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ファントム phantom of inferno プレイ感想2 [ゲーム]

選択に迷っている暇はない。
迷いは目の前の救える命が失われるだけ・・。
ならば、できるできないではない、やるしかなく・・
けれど、問題はそれだけではない。
ちょっとした運命のイタズラが彼の現状を変えることになった。
もしもあの時、あんな事態にならなければ・・
何が幸運で不幸かなんて、いいえるはずがない・・。
そう、彼が彼女を仲間として認めていなければ、そういえていたかもしれない・・
けれど彼の心は決まった。
生死の境界線上にいる冷たい少女を腕の中で抱きしめながら、一晩過ごし、だした結論・・
後悔するかもしれない・・
けれど、誰かに押し付けられて悔いる人生なら、自分で選んだ道を貫く方がいい・・
たとえそれがどんな道でも・・
過去を捨て、自分で選んだ未来を生きる・・
今はまだ、強がりでしかないかもしれないけれど・・・
それでも、彼女とともに生きることを彼は選んだ・・
決して彼女の生き方が理解できるわけではないし、理解したいとも思わないけれども・・
生きる意味に不器用で、頑なすぎる彼女にわざと向けた言葉・・
けれど、本当は違う・・
今は違う・・
でなければ、彼女の命を救おうなんてしなかっただろう・・
生きてほしいなど思わないだろう・・
人は自分で考え、答えを出すから人は人として生きられる
誰かのいいなりに生きているなんてのは、もはやただの操り人形であり、それは自分自身などではない・・
けれどそれは、自分ではない他人に責任を押し付けられるから楽な人生ではある。
自分に起こった出来事じゃないから、苦しみも喜びもなければ、自分自身もないからっぽの人形・・
そんなの、いいはずがない・・
生きているなんていえない・・
そんな彼女を放っておけなくて、とった彼の行動は・・
彼女の心境に大きな変化をもたらす・・。
そう、彼女も又、ただの人形ではなくなった・・
彼に与えられた、たった一言で・・。
今までの冷徹なまでに冷静で、最強と呼ばれていた彼女の面影は完全に失い、そこにいるのは・・。
哀れな少女・・
過去を失い、自分を見失い彷徨い・・
ファントムという名に固執したあまりの悲しき結果・・
殺し合いなど望んでいなかった・・・
彼の憎しみは一人の男にだけ向けtえいたもの・・
けれど、その刃が向かった先は・・
その結末は、彼の人生を今まで以上に変化させると同時に、再び逃げ場のない決定とともに確定される。
そうして、一年という月日がたつ中・・
彼の心の中にあるのは、何も知らず平和にくらしていた頃の自分ではなく、救えなかった少女への思い・・
彼女とともに生きることができていたのならという、敵うことのない切ない思い・・
そんな思いにとらわれるのが嫌で、彼は殺し屋として飛躍してきた。
生きるか死ぬか、その単純な選択肢のみで生き、これからもそうして生きる。
それが、彼の中にある苦痛を和らげる唯一だから・・
と、1年という年月の間に、すっかりと大人の男になってしまった主人公~
個人的には、新しい主人となった彼女との男女の関係・・
一夜を過ごす仲になっているのならば、その場面をぜひにとも見せてほしい~
なんて思うのは私の願望にすぎないのですが・・(笑)
やはり、家庭用の乙女ゲーにはない男女づきあいが描かれている作風はすごく好きです♪
だって、なんだか、乙女ゲーはきれいすぎて、じれったいといいますか、男性を美化しすぎていてありえなくない?
そんな風に、つい思わされてしまうのは私が未成年ではないからでしょうか・・(笑)
物語は、新な展開へと移っていきます。
時がたてば人も変わる・・。
それがきっかけで、ひょんな出来事から生まれる新しい出会い。
何もつらい境遇におかれているのは、殺し屋のような非現実的な環境におかれている主人公だけじゃない。
彼の知らぬ所で、抗えない運命の被害者としてのみこまれている、年端もいかない少年少女がいたっておかしくない。
日本という平和ボケした国ではないのだ。
もちろん、今の日本も昔のような平和なだけの国じゃない。
徐々に犯罪だって過激化している。
腹がたったからと、人の命を考えなしに奪う人だってこの国の日常に生まれつつある。
遠だい過去の、今まであたり前だったことが適用しない・・
危険だったり、身勝手な人が・・
犯罪だと知らずに罪を犯し、のうのうと生きている人たちが、確かに、確実に増えつつあるのだ・・。
それってもしかすれば、日本という国が国外の価値観に無理に寄り添おうとしている結果なのではないでしょうか・・
それとも化学が発展して、人としての道徳の学びを忘れつつある世の中なのでしょうか?
なんてことも、ふと思わされる。
殺人とか麻薬とか、そんなの遠い世界の話だと思っていたけれど、ただ偶然、近くにそんな人がいなし、そんな現場に足を赴けないだけの話・・
というか、基本怖いから近づかないし・・
近づく理由がないし、まして目的もない・・
誰かを憎むほどの悲しみにとらわれたこともない・・
そりゃ、腹の立つこと、気分の悪くなることはありますが・・
解消方法なんて色々あるでしょうし、ようは人間認識のとらえ方次第・・
だと思うのですよね。
そう・・
彼は殺し屋だけれども、人の痛みを知らない人間ではない
そりゃ、仕事をしている間は、あえてそんなこと考えずにいるけれど・・
それは、考えないようにしているだけ・・
できるならば、自分の汚れた世界へと、なんの罪もない人間を好き好んでまきこみたいなんて思えるような男じゃない・・。
けれど、そんな裏の世界を生きるにはお人よしすぎる性格が、仇になるというべきか・・
それとも・・
人はいずれ死を遂げる・・
けれどそれは人の手によって奪われるものと、自然に命つきていくものとは大きな違いで・・
ましてや、おのが手を自ら汚す、汚れ仕事を好むなんてことは・・
どんなに普通の環境でなくとも、加害者ではなく被害者であり、まだ幼き少女に背負わせるべきではない・・
そんなこと、あってはならないことだろうけれども・・
人が生きていくための思いや覚悟なんて、本人にしかはかりしれないもので・・
そして、ことのおこりは、彼ですらわからない出来事・・・
この出来事は真実なのか・・
自分の目で見たのは幻か、現実なのか・・
そして、姿を見せぬ敵の目的は・・
彼女がいなくなってから、彼は心の空洞を埋めるようにこの世界に身を置いていたけれど・・
なんとなく、プレイヤーである私には、あの事件の犯人は・・
それが、明確になった・・
もちろん、主人公である彼にとっては、話がややこしくなるだけなのですが・・
色んな思惑が折り重なっている・・
二つの組織同士の問題じゃない、そこには個人の思いや、外部の存在や・・
それらは全て謎のまま、一つの事件がとりあえずの終止符をみせたのですが・・
もう一つの、彼自身にとっての問題・・
人が人の命を奪うのに、間違いも正しさもない。
もしも彼が殺し屋でなければ、彼女の身内は助かったのか・・
彼が殺しの仕事をしていなければ、もっと他の別の人間が、もっと残酷に非道に・・・
そんな、もしもなんて言葉は、架空の世界。
過去の出来事は決して消えない・・
そう、彼の気まぐれで拾った一人の少女・・・
そして、その少女の身を案じ助けてしまったことも・・
ヘタをすれば後戻りできない状態になっていたかもしれないということ・・
そして、そこまでしてくれている男に、幼いながらの切ない思いが・・
ここで、もし受け入れたのならばどんな展開になるんだ~
でも、今はとりあえず、アイン攻略中なので、涙を呑んではぐらかすを選択~
なんてことをしている間に、展開は彼にとってはかなり厳しいものに・・!
そう、あの男が再び登場し・・
という所にて、今回の感想はこのあたりにて~♪
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