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るろうに剣心 11~13話 [アニメ]

何からかたるべきか・・
相手の武器、これも隠し武器の一つともいえるでしょうか・・
そして、彼の身にまとっている隠密には似つかわしくない派手めの色合い・・
こういうのも、意味がなくてしているわけではない・・
わけがある・・
剣心でさえ簡単に敵うことの出来ない相手・・
それは、彼曰く術といいますが、そんな複雑な物ではなく・・
本当、この時代の作品は色々考えて物語を作っているな~
見た目や雰囲気の、なんちゃって少年漫画ではなく・・
色んな物事を知り考えているからこ出てくる物語構成や設定・・
そうして、その術の真実を知ってしまえば簡単なもので・・
それを、一瞬で見定め見極めてしまえるのは、流石剣心・・
物事の一つだけでなく、物事全体を見てとらえる視野の広さというべきでしょうか・・。
そして、敵の面の下にあるおぞましい姿・・
それは、彼が生きるすべを見つけることの出来た証し。
親から捨てられ明日をも知れぬ身を拾い、生きる道を示してくれた、お頭への忠誠の証・・
けれど、剣心はそんな彼の過去に情を引きずることなく、思ったよりも早く倒してしまえたのは、誰よりも自身の孤独を知っているのに、他人の孤独に振り向こうとしなかった彼の非道さに怒りを感じたせいか・・
本当、なんだかんだで強さ、戦いへの勝利というのは、人の心が決めてとなるのか・・
怒りもそうですが、根性のあるなしなどもそうでしょうし・・
そして、守るべきものが存在するかどうか・・
勿論、その守るべきものが弱点になるときもありますが・・
自身の力におぼれて力を振るう者か、他者のためだけに力を振るうか・・
どちらの方が心の強さを得ているというのだろう・・
少なくとも、私は後者の方が好きです♪
けれども、物の見方なんて、仲間か敵かで大きく変化する。
どんな非常な男に見えても、それだけの男ならば誰もついてはこないでしょう。
お金でついてくるものもいるでしょうが、それは金の糸目は縁の切れ目という奴で・・
この男の強さはまがい物ではないし、カッコイイな・・
と、思います。
彼には彼にの戦う理由があるし、守るべきものがある。
情があるからこそ、今の仲間を連れ立って彼はその先頭を歩く。
戦うことしか知らない者達・・
それゆえ、戦がなくなった世の中で生きていくにはあまりにも酷で・・
だからといって、過去を悔いても仕方がない。
ならば、今できるべきことは何なのか・・
殺さずを通しぬいた剣心と、戦うことのみで生きてきた男・・
だからこそ、一筋縄ではいかない・・
剣心が初めて地に膝をつく・・
そこで初めて、剣心は彼の戦いでの弱点を見据える。
肉を切らせて骨たつという手法で・・
けれど、敵はそれをも上回る・・
完全に剣心は倒される・・
そう、決して倒れたままではいない・・
ボロボロになりながらも立ち上がる・・
それは、相手も同じで・・
それは、彼にも仲間がいる。
お頭という立場で、ひっぱっていかなければならない者達がいる。
きっと、彼らを見捨てていければ、今彼はここでこうしていないでしょう。
そう、人間は理屈だけではない・・
彼にも、ちゃんとした深い情をもちいているのです。
本当の外道はこの男・・
お金でがあれば、なんでもどうにでもなると思っている、自分の手は汚さず、人の人生と命を食い物にして生きていこうとする、卑劣な行いを平気でしてしまう男・・
そして、少年漫画における展開・・
どんなに敵対していた相手でも、拳を交えれば分かち合う・・。
仲間というわけにはいけないけれど、危機的状況に相手が落ちいるならば放ってはおけない。
そして、どんな強い達人でも、文明の武器にはおいつけない・・・。
そんな中、お頭を守るためにつわものが倒れていく・・。
先ほどまで敵として戦っていた相手だけれども・・
彼らの体の中には赤い血が流れている。
痛みも苦しみも、怒りも悲しみも、そこにはあるのだから・・・。
それは戦うことの出来ない女も同じく・・
自身が望んでいたわけではないにしろ、自ら生み出したものがいまだに多くの人を苦しめている。
その罪を背負って生きるには彼女は強くない・・。
そう、もう彼女は一人ではないのです。
自身の命を散らすことで、無くなった人が生き返るわけではない。
ならば、今生きる人達のためにその剣を剣心はふり・・
薫は、その医者としての腕で多くの人の命を救っていく・・
それが彼女の罪の償い・・
そして・・
剣心との闘いに敗れた男は・・
剣心に新たなる生きる意味を与えられる・・。
気休めの慰みの言葉なんていらない・・。
憎しみでも、なんでもいい、生きる意味・・。
そして、罪を背負いながら新たな道を生きることになった女狐も・・。
そうして、拳で分かち合い~
今度の事件は一見落着~。
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