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PSYCHO-PASS サイコパス 再編集版 5話 [アニメ]

ようやく黒幕であり、狡噛が追い続けてきた潜在犯へと、後一歩でおいつくかもしれないという所までやってきたけれど・・
後一歩という所で手が届かなかった・・
その事実に、彼の操作は問題ありと言い続けてきた監視官の言葉をなじるでもなく、むしろその目は、目と鼻の先をかすめていった獲物を目の前にした野獣がごときの物で・・
そんな狡噛の心理と関係なく、朱の彼への意識は彼女の意志とは関係なく募っていって・・
それは、恋する少女一歩手前というべきでしょうか・・・
そして、そんな彼女の目の前に現れた存在・・
人であることを不便な体といって、人の肉体を捨てたサイボーグに近い姿をした人間・・
彼のメディアの訴えに個人的思うのは、死なき肉体になにがあるのか・・
限られた命だからこそ、人は生きがいを感じるもので、それがなくなった先にあるいきがいとはなにか・・
だって、死ぬことのない体になれば、いつだってやりたいことができる。
それを今しなくてもいい・・・
明日でも、10年でも、100年、千年先だっていい・・
そんな生き方で、ずるずる生きていても、きっと楽しくないだろうな・・
なんて思いますが・・
けれど、彼がいうには、私たちもサイボーグと同じだという・・
私たちには、ネットや機械という電子的道具を持ち、生活の一部としておきながら自分は一端の人間だといってみせる彼の価値観は、非常に独創的。
それらは、相棒であり、決して第二の脳ではない・・。
それがなければ生きていくのに非常に不便だけれども、不便なだけで生きていけないわけではない・・
と、いいたい所ですが・・
今や何を生産するにしろ、工場なり、機械に頼らなければ生み出せない世の中なので、この男の意見も一部いえることなのだろうか・・
いやいや、少し極論のような気もするし・・
なんて、改めて見させてもらうと、そんなことを思わされたりもして・・。
そして、犯罪者の心理を知ることは、犯罪者の闇を知ることになる。
闇を知ることは闇に染まること。
深く沈めば沈んでいく程にそれは酷く危険なことで・・。
彼女が求めているのは、そんな闇の一部に触れる学びでもあり・・・
ここで描かれる、そんな闇の存在、犯罪者の知性は非常に高い。
嫌悪感を抱く所か、共感させられてしまう台詞も非常に多い。
けれど、結局は、人というのは生きる上で闇を抱えている。
その闇が広いか、深いかの問題であり、又、それらの闇をどのような視点に向けるかどうかなのでは・・
なんて思います。
人の真の健やかさとは何か・・
肉体ばかり健康でも、心が病んでいては意味がない・・・
肉体の健康を気にするあまり、心を病ませていては意味がなく・・
それをさけるため、永遠の肉体を得た年長の男は遊びという名の犯罪を犯し続ける。
自身の心のためだけの快楽を求めて・・。
そんな彼らとは裏腹に、そんな潜在犯をなくすために朱は警察官として職務をはたしている。
まだ職場についたばかりで、右も左もわからないひよっこなのは確か・・
けれど、彼女も宜野座と同じ階級の監視官。
彼女は彼女なりの正義があり、自身のことは自身で管理できるという自負がある
だから、それを侮辱されるのは、どんなに尊敬できる先輩だからといって許さない。
自身の能力が劣るということは、その下についてきてくれている人の能力をも同等に扱われてしまう・・
彼女は、宜野座のように執行官を使い捨ての道具には思わない。
仲間であり、連携して、協力しあっていく存在と思っている。
そう、少なからずとも彼女は信じていて・・
けれど、それは、彼女が闇を知らず、まっすぐにに育てられた証拠でもあり・・
それが、彼女の色相がクリアで濁りにくい理由なのかもしれない。
犯罪をとめるために、犯罪を止める人間が犯罪者に染まっていく・・。
そのために危険を冒さなければいけない・・
それが刑事であり、執行官のいきつく先・・
刑事という仕事は、決してきれいごとだけではやっていけない・・。
それが、シビラシステムによって管理された世界・・。
そして、そんな秩序から弾き飛ばされたのが、この犯罪者・・。
きっと彼は、何をしても変わることのない色相を持っていて・・
それにより、自分というものがわからなくて、彼は行き詰っているのではないだろうか・・
そんな風に思わされる、彼から発せられる一言・・。
多くの人を幸せにするためのシビラというシステムが、少数の人を不幸にしている・・
そして、起こる重大事件・・。
上手い具合に餌を撒いて、それにひっかかってしまった朱と狡噛・・
雲の張られた巣へとおびき寄せられる・・・。
そう、それに気づいた時は、時すでに遅し・・
そこで彼は朱の友人と出会い・・
今までの事件の黒幕の下っ端と対面することになる。
といいますか、こうして改めて見ると、本当、踊る大走査の主人公をクールかつ切れ者にするとこんな感じなのかな~
冷静沈着に見えて熱く、情熱的な面を持っている所とか・・。
て、一人の少女を守るために戦う姿は、熱血というよりは、とんでもない切れ者でありながらも、無茶をやってのけしていまうといいますか・・。
事件に巻き込まれ、わけがわからない状態でひっぱり回されながらも、冷静に物事を判断し、自身を守るために傷をおってくれる男に惹かれない女もいないでしょう・・。
というか、本当に狡噛の朱の刑事としての評価・・
それを認めているからこそ、彼女と同行することが少なくないのだろうな・・
なんて思わされつつ・・・。
そして、そんな彼を、何があっても朱は信じ続けます。
彼の行いを否定し、仲間でありながらもけなし続ける宜野座の言葉に傷つけられながらも・・
てか、この頃には、彼女の警察官としての資質と同時に、執行官を物ではなく仲間として職務をこなす姿に、いつしか否定、又は、ひよっこ扱いであてにしていなかった彼らも、彼女を守ってくれるように・・
宜野座の辛辣な言葉や態度に、気がついたらかばうようになってってくれる所が又悪くなくて・・♪
そんな菅ン時にて、話は6話へと続いていきます~♪
これからが大変な展開に~~~!
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