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若草物語 ナンとジョー先生 31~36 [アニメ]

自分のために嘘をついて、人を傷つけてしまえる人は、決して心の強い人とはいえない・・
そして、自分で自分を許していいのは、相手に許しを貰えた後・・
相手に許しをもらえていない段階で、十分自分は反省したから・・
なんていえるのは、少しおこがましいかな・・
なんて思わなくもないです・・
人の物を・・
しかも友達の大事にしているものを盗んで、だまして、人を貶めて・・
それだけの罪の償いは、生半端な行いと気持ちでは償いきれないと私は思うのです。
一度大切な人を裏切って、反省して、前のように元通り・・
なんて、なかなか世の中上手くいかない・・
差別したり、虐めたりすることはしてはいけないことであるし、同時に人はそういうことをしてしまう人間でもある・・
だからこそ、忘れてはいけないのは、あったことをなかったことにできる程人の心は単純じゃないということ。
信頼していた相手ならば尚更・・
私だったら、簡単に許して欲しいとか、元に戻りたいなんて、そう簡単にはいえないかな~
大事な相手だからこそ、上手く言葉にできないし、気持ちの整理すらつけるのが難しい・・
そういう意味では、ナンって大物だな・・
物おじしない分、おおらかといいますか・・
怖い物知らずも、ここまでくると凄い!
そして、もっと一番の大物は・・
この学園にくた時、誰よりも孤独で一匹オオカミで・・
この子達の優しさに・・
大人達に厳しくも深い愛情につつまれて、本当にイイ青年になったな・・
そんな青年に対してナンの方は・・
夢を持つのは凄く素敵
何かを好きでいるという気持ちも、やりたいという気持ちがあるからこそ成し遂げられるものだろうけれど・・
もしも、その夢に人の命等の責任という物を背負うべき夢だったとしたら・・
お医者様、会社の社長さん・・
工事現場・・
色々ありますが・・
好きなだけではやっていくことはできない・・
お医者様は人様の命をあずけるし、社長さんは社員さんの生活を守らなければいけない・・
工事だって、高い場所での作業、器具を落としたりして通行人に怪我をさせらり・・
なんて色々あるので・・
人の命に関わる仕事をするためには知識や責任を背負うという物が必要で・・。
多分きっと、初めてナンは、そういうことを今回のできごとで学んだんだろうな・・
自分の好きなことだけをして、他人のいうことを聞かないで・・
それを学んだのならば、ナンも又一歩大人になれるのかな・・
そんな風に思っている時に・・
そう、初めて人の死について描かれます。
今までは子供達の成長や、大人と子供達の絆関係・・
そういったものが色濃く描かれてきて・・
そう、ナンの母親のことにしても、言葉や設定だけだったのが、今回の出来事にてリアルに描かれることになる。
ついこの間、楽しく話をしてくれていた人が、急にいなくなる・・。
来年も又来るねと約束していた人・・
大事な友達の身内・・
両親って、存在していて当たり前かもしれないけれど、そうじゃない家庭だってある・・。
だから、ちょっとしたことで、うちの親はダメだとか、贅沢いっちゃいけない
少なくとも、眠食住は、誰でもない親が子供に与えてくれたもの
自分一人で自立できていないうちは、そうそう文句なんていえる立場じゃないのです
それを、この学園の子供達は理解している。
勿論、まだ幼く何もわからない子供達だっている。
無邪気で大人の気づかれに配慮できない子もいる。
けれど、最終的に、そんな心炒めた大人の心を癒してくれるのも、子供から大人への愛情・・。
こういう時は、無邪気すぎるくらいの方がいいのかも・・。
ちゃんと理解し、気遣ってくれる子供もちゃんといるのならば・・
なんて思いつつ・・
ナンの医者になりたいという夢・・
それは、とっても素敵だけれど生半端な思いだけでは到底できない・・
何が一番大事かといえば・・
人の死と向き合うこと・・
それを乗り越えていける人こそ、お医者様になれるのでは・・
勿論、人の命を救いたいという思いが大前提ですが、人の死を怖がるのはいい、けれど、それから逃げちゃいけない・・。
だって、逃げてちゃ助けられる命も助けられない。
人の死が怖いからこそ、その命、自身の背負うべき責任に向き合える・・。
そうして、ナンは一歩大人になり・・
次の問題は・・
ダン・・
とても博識で、体格もあって、力もあって・・
エネルギーを持てあましている少年。
決して乱暴してるわけでもなく、少々わんぱく坊主・・
体を動かしていないと気が収まらずに・・・
そんな姿は、まるで若かりし頃のジョーのようで・・
彼にとって、この場所は居心地が良くて大切な場所・・
けれど、誰よりも力に満ちている彼には少し狭く小さな世界にすぎないこと・・。
いつか、この小さな砦を飛び出したくなる時がくる・・
でも、それはまだ先・・
どんなにエナルギーにあふれていても、ただやみくもに、目的なく飛び出しても意味がない。
やちたいこと、やるべきことが見つけられたそのときこそ・・
そして、そんな彼のエネルギー発散に丁度よさそうな相棒・・
彼よりも力があって、体が大きな暴れ馬・・
初めて一筋縄ではいかない相手・・
そんな彼が目の前にいる相棒へと注ぐ、情熱と優しいまなざし・・
それを、づ個か眩しそうに見つめるといいますか、彼女にしては乙女なまなざしが混じっているのは気のせいでしょうか・・。
きっと、自分がチャレンジしようとしていることを、一足先にこなそうとしているダンの姿と、ナンの思いをくみ取ってくれる、そんな彼の想いに胸うたれる所があったんでしょう・・・♪
人間同士でも、友達になるのって簡単なようで、難しかったりもする・・
時には喧嘩だってするだろうけれど、心を通わせあおうというもい
何度蹴とばされ、投げ落とされても、それでもあきらめない肝っ玉の据わった少年・・。
そんな彼に、暴れ馬が心を開いて見せた瞬間・・
それは、彼の新たな成長か・・
なんて所で、今日の感想は終わりです♪
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