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こどものおもちゃ 44~51話 [アニメ]

子供への愛情の表現って、何も言葉だけじゃない・・
普段は交流がなくて、すれ違いが多いとしても、だからといって本当の親は子を見捨てたりしない。
普段はどうであれ、子供が悪いことをした時は、親がそれをただす
それが親というもの・・
謝るべき所はちゃんと誤って・・
話聞くべきところは真剣に聞いて・・
母親の息子への愛は、一方的だったかもしれないけれど、父親の息子への愛情はそうじゃなかったんだ・・
と思うと、少し安心もできる物語・・
友達の関係も、勝手な思い込みやすれ違いも、ちゃんと冷静に見てみればわかるもの。
だけど、言葉にしなくてもわかることと、言葉にしなきゃわからないこともあって・・
羽山と、元子分的な二人は‥前者・・
だけれど、沙南と女の子友達の関係は後者で・・
多分、初めて、元気で明るくて前向きな彼女が泣き言をいったシーン。
それは、それだけ相手のことが大好きで、真剣に考えているから・・
相手のことよく考えるからこそ、できない言葉だってある。
人間関係、明確な善悪で割りきれるものばかりじゃないから・・。
思いやりが裏目に出ることだってあったりもするわけで・・
でも、結局はそういうのも互いに相手をどれだけ思いあっているか次第。
時には、周りがフォローを入れてみたり・・
まあ、こういう時、友達相手にでさえ言い訳しないのが沙南ちゃんの強み。
きっと、普通の同級生達よりも、ものの考え方が大人な彼女にとって、本当の弱みをみせられるのって、大人相手なのかもしれなくて・・。
そう、今回のことは、どんなに信頼できる奴でも羽山の古傷にも触れる所だから安易に彼に相談なんてできない・・
そんな沙南がいきついた所は・・
きっと、彼女にとっては父親のような存在・・
本人は、そんな意識微塵ももっていないでしょうけれど・・
暖かくて落ち着く場所・・。
ガチガチに固まっていた心がとけて、素直ないつもの彼女になれる・・。
そう、きっと、これからの沙南ちゃんの人生には、そんな大人の男性が必要・・
母は厳しく、マネージャーの令君は優しいけれど大人の包容力~と、それぞれの役割というか、又違う存在の在り方だから~
そういう意味では、羽山の父親も・・
子供のことを信頼しているし、疑うことなんてない・・
けれど、そんな父親に全て身をゆだねて甘えたり・・というのとは又違って・・
親子関係って、家庭それぞれの在り方でいいんだろうな・・
外から見て、これは間違いかどうか~なんて、実ははっきりいえることでもないのかも・・
まあ、子供にしつけだ~ていって、痣が残ったり血が流れるような怪我させるような虐待を行っているようなやり方は、又別ですけれどね!
そう、決してこの大人はしっかりとした、頼りがいのある男ではない・・
むしろ、子供である沙南に背中をおされて、新しい一歩をようやく踏めるようになった男・・
それでも嫌いになれないのは・・
彼の過去は、沙南に深く携わっていること・・。
そう、二人の様子を直に見て、直観で口にした羽山の言葉が真実となる・・
それは、幸か不幸か・・
物語はどんどん悲劇的展開となっていく・・
真実を伝えるべきか、伝えざるべきか・・
沙南の抱える出生の秘密は、どこまで悲しく切ないものになっていく・・
そう、それは真実を知らされないままの沙南だけでなく、知らされてしまった本人にも・・
自分にはまだ未来がある・・
沙南のおかげで、少しづつ俳優としての仕事に光がさしたと思っていた・・
けれど、彼に残されていた時間には限りがある・・
そうして、覚悟を決めることになる。
きっと、彼としては本望だったろう・・。
今まで中途半端な人生だった生き方に終止符をうつことができた・・
けれどそれは、一人の少女の涙と引き換えとなってしまったわけで・・。
それはきっと、残された物にとってはこの上ない悲しみでしかなく・・。
だから、つらいときは辛いといってもいい・・
泣きたいときは泣いてもいい・・
それで少しでも心の痛みを和らげられるなら・・
それで前を少しでも向いて歩くことができるなら・・
けれど、沙南はそうしない・・
そうできない・・
本当に悲しい時、人は泣けなくなるってこういう感じなのでしょう・・・
現実をうまく受け止められないから、泣いていいものなのかどうしたらいいかわからない・・
そんな心境なのでしょうか・・
行き場を失った思いはさまよい、生きる気力を失っていく・・
亡き人を思い、おいかけ、過去のすがりついて・・
まだまだ幼き少女が受け止めるには、あまりにも過酷な現実・・
そんなときに駆けつけてくれたのが、やはり羽山という少年で・・。
さまよっている彼女を彼が見つけられたのは、偶然の出来事だろう・・
けれど、クラスメイトの中で一番、今の彼女へと適した言葉を向けられるのは彼一人。
亡き人のためにも生きろ、そういったのはお前だろう。
と・・
こんな所で死ぬな、逃げるなと差し出してきた彼の手がもの語ります。
沙南には、あの青年が必要だったように、羽山にとっては沙南は必要な存在だから・・
そう思ってくれている人がいる・・
だから、もう少しだけ自分は生きていきたい・・
一緒にいることを選べないのは寂しいけれど・・
そういって、沙南が手を伸ばした先は・・・
そうして、現実を受け止めたことでようやく知れること・・
彼は一人じゃなかった・・
誰にも知られずいなくなったわけじゃない・・
人々の心の中にちゃんといる・・・
それを知って沙南は初めて大泣きした・・
心より心配してくれていた母の胸の中で、いままで数日間の想いをはきだすように・・
そうやって、いつもの沙南が戻ってくる。
うるさいくらいに元気で騒がしくて・・
そうして、沙南ちゃんは、又一歩大人になったのかな~
てか、外見からでは、あまり変わりなく見えちゃいますが・・・(笑)
本当、なかなか胸にしみるお話でした~♪
こうしてみると、記憶していたよりも泣けるシーン少ない~という程少ないわけではなかったです(笑)。
命をテーマにした奥行のある、イイお話~♪
まあ、基本的には、はっちゃけた雰囲気ではありますが・・
オリジナルの回も地味に良い作りだったりもするので、どこからどこまでげ原作通りでオリジナルなのか~
なんて、思わされちゃうくらいに・・♪
という感じにて、ここで小学生編が終わり。総集編をした後に中学生編がスタート~
新キャラ含めつつ~
沙南的には恋のライバルともいえるキャラも出てくるので、どうなることやら~
て、内容はある程度知ってはいるんですけれどね~
恋愛話がも少し増えていく感じ?
本格的な恋話が・・
という、うろ覚えな感じですが~
次回は中学生編で~
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