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劇場版 PASYHO PASS 感想 [アニメ]

TV版の一期にて、復讐を遂げた狡噛がたどり着いた場所・・
そして、そんな狡噛の足取りをようやく手に入れた朱・・
当時、この映画見ていた時、狡噛と朱の親密さを見ての旦那の一言、この二人は恋人同士なのか?
な~んて、うれしい突っ込みを入れてくれていたのを覚えております・・♪
私自身、この二人をそういう言葉で表現すべきかどうか悩まされましたが・・
男女の関係より、もっと深い所でつながっている・・
そうとしか説明につきるといいますか・・・(笑)
朱は狡噛のことを追いながら、身も心も鍛えあげていき・・
そんな中、朱とは違う方向性ではたらく、新人の監視官・・
こうしてみると、当時の宜野座と朱の立場を逆転させたかのような・・
本当、一人は警察官ならではの正義漢を貫く監視官に・・
もう一人は、どこまでもシビラシステム、組織に忠実な犬に徹する監視官・・
相反する二人は水と油で・・
でも、そんな二人があるからこそ、シビラシステムの有り無しの良い悪いが浮彫になる・・・
そう、シビラシステムは、日本だけのシステムではなくなった・・
それを国外に提供・・
してしまったが故に、浮彫になってくるこの国の闇の部分・・。
日本だけが平和な暮らしをしていられるのは、シビラシステムによるものなのか・・
シビラに支配された世界は、暴動や反乱もない・・
けれど、外の世界ではそうもいかず、朱はそんな世界を知ってしまう・・
そして、又、巻き込まれていくことになる・・
勿論、彼女自身が望み、狡噛をおいかけることに専念したが故・・・
ですが・・・。
本当に、狡噛という男は素晴らしい人だろうな・・
と、思います。
高い統率力、民衆を引き付ける指導力と魅力・・
それは、彼自身が望んでいるわけではないのですが民衆は、それを彼に求めしまてう・・・・
社会に対する不満や怒り・・
何かを託したいと思う吸引力を・・
ただ、それらを支配という言葉に使わないからこその統率力なのでしょう・・・
そう、亡き男と同じだけの才能を持ちながらも、唯一違う所・・
二人の運命的な再会・・
あの朱ちゃんが、狡噛と互角の生身の戦闘を行うなんて~~
なんでしょう、二期の後半のあのシーン・・
タフになるとはいったが、もう少し可愛げがあってもいいんじゃないか・・
な、狡噛の台詞が妙に響くといいますか、納得させられるといいますか・・(笑)
そう、いってみせた時の彼の眼差しが思い出される・・
普通に戦闘中は、めっちゃ鋭い視線を向けているのに、彼女と対話する瞬間、声色も瞳の色も一瞬だけ鋭利さが抜けたような感じになる・・
あなたを逮捕します。
の、彼女の台詞に対して・・
まさかこんな所まで追ってくるとはな(多分、狡噛さん的、マジな本音が零れた瞬間でしょう/笑)・・
そう、決して、語り合う言葉は甘いものではないのですが・・
こんなやり取りも、二人ならではの会話であり・・
そんな二人の距離感や、やりとりが好きでたまらない・・・♪
変わらない男と、変わり続けてきた女・・。
彼の時間は、あの頃のまま、さまよっている・・
安らぎを求めるけれど、結局は行き場を失って、色んな所に足を向けている間に、たどり着いたのが今の彼の居場所で・・
戦場を生きる限り、生と死は隣り合わせ・・
この人は、どんな状況に陥っても、人の死を軽くは扱わない。
ちゃんと重んじてみせる、そんなことを、何気ない一言と言動で伝えてくれるのが好き・・
戦いから逃げたくても、戦は彼を話してくれないのだろうか・・
又、戦場で苦悩している人達をほっておけないのが、狡噛という男なのか・・
シビラシステムのない世界を求めて歩き続けてきたのに、結局彼がたどり着いたのは、シビラに反する思いがある彼故の行きつく先だったのか・・
人の幸せのためにあるシビラシステム・・
それに反する存在を抹消していく世界・・
そこには裏があり・・
そう、公にしては決してならない裏が・・
そしておこる事件・・。
彼女は彼をつれて国に帰りたい。
けれど、彼はこの国のありようをそのままにはしておけない・・。
そのチャンスにかけたいと・・
ここで、狡噛から朱へのドキドキの台詞!
心配するな、俺がそう簡単に死ぬと思うか、ここを生き抜けたら又、俺を捕まえにこい・
と、したり顔(笑)のような、優し気な、そんな笑みを浮かべて彼女を送り出す狡噛と、送り出される朱・・
このシーンは、本当、はたから見れば恋人同士にしか見えない・・
てか、監督自身、ここまで言わせるつもりではなかった・・といいますが、話の流れや、二人の関係性の在り方で自然と出させてしまった台詞なんだろうか・・♪
キャラクターが作者を動かしていく・・・という奴なんでしょうね・・
キャラクターに魂が入る作品って、そういう物な気がします♪
二人の心の距離が近づくときは、いつだって捜査目線、刑事としての立場でしかないので、本当にキュンとくる・・
そして、あの狡噛をてこずらせる組織が~~
て、ここでも又、キュンなシーンが!
そう、高柿さんが鎖に縛られ、つるされてムチ撃たれるあのシーンの筋肉美が~
鍛え上げられた筋肉によだれが止まらなくなりそうです~~~~(笑)
そうこうしている間に、朱ちゃんも拘束され・・
そうしてやってきました、日本からの救世主のあの人~
もう、皆カッコよすぎます!
それは又、新人の嫌み執行官ももちろんのこと・・
彼女は、すれた性格ですが、朱の知らない事実を知っていたりもして・・。
同じ執行官でも全然違い、対照的といいますか・・
にしても、いい味なのは、宜野座さんも同じで・・
本当、イイ男になりました・・
朱のことを、貴方と呼んでは彼女を尊重しつつ丁寧な口調ではあるけれど、けして敬語ではなく・・・
狡噛が抜けた穴・・
その時間を、他の執行官よりもずっと深くかかわってきた・・
て、それもそのはずですよね、当時の彼女を知っている交換の人間は、もう一握りしかいないのですから・・
狡噛と、朱の間・・
その二人の後ろにいる・・・とでもいいましょうか・・
そんな人間関係をよそに、朱がつきとめた真実はあまりにもありえない真実・・。
効率を優先するあまりに、国民の在り方を残酷なまでに無視したあり方を・・。
誰かに言われた方方を守るのではなく、何が大事でそうでないかを、自身で判断させる・・
それが、正しき社会の在り方
そこには、人の血のにじむような努力や葛藤があってこそなしえるもので・・
そして、朱の戦いは終わり・・
狡噛の方も・・
途中で参戦する宜野座が又カッコよく・・
その決着がついた後の、宜野座の狡噛に対する態度・・
そう、彼は彼を捕まえるのではなく・・
他の答えを彼は見つけ、あえて妥協することを覚えた・・。
彼はずっと、朱の心の内を見ていたんだろうな・・
監視官に負担を負わさるよなことをするな・・
そういって、力のこもった握り拳で、今までのことをちゃらにしてみせた宜野座・・
そして、争いのない世界をようやく作り上げた世界を見つめながらの、朱と宜野座の会話・・
本当に、朱のことを、監視官とも、名前で呼ぶことなく、貴方といいながら語り掛ける宜野座の一言一言は・・
彼の、彼女なりの誠意であり尊重・・
そして、最後の台詞・・
あいつは変わった、ただの悪党だ。あなたが執着する程の男じゃない・・
この言葉の意味は・・
本当に、朱も、宜野座も、二人して狡噛という存在の鎖を一人で抱え込もうとして・・
こうしてみると、この二人は似た者同士なのかも・・♪
はたから見れば、恋人同士に見えかねないけれど、狡噛という存在がなければ、今の二人の関係はないんだおるな・・
と、改めて一期のラストの延長線上にこの話はあるんだろうな~
と、思います。正確には二期の~
でしょうけれど、残念ながら、二期の内容はほとんど覚えていないので~~(笑)てか、その後の狡噛さん、何か凄く気が抜けた表情なのは気のせいではない~?
戦争が終わってしまったせいでしょうか・・・(笑)
という感じにて感想終わり~♪
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