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後宮の鳥 1話 [アニメ]

久々に真面目で、とても安定感を感じさせられる美しくも落ち着いた世界観・・
そんな物語を楽しめたかな・・・
という印象です♪
演じられている声優様も、失礼ながら存じ上げないお名前の方々がほとんどですが、違和感のない演技で、すんなりと物語の中へと引き込まれていきましたし・・。
OPも、ヘタにキャラクターを押し出しすることのない作り。
音楽、歌も独特で、この作品をまとう雰囲気にとてもよくマッチしているのが素敵だな~と、思います♪
世界観に入りやすいのは、多分、そのあたりの監督さんやスタッフさん達のセンスの良さも出ているのでしょうね~♪
なんて思いつつ・・・
妃でありながら夜伽をしない特別な存在。
不思議な力を持ち、夜明宮で一人ひっそりと暮らしている少女。
それゆえ、いわれのない噂をまとい誰も好んで近づこうとはしない・・。
けれど、そこに一人の男が足を踏み入れ、そこで目にした娘の姿は・・
漆黒の衣装を身にまとった美しい少女・・。
一見、物静かで人を寄せ付けぬ立ち居振る舞いだが、蓋をあけてみればなんとも愛くるしくも、ころころと表情を変える少女だな~
というのが主人公、寿雪という少女の印象。
あんなにもミステリアスな雰囲気を漂わせておきながら、好物を目の前に小鼻をヒクヒクならせては目を輝かせ、美味しそうに餌にかじりつくとか・・・(笑)
思ったよりも、年相応の少女らしいのがかえってキャラが生き生きとしていて、みていて飽きないし、可愛い・・・(笑)
といいますか、マスコット的な小動物・・・
なんでしょ、この丸丸と太った金の鳥・・・(笑)
丸くなりすぎて空飛べないのか、低飛空でバタバタと右往左往しているのが、少し可愛くもあり・・(笑)
そういった、何気ないほんの少しのシーンが、いい塩梅な癒しのシーンにもなり・・(笑)
そして、語られる後宮という世界・・
それはあまりにに残酷で・・そして、よくあるであろう、下級貴族と高級貴族による差別、虐め、嫌がらせ・・
それにより、命を落とす・・・
そんな昔カタリが宮仕えの女達にとっては噂のたね・・
人の命すら遊びの暇つぶしにしてしまえるのは、きっと、閉じこもった世界でしか生きられない・・
そういう場所でお生きていると、そういう誤った価値観にも簡単にそまっていくものなのだろうな・・
なんてことをふと思わされます。
そして、どこにでも、いつの時代でも、虐めや差別、いやがらせ~こういうことはあるんだな~
なんで、そんな醜いことばかりするのでしょう・・
人を憎む感情はあっても、人を傷つける・・という行動には、なかなかできない。
だって、その前に理性が働いてしまう・・。
その結末に何か良いことがあるのか?
周りはどう思う?
なんてことが先走れるかどうか・・
なのでしょう・・
そして、この後宮の中においては、そんな秩序というのはあまりにももろく薄・・
因みに、呪殺・・なんてのも、実際今の時代でもある所はあったりするみたいなので驚きです!
てか、地味に怖い!
そして、子のか細き母は、子供のために親として必死に苦しみに耐えている。
人は、どんなにつらくても守りたい物の小さな支えがあるだけで、どんな試練にだって乗り越えることができるもの・・。
そういう苦にたえられないのって、もしかしたら自分以上に大切な人がいない人なのかな・・・
なんてことも、ふと思いつつ・・。
けれど、そんな母の強かな思いも幼き子供にはなかなか届かず・・
それは、母の死をもって子は初めて知ることになり・・。
そんな幼き時期があったからこそ、同じ過ちを犯さぬために、感情よりも理性をもって務めをはたす・・
人は人の手によって裁かれる・・。
人は、法によって人を裁く。
それが人としての秩序であり、人が人である形・・・
それを守り逃走としている彼は、とても立派ですし、好感が持てます。
憎いからこそ、簡単にはすませない。
少しづつ、じわりじわりと確かなる証拠でおいつめていき、そして最後の裁きを与える・・。
怒りや、感情、力に物を言わせて人の命を奪うことは簡単です。
そう、それは愚か者にだってできることで・・
人を呪わば穴二つ・・
決して悪いことをしたわけではない・・
身も心も傷つけられた苦しみにより、悪しきものへと変わってしまうのも又人の心ってのが切なくも悲しくも、複雑な所・・
そして夜中、後宮を抜け出した寿雪の水あびをしている姿・・
その姿が・・
そう、宮使えの女官達が噂さしていた・・
そして、その姿を見てしまった彼は・・
という所で、又次週~
という感じにて~
作画も非常に安定していますし、話もとても分かりやすい。
あるいみ、後宮ネタでは定番な話ながらに、それらを安定したクオリティで作りあげて下さっているのが本当にうれしいです♪
最近は異世界ネタや、アイドル系の軽いテイストの作品が豊富すぎるので・・
マ王様!!は、その中でも無難に面白かったですけれど、回によってキャラデザが変わりすぎる作画が少し残念?最近、そういう作画多いのですが、作画監督とかいらっしゃらないのでしょうか?
普通は、絵の統一感を持たせるために、そういうのをチェックしてくれる方がいらっしゃると思うのですが~
結構、そういうの、作品にのめりこめるかどうか~てのに必要なので・・
そういう意味にて、この作品はどうでしょうか~
なんて思いつつ・・
難にせよ・・
久々にキタ~~~~
という感じです・・・♪
やっぱり、時代がかった世界観の作品って、魅了されちゃうんですよね~
今後の展開も期待したいと思います♪
タグ:後宮の鳥
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