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後宮の鳥 2話 [アニメ]

悲しき娘の過去・・
無常にも奪われる愛しき人の嘆きの声・・
求め、探し見つけた慣れのはての姿は・・
無垢な子供には、あまりもも無残なもので・・
ずっと隠れ住んできた少女・・
そして、そんな少女の真実を知ってもなお、その美しき姿に問いただすわけでもなく、一言残してさっていく男の姿も又尊く・・
彼女は噂のような少女ではない・・
不器用で困った少女へと助け船を出す、人の情をもっているし・・
目の前の命を奪われそうになった一人の少女をかばい建てしようと、危険を顧みない勇敢さだってある・・。
そして、自身の行いにより巻き込んだものへの労りだって忘れない・・
そんな彼女だからこそ、好感を持てるのだろう。
きっと、普通の高貴なる人ならざるふるまいも、彼女の生い立ちや、高見から見下ろすような価値観の持ち主ではないからだろう・・
そして、見つける・・
帝の探し人・・
悲しきも惨き、高貴な人の非常なふるまいによる真実・・
そして、目の前に現れ四持ち主の哀れなる姿・・
会いたくても二度と会えない・・
この地で生きていればきっといつか出会える・・
なんて言葉は、後宮という名の監獄を知らぬもの・・・
どんなにつらく苦しくとも己の道を生きる者に与えられた自由・・
日本の大奥でも、私は死した者として生きて下さい・・
と、愛しき人からの永遠の別れ・・
日本も他国も身分の差による奪われる自由とは同じなのかもしれません。
今と違って、昔は・・
ですが・・
誰かが動こうとしなければ、変化が・なかなか難しい・・
まあ、伝統ある物全てを変えるべきだとは私は思いませんが・・
伝統は残しつつ、その中で与えられる自由みたいな物があるのが一番理想的かな~
と・・
だって、皇族の皆様って、私たちからすれば特別な存在・・。
その垣根全てを取り外しすぎてしまうのって、高貴なる方々に対する敬意・・・的なものまで失ってほしくない。
高貴な方は高貴たりないといいますか・・なまま・・
それでいて、私たちと同じ所にまで下りてきてくれる・・
そういう存在って、必要な気がします・・
憧れや尊い存在って、人が生きていく中で必要な気がする。
自分とは違う存在・・
自分と同じような立場の人たちだけじゃ、刺激がたりないといいますか・・
ねんて思いつつ・・
そう、好いた人との自由な結婚くらい許されるのが丁度いい・・。
跡目を絶対生まなきゃいけないという縛りに苦しめたり・・
そういうものはなくした方がいい・・
決められてどうにかなることと、どうにもならぬことだってありますしね・・
後、身分のある物はそうでない者を虐げることを許される世界とか・・
この物語では、それにより尊き命が奪われる・・。
今の日本では、それがないとしても・・
国家公務員は市民を見下し、我々を雲の下の存在として軽くあしらっている。
国家公務員の命や立場は尊重しつつも、私たちの命を紙屑のように扱っている所もある・・。
それは、私たち市民の足元に、決して膝まづこうとしない価値観から・・。
きっと、大事な人を失ったことがないからだろう・・
無慈悲に奪われ残された人の命を理解しようともしなければ、理解できぬからだろう・・
そういう意味では、亡き母を思い、今の帝は立派に勤めをはたしている。
過去の悲劇を繰り返さないために学び、今を生きている・・。
そうして・・
愛し合う恋人達・・
生きて再会することはできなかったけれど・・
きっと、自身の無実を証明され、二つの耳飾りと、愛しき恋人の姿を見てこの世への未練もなくし・・
元の儚き少女の姿のまま・・
そして・・
又新たに見つかる真実・・・。
同じ過ちを犯そうとする女官と・・
こうして、ようやく帝は復讐を、全うとした正しき形で成し遂げるのですが・・
最後、処罰される際の女の呪いのような言葉が妙に気になりつつも・・
帝と、彼女の関係が変化する・・
どんな目に合おうとも、人を憎むことのない少女・・
同時に、同じ境遇に置かれ同じ悲しみを抱く少女・・
そして、あの時見た彼女の真実の姿に惹かれた帝は・・
と、恋模様も又、気になる展開を見せつつ、待て次回~~~♪

タグ:後宮の鳥
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