フルメタルパニック ２３～２４ 最終回

前回のハイジャックは空の上・・
今回は、深海、海の中・・
今回の人質は若くて可愛い館長さんと、またしても、そこにまきこまれてしまった、ヒロインかなめになるのですが・・
彼女の中にある眠った力が再び呼び起こされる回でもある・・。
しかも、明確に・・
そして、それを明確にしてしまう宗助と・・
と、その前の見せ場としては、かなめを助けに傷をおいながらかけつけてくれた宗助と、助けられたかなめの会話・・
一人で怖くて、何がなんだかわからなくて・・
大きな責任を背負わされるまま、一人怯え、追ってから逃げて、泣きたくて震えるのを必死にやせ我慢して・・
だから、助けにきてくれた彼の顔を見て、真っ先に泣きつきたいのに、それが出来ない・・
自分はお荷物だと、彼に拒絶されたことが何より辛くて悲しくて、許せなくって・・
そんな彼女の必死な強がりを、宗助は優しく受け止める。
君はお荷物なんかじゃない、君には何度も助けられ、自分はここにこうしていられる・・
と・・
中途半端な優しさじゃない、慰めの言葉じゃない、彼の心からの真実。
そして、今のかなめにとって、何よりも必要であり求めていた言葉で・・
そうして手に手を取った後は・・
甘い雰囲気によいしれる間もなく、彼らは責務を全うしなければいけない。
かなめは、戦艦の主導権を・・
宗助は再び宿敵との闘いを・・
そう、逃げ出したくなる、少し前におこったトラウマを抱えて・・
きっと、あの時力を発動できなかったのは、彼の心迷いがあったからだろう・・
相手を必ず倒せるという強い思いよりも、倒さなければという思いがジャマをしたのではないだろうか・・
そんなことを思いつつの、最後の戦いの結末は・・
本当に、宗助はいざという時、かなめに助けられているな・・
と・・
彼が、もうだめだ・・
と思うとき、傍にる時に限りですが彼女の言葉が・・
そして、彼女の中に眠る力によって、軌跡を起こさせる・・。
そう、今の彼女は特殊な状態・・
ある物との精神感応・・
というべきでしょうか・・
彼女の意志が、その大きな物体を動かせ・・
彼女の言葉を肉体を離れて艦の皆へと伝えられていく・・・
そうして、得た結果は・・
本当、全てが終わった後の二人のやりとりが酷く好きです。
宗助とかなめの言動は、この艦にくるものとまったく同じなのに・・
微妙に宗助の声色が優しく、かなめの声色が可愛らしくなっているのが、ここに来る前ときてからの二人の関係性が変わったのかな・・
と・・
だって、今回の事件がなければ、彼女は彼の多くを知らずにいた・・
知らずに、酷い言葉を向けてばかりで・・
今までと変わらない関係のままでいたのかも・・
そんな風に思えた二人の一期での結末～
という感じで・・
まだ、二期、三期とこの作品は続き、その度に二人の関係さは更に進展していったような・・
正確には関係というか、心の在り方・・
恋愛的な意味合い・・
でしょうか・・
そんな感じにて・・
総合感想はこんな感じ・・

☆☆☆☆☆　作画、キャラ、キャスト
☆☆☆☆☆　物語構成、演出
☆☆☆☆☆　共感、感情移入
☆☆☆☆☆　シリアス、ギャグ
☆☆☆☆☆　アクション
☆☆☆☆☆　ミリタリー、ロボット系
☆☆☆☆　　謎時
☆☆☆☆　　恋愛
☆☆☆　　　糖分
☆☆☆☆☆　満足、完成度

という感じにて、粗オール5評価～
というかんじで・・
シリアスとギャグが同等に☆５なのは、ギャグとシリアスのバランスが完璧にできている～
という結果で・・
恋愛は、糖分は低めですが、がっつり恋する乙女である、ヒロインのかなめちゃんがいてくれるので～
程よい恋愛要素ってのは、本当にイイな～
という感じにて・・
今回の感想は、このあたりにて終わり～

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