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緋色の欠片 おもいいろの記憶 VITA 振り返り感想3 [ゲーム]

傷つき、瞳を閉じたまま、荒く苦し気な息遣いを繰り返す拓魔の姿・・
そんな彼を献身的に介護しながら、あふれ出す涙と共に胸に秘めた思いを告げる球妃の姿・・・
アニメ版、ゲームともに、非常に大好きなシーンんであり、乙女ゲーとしてのドキドキ、高揚感や恥じらいをあおってくれるシーン~
何故こんなに、切なさと同時に照れくさくなるのか・・
それは、介護のためにと衣類を脱がせた後の拓魔の筋肉美・・
どこのスポーツ選手~
どれだけ鍛えていれば、こんな逞しい八割れ腹筋に~~~
しかも体には、戦闘の時におったらしいいくつもの傷後・・
それを見て、恥ずかしさを通り越して申し訳なさと、悲しみ、憤りのない思いにたまらずすがりついてしまう球妃の構図がたまりません~~!!
という印象は、今も昔も変わらない感じですね~
にしても、このゲーム、乙女ゲームなのにラストの山場までいかないとキスシーンんが出てこないのがじれったい・・・(笑)
それも又、今も昔も変わらない感想でもあるのですが・・
話が進んでいくうちに、見つめあって、抱き合って、頬に触れて・・
と、増えていくスキンシップと共に、甘い雰囲気も徐々に増していてって・・
その、少しづつ近づき、濃密な関係になっていく二人の雰囲気が地味に好きなんです♪
少女漫画でも小説でもそうですが、最初から出来上がった恋人同士が生涯を乗り越えていくよりは、ゼロからのスタートを、じっくり描いてくれる作品の方が好ましくもあるのですよね♪
この価値観も、昔と今と変わらなかったかな?
そうして、ここまできて、ようやくお互いの心が結ばれようとした時におこる生涯~
これが、一番のハラハラドキドキさせられるシーンでもあり・・
そうして、命をかけて球妃を守ろうとしてくれた・・
今もしてくれている彼へと、彼女ができるのは・・
愛しい人からの口づけに目覚めるのは、お姫様だけじゃない・・
それは、王子様にもいえること・・・
そうして、己自身との闘いに打ち勝ち・・
一つの戦いが終わった・・
けれど、そんなつかの間の安らぎを打ち消す真実・・。
それを、玉依の務めだからと、冷静なまでに告げるおばあちゃんが今、こうしてみると改めて怖い。
かりにも自身の孫だというのに・・
酷いを通り越して悲しくて怖い・・
そんなおばあちゃんをよそに、球妃の決意は、実に一人の恋する少女・・
彼女が、その運命を受け入れたのは、世界の命運のためではなく一人の愛する人のため・・
そんな覚悟を持ったからといって、恐怖や悲しみが消えるわけではない。
ましてや、数か月前まで、普通の女子高生として過ごしてきたのだからなおさら・・
て、そんな時に助け舟をだしてくれたの~~
アニメでもイイ味を出していた真弘先輩~
何気に思わせぶりな発言が憎いです。
あんなに色気がないとか、男勝りとかさんざんなこといっていたのに・・・(笑)
確か、この手引きはアニメ版では美鶴ちゃんがしてくれていたような気がします・・
そうして、これが最後の逢瀬・・
辛いのは、お互い悲しいまでに互いを思い、その相手のために自身を犠牲にしようとする思い。
悲しくも同じことを考え、同じ結論を出し・・・
許せないのは、おばあちゃん・・
完全に愛し合う二人の思いを出し抜くといいますか・・
悔いを残さないため、迷いを持たせないためとはいえ、なんとも非常な・・
本当にこの人は人の心を捨て、多くを救うための限られた犠牲はいとわない・・という、鬼のお心をお持ちの片だな~
と、思います、まあ、自ら本人が、自身は人形、玉依の務めのために人の心を忘れた~なんてことをいっていましたから・・けれど、そんなおばあちゃんの思惑を知らずに、互いに最後の温もりを確かめあうように口づけを交わすシーンは・・
ゲームもアニメも凄く良かったです♪
アニメは、もう、申し分がないです!
言葉にできず零れ落ちる涙を背中を向けてごまかそうとする瞬間、言葉なく拓魔の腕が球妃のかたを掴み引き寄せ口づけるシーン。
そして、その後二人抱きあいながら言葉を交わす際の、球妃の安心しきった、充足感に満ちた表情が又可愛く・・♪
ゲームのリマイク版では、なんと落ち葉がエフェクト加工というのでしょうか・・
によって、美しく舞い散る演出になっているのが凄くいい~
演出の変化、個人的にはそれほど変化したイメージはない(なまじ、ギャルゲで、エフkェクト、CG加工の演出には目が肥えているので)だがしかし、落ち葉が舞う加工演出だけは凄くいい~~
と、心底思いつつ・・
地味に繰り返されていく戦いの火ぶた・・
球妃姫の血による鬼の封印の後は、再び男二人の命をかけた戦い・・
一つの問題がとけても、戦いが終わっても、まだ終わりきらず・・
散っていった愛しき命に同情じつつも、悲しむ暇もなく・・
決着のついていない戦いの火ぶたが、再びおこることになる。
そして、それはとまることのない悲劇の連鎖となっていく・・
どこまで、この二人の仲をひきさくのだ・・
この、悲しき運命は・・
けれど、その悲しき運命を打ち破るのは・・
二人の絆・・
戦わされるのではなく、互いの意志で戦う決意を・・
一人で戦うのではなく、二人共に戦う決意を・・
そうして、勝利した戦い・・。
球妃のおばあちゃんもだけど、戦いに敗れた男も・・
結局は運命を水らの手で切り開くことのできなかったもの達の結末なのかな・・
玉依姫の役目に縛り付けられ、自由を諦めたおばあちゃんと・・
守りたい物を守ろうとするあまり、力におぼれて間違った方向にいってしまった男の・・
結局は、己自身との闘い~
という奴ですね。
私の好きな言葉の一つであり、私の得意分野?でもあり・・
という感じでしょうか・・
にしても、アニメ版の方は、大楕円的な終わり方で・・
戦いも皆で一緒・・
物語終わった後も、旅立ち返ってくる所まで描いてくれていたりもしたので・・
アニメ版の構成の完璧さ、半端じゃないですね・・
緋色の欠片の続編~
なんかも、是非アニメ化して欲しいものです~
なんて思わされつつ~
バッドEDの収集~
この作品のバッドEDは、本当に身のあるといいますか、ちゃんとストーリーがあるから好きなんです♪
基本的に、球妃が最後まで頑張りきることができず、あきらめ、愛しい拓魔を信じ切れずに悲しい結末に・・
という感じにて・・
次の攻略キャラに向けていきます!
どうも、攻略後の特典シナリオ~
それぞれのキャラを攻略していくことで、追加シナリオが見れるようなので~
頑張って全キャラ攻略に向けて頑張るしかないようです!
個人的に拓さんと遼の攻略をどうしようかと思っていたのですが・・・(笑)
因みに、一人攻略しただけで開かれる特典は、なんと、キャストコメンタリー
どうやら、PS3に移植の際に追加されたものらしいのですが・・
地味に面白いです・・。
個人的に、拓魔約の杉田さんと、真弘先輩の岡野さんのコメントが死ぬほど面白かったので、一見の価値あり~
という感じにて・・
次のキャラ攻略にいきます!
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