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PSYCHO-PASS サイコパス 再編集版 8話 [アニメ]

犯罪者予備軍とは何か・・
それは、犯罪という甘い蜜の誘惑に負ける物・・
一度知れば抜け出せない麻薬と同じで・・
犯罪者がいるから警察という組織がある。
どんなに頑張っても、完全なる犯罪のない世の中は作れない。
罪があるから善があり・・
罪を知るから、人は善を求めるのではないか・・
自然物を知らない、自然にある浮遊物に触れたことのない子供は、菌に対する抵抗能力が低く病気になりやすくもあるという話もあり・・。
守られすぎた社会では、人は強くなれない・・
そんな世の中で、人はどこまで全うに生きれるのか・・
悪に染まりすぎた世の中は狂っているけれど、悪を知らな過ぎて善悪の区別のつけられない世の中も又狂っている・
そんな風に感じられる、8話の冒頭から~
7話による、無差別、無意味な虐殺は続いていきます。
警察の届かない犯罪・・
年寄りすらいたわらない若者達・・
勿論、近年の年長者全てが博識に近い方ばかりとはいえない世の中になりつつもありますが・・
それにしても、いやはや、情けないことに・・(苦笑)
いい大人が、子供の良き手本とならずしてどうするのか・・
そう、思わずにはいられない・・。
そして思う・・
何もかもがダメって、どこまでの範囲をいうのだろう・・。
どんなに頑張っても、どうにもならないことと、頑張ればどうにかなることの境界線・・。
それを考えられない人は、簡単に狂う・・
ちょっとしたことで、簡単に己の罪を正当化させる恐ろしい生き物たちは気づかない・・。
巻き込まないでくれと、お前たちのせいだと罵りながら、目の前の無抵抗な人達をなぶり殺そうとしているあなたたちこそが罪であり、犯罪者だと・・
頼みの警察も頼りにならない・・。
凶暴性の伝染・・
無自覚な暴動が広がっていく・・
凶暴で醜悪な・・
そして、それを当たり前の世の中だといってみせる、この男の発言は恐ろしい・・。
犯罪者の心理なんて私にはわからない・・。
いや、わかるという方が怖いとでもいいますか・・。
彼のいいたいこと、納得はできるけれど認められない・・。
罪という意識を持たない世の中への反感・・。
そこには、葛藤や、己自身で考えるという要素が生まれない・・
そこに彼は疑問を持つし、私も又、その点においてだけは同調する部分でもあり・・
電子書籍よりも紙の本を好むという所も・・
本は、ただ読むだけのものではない・・
本を読むことで、人は己の感情や価値観を知る・・
本の内容が理解できるということは、それは自身の中にそれだけの知識があるということ・・
又、理解できなければ、なぜなのかと問いかける・・。
己の感情に整理をつけるのにちょうどよいもの・・
それは、電子書籍では与えられない感覚・・。
指先で一枚、一枚ページをめくることで、脳に刺激が与えられて初めて得られる知覚・・
と、私の価値観と、彼の価値観を照らし合わせたうえでの答えとでもいいましょうか・・
そして、警察官の新たな動きは・・
当たり前なんて言葉では通用しない相手・・
最終的には多少の荒事、実力行使も屋無負えない・・
そんな状況においこまれていきます。
そんな中のメンバーである茜ちゃん・・。
あの、惨劇が起こってからの彼女の成長は著しいもので、狡噛の洞察力と並べる程に(そんな二人の達観ししすぎる会話についていいけず、右往左往する勝秀君が少し可愛くもあり)・・♪
そして思う・・
この作品の世界と今の世界とリンクしているのは、ネットワークの世界・・
ネット上での内容に軽く踊らされる世の中・・
でしょうか・・
良いことよりも、どちらかといえば悪いこと・・
デマな情報を安易に信じ、無責任に拡散し、最悪犯罪行為にまでいたっている・・
しかも、それが犯罪だとさえ知らない、恐ろしいまでの無知さ加減・・。
人が生きるにあたっての本当の理想って何?
他人まかせの決められた幸せ?
自分で努力し、苦労をして手に入れた幸せ?
何に導かれ自分たちが今を生きているのか、少しだけ考えてみるのはどうだろう
過去の歴史があって、今があって、今を生きているから新しい未来が作られる・・
そう、変化あってこその人生であり、未来・・
そして、とうとう事件の首謀者へと狡噛、朱たちが辿りつく・・
狡噛と朱は犯人を追い・・
そして、勝秀は知らずにシビラシステムの中心へと・・
そして、その真実を知ってしまった彼は・・
衝撃のラスト・・
そう、今でも衝撃的で忘れられないこのラストを思いつつ・・
8話の感想はこのあたりで・・
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