花咲ける青少年 30~39 最終回 [アニメ]
それぞれが、それぞれの思いを胸に戦っている。
愛する者を守るため・・
愛する国を守るため・・
間違った政治を正すため・・
それは、直接戦場をかける者もいれば、安全な場所にいながらも今自身に出来る精一杯の方法、現地で囚われの身で身動きがとれぬ危険な状況の中で・・
そして・・
何時でも安全な場所に戻ることが出来る。
けれど、それをあえてせず危険な世界へと足を赴ける。
彼女の中に流れる血筋が・・
見知らぬ祖国を、そしてそこに住まう民を愛する心がそうさせてならない・・。
同じ国の人間が互いに血を流しあうことの無意味さ・・
どんなに綺麗ごとだといわれようとも、殺しあいなど望まない・・
そんな状況をどうにかさせたいと・・
彼女の中に眠っていた血が目覚め始める・・
それは、リーレンと花鹿の間に刻まれた絆を壊してしまう存在となるのか・・
少なくとも彼にとって、彼女が無意識に求めるままに未来を歩めばリーレンの手の届かない存在になってしまう。
そんなことをつゆとも知らずに、彼とは住む世界が違う存在だと見せつけるようにつき進む花鹿・・
とうとう、敵の本拠地・・
彼女の祖国にたどり着いたその時・・
運命の導き・・
リーレンのように逃れられぬ運命・・
なんとか彼女に知らされぬまま、彼女を守りぬこうと、自身の中にある枷を脱ぎ捨てる覚悟を持って行動出来たというのに・・
彼女は自身の置かれた立場を知らされることになった結果・・
きっと、知らされた真実よりも、誰よりも信頼しているリーレンに知らされなかったこと・・
自分だけが知らずにいたことに、彼女は深く傷ついただろう・・・
けれど、そんな彼女を最後まで、過酷な運命にまきこませまいと、必死で庇ってくれたリーレン・・
そのおかげで二人の関係に溝が生まれることなく・・
むしろ、その秘密を知った他の存在・・
一番知られてはならない人物に知られてしまったことの方が問題であり・・。
愛憎渦巻く世界・・、
直接関係はなくとも、何かしらの原因が引き金になって、ことが大きくさせられることもある。
親の愛情への執着・・
憎まれているだけの関係だと思っていた、本当の真実。
愛されていないとわかっていても、愛さずにはいられない思い。
愛してはいけない危険な男だと理解して、一層強まってしまう思い・・
がんじがらめの感情がこじれて、気がつけばこんな状態になっていた・・。
それが、花鹿の命に鬼気迫らせることとなり・・
又、その結果が、二人の男女の愛を更に深め、確かなものにもさせる。
死ぬかもしれない・・
その前に、もう一度会いたいと心に、頭に強く思った人物はただ一人・・・
そうしてようやく恋の決着がつく・・
それは、悲しくも切ない男達の失恋へとなるわけですが・・
国を滑るものは孤独・・
その孤独にたえてこそ国をすべるもの・・
だからこそ、彼は花鹿を求めた。
傍に支えて欲しい人がいることを・・・
結局は、血筋のこと等考えれば叶わぬ、許されざる恋でありましたが、失恋してしまった今はそれを知る必要もなく・・
愛は傍で見守るものばかりじゃない・・
そう、口にしていた男も・・
結局それは、花鹿自身が恋に目覚めていない、誰の物にもまだならないという確信があったからこそ言えた言葉なのかもしれない・・。
覚悟していたとはいえ、悲しいものは悲しく・・
二人の愛が育まれ卯分だけ、そんな切ないさが募っていく・・・。
幸せは何の代償もなく得られるわけではない。
民の幸せのためには、国を滑るものが犠牲にならなければいけない・・
そのためには、間違った国の在り方を正すべきであり、誤った人間をのさばらせておくわけにもいかない。
なによりも信頼していた部下の死は、さけられぬ運命・・
リーレンの花鹿の思いも、彼が背負うべき物をを捨て去らなければ得ることができなかったもの。
そして、花鹿は変化した。
今まで同じ人物が目の前にいたとしても、それは今まで彼女が見てきた彼とは全然違っていて・・
恋を知ることで彼女は、一人の女性へと成長した。
恥じらう思いすら抱けるようになって・・
けれどその分、何もかもが上手くいっているわけではない・・
その裏には悲しい出来事もあれば、反対に問題も浮上してくるわけで・・。
そう・・・
リーレンが選んだ選択は、花鹿と彼にとっては最良のものですが、それを良しとしない人も多い。
財閥を滑る立場であり、彼を必要とする者は少なくない。
彼に人生をかけてついてきた者であれば尚更・・
そう、彼は総帥として完璧な人間ではありましたが、決してそれは彼の全ての部分ではない。
完璧な総帥としての立ち居振る舞いをこなしてきたが故・・
彼は一人で歩いているようでそうではなかった・・
彼には心の支えとなる花鹿がいたからこそ、今の彼がある・・といっても、多分過言じゃない。
それ故に花鹿への執着は弱くはなく・・
それゆえに、彼の最大の欠点となってしまう。
彼女のこととなると、何も見ええなくなってしまう・・。
そう、彼は決して強い男ではないのです。
花鹿を盾に取られれば冷静な判断が出来なくなってしまう・・
一人の女に恋焦がれるただの男となってしまう・・。
けれど、だからこそ、彼は財閥を滑る物として、その孤独や辛さを抱えて生きていかなければならない・・。
二つの守りたいものがあるのならば、両方を守り、両立出来てこそ、頭といえるべき存在になる・・。
その言葉は事実であり、事実であるからこそ、今のリーレンには返す言葉もなく・・
両想いになったとたん、引き裂かれてしまう二人・・
ここで終わりになってしまうのならば、二人の絆もそれまで・・
深く傷つきながらも、そんなことにめげはしないと・・
父親からの援助は受けられずとも、彼女を支えてくれる、協力してくれる仲間は存在する。
そして何より、花鹿はカッコイイ。
好いた男を取り戻しにいくのに、何も夜中にコソコソ忍び込む必要などない、正々堂々昼間からのりこんでやる・・
とは・・
しかも、乗り込みかたが又・・・・(笑)
当時はこういう演出の作品少なくなかったかも・・なんて思わされつつ・・(笑)
一番手っ取り早くて・・・
お姫様が王子様を救いにきた~
という、逆バージョンは珍しいかもしれませんが、それでも女の子は守られているだけじゃないといいますか・・
本当に、肝の据わった娘っ子!
もしかしたらリーレン以上に男前で強いのかも・・♪
そんな花鹿に感化されるように、リーレンは目の前に群がるハイエナ達を頭で出し抜きにいきます。
敵も味方のうち・・
分かりやすい人間は掌で転がして・・
一筋縄ではいかない相手の裏の裏をかいて・・
後は度胸で押し切る!
というより、一族も花鹿も両方手に入れようとするから、彼は躓いてしまった・・。
でも、どちらか一つ選ぶ覚悟さえ持てれば彼はなにより無敵かもしれません♪
花鹿という存在がアキレスけんになるのではなく、前に進むための最後の砦・・・。
そんな彼が選んだ少女も又・・
頭脳タイプと、行動はタイプが一緒になると無敵かもしれませんね・・♪
そうして、ラストは、映画の1シーンのような・・
話しじたいはA面で終わり、残りのB面は、その後の皆の様子が描かれ・・
花鹿の育った島で、リーレンと二人で・・
と、2クール目のOPを連想させる展開による・・
漆黒のクレジットにて完結~。
ということで・・
おいおい総合感想もUP予定~。
愛する者を守るため・・
愛する国を守るため・・
間違った政治を正すため・・
それは、直接戦場をかける者もいれば、安全な場所にいながらも今自身に出来る精一杯の方法、現地で囚われの身で身動きがとれぬ危険な状況の中で・・
そして・・
何時でも安全な場所に戻ることが出来る。
けれど、それをあえてせず危険な世界へと足を赴ける。
彼女の中に流れる血筋が・・
見知らぬ祖国を、そしてそこに住まう民を愛する心がそうさせてならない・・。
同じ国の人間が互いに血を流しあうことの無意味さ・・
どんなに綺麗ごとだといわれようとも、殺しあいなど望まない・・
そんな状況をどうにかさせたいと・・
彼女の中に眠っていた血が目覚め始める・・
それは、リーレンと花鹿の間に刻まれた絆を壊してしまう存在となるのか・・
少なくとも彼にとって、彼女が無意識に求めるままに未来を歩めばリーレンの手の届かない存在になってしまう。
そんなことをつゆとも知らずに、彼とは住む世界が違う存在だと見せつけるようにつき進む花鹿・・
とうとう、敵の本拠地・・
彼女の祖国にたどり着いたその時・・
運命の導き・・
リーレンのように逃れられぬ運命・・
なんとか彼女に知らされぬまま、彼女を守りぬこうと、自身の中にある枷を脱ぎ捨てる覚悟を持って行動出来たというのに・・
彼女は自身の置かれた立場を知らされることになった結果・・
きっと、知らされた真実よりも、誰よりも信頼しているリーレンに知らされなかったこと・・
自分だけが知らずにいたことに、彼女は深く傷ついただろう・・・
けれど、そんな彼女を最後まで、過酷な運命にまきこませまいと、必死で庇ってくれたリーレン・・
そのおかげで二人の関係に溝が生まれることなく・・
むしろ、その秘密を知った他の存在・・
一番知られてはならない人物に知られてしまったことの方が問題であり・・。
愛憎渦巻く世界・・、
直接関係はなくとも、何かしらの原因が引き金になって、ことが大きくさせられることもある。
親の愛情への執着・・
憎まれているだけの関係だと思っていた、本当の真実。
愛されていないとわかっていても、愛さずにはいられない思い。
愛してはいけない危険な男だと理解して、一層強まってしまう思い・・
がんじがらめの感情がこじれて、気がつけばこんな状態になっていた・・。
それが、花鹿の命に鬼気迫らせることとなり・・
又、その結果が、二人の男女の愛を更に深め、確かなものにもさせる。
死ぬかもしれない・・
その前に、もう一度会いたいと心に、頭に強く思った人物はただ一人・・・
そうしてようやく恋の決着がつく・・
それは、悲しくも切ない男達の失恋へとなるわけですが・・
国を滑るものは孤独・・
その孤独にたえてこそ国をすべるもの・・
だからこそ、彼は花鹿を求めた。
傍に支えて欲しい人がいることを・・・
結局は、血筋のこと等考えれば叶わぬ、許されざる恋でありましたが、失恋してしまった今はそれを知る必要もなく・・
愛は傍で見守るものばかりじゃない・・
そう、口にしていた男も・・
結局それは、花鹿自身が恋に目覚めていない、誰の物にもまだならないという確信があったからこそ言えた言葉なのかもしれない・・。
覚悟していたとはいえ、悲しいものは悲しく・・
二人の愛が育まれ卯分だけ、そんな切ないさが募っていく・・・。
幸せは何の代償もなく得られるわけではない。
民の幸せのためには、国を滑るものが犠牲にならなければいけない・・
そのためには、間違った国の在り方を正すべきであり、誤った人間をのさばらせておくわけにもいかない。
なによりも信頼していた部下の死は、さけられぬ運命・・
リーレンの花鹿の思いも、彼が背負うべき物をを捨て去らなければ得ることができなかったもの。
そして、花鹿は変化した。
今まで同じ人物が目の前にいたとしても、それは今まで彼女が見てきた彼とは全然違っていて・・
恋を知ることで彼女は、一人の女性へと成長した。
恥じらう思いすら抱けるようになって・・
けれどその分、何もかもが上手くいっているわけではない・・
その裏には悲しい出来事もあれば、反対に問題も浮上してくるわけで・・。
そう・・・
リーレンが選んだ選択は、花鹿と彼にとっては最良のものですが、それを良しとしない人も多い。
財閥を滑る立場であり、彼を必要とする者は少なくない。
彼に人生をかけてついてきた者であれば尚更・・
そう、彼は総帥として完璧な人間ではありましたが、決してそれは彼の全ての部分ではない。
完璧な総帥としての立ち居振る舞いをこなしてきたが故・・
彼は一人で歩いているようでそうではなかった・・
彼には心の支えとなる花鹿がいたからこそ、今の彼がある・・といっても、多分過言じゃない。
それ故に花鹿への執着は弱くはなく・・
それゆえに、彼の最大の欠点となってしまう。
彼女のこととなると、何も見ええなくなってしまう・・。
そう、彼は決して強い男ではないのです。
花鹿を盾に取られれば冷静な判断が出来なくなってしまう・・
一人の女に恋焦がれるただの男となってしまう・・。
けれど、だからこそ、彼は財閥を滑る物として、その孤独や辛さを抱えて生きていかなければならない・・。
二つの守りたいものがあるのならば、両方を守り、両立出来てこそ、頭といえるべき存在になる・・。
その言葉は事実であり、事実であるからこそ、今のリーレンには返す言葉もなく・・
両想いになったとたん、引き裂かれてしまう二人・・
ここで終わりになってしまうのならば、二人の絆もそれまで・・
深く傷つきながらも、そんなことにめげはしないと・・
父親からの援助は受けられずとも、彼女を支えてくれる、協力してくれる仲間は存在する。
そして何より、花鹿はカッコイイ。
好いた男を取り戻しにいくのに、何も夜中にコソコソ忍び込む必要などない、正々堂々昼間からのりこんでやる・・
とは・・
しかも、乗り込みかたが又・・・・(笑)
当時はこういう演出の作品少なくなかったかも・・なんて思わされつつ・・(笑)
一番手っ取り早くて・・・
お姫様が王子様を救いにきた~
という、逆バージョンは珍しいかもしれませんが、それでも女の子は守られているだけじゃないといいますか・・
本当に、肝の据わった娘っ子!
もしかしたらリーレン以上に男前で強いのかも・・♪
そんな花鹿に感化されるように、リーレンは目の前に群がるハイエナ達を頭で出し抜きにいきます。
敵も味方のうち・・
分かりやすい人間は掌で転がして・・
一筋縄ではいかない相手の裏の裏をかいて・・
後は度胸で押し切る!
というより、一族も花鹿も両方手に入れようとするから、彼は躓いてしまった・・。
でも、どちらか一つ選ぶ覚悟さえ持てれば彼はなにより無敵かもしれません♪
花鹿という存在がアキレスけんになるのではなく、前に進むための最後の砦・・・。
そんな彼が選んだ少女も又・・
頭脳タイプと、行動はタイプが一緒になると無敵かもしれませんね・・♪
そうして、ラストは、映画の1シーンのような・・
話しじたいはA面で終わり、残りのB面は、その後の皆の様子が描かれ・・
花鹿の育った島で、リーレンと二人で・・
と、2クール目のOPを連想させる展開による・・
漆黒のクレジットにて完結~。
ということで・・
おいおい総合感想もUP予定~。
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