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PSYCHO-PASS サイコパス 再編集版 11話 [アニメ]

最終回の冒頭の台詞は、自ら望み命を投げ捨てる人にいいたくなる言葉とでもいいましょうか・・
命をたつことができる人は、決して他人より勇気のある行動ではなく、想像力に粗しいから・・
愛する人を作ることで初めてそれをそれを作ることができる・・
ようは、愛する人を作らなければ、人は命の尊さを感じることができない・・
ということでしょうか・・
けれど同時に、人にはやがて死が訪れることから目をそらしてはいけない
無限に約束された未来なんてない。
この世に生まれたからには自身で考え、あゆみを進めることで初めて人は生きているといえるのではないでしょうか・・。
生まれた子供は生きるために泣いて、母親を、母乳を求める。
成長すれば、そこには、さまざまな感情がはぐくまれていき、我儘一つでさえ、生きている証の一つ
ただ、他人のいう通りに動くだけの操り人形では、消して生きているとはいえない。
餌を与えられ、ただ息をするだけの家畜は、人とは言えない。
命には違いないけれど、家畜を飼養者が友とすることはない・・。
何も知らず、人の血肉とならされることなく育てられる家畜は、その真実を知ったらどうなるだろうか・・
人に与えられるのは永遠ではなく、贖い続けるという人としての意志のみ・・。
人一人の命の死には何があるか・・
人が死したとき、そこには何が残るか・・
亡きあとも誰に思われることのない孤独か、それとも亡き人を思う人々の心がのこるのか・・
私はどうでしょう・・
自然の摂理に逆らうことなく、寿命がつきる順番としては一番最後になるのですが・・
それでも、私の身に何かあれば心配し、思う人は少なからずいる。
それは決して数多くいるわけではないでしょうけれど・・
別に、多くの人に見守られるとかじゃなくてもいいかな~
孤独死させなければ・・(笑)
こういう語りは、腐女子さんとはできないんですよね。
最近気づいたこと。
腐女子はストーリーではなく、キャラのカップリング妄想にしか興味の持てない人種だということ・・(笑)
かといって、アニメとは無関係の友達と語れるかというと、それも又違う・・
友達同士の出来事や、日々の悩みならできるけれど、人生のなんたるかの話ができるかといえば、又微妙に違う・・。
最近思うのは、友達の割り振り・・
ていう響きは悪いですが、それぞれの友達との付き合い方の区分・・
という奴でしょうか・・。
最近は基本、シナリオ重視か、昔を懐かしむという意味合いでのアニメ視聴を見ているせいか・・
といいいますか、サイパスというアニメを見させていただいていると、リアリティな世界観への感覚が突出しすぎているといいますか・・
アニメだけじゃない、ドラマやバラエティも、何かしら意味ある物を見ているのが面白い。
寧ろ、ドキュメンタリーを見ている方が楽しかったり・・
最近は、趣味の共通よりも価値観による共通の方が話題の方向性としては大事かな・・
なんて気づかされる日々であり・・
いえ、前々から思っていましたが、最近は余計そんな風に思えるといいますか・・・(笑)
と、路線した話と戻しましょう~
そうこうしている間に、朱ちゃんが、狡噛と、犯罪半の男の元に到着~~
これから、さらなる先を見越して、狡噛共々その動きをとめにかかろうと頑張りに向かう朱ちゃん・・。
そう、朱は決して狡噛を見捨てない・・。
というより、救いたい・・
彼を犯罪者になどしないために・・・
何処までも、強く、タフに、冷静に・・
利用できるものを利用するため、巧に物事を運んでいく・・。
一人でしょい込んで、突っ走っていく・・
そんな彼女を周りの執行官は心配するしかできず・・
その心配の仕方も、人それぞれではあるんですけれどね・・・。
誰よりも前向きなようで、誰よりも落ちこんでいる・・。
そんな風にいってくれる人もいて・・
本当、今の彼女は立ち止まってはいられない・・
ただ、どんなに希望は小さくても前を向いて進むしかない・・
そう、朱は返し・・
その言葉に返された言葉は・・
本当に、朱は一人前の刑事として成長した。
頼りない甘ちゃん新米刑事ではなく、後をついていきたいと思えるような立派な上司・・
そう、印象づけられる程に・・
又、その立派さが、返って危なっかしく感じるのは、同じ監視官である宜野座と、年長者であり執行官であるその父親と・・・
この二人の親子関係って本当に複雑。
心の底から嫌いなわけではなく、けれど憎しみがないわけでもない・・
職場の上司と部下ではなく、親の子の関係を彼は心の奥岨では求め続けていた・・。
どんな状況にあっても、結局は息子は父親の背中を見て育つんだな・・
そう、思われる二人の会話・・
そんな二人に迫る危機・・
この結末は、本当に、今も昔も忘れられない・・
こんな形で、ようやく親子と呼びあえる・・
彼がきっと大人になって初めて、執行官であるこの年長の男を、父親として名前を呼んだ・・
その瞬間が二人の永遠の別れになるなんて・・
そして、その結末を起こしてしまったのは・・
愛するわが子を守るためにとった、父親としての行動・・
その時の、宜野座の行動があまりにも痛々しく・・
涙がこぼれて止まらない・・
そんな二人の姿を見て、冷ややかに笑ってみせる姿が、又冷酷であり・・。
だからこそ、その後の宜野座親子の会話が切なすぎて・・・。
そして、残るは、男二人の戦い・・
奪われた仲間の命・・
それに立ち止まることを良しとせず、抑えきれぬ怒りを犯人へとむけることだけに集中する。
シビラシステムによる孤独に耐えられなかった、小さな子供へと・・。
けれど、奴は、その言葉を否定する。
今の世界に孤独でない人間がいるか・・
他者とのつながりを基盤としていた時代はすでに朽ち果て、システムに支配され、狭き独房の中飼いならされた世界・・
私も、そんな世の中嫌だし、それが当たり前になりそうなのも又怖い・・。
全てが全て、そうなっているとはいわないけれど、一部では、その孤独を孤独と思わず生きつつある人々も少なくはないような気がするのです・・
孤独に立ち向かう強さは必要でしょう・・
けれど、孤独に慣れ、なじんでしまうのとは又違うといいますか・・
そして、二人の生死ともいえる戦いに水を差したのは・・
タフに、強かに育った一人の少女・・
そこでふと見える、狡噛の視線の変化・・・
犯人に向ける視線は鋭い刃そのものですが・・
変わりに、朱にむける彼の瞳は、すっかり毒気を抜かされたという風で・・
なんだかんだで、彼女の尻にしかれつつあるのか、彼女の言動には逆らいきれない狡噛の姿があり・・
そんな彼女に思わずでた彼の愚痴・・・(笑)
タフになるとは思ったが、もう少し可愛げがあってもいいと思うぜ・・
本当、彼の彼女に対する、率直で素直な意見そのものでしょう・・(笑)
そして、犯人をおいつめながらの、彼らの語りあい・・
悪人を裁けず人を守れない法律をどうしてそこまで守ろうとするのか・・
法律が人を守るのではなく、人が法律を守る
悪を憎んで正しい生き方を求めてきた人々の想いが、その積み重ねが法というもの・・
誰もが人の中にある、もろくて弱いもの・・
怒りや憎しみに簡単にのみこまれるからこそ、今までの功績をなくしたくない・・
守りぬいていかなければならない・・。
そうして、そんな風に思える朱の願いの行きつく先は、シビラシステムはなくなり、人が人として生きられる世の中・・
いつかきっとその時代は、朱のような人間が受け継いでくれるのならば・・
そんな思いに心を酔わされながらも・・
けれど今は、まdあそのときじゃない・・
て、そう思った瞬間・・
朱ちゃんのあまりにも無謀な、強豪突破に、とっさに出た狡噛の言葉・・
てか、初めて朱のことをなめでよんだ!
今まで、あんた、とか、監視官とか、そんな呼び方でしかなかったのに~~~
と、こんな所で、ふと胸踊らされてしまう私は乙女なのでしょうか・・・♪
何がなんでも、狡噛よりも先に、犯人を捕まえる・・
その一心だったけれど、それも後一歩の所で・・
そう、その男に殺される所だったけれど、それができなかったのは・・
彼女の、セイコパスに共感するものを感じたからではないのか・・
と、思わされるシーンであり・・
代わりに、その後始末を請け負ったのは・・
彼なりに抱えていた苦しみ・・
人は誰だって孤独で、うつろで、誰もが人を必要としない世界・・
どんな才能もスペアがみつかり、どんな関係も取り換えがきく・・
そんな世界に希望がみいだせず・・
そう、そんな彼だからこそ、狡噛という男に執着した・・。
彼だけはシビラシステムに染まらない・・
機会に頼らず、自分の意志で人生を選らび、歩き、彼の元までやってきた・・
又、朱を撃てなかった理由は、そんな狡噛に染まりつつある朱の意識を感じたからか・・
なんてことも思わされつつ・・・
そうして、狡噛の手によって、彼は望む結末を迎える・・
決してハッピーEDではなく・・
そして、1話の冒頭による朱のモノローグによる1シーンとなる・・
すれ違っていたわけでもなく、誰よりも互いのことを理解しあっていたからこその二人の結末・・
そして、残されたのは朱の涙と、シビラシステムとの共存・・。
完全に相反する感情と、理論的評価の葛藤・・
間違っているから、頭ごなしに否定するわけでもない。
間違っているからといって、今の現状でシビラのシステムを失うことはできない。
それを、誰よりも理解できている貴重な存在・・。
そしてそれは、シビラにとっての朱の存在にもいえることで・・。
この後の朱の言葉酷く胸に響きます。
法律は守られるべきだけれど、それは法律が尊いからこそいえること・・・。
守るに値しない法律を作ることにより、法律は汚され意味のないものとなってしまう・・。
それはさけなければいけない・・。
国のためにではなく、そこに生きる市民を守るために法律があるということ・・
国会議事堂の人間には、忘れないでほしいな・・
なんて、ふと思わされ・・
宜野座さんのその後は・・
よそうされていたことであり、いい感じ落ちたというのも変ですが・・
朱と宜野座の今の関係性は嫌いじゃない・・
真実を知らなくとも、彼には直観的にわかることもある。
この立場になったからこそ、今の彼がいるかな・・
というか、何気に朱のことを、貴方のことだ・・
といってみせたり、何気ない心配を彼女に向けてみせる雰囲気とか・・
本当、宜野座は一皮むけたな~
て感じでしょうか・・♪
そうして、二期へと続く~
そう、あの二期が・・
世間では一期派と二期派に分かれているようですが・・
なんとなく、今だからわかるような気がします。
表面的な物よりも、哲学手に、奥行を楽しむならば一期派・・
表面的な派手さを好むなら二期派・・
で、わかれちゃうのかな~と・・
一期は、言葉一つ一つに考えることを求める物語であり、消して派手な動きがあるわけではない、その分キャラの奥行が深い物語・・
二期は、それほど深く考えなくても、ナチュラルに物語を楽しめる、見見ための派手な物語・・
どちらを求めるか~
という違いなように感じます。
リアリティな世界観を求めるならば一期を、見た目の派手さを楽しむならば二期が好き~という感じのようで・・
同じ作品でありながら、ここまで面白さの要点の違いに驚きです(笑)
にしても、朱ちゃんの新人の執行官を迎え入れる所・・
宜野座の台詞と同じであって、根本的に違う所が凄くいい・・
この短い会話だけで、彼女も立派な監視官と成長したものだな~
と、改めて思わされたのでした・・♪
そして、その後~
二期の制作に落胆し、映画は見るまい~と思っていたのが、映画のCMのカッコよさにつられて、見に行ってよかった~
と、心底思う私がいたりもしたのですよね~(笑
そして、その後も、続々と映画化が続きましたが~~
やはり、狡噛さん出てこないとサイパスは面白くないです~(笑)
たたき上げの刑事感~てのが好きだったので~
その後もさらに続きの映画が続々と出ていたことも知らず~~
結局、続きは全部ケーブル放送にていっき見~
しちゃったんですよね~
そして思うのは・・
TV一期と、一作目の映画が一番好きだ~
という感想にて終わります・・・♪
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