめさせるために仲間を裏切り・・・
一人は愛する者との未来を切り開くために仲間と共に戦い続ける・・
そうして相慣れぬ二人の道・・
共に歩むことのできなかったが故のすれ違いが、今の惨状・・
という奴でしょうか・・。
それは、互いに逃れられる悲しみだったのかもしれない・・・
互いに出会うことがなければ、こんな惨事になっていなかったかもしれないけれど、出会ってしまったのはもはや運命としてかいえぬこと・・。
恨むべきは命あるものではなく、彼らを翻弄させた運命という奴なのかもしれない・・。
想像もしていなかった、メリオダスとゼルドリスの関係・・・
互いにおかれていた立場・・・。
メリオダスは自身の立場を呪いながらも戦う日々・・
そんな彼を心より慕い追いかけてくるゼルドリス・・・
互いに、互いの思いを理解しあえていなかった頃・・・
けれど、そんなメリオダスの運命を変えたのがエリザベスという敵対すべき天使の存在・・・
それは、ゼリドリスが犯している許されぬ恋とも通じるものがあるのかもしれない。
理由もなく、他種族と戦う世界で、種族を超えた恋心は同じだけれども、その恋を成熟させるための方法が、二人は真逆であり・・・
その結果が、最悪の常態へと陥ってしまった・・・。
兄の裏切りによる代償・・・
愛する者を水らの手で奪わなければいけない命令・・・。
その命に背くことが出来ないが故にとった彼の行動・・・
そんな彼の行動を責めるでもなく、貴方は悪くないと優しい眼差しで見つめる恋人との長き別れ・・
そして、そんなゼルドリスの現状を知っていたメリオダス・・・
それゆえに買わされた、密かなる二人の約束・・・
それは、彼を裏切り大事な者を奪ったが故の彼なりの思いなのでしょう・・・
そんな彼らの心情を考えると、ゼルドリスを嫌うことも出来なければ、七つの大罪の手によって傷つけられる姿は、酷く心痛める、悲しくなってきてしまいます。
本当、七つの大罪という作品においては、どのキャラが一番好きとかどうとか、そういう思いがわいてこないんです。
どのキャラも均等に好きだし、嫌いと思えるキャラが不思議といない・・。
そりゃあ、最初はギルサンダーが好きで本命でしたし、今もそうですが・・・
その時、その場で活躍しているキャラを愛おしく思えるといいますか、共感させられるといいますか・・・。
そう、そこにはそれぞれの戦いがある
ゼルドリスは愛する女と再会させるため・・・
七つの大罪の皆は友のために、己が命をかけて戦う。
又、四代天使リユドシェルが戦う理由は、全うしなければならぬ義務・・・。
そう、守るべき物を守るため、友も愛情もすて、非道といえる道を貫き通しながらも・・・
それぞれの戦う理由があり、それぞれの戦い方がある・・・
だからこそ、誰も憎めないし、憎みたいとも思えない。
人だとか、魔族だとか関係ない戦いと・・・
魔族と天使だからと戦うもの同士と・・
そこにいきつくものは何なのか・・
たどり着く結末とは何か・・
気がつけば、あっという間の30分間・・。
人が戦いを始めるのって、そこに心があるからだろうか・・
愛情があるから、憎しみが生まれる・・
一人は家族のため、一人は国のため、一人は使命のため・・
など、これも又様々でしょうけれど・・。
けれどそこには、人の生きる道がある。
愛がなければ憎しみも苦しみもないし、生まれない・・
でも、そこには人の生きる道導がない・・
なんて、ふと思いつつ~な、七つの大罪 憤怒の審判でした~♪
いやはや~
物語が進む度にキャラ同士の心理描写が深まっていって良いですね♪
どんどんキャラにひきこまれていきます~
てか、ギルサンダーの活躍がほとんどないのが寂しいですが・・
まあ、天使と魔族の戦いですものね~
人間では到底太刀打ちできない領域といいますか・・
何気に、恋人の体をはって庇っている所が密にお気に入りなシーンんでもあり・・・
という感じで、待て次回!

タグ:七つの大罪
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