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私の幸せな結婚 5~6話 [アニメ]

華やかで美しい織物の仕立てに、ほころぶような笑顔、それを難しい顔をしながらも見守る旦那様・・
その面持ちには、色々多分思う所もおありのようで・・
陰で蠢く陰謀・・
そう、彼らは本当に彼女のことを家の道具としてしか見ていないようで・・
妹の暴挙は、どこまでも激しく独裁的になっていく・・
彼女をしいたげ、屋敷から追い出しただけでは納得いかず、自分好みの異性が見つかり、その異性と憎き姉が仲睦まじくしているのが気に入らないからと、あらぬ行動をおこそうとしている妹は・・
本当に愚かです。
己の不の感情のみで、何も周りが見えず、欲望のまま、恐ろしい程につきすすんでいく・・
個人的には、ここまで自分本位で回りみずに生きていける人って、ある意味うらやましくもありますが・・
でも、多分、羨ましくてもけしてなりたいとは微塵も思えない。
他人を気にしすぎるのも問題ですが、周りが見えなさすぎるのは、もっと困りもの・・
正直、一般社会においては、彼女のような人物像では、まっとうな社会では生きてはいけないでしょうから・・
むしろ、ああはなりたくないな~
という対象でしょうか・・。
そんなおりに描かれる、久堂家の穏やかな時間・・。
コミカライズ版についていたミニ小説~な部分ですね。
久堂家にお呼ばれになった、旦那様のオチャメな部下さん・・♪
仕立てて頂いた着物に身を包み、清楚にお化粧をしてお迎えする美の姿を見て・・
再び旦那様は魅了させられてしまいます・・・♪
そして、そんな二人のいちゃつきっぷりに、羨ましくも肩を落としつつも家庭的な料理に舌鼓をうつ部下の姿に・・♪
丁寧に頭を下げてお礼を申し上げながらお酒をついで・・
と、本当に、久堂家の嫁っぷりが板についてきたといいますか・・♪
にしても、こうしてみると、美世に対して向ける視線や声色の優しい雰囲気と、部下に対する怜悧なまなざしのギャップがナイスです♪
そうして、今まで、美世は自分のしたいことを、したいようにできなかった彼女に彼は自由を与える。
その度に美世の幸せそうな笑みは増えていき・・
その反面、嫉妬と劣等感に苛まれていく妹と・・
その叔父様は・・
人を呪わば穴二つ・・・
とよくいうのに・・
彼らには、その呪いは返ってこないのでしょうか・・
悪夢に苦しむ美世の姿・・
それを見つめる旦那様の、なんとも切なげな面持ちに・・
何処までも優しく彼女を包み込む彼の言葉と温もりが、どこまでも美世を・・
そして、視聴者である私の心をも癒してくれる感じがします♪
けれど、そんな癒される時間もつかの間・・
旦那様へ愛妻弁当を持っていった、その帰り道の出来事・・
色々と、コミカライズとは違った構成にて、本筋はそのままに進んでいきますが・・
そして、それを止めることなど幼馴染の少年にはできるはずもなく・・。
あんなに大口をたたいておきながら、対した修行や訓練もしてきてなかったなんて・・
見れば見る程、美世の存在は彼にとって傷のなめあい・・
な雰囲気に見えて致し方がなくって・・
結局、彼一人ではどうにもできず、彼に縋りつかなければならぬ、情けない有様に・・
相手のことを心配するあまり、慌てふためくのもいいですが、慌てたって状況は一行に変わらない。
だったら、表向きはいたって冷静に、少しでも早く確実に美世の元へたどり着く・・
それが器の据わった男の姿・・
婚約者が連れ去られ、微動だにしない男を恨めし気にして見るけれど、その表情が、美世の妹との、卑屈に歪んだあの表情と似通ってみえるのは、気のせいでしょうか・・(笑)
私の彼に対する印象のせいかな?
なんて思っている間にも、美世は暗い蔵の中でつるし上げられるという状況下に・・
そして、有無を言わさず彼女に脅しをかけては、嫌がおうにでも彼女の妻の座を引きずりおろそうと、あの手この手で毒づいては手を挙げて、彼女を傷つけます。
本当に身の程を知らないのはどちらのほうでしょうか・・。
無抵抗な少女に向けて刃先をちらつかせては、髪を切り、着物を切り刻んで・・
そんな行いをしてみせる自分の方が工藤家にふさわしいと本金で思える、この親子が怖い・・。
私が男だったら、こんな恐ろしい行動する娘を嫁になんてしたいと思わない。
たとえ、どんなに見目麗しくても・・・。
本当に綺麗なのは、美世のような少女です。
どんなに殴られ、虐げられても相手を恨むのではなく、ただ旦那様の傍にいたい。
自分の居場所を守るために、旦那様の愛情を信じ屈することのない強さを持った少女
本当に、彼女は、ただ周りに流されているだけの弱い少女じゃない。
ただ、自分に価値を見出せていなかっただけで・・。
本当に、女は愛されて美しく、そして強くなれる・・。
そして、そんな彼女を迎えにきた旦那様・・
言葉はどんなに冷静でも、爆発しそうな怒りを静かに沈めているだけ。
その分、彼女を取り戻すためならば、どんな手段もいとわないでしょう・・。
屋敷の門を崩壊させ・・・
相手の攻撃をいとも簡単にはじき返し、有無を言わさず相手を地に伏せさせる。
そんな彼が目にした美世の痛々しい姿を見て・・
迷わず彼女の元へかけつけ、抱き上げ、いたわる姿・・
それを見てもなお、姉よりも自分の方が貴方にふさわしいといってみせる、身勝手で醜い女へとむける、旦那様の冷たいまなざしが全てを語る。
彼女を傷つける物は誰でも許さない。
彼女以外の女など、彼にとってはとるにたらない存在で・・。
本当に、彼のいう通り、こんな傲慢な行いをしてみせておきながら自身が人から心から愛されるという少女のいう思い込みが怖い。
両親に蝶よ花よと我儘に育てられた一人娘・・というやつでしょう。
そして、ここで、そんな彼女も自身の思い通りにいかないものごとを知ることになる。
焦がれた男に見下され・・
それでも彼女は自身の行いを認めようとしないなんて・・
彼女は、心から人を愛したことがないのでしょうか・・
愛されることを当たり前に思い、与えられた分を返そう・・
そういう思いを抱いたことがないのでしょうか・・
そんな中、蔵の外の方は・・・
考えなしの戦闘により家も崩壊し、母親の絶叫が全てを物語っている・・
どちらが間違いで正しかったのか・・
そして、初めて幼馴染の少年を少しだけカッコ良いな・・と、思えたシーン。
そう、好いてもいない女の命なんてどうでもいい、けれど、自分にとってはどうでもよい相手でも、自身がすいた少女にとってはそうじゃない・・
彼女は、好き嫌い関係なく人が傷つき、命を落とすことは好まない・・
そういう、優しくも強い少女だから・・。
そして、今後における伏線が予想外な所に入ってきて・・
ということは、そちらの話まで、アニメ版も進んでいくのでしょうか?
なんて思いつつ・・
目を覚ました美世を見て、その身を案じてとびつくようにして泣き崩れるユリエさんが、ちょっと可愛くもありつつ・・♪
今回の話は本当、普段の行いってものは自身に返ってくるものだな・・
と、真に思わされた回です♪
旦那様の美世身に安堵した優し気な笑顔と・・
それを見て、嬉しさに頬を染める美世のUPにて・・
待て、次回♪
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