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吸血姫美夕 6~10話 [アニメ]

よくある、怪談物語~
という奴ですね。
美夕のドッペルゲンガーと、美夕の姿した幽霊の話・・
個人的にこの話がお気に入りの一つなのは・・
美夕がメインの話であり、さりげなく友情が描かれている所・・
これから先のことを考えると、色々と複雑な心境にさせられるシーンではあるのですが・・。
それは、おいおい語ることにして・・
あ、後、ラヴァと美夕の絆もさりげに描かれているのが好きです♪
ラヴァは誰よりも美夕の悲しみ、孤独を知っている者・・
そして、深い繋がりを分かち合っている二人・・
彼女の繊細な心の変化を、誰よりも敏感に察知できていて・・
美夕は監視者として、長い間生きているけれど、冷めているようにみえて人の心を・・・
子供の頃の幼き自身の過去を忘れたわけじゃない。
何も知らない、幼かった美夕・・・
母の愛に包まれ、突然訪れた別れ・・
だから、その頃の彼女と同じくらいの兄妹たちをほっておけない。
両親を亡くし孤児院に入ったものの、あることが理由で生活できなくなった幼き二人・・
無邪気で、何も知らない無垢な妹・
そんな妹を守るため、頼れる大人もいないなか、生きていくために良くないことをしたりして・・
でも、そうしていかなければ、彼らは生きていけない。
だって、まだ子供・・
仕事したくてもできるわけでもなく・・
致し方ないのが悲しい・・
そこで出会った一匹の犬・・
その子も彼らと同じ、孤独で、冷たい人間社会に生きていくことのできなかった同士・・
そんな犬を仲間に、罪を犯しながら愛しい妹を守る少年ですが・・
本当、人の心の内は綺麗な物だけじゃなく醜い心もある。
除かなくてもいい物まで除かない方がいい・・
そんな二人の心の弱みにつけこんだのは・・
それを駆除するために美夕は彼らの前に真の姿でやってきますが、その結果は悲劇を呼ぶことになる・・
幼き少女は、とうてい一人では生きていけない・・
兄が全てで、頼れるものもいないし、頼りたい人もいない・・
孤独の悲しみに嘆く少女に、美夕は悲し気な瞳で歩み寄り・・
それを、見守るラヴァ・・
仮面の下の表情は見えないけれど、きっと複雑な悲しき表情をしているのでしょう・・
人間は弱い。
だから現実から目を背けてしまうけれど・・
決して彼ら自身が望んだ結果ではない・・
そんな人達に美夕の永遠の夢はあるわけで・・
それは、美夕が神魔狩ることで奪ってしまわざるおえないものもある・・。
それが、もう一つの話・・
美夕のクラスメイトで、物静かでひっこみじあんな少女・・
純真で何も知らない、無垢な少女は、とあることがきっかけでステージという大きな舞台でスポットライトを浴びることになり・・。
人気がでて、注目を浴びるようになっても、何一つ変わらない姿・・
だからこそ、彼女の夢はかない、長い間見ていた夢・・
だから、美夕は優しく語り掛ける・・
彼女の夢を奪ってしまった彼女へと、永遠の夢を・・
二度と目覚めることのない、夢の中で・・
そして、新たに起こる事件は・・
どんなに仲睦まじい夫婦も、ある出来事で簡単に崩れてしまうのか・・
人の心を巧みに動かす一匹の黒猫・・
最初は夫婦幸福を与える猫じゃないか・・
なんて、仲睦まじくしていたけれど・・
正常な状態の夫と、正常じゃなくなっていく妻・・
その間にいる一匹の猫の正体は・・
決して、美夕は世の中のために戦っているわけじゃない・・
ただ、自分の縄張りを荒らされたくないだけ・・
対して手ごわい相手ではありませんでしたが・・
これも人の心の闇というものでしょうか・・
そして、闇とは遠い純粋無垢な小さな心・・
遠い約束をずっと待っていた・・
その相手は誰?
友達との旅行先、知らずに彼の空間に迷い込んだ少女・・
いつの間にか街中から見知らぬ山の中に迷いこんで・・
迷い込んだ時と同じように、気が付けば町中に戻っていて・・
でも、ふりむいても、山の後はなく・・
美夕も又、気配に気づき、彼の元へやってきたけれど・・
彼は的じゃない、そう判断した美夕と彼は・・
と、基本的に美夕の話って、悲劇性が高いけれど、今回のはそうじゃない・・。
少女と少年の約束・・
心温まる・・
とまではいえないし、ラストは悲しくはなくとも、少し切なくもある結果であり・・
何より、今回の作画の美しいこと!
原作の美夕に限りなく近くて・・
もしかして、垣野内先生がエコンテとってるのかな?
原画や下絵の所にぱっと、見お名前はうかがえなかったけど・・
なんて思いつつ・・・
今日の感想はこのあたりにて~
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